【ラブライブ!】かすみ「あっ!ヨハネだ!」絵里「ヨハネはこのあと用事があったりするの?」千歌「……」

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1: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/07/11(木) 21:54:33.03 ID:7zKJeDap

善子「ううん、特に予定はないけど!」

かすみ「じゃあ一緒に遊びに行かない?」

善子「私も行っていいの!?行きたい!」

絵里「良かった!みんな楽曲や衣装の製作で忙しいみたいで、私とかすみしか暇じゃなかったのよ」

かすみ「どっちにも必要とされなかったみたいな言い方しますね……?」

絵里「あはは、そんなつもりじゃないのよ。ヨハネもグループの作業は大丈夫?」

善子「ええ、普段からこれと言って手伝うこと無いし!ダンスの振りやリズムを手直ししたりって感じよ!今はまだ大丈夫みたいね!」

鞠莉「……」



3: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/07/11(木) 22:02:19.64 ID:7zKJeDap

かすみ「ヨハネはどこ行きたい?」

善子「くっくっくっく……3校合同練習で魔都東京へ来たとなれば、このヨハネが向かう先はただひとつ……!」

絵里「秋葉原ね?うちの学校の子達も最近、オタクって言うの?ちょっとマイナーな趣味の子増えてるのよ!音ノ木の近くだけどあまりそういう店を回ったことって無いのよね」

かすみ「かすみんもせつ菜先輩に付き添って時々行くくらいですね!面白そうなので行ってみましょう!」

善子「ふっふっふ……では先陣はリトルデーモンの二人に任せた……」

絵里「まったく、行き方が分からないだけでしょ」

かすみ「あははは!」


5: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/07/11(木) 22:05:22.03 ID:7zKJeDap

果南「……」

梨子「善子ちゃん、すぐに他の学校の方と馴染んだわね」

曜「うん……」

花丸「ちょっとジェラシーずら……」

にこ「なによ、ヨハネが新しい友達を作って寂しくなってんの?アンタたちだって別に私たちと距離があるわけでもないじゃないっ!」

ルビィ「……」


8: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/07/11(木) 22:10:53.09 ID:7zKJeDap

ダイヤ「……そ、そうですわね、交流を持つための集まりなんですもの!繋がりが広がるのは良いことですわ!」

果林「3校で27人もいるのよ?誰と誰が特別仲が良いって、ある程度は分かれてしまうものよ。私たちは私たちで、ヨハネ以上の関係を築きましょう?」

ダイヤ「……」

真姫「あーっ、もー何なのよ、この空気!」

凛「真姫ちゃん!?」

真姫「めんどーな人たち!言いたいことがあればはっきり言いなさいよ!私たちに?それともヨハネに対して思うことがあるの!?」

千歌「……」


11: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/07/11(木) 22:19:10.70 ID:7zKJeDap

果南「ごめんなさい、空気を悪くしてしまって……あの、今日は一旦解散ということでもいいかな……」

希「えらい突然やね」

鞠莉「……マリーからもお願いするわ。春のスクールアイドルイベントの上位入賞を機に、3校集まって切磋琢磨しようと提案したのは私でしたが……今日のところは本当にごめんなさい!」

彼方「……う~ん、まだ起きたくないんだけどぉ」

鞠莉「あっ、音ノ木坂さんと虹ヶ咲さんはこのまま作業してもらっても構いません!……またあとで鍵だけ閉めにきますね、返却があるので」

ダイヤ「申し訳ありません……ではわたくしたちだけ失礼いたします……」


12: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/07/11(木) 22:25:23.30 ID:7zKJeDap

千歌「……また次に集まるときには今日のこと謝らないとね」

梨子「……善子……善子ちゃんにも連絡しないと、みんな今日は帰ったって」

ルビィ「帰りの電車、別々になっちゃいますね……」

鞠莉「オーケー、マリーが待つわ。どちらにせよ会議室には戻る予定だから。みんなは先に沼津へ戻ってても大丈夫よ」

ルビィ「でも……よっ、善子ちゃん、変に思わないかな、急にAqoursがいなくなってて」

ダイヤ「思うでしょうね。でも、こんな空気で8人がいても、やはりそれもおかしさはあるではなくて?今日のところは別れて帰りましょう?」


13: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/07/11(木) 22:35:03.09 ID:7zKJeDap

