【ラブライブ!】鞠莉「ダイヤのホクロを逆にしてみた」ダイヤ「ううーん……?」

1: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/04/29(月) 20:27:13.68 ID:TWEy8b3U
~生徒会室~
ガラッ
鞠莉「ダイヤ~?居る~?」
ダイヤ「……Zzz」
鞠莉「あら、ダイヤが居眠りなんて珍しい」
ダイヤ「……Zzz」
鞠莉「最近忙しかったみたいだし、よっぽど疲れが溜まってたのかしらね」
鞠莉「それにしても……」
ダイヤ「……Zzz」
鞠莉「うーん、やっぱり黙ってれば美人なのよねぇ」ツンツン
ダイヤ「……ん、うゅ……」
鞠莉「ふふ、可愛い反応してくれちゃって」
鞠莉「えいっえいっ」ツンツン
ダイヤ「んんっ……」
鞠莉「……何かダイヤの可愛い寝顔見てたら」
鞠莉「イタズラしたくなっちゃった♪」
ガラッ
鞠莉「ダイヤ~?居る~?」
ダイヤ「……Zzz」
鞠莉「あら、ダイヤが居眠りなんて珍しい」
ダイヤ「……Zzz」
鞠莉「最近忙しかったみたいだし、よっぽど疲れが溜まってたのかしらね」
鞠莉「それにしても……」
ダイヤ「……Zzz」
鞠莉「うーん、やっぱり黙ってれば美人なのよねぇ」ツンツン
ダイヤ「……ん、うゅ……」
鞠莉「ふふ、可愛い反応してくれちゃって」
鞠莉「えいっえいっ」ツンツン
ダイヤ「んんっ……」
鞠莉「……何かダイヤの可愛い寝顔見てたら」
鞠莉「イタズラしたくなっちゃった♪」
2: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/04/29(月) 20:28:50.45 ID:TWEy8b3U
鞠莉「起きないのが悪いんだからね」
鞠莉「さーて、何をしてやろうかしら……あっ」ピコーン
鞠莉「良いこと思いついちゃったわ~」
鞠莉「先ずはファンデで下準備をして~次はコンシーラーでホクロを隠して……」
鞠莉「そんで逆側に新しいホクロをっと……出来たわ!」
鞠莉「ホクロが逆になったダイヤの完成~♪」
鞠莉「我ながら芸術的な出来ね、ダイヤも他の皆んなも気づかないんじゃないかしら?」
ダイヤ「ううーん……?」
鞠莉「あ、起きた」
鞠莉「さーて、何をしてやろうかしら……あっ」ピコーン
鞠莉「良いこと思いついちゃったわ~」
鞠莉「先ずはファンデで下準備をして~次はコンシーラーでホクロを隠して……」
鞠莉「そんで逆側に新しいホクロをっと……出来たわ!」
鞠莉「ホクロが逆になったダイヤの完成~♪」
鞠莉「我ながら芸術的な出来ね、ダイヤも他の皆んなも気づかないんじゃないかしら?」
ダイヤ「ううーん……?」
鞠莉「あ、起きた」
3: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/04/29(月) 20:31:28.84 ID:TWEy8b3U
ダイヤ「……」ポケー
鞠莉「グッモーニン、ダイヤ。よく寝てたわね」
ダイヤ「……あいな?」
鞠莉「What?」
ダイヤ「……???」キョロキョロ
鞠莉「おーいダイヤー?寝ぼけてるー?」
ダイヤ「……!?!?!?」
鞠莉「大丈夫?ダイヤ」
ダイヤ「……ま」
鞠莉「ま?」
ダイヤ「鞠莉……ちゃん?」
鞠莉「えっ?」
鞠莉「グッモーニン、ダイヤ。よく寝てたわね」
ダイヤ「……あいな?」
鞠莉「What?」
ダイヤ「……???」キョロキョロ
鞠莉「おーいダイヤー?寝ぼけてるー?」
ダイヤ「……!?!?!?」
鞠莉「大丈夫?ダイヤ」
ダイヤ「……ま」
鞠莉「ま?」
ダイヤ「鞠莉……ちゃん?」
鞠莉「えっ?」
5: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/04/29(月) 20:33:12.37 ID:TWEy8b3U
ダイヤ(一体、何が起きてるの……)
ダイヤ(早く来すぎたから楽屋で仮眠したはずなんだけど)
ダイヤ(起きたら目の前に鞠莉ちゃんが居て、それにここは……)
ダイヤ(生徒会室……アニメで何度も見た場所じゃん)
鞠莉「ダイヤまだ寝ぼけてるの?私のことちゃん付けで呼ぶなんて一体どんな夢見てたのよ」
ダイヤ(夢……!)
ダイヤ「……」ギュー
ダイヤ「……痛い」
鞠莉「ぷっ、あっはっはっは!」
鞠莉「今どき夢かどうか確認するのにほっぺたつねる人初めて見たわ!」
ダイヤ「……笑いすぎ」
鞠莉「Sorry、Sorry」
鞠莉「でも、これで現実だって分かったでしょ?」
ダイヤ「……うん」
ダイヤ(早く来すぎたから楽屋で仮眠したはずなんだけど)
ダイヤ(起きたら目の前に鞠莉ちゃんが居て、それにここは……)
ダイヤ(生徒会室……アニメで何度も見た場所じゃん)
鞠莉「ダイヤまだ寝ぼけてるの?私のことちゃん付けで呼ぶなんて一体どんな夢見てたのよ」
ダイヤ(夢……!)
ダイヤ「……」ギュー
ダイヤ「……痛い」
鞠莉「ぷっ、あっはっはっは!」
鞠莉「今どき夢かどうか確認するのにほっぺたつねる人初めて見たわ!」
ダイヤ「……笑いすぎ」
鞠莉「Sorry、Sorry」
鞠莉「でも、これで現実だって分かったでしょ?」
ダイヤ「……うん」
7: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/04/29(月) 20:34:03.57 ID:TWEy8b3U
鞠莉「そうそう、ダイヤを呼びに来た理由忘れてたわ」
鞠莉「もうすぐ練習始まるわよ」
ダイヤ「練習……」
鞠莉「私は先に部室行くから、ダイヤもちゃんと目を覚ましときなさいよ」
ダイヤ「……」コクッ
鞠莉「じゃ、また後でね~」
鞠莉「もうすぐ練習始まるわよ」
ダイヤ「練習……」
鞠莉「私は先に部室行くから、ダイヤもちゃんと目を覚ましときなさいよ」
ダイヤ「……」コクッ
鞠莉「じゃ、また後でね~」
9: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/04/29(月) 20:35:17.44 ID:TWEy8b3U
ダイヤ「……」
ダイヤ「いやいや何これ」
ダイヤ「私、ダイヤじゃん」
ダイヤ「いやダイヤは私だから間違ってはないんだけど」
ダイヤ「もー、ほんとわけわかんないよー」
ダイヤ「きっと夢だ、夢なんだよ」
ダイヤ「……」ギュー
ダイヤ「……痛い」
ダイヤ「いやいや何これ」
ダイヤ「私、ダイヤじゃん」
ダイヤ「いやダイヤは私だから間違ってはないんだけど」
ダイヤ「もー、ほんとわけわかんないよー」
ダイヤ「きっと夢だ、夢なんだよ」
ダイヤ「……」ギュー
ダイヤ「……痛い」
10: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/04/29(月) 20:37:08.19 ID:TWEy8b3U
ダイヤ「はー、まぁ分かんないこと考えてても意味ないか」
ダイヤ「とりあえず練習行かないと怒られちゃう」
ダイヤ「先ずは部室に……」
ガラッ
ダイヤ「ひっ!」
果南「あ、ダイヤまだここに居たんだ」
ダイヤ「なんだ、すわわ……じゃなくて果南ちゃんか」
果南「果南、ちゃん?」
ダイヤ「あーあーあー!果南さんだった」
果南「だ、大丈夫?」
ダイヤ「うん全然平気……ですわ」
果南「そ、そう?それなら良いんだけど」
ダイヤ「とりあえず練習行かないと怒られちゃう」
ダイヤ「先ずは部室に……」
ガラッ
ダイヤ「ひっ!」
果南「あ、ダイヤまだここに居たんだ」
ダイヤ「なんだ、すわわ……じゃなくて果南ちゃんか」
果南「果南、ちゃん?」
ダイヤ「あーあーあー!果南さんだった」
果南「だ、大丈夫?」
ダイヤ「うん全然平気……ですわ」
果南「そ、そう?それなら良いんだけど」