かすみ「あ~っ!ヨハネ!それかすみんが先に目を付けてたのに!」

善子「ふふんっ、先に取った人のものよ!天より飛来せし白銀の飛空挺を操る者、ヨハネ。この堕天使の魔力、今こそモノリスへと注ぎ入れよう……チャリン!」

絵里「へ~、これがUFOキャッチャーね、噂には聞いていたわ」

かすみ「えぇっ!?UFOキャッチャーやったことが無いんですか!?」

絵里「え、ええ……、プリクラ?を撮ったのもμ'sに入ってからよ。みんなと知り合ってから、本当に色々なものに触れることが出来て毎日がとても充実しているわ」

かすみ「……世界が違いすぎる」


14: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/07/11(木) 22:38:08.49 ID:7zKJeDap

善子「あっ!良い感じ!あと少しで~って、ああっ!?スマホ揺らさないで!誰こんなときに!」

かすみ「失敗した言い訳ですか……口ほどにもないですね、ヨハネも」

善子「ちっ、違うわよ!LINEが入ったの!ちょっと待ってて!まだヨハネの番だからね!?」

かすみ「先に取った人のものですよ、っと」

善子「何なのよ、もう……えっ、なんで」

絵里「どうかしたの?」


15: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/07/11(木) 22:42:04.24 ID:7zKJeDap

善子「Aqoursのみんな、もう帰ったって……」

絵里「もうそんな時間!?って、まだあれから1時間も経ってないわよ。何か急用でも入ったのかしら?」

かすみ「おっ!さすがかすみん!ヨハネには譲らないぞ~」

絵里「かすみん!一度戻るわよ!」

かすみ「ああっ!肩叩かないで!あっ!失敗した~、なんてことするんですか~……」

絵里「ご、ごめんなさい、そんなにシビアなゲームだとは思わなくて……」


16: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/07/11(木) 22:48:20.26 ID:7zKJeDap

かすみ「……さっきヨハネがスマホのバイブで失敗したの見てましたよね……」

絵里「えっ!何か言った?」

かすみ「い、いえいえ!何でもありませんよ!それで、何の用でしたか?」

絵里「そうだったわ!Aqoursが急に静岡へ戻ることになったようで、何があったか確かめるために一度会議室へ向かおうと思ってるのよ!」

かすみ「えっ、急にですね!何が起きたかは連絡が来てないの?」

善子「うん。どうしたんだろう、みんな……」


19: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/07/11(木) 22:58:33.97 ID:7zKJeDap

鞠莉「……」

にこ「……」

海未「あっ、戻ってきたみたいです!」

絵里「はぁっはぁっ……いったい何があったの!?」

真姫「……鞠莉さんの口から話して下さいよ」

鞠莉「そんな、……こんな本人を前にした言えることじゃないわ……」

善子「本人を前にって……?」

鞠莉「あ、ああ、よ……善子ちゃんが悪いわけじゃないの、むしろAqoursとしての問題というか……」


20: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/07/11(木) 23:02:45.48 ID:7zKJeDap

善子「……私が原因でみんな帰ったってこと?」

鞠莉「い、いや……そうじゃなくて……」

穂乃果「でも、そうとしか取れませんよ、その言い方では……」

鞠莉「……」

愛「み、みんな!こんな問い詰めるような言い方したら何も言えなくなるよ!二人だけにしてあげよ……?」

希「うちもそのほうがええと思う」

善子「何なのよいったい……」


21: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/07/11(木) 23:10:52.78 ID:Kp9VpdG+

鞠莉「ごめんね、善子ちゃんを傷付けるようなことになっちゃって……」

善子「……だからヨハネよ」

鞠莉「そ、そうだよね……ごめん、ね……っ、ごめんなさい……ほんとに、ごめんなさぃ……っ……」

善子「ってちょっと!何泣いてんのよ!?泣きたいのはこっちのほうよ……意味も分からずみんなに嫌われて……」

鞠莉「……明日、Aqoursのみんなでお出掛けする予定だったでしょ……?」

善子「……分かったわよ。私は参加しないから大丈夫」


25: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/07/11(木) 23:16:30.26 ID:Kp9VpdG+

鞠莉「ちがっ、そういう意味じゃ!」

善子「だったらどういう意味なのよ!?」

鞠莉「っ……」

善子「……いいわよ、ちょうど絵里と花陽が学校の行事で浜松へ行くみたいだったし、ついでに遊べるか聞いてみるから。気にしないで」

鞠莉「……」

善子「……」


26: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/07/11(木) 23:21:12.55 ID:Kp9VpdG+