13: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/04/29(月) 20:39:22.36 ID:TWEy8b3U
ダイヤ「それで、何か用ですか?果南ちゃ……さん」
果南「あぁ、そうだった。もう皆んな準備出来てるから先に屋上行ってるって伝えに来たんだよ」
ダイヤ「なるほど」
果南「ダイヤも準備出来たら屋上来てね」
ダイヤ「えぇ、了解……ですわ」
果南「ん、じゃあまた後で」
ガラッ
ダイヤ「はぁ~~~」
ダイヤ「何とか怪しまれずにやり過ごせたー」
ダイヤ「とりあえず私も部室に行って練習の準備しないと」
ダイヤ「……ところでここから部室ってどうやって行くんだろ?」
果南「あぁ、そうだった。もう皆んな準備出来てるから先に屋上行ってるって伝えに来たんだよ」
ダイヤ「なるほど」
果南「ダイヤも準備出来たら屋上来てね」
ダイヤ「えぇ、了解……ですわ」
果南「ん、じゃあまた後で」
ガラッ
ダイヤ「はぁ~~~」
ダイヤ「何とか怪しまれずにやり過ごせたー」
ダイヤ「とりあえず私も部室に行って練習の準備しないと」
ダイヤ「……ところでここから部室ってどうやって行くんだろ?」
14: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/04/29(月) 20:40:16.75 ID:TWEy8b3U
~部室~
ダイヤ「なんとか練習着に着替えられたー」
ダイヤ「意外と部室の場所とかも分かるもんだね」
ダイヤ「さてと、屋上に行きますか」
ダイヤ「なんとか練習着に着替えられたー」
ダイヤ「意外と部室の場所とかも分かるもんだね」
ダイヤ「さてと、屋上に行きますか」
16: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/04/29(月) 20:41:41.34 ID:TWEy8b3U
~屋上~
ダイヤ「ごめんなさーい、遅れましたー」
千歌「あ、ダイヤさん!」
曜「まだ柔軟始めたばっかだから大丈夫ですよ!」
ダイヤ「それなら良かった」
ようちか「んん?」
ダイヤ「どうしたの?」
曜「いや、何か違和感が……」
千歌「いつものダイヤさんと違うような……?」
ダイヤ(しまった!)
ダイヤ「そ、そうかしら?」
曜「うーん、何だろうね。言葉には出来ないけど何かが違うんだよね」
千歌「分かる!でも上手く言葉に出来なくてもどかしいよ~」
ダイヤ「……」ドキドキ
ダイヤ「ごめんなさーい、遅れましたー」
千歌「あ、ダイヤさん!」
曜「まだ柔軟始めたばっかだから大丈夫ですよ!」
ダイヤ「それなら良かった」
ようちか「んん?」
ダイヤ「どうしたの?」
曜「いや、何か違和感が……」
千歌「いつものダイヤさんと違うような……?」
ダイヤ(しまった!)
ダイヤ「そ、そうかしら?」
曜「うーん、何だろうね。言葉には出来ないけど何かが違うんだよね」
千歌「分かる!でも上手く言葉に出来なくてもどかしいよ~」
ダイヤ「……」ドキドキ
18: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/04/29(月) 20:43:08.74 ID:TWEy8b3U
果南「はいはい、突っ立ってないで練習始めるよ」
果南「ダイヤはこっちで私と柔軟から!千歌と曜はステップの確認!」
ようちか「はーい」
ダイヤ(た、助かった……?)
鞠莉(……)
鞠莉(チカっちも曜もダイヤのホクロ気付かなかったわね)
鞠莉(まぁあまりにもナチュラルすぎるものね~)
鞠莉(誰が1番先に気付くか、それとも気付かれないまま練習が終わるのか……楽しみ♪)
果南「ダイヤはこっちで私と柔軟から!千歌と曜はステップの確認!」
ようちか「はーい」
ダイヤ(た、助かった……?)
鞠莉(……)
鞠莉(チカっちも曜もダイヤのホクロ気付かなかったわね)
鞠莉(まぁあまりにもナチュラルすぎるものね~)
鞠莉(誰が1番先に気付くか、それとも気付かれないまま練習が終わるのか……楽しみ♪)
19: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/04/29(月) 20:44:56.37 ID:TWEy8b3U
~練習終了~
果南「はい!今日の練習はここまで!」
千歌「つーかーれーたー!」
曜「でも千歌ちゃん昨日よりステップ良くなってたよ」
千歌「ほんと!?」
梨子「うんうん♪練習の成果が出てるよ」
千歌「やったー!」
ダイヤ(はぁ……はぁ……)
ダイヤ(結構ハードな練習だったな……)
ダイヤ(私も練習は積んでたけど、ダイヤたちも頑張ってたんだね……)
ダイヤ(それよりも何よりも、自分の身体じゃない感覚に慣れなくて余計疲れた……)
鞠莉「ダイヤ大丈夫?」
ダイヤ「だ、大丈夫!」
鞠莉「ダイヤ?」
ダイヤ「……ですわ」
果南「はい!今日の練習はここまで!」
千歌「つーかーれーたー!」
曜「でも千歌ちゃん昨日よりステップ良くなってたよ」
千歌「ほんと!?」
梨子「うんうん♪練習の成果が出てるよ」
千歌「やったー!」
ダイヤ(はぁ……はぁ……)
ダイヤ(結構ハードな練習だったな……)
ダイヤ(私も練習は積んでたけど、ダイヤたちも頑張ってたんだね……)
ダイヤ(それよりも何よりも、自分の身体じゃない感覚に慣れなくて余計疲れた……)
鞠莉「ダイヤ大丈夫?」
ダイヤ「だ、大丈夫!」
鞠莉「ダイヤ?」
ダイヤ「……ですわ」
20: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/04/29(月) 20:46:33.65 ID:TWEy8b3U
果南「でも確かにいつもより息上がってる気がするねダイヤ」
ダイヤ「そ、そうかしら?」
果南「家でもお稽古事とかあるのは分かるけど、休める時はちゃんと休みなよ?」
ダイヤ「……そう、ですわね」
果南「あれ?ダイヤ?」
ダイヤ「はい?」
果南「……?いや、気のせいか」
果南「ごめん、何でもないよ」
ダイヤ「それなら良いのですが」
ダイヤ「そ、そうかしら?」
果南「家でもお稽古事とかあるのは分かるけど、休める時はちゃんと休みなよ?」
ダイヤ「……そう、ですわね」
果南「あれ?ダイヤ?」
ダイヤ「はい?」
果南「……?いや、気のせいか」
果南「ごめん、何でもないよ」
ダイヤ「それなら良いのですが」
21: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/04/29(月) 20:48:30.55 ID:TWEy8b3U
鞠莉(……惜しい!)