花丸「善子ちゃん、明日来ないって……」

ルビィ「やっぱり帰ってくるの待ってたほうが良かったんだよ……何でこんなことになっちゃったのかな……」

花丸「……善子ちゃんに電話してみるよ」

ルビィ「……でも、鞠莉ちゃんの話だと、もう全然話も出来ないくらい怒ってたって……」

花丸「……マルたちが悪いんだもんね」

ルビィ「善子ちゃん……」


27: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/07/11(木) 23:27:59.64 ID:Kp9VpdG+

絵里「ええ、いいわよ!午前で終わるみたいだから、どうかしら?14時には沼津に着くと思うわ!」

善子「急にごめんなさい……他に約束があったのだけど、そっちへ行けなくなってしまって……」

絵里「……いいのよ、花陽もヨハネと遊べるって知ったら喜ぶわ!」

善子「ありがとう……ではまた明日!」

絵里「ふふっ、おやすみなさい」


28: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/07/11(木) 23:34:17.36 ID:Kp9VpdG+

千歌「みんな~お待たせ~!」

曜「千歌ちゃん遅いよー!みんなもう揃ってるよー!」

千歌「ごめんごめん、あとでジュース奢るよ!……でも8本も買ったらお小遣いすぐに無くなっちゃうよ、どうしよ~……」

梨子「千歌ちゃんっ……」

千歌「あっ……」

ルビィ「……」

花丸「……」

果南「……」

鞠莉「……」

ダイヤ「……」


29: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/07/11(木) 23:39:10.19 ID:Kp9VpdG+

千歌「7本だったね……」

曜「……わざわざ言い直さなくてもいいよ、千歌ちゃん」

ルビィ「……あの、今日は楽しみましょうね……!」

ダイヤ「ルビィ……」

鞠莉「イエ~ス!こうやってメンバー集まって遊ぶなんてそうそう無いよ!?だったら思い切って楽しまなきゃ!エンジョ~イ!」

梨子「そうよ!まずはどうする!?夏も近いし、服屋さんなんて回ってみたいんだけど……」

果南「あっ、それ賛成!お互いに普段着ないような服勧めあってさ!新しい発見があるかも!」


31: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/07/11(木) 23:45:22.54 ID:Kp9VpdG+

花陽「ヨハネちゃーん!」

善子「あっ、花陽!絵里!」

絵里「こんにちは!昨日ぶりね!」

花陽「沼津駅って活気があっていいとこだね~」

善子「ぜ~んぜん、東京に比べたら大したこと無いわよ」

絵里「あら?そんなことないわよ。花陽が言ったように、喧騒というよりも活気と呼んだほうがふさわしい爽やかさが街に溢れているわ」


33: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/07/11(木) 23:51:42.86 ID:Kp9VpdG+

善子「住んでいる身では案外気付けないものね……今日はどうする?どこか行きたいところはあるの?案内するわよ」

花陽「う~ん、私はどこでも楽しめるけど、あっ、深海水族館?行ってみたいかも……」

絵里「え、深海……」

善子「何よ、もしかして絵里って暗いところ苦手なの?大丈夫よ、建物内はただの水族館と同じ作りだから」

絵里「そう、なら良かった……」

善子「深海の暗さだったら何も見えないじゃない……」

絵里「そ、そうよね、そんなの考えてみれば当然だわ!」


34: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/07/12(金) 00:00:30.79 ID:BCMOJbR7

曜「あ~、お腹いっぱ~い!次はどこ行く!?」

果南「どうしよっか?案外沼津の店も、知らないところが多いね!」

ダイヤ「店ばかりか、沼津の見慣れた街並みも、何人かで歩くと随分違った景色に思えるものですね」

花丸「ふふっ、目が18個あるようなものずら。自分だけでは気付けない風景も、誰かが言葉にしてくれるからね」

ルビィ「花丸ちゃん……」

花丸「あっ、そっか……」

梨子「そうだ、このまま漁港のほうまで歩かない?風に当たって時間を過ごせば少しは気分が晴れるわよ」


35: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/07/12(金) 00:05:17.26 ID:BCMOJbR7