鞠莉(それにしても果南ですら気付かないなんてね)
鞠莉(まぁ普段ダイヤのホクロの位置なんて気にしないし、逆になってても気付かないものなのかも)
鞠莉(むしろ最初から今の位置だったり……なーんて)
鞠莉(明日には元に戻ってるだろうしイタズラ作戦は失敗かしら)
鞠莉(それにしても果南ですら気付かないなんてね)
鞠莉(まぁ普段ダイヤのホクロの位置なんて気にしないし、逆になってても気付かないものなのかも)
鞠莉(むしろ最初から今の位置だったり……なーんて)
鞠莉(明日には元に戻ってるだろうしイタズラ作戦は失敗かしら)
22: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/04/29(月) 20:50:55.34 ID:TWEy8b3U
~ダイヤの部屋~
ダイヤ(ここがダイヤの部屋……)
ダイヤ(何だろう、初めて来たはずなのに何がどこにあるのかとか無意識で分かるんだよね)
ダイヤ(ルビィちゃんと一緒に帰ってきたけど、家の場所も何となく分かってた)
ダイヤ(生徒会室から部室や屋上への移動だってそう)
ダイヤ(頭では覚えてなくても、身体が覚えてる感じがする)
ダイヤ「でもこれからどうすんのー!」
ダイヤ「……はぁ」
ダイヤ「ずっとここで生きてかなきゃなのかな……」
ダイヤ(ここがダイヤの部屋……)
ダイヤ(何だろう、初めて来たはずなのに何がどこにあるのかとか無意識で分かるんだよね)
ダイヤ(ルビィちゃんと一緒に帰ってきたけど、家の場所も何となく分かってた)
ダイヤ(生徒会室から部室や屋上への移動だってそう)
ダイヤ(頭では覚えてなくても、身体が覚えてる感じがする)
ダイヤ「でもこれからどうすんのー!」
ダイヤ「……はぁ」
ダイヤ「ずっとここで生きてかなきゃなのかな……」
23: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/04/29(月) 20:52:09.47 ID:TWEy8b3U
コンコン
ダイヤ「はーい?」
ダイヤ母「ダイヤ?そろそろお稽古の時間ですよ?」
ダイヤ(そうだ、ダイヤは学校から帰ってきてもお稽古やってるんだった)
ダイヤ「分かりましたわ、お母様」
ダイヤ母「準備が出来たら稽古場に来て下さいね」
ダイヤ「はい」
ダイヤ「はーい?」
ダイヤ母「ダイヤ?そろそろお稽古の時間ですよ?」
ダイヤ(そうだ、ダイヤは学校から帰ってきてもお稽古やってるんだった)
ダイヤ「分かりましたわ、お母様」
ダイヤ母「準備が出来たら稽古場に来て下さいね」
ダイヤ「はい」
24: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/04/29(月) 20:53:17.20 ID:TWEy8b3U
ダイヤ「……さて」
ダイヤ「Aqoursの練習は基本的に私たちがやってる事と同じだったから何とかなったけど」
ダイヤ「ダイヤのお稽古は全然分かんないよ……?」
ダイヤ「多分今日のお稽古は日本舞踊なんだろうけど、私に出来るのかな……」
ダイヤ「いや、出来る!何か身体が覚えてる事もあるしお稽古だって何とかなるはず!」
ダイヤ「Aqoursの練習は基本的に私たちがやってる事と同じだったから何とかなったけど」
ダイヤ「ダイヤのお稽古は全然分かんないよ……?」
ダイヤ「多分今日のお稽古は日本舞踊なんだろうけど、私に出来るのかな……」
ダイヤ「いや、出来る!何か身体が覚えてる事もあるしお稽古だって何とかなるはず!」
26: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/04/29(月) 20:55:25.04 ID:TWEy8b3U
~稽古場~
ダイヤ(何ともなりませんでした……)
ダイヤ(いや先ず何をすれば良いのかすら分からないし!)
ダイヤ母「ダイヤ?どうかされました?」
ダイヤ「あっ……うぅ……えっと」
ダイヤ(考えろ、考えろ……この状況を乗り切る方法を……)
ダイヤ(そうだ!)
ダイヤ「あの、お母様すいません。お腹の調子が悪くて……お手洗いに行かせて頂きたいのですが」
ダイヤ母「あらそれは大変。どうぞ行ってきてくださいな」
ダイヤ(何ともなりませんでした……)
ダイヤ(いや先ず何をすれば良いのかすら分からないし!)
ダイヤ母「ダイヤ?どうかされました?」
ダイヤ「あっ……うぅ……えっと」
ダイヤ(考えろ、考えろ……この状況を乗り切る方法を……)
ダイヤ(そうだ!)
ダイヤ「あの、お母様すいません。お腹の調子が悪くて……お手洗いに行かせて頂きたいのですが」
ダイヤ母「あらそれは大変。どうぞ行ってきてくださいな」
27: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/04/29(月) 20:58:08.28 ID:TWEy8b3U
~ダイヤの部屋~
ダイヤ「よし、ひとまずは時間は稼げた」
ダイヤ「要は日本舞踊の流れを知る事が出来れば、身体が付いてきてくれると思うんだよね」
ダイヤ「だからスマホ使って動画サイトで調べれば……」
\ガラケー/
ダイヤ「ガラケーじゃん!」
ダイヤ「パケ死とかしそうだしこれで見るのはやめといた方が良さそう」
ダイヤ「うーん、うーん……」
ダイヤ「あ、もしかして……」
ダイヤ「よし、ひとまずは時間は稼げた」
ダイヤ「要は日本舞踊の流れを知る事が出来れば、身体が付いてきてくれると思うんだよね」
ダイヤ「だからスマホ使って動画サイトで調べれば……」
\ガラケー/
ダイヤ「ガラケーじゃん!」
ダイヤ「パケ死とかしそうだしこれで見るのはやめといた方が良さそう」
ダイヤ「うーん、うーん……」
ダイヤ「あ、もしかして……」
29: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/04/29(月) 21:00:43.97 ID:TWEy8b3U
~ルビィの部屋~
コンコン
ルビィ「はーい」
ダイヤ「ルビィ?今大丈夫ですか?」
ルビィ「おねぇちゃん?どうしたの?お稽古は?」
ダイヤ「その事で少し相談と言いますか……」
ルビィ「相談?」
ダイヤ「わたくしのお稽古の様子を撮った動画などありますか?」
ダイヤ(まぁあったらラッキーくらいであんまり期待してないけど)
ルビィ「あるよぉ」
ダイヤ「あるの!?」
ルビィ「ぴぎっ!お、おねぇちゃん?」
ダイヤ「ご、ごめんなさい。その動画、見せてもらえないかしら?」
ルビィ「良いよぉ。ちょっと待っててね」スマホスイー
ダイヤ(ルビィちゃんのスマホにあるのか……)
コンコン
ルビィ「はーい」
ダイヤ「ルビィ?今大丈夫ですか?」
ルビィ「おねぇちゃん?どうしたの?お稽古は?」
ダイヤ「その事で少し相談と言いますか……」
ルビィ「相談?」
ダイヤ「わたくしのお稽古の様子を撮った動画などありますか?」
ダイヤ(まぁあったらラッキーくらいであんまり期待してないけど)
ルビィ「あるよぉ」
ダイヤ「あるの!?」
ルビィ「ぴぎっ!お、おねぇちゃん?」
ダイヤ「ご、ごめんなさい。その動画、見せてもらえないかしら?」
ルビィ「良いよぉ。ちょっと待っててね」スマホスイー
ダイヤ(ルビィちゃんのスマホにあるのか……)
31: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/04/29(月) 21:02:54.03 ID:TWEy8b3U
ルビィ「はいこれ」
ダイヤ「ありがとう」
ダイヤ「……」
ダイヤ(なるほど、こんな感じなんだね)
ルビィ「おねぇちゃんの舞、いつ見ても綺麗だなぁ」
ルビィ「理亞ちゃんも『やるじゃない』って言ってたよ」
ダイヤ「理亞ちゃ、さんが?」
ルビィ「うん!実はこの動画、どうしても理亞ちゃんにおねぇちゃんの凄いところ見せたくて……」
ルビィ「こっそり撮っちゃったやつなんだ」
ダイヤ「そ、そう」
ルビィ「勝手に撮っちゃってごめんね?おねぇちゃん」
ダイヤ「……もう、次からは前もって言ってくださいな」
ルビィ「はーい」
ダイヤ「でもありがとう、ルビィ」
ダイヤ「さてと、お稽古の方に戻りますわね」
ルビィ「うん!行ってらっしゃい!」