花陽「変わったお魚さんがたくさんいて面白かったですっ!」

絵里「ま、まあ、思ったよりも暗かったけれど、楽しめたわ、変わったお魚さんがたくさんいて」

善子「ほんっとに苦手なのね……入る前に無理だって言ってくれたら良かったのに……」

絵里「……そうね、言ってくれたらそのように対処するのに」

花陽「絵里ちゃん……」

善子「……」


36: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/07/12(金) 00:10:51.85 ID:BCMOJbR7

絵里「……」

善子「……私、何かしたのかな……Aqoursのみんなに、何しちゃったんだ……ろ……っ……」

絵里「……泣かなくていいのよ、ヨハネはきっと悪くないんだから」

善子「絵里……っ、ごめんなさい、みんな、ごめんなさい……」

絵里「大丈夫よ……。花陽、私の鞄からハンカチ、出してもらえるかしら」

花陽「うん、ヨハネちゃん、泣かないで……」


37: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/07/12(金) 00:17:57.63 ID:BCMOJbR7

鞠莉「こうして歩いていると、なんだかこの街のためにも、もっともっとAqoursが有名にならなきゃ、って思えてくるよね……」

果南「うん、学校のため、内浦のため、沼津のため、それにもちろん自分達のために……まだまだ私たち、頑張ろうね」

ルビィ「……あっ、あれって」

花丸「善子ちゃん……?絵里ちゃんと花陽ちゃんもいるよ」

千歌「……よしっ!おーい、善子ちゃーん!」

梨子「えっ、千歌ちゃん!?」


38: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/07/12(金) 00:22:09.23 ID:BCMOJbR7

善子「みんな……」

千歌「……あのね、まずは、……昨日はごめんなさい!」

善子「……」

千歌「やっぱり、善子ちゃんを置いて帰っちゃったこと、みんな悪いと思ってたんだ」

善子「……」

千歌「でもそれは、善子ちゃんのためを思ってのことで……」

善子「……っ」

絵里「何よそれ……」

善子「絵里……?」


39: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/07/12(金) 00:28:51.10 ID:BCMOJbR7

絵里「あなたたち、理由も話さず勝手に帰って、一方的に謝ってあとはヨハネの反応待ちって、それは無いんじゃないの!?」

千歌「そ、そういうつもりじゃありません……!」

絵里「そういうつもりじゃない……昨日鞠莉も言ってたわよね!?そういうつもりじゃない。……だったらどういうつもりでヨハネを傷付けたのよ!?」

千歌「……それは、違って……」

善子「……」

花陽「ヨハネちゃん、涙……」

善子「……ありがとう、拭いてもらえるかしら……、ごめんなさい……」


41: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/07/12(金) 00:33:18.38 ID:BCMOJbR7

絵里「……今日はもう顔を見せないで」

鞠莉「……さっきから黙って聞いてれば、絵里に何が分かるのよ!?……私たちの気持ちが、絵里に分かるって言うの!?」

絵里「あなたたちの気持ちは知らないわ……でも、ヨハネの気持ちはあなたたちなんかよりずっと分かるわ。一人で追い込まれて、助けも求められず、……そんな人はもう見たくないの」

花陽「絵里ちゃん……」

果南「……鞠莉、もう行こう」

鞠莉「でも!ここで帰ったらずっと誤解されたままになる……!」

善子「……」


43: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/07/12(金) 00:39:11.09 ID:BCMOJbR7

絵里「……はあ、いいわ、あなたたちが離れないのなら、私たちが行くから。ヨハネ、歩けるかしら……?」

善子「え、ええ……」

絵里「3校で集まろうって話を貰ったとき、何て素敵なグループなんだろうって思ったわ。だって、自分達の仲が良くなくては、それ以上の人数と関わろうだなんて思わないものね……でも違ったみたい」

花陽「……す、すみません、また」

千歌「……」

鞠莉「……」


45: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/07/12(金) 00:45:14.02 ID:BCMOJbR7

曜「もう、正直に自分達の気持ちを伝えるしかないよ……」

ルビィ「うん……ルビィもそう思う」

ダイヤ「ですが……こうも話がこじれてしまうと、善子さんにも思うところがあるのでは……」

果南「思うところって何さ?」

ダイヤ「……思うところですわ」

梨子「そ、そんなことないわよ。……無いわよ、ね」


52: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/07/12(金) 00:59:28.49 ID:BCMOJbR7

善子「……もう私、Aqoursにいられないのかな」

花陽「そんなこと……っ!」

絵里「花陽……」

花陽「……っ」

善子「だって、私を嫌いになった理由すら話してくれないのよ……悪いところがあれば言ってくれたらいいのに……それって、もう、直しても意味がないってことじゃない……」

絵里「違うわ……」

善子「……」

絵里「ヨハネに悪いところなんてないわ……」


54: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/07/12(金) 01:05:45.64 ID:BCMOJbR7

善子「だったらどうしてこんなことになってるのよ……!」

絵里「それは……事情は分からないけれど、あとはもう彼女たちが素直になるしかないわ……本当は何が原因なのかは、彼女たちにしか分からないのだから」

花陽「そうだよ、私たちはヨハネちゃんの味方だからね……」

善子「うっ……うぅ……」

花陽「ヨハネちゃん……私は絶対に離れないからね」

善子「……二人とも、ありがとう……」


56: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/07/12(金) 01:10:41.17 ID:BCMOJbR7

ルビィ「花丸ちゃん、ルビィね、善子ちゃんと話してみるよ」

花丸「人には電話するなって止めたくせに」

ルビィ「うぅ……でも、ルビィは、自分の口から善子ちゃんに伝えたい……善子ちゃんが悪いわけじゃないんだってことを」

花丸「ふふっ、わかってるずら」


57: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/07/12(金) 01:12:29.05 ID:BCMOJbR7

善子「……ルビィ?」

善子「……」

善子「……」

善子「……はあ」

善子「……もしもし、何か用?」

ルビィ「あ、あのね、えっと」

善子「なによ、何もないなら切るわよ」

ルビィ「よっ、善子ちゃんは悪くないの!」

善子「はあ?」


60: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/07/12(金) 01:17:54.77 ID:BCMOJbR7

ルビィ「ぜ、全部ルビィたちが悪いの……だからAqoursをやめないで……」

善子「何であんたが泣くのよ……鞠莉にしてもルビィにしても、人に話す前に勝手に感極まるのやめなさいよ」

ルビィ「だ、だって……善子ちゃんAqoursやめちゃう……そんなのルビィやだよぉ……」

善子「やめないわよ……でも、どうして急に私を嫌ったのかは教えてほしいわ」

ルビィ「……それは、あの……えっと……」

善子「なによ?」


64: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/07/12(金) 01:23:51.56 ID:BCMOJbR7

ルビィ「他の学校の人、みんな善子ちゃんをヨハネって呼んでたから……」

善子「はあ!?」

ルビィ「だから、えっと、ルビィたち、誰も善子ちゃんをヨハネって呼んでないのに、みんなヨハネって呼ぶから、善子ちゃんヨハネって呼ばれて嬉しそうだしそれで……」

善子「……」

ルビィ「だからみんな、善子ちゃんが盗られた気がして嫌だったの……分からない、でもルビィはそう……」

善子「……なにそれ」

ルビィ「ご、ごめんねうまく言えなくて……」


65: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/07/12(金) 01:27:49.89 ID:BCMOJbR7

善子「……逆に何であんたたちは誰もヨハネって呼んでくれないのよ」

ルビィ「え、だって……人前でそう呼ぶの恥ずかしいし……あんまり響きもカッコよくない……でもリトルデーモンはすき、4号だし……」

善子「……そう」

ルビィ「よ、善子ちゃん……?あっ、よ、ヨハネちゃん……?電話なら言える……」

善子「はあ……いいわよ、明日放課後に部室で私から話すから」


66: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/07/12(金) 01:33:57.07 ID:BCMOJbR7

鞠莉「……善子ちゃんのほう……ルビィと電話したそうね、……ヨハネちゃんのほうからこうして話し掛けてくれるなんて思ってもみなかったわ、酷い態度をとってしまったし……」

善子「善子でいいわ……ヨハネのほうがいいけど」

ダイヤ「それで、すべてルビィが話した通りですわ。善子さん、ごめんなさい、わたくしたちの身勝手であなたを傷付けてしまって」

善子「……他のみんなもそうなの?」

千歌「う、うん、ごめんね」


67: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/07/12(金) 01:40:37.93 ID:BCMOJbR7

善子「私がどれだけ思い悩んだか分かる……?」

曜「ごめんなさい……でも、グループのメンバーが、私たちの呼ばない名前で他の人たちに溶け込んでるのが妬ましかったなんて、恥ずかしくて言い出せなくて……」

梨子「そうなの。一昨日だって、私たち、早く帰ってしまったでしょう?一晩落ち着いてから話そうと思ってたのよ、ほんとよ?でも、どんどん話が大きくなってしまって……」

善子「……まさかあんたたちがそんなことに悩むだなんて思わなかったわ」

花丸「そんなことって言うけど、オラたちにとっては大きな問題だったずら……」

善子「……」

果南「まさか後輩に嫉妬してるだなんて、他のグループの人にも相談できないし……」


68: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/07/12(金) 01:44:16.96 ID:BCMOJbR7

善子「……だから、何で善子かヨハネかなんてことで、そこまで悩むのかが分からないの!」

ルビィ「でっ、でも!善子ちゃん、ヨハネって呼ばれたがってるし、でもルビィたち呼んでないし、他の学校の人には呼ばれてるし、もう今さらヨハネなんて呼べないし、どうしたら良かったの……!?」

善子「別にヨハネなんて呼ばなくていいじゃない」

千歌「えっ?呼ばなくてよかったの……?」

善子「良くないわよ!呼べるなら呼びなさいよ!」

千歌「えっ……?」

善子「だってあんたたちが言ったんじゃない!」


69: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/07/12(金) 01:50:07.68 ID:BCMOJbR7

善子「Aqoursに入ってもいいけど、儀式をするかも、リトルデーモンになれって言うかもって伝えたら、やだったらやだって言うって!」

千歌「……!」

善子「私はいつだってヨハネって呼ばれたいわ!善子なんて呼ばれるのは嫌!……でも、あんたたちがヨハネって呼びたくないのなら、善子と呼ばれても構わない」

梨子「……」

善子「だってはじめからそういう約束で、Aqoursと私って、そういう関係だったんじゃない!……違うの?」

花丸「善子ちゃん……」

ルビィ「ごめんね、……善子ちゃん、ごめんなさい……っ!!」


71: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/07/12(金) 02:00:22.64 ID:BCMOJbR7

にこ「しょうもなっ!それだけ!?えっ、それで解決したの!?嘘でしょ!?」

絵里「それだけだったみたい。私が複雑にしちゃってたみたい」

希「えりちは悪くないよ。あの日ヨハネの側にずっといたんやし、彼女に肩入れするのも当然や」

にこ「えぇ……それで、Aqoursには連絡したの?」

絵里「え、ええ、話を聞かなかったのは悪かったって、ヨハネから仲直りしたって電話があったあとすぐに……」

にこ「はあ、まあいいわ。それで、今後も3校の集まりは続けるんでしょうね!?」

希「当然や、にこっちはヨハネに興味あるんやろ?」

にこ「そうよ!μ'sには何が足りないと思う!?一人一人のキャラよ!合同練習でヨハネからキャラ付けのプロ意識を盗んで、私たちも堕天するのよ!!」


72: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/07/12(金) 02:00:26.44 ID:BCMOJbR7

終わり


73: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/07/12(金) 02:08:00.35 ID:pxl4qRUA

よかった


75: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/07/12(金) 03:42:59.48 ID:SIkpzMZ4

面白かった
話まとめるの上手い


78: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/07/12(金) 07:10:29.08 ID:F00Kd4ld

すらすら読めて面白かったし、ありそうだなと思った


76: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/07/12(金) 04:07:09.97 ID:zKIlDgaN

私たちも堕天するのよ!じゃないんだよ
ドラマCD化希望


引用元: ・http://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1562849673/

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この記事へのコメント

  1. 名無しのラブライバー:2019/07/13(土) 08:16:43

    あいきゃん読んだら泣き崩れるレベルの良作ですな


  2. 名無しのラブライバー:2019/07/13(土) 11:30:00

    転生スライムなみに名前が大事な世界か


  3. 名無しのラブライバー:2019/07/13(土) 11:45:03

    しょうもな


  4. 名無しのラブライバー:2019/07/13(土) 11:59:17

    溢れ出す面倒臭さw


  5. 名無しのラブライバー:2019/07/13(土) 14:37:23

    かすみん推しとしてはかすみは敬語キャラじゃないことを押したい


  6. 名無しのラブライバー:2019/07/13(土) 17:18:18

    うん、これは絵里が悪い
    と言うか話の展開上悪くされててあまり気持ちよくない


  7. 名無しのラブライバー:2019/07/13(土) 23:41:29

    ※5
    かすみは年上に対しては敬語使ってなかったか?
    しず子やりな子にはタメ口だけど


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