ダイヤ「ありがとう」
ダイヤ「……」
ダイヤ(なるほど、こんな感じなんだね)
ルビィ「おねぇちゃんの舞、いつ見ても綺麗だなぁ」
ルビィ「理亞ちゃんも『やるじゃない』って言ってたよ」
ダイヤ「理亞ちゃ、さんが?」
ルビィ「うん!実はこの動画、どうしても理亞ちゃんにおねぇちゃんの凄いところ見せたくて……」
ルビィ「こっそり撮っちゃったやつなんだ」
ダイヤ「そ、そう」
ルビィ「勝手に撮っちゃってごめんね?おねぇちゃん」
ダイヤ「……もう、次からは前もって言ってくださいな」
ルビィ「はーい」
ダイヤ「でもありがとう、ルビィ」
ダイヤ「さてと、お稽古の方に戻りますわね」
ルビィ「うん!行ってらっしゃい!」
32: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/04/29(月) 21:04:27.55 ID:TWEy8b3U
~稽古場~
ダイヤ母「はい、今日のお稽古はここまでです」
ダイヤ母「いつもより動きが若干鈍かったですが、今日は大目に見ましょう」
ダイヤ「あ、ありがとうございます」
ダイヤ母「さぁ、着替えてらっしゃい。お夕飯にしますわよ」
ダイヤ「はい、お母様」
ダイヤ(ふぅ、何とかなった)
ダイヤ(やっぱりやることさえ分かってれば身体が覚えてるって考えは間違ってなさそう)
ダイヤ(ルビィちゃんには感謝しないと)
ダイヤ母「はい、今日のお稽古はここまでです」
ダイヤ母「いつもより動きが若干鈍かったですが、今日は大目に見ましょう」
ダイヤ「あ、ありがとうございます」
ダイヤ母「さぁ、着替えてらっしゃい。お夕飯にしますわよ」
ダイヤ「はい、お母様」
ダイヤ(ふぅ、何とかなった)
ダイヤ(やっぱりやることさえ分かってれば身体が覚えてるって考えは間違ってなさそう)
ダイヤ(ルビィちゃんには感謝しないと)
33: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/04/29(月) 21:07:17.14 ID:TWEy8b3U
~ダイヤの部屋~
ダイヤ「ダイヤのお母さんの料理美味しかったー」
ダイヤ「あれを毎日食べてるとか羨ましいなー」ゴロン
ダイヤ「お風呂にも入ってさっぱりしたし、今日はもう寝ようかな」
ダイヤ「色々あって疲れたよ……」
ブーブー
ダイヤ「メール?果南ちゃんからだ」
=============================================
送信者 松浦果南
件名 明日の日本史の小テスト
範囲どこだっけ?
教えてダイヤ(T ^ T)
=============================================
ダイヤ「ダイヤのお母さんの料理美味しかったー」
ダイヤ「あれを毎日食べてるとか羨ましいなー」ゴロン
ダイヤ「お風呂にも入ってさっぱりしたし、今日はもう寝ようかな」
ダイヤ「色々あって疲れたよ……」
ブーブー
ダイヤ「メール?果南ちゃんからだ」
=============================================
送信者 松浦果南
件名 明日の日本史の小テスト
範囲どこだっけ?
教えてダイヤ(T ^ T)
=============================================
34: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/04/29(月) 21:10:25.08 ID:TWEy8b3U
ダイヤ「え、明日テストあるの!?」
ダイヤ「聞いてないよ~」
ダイヤ「ええっと、日本史の教科書……」ガサゴソ
ダイヤ「ダイヤの事だからきっと何かメモしてるはず……あった!」
ダイヤ「なるほど、このページからこのページまでが範囲かーちょうど幕末の頃だね」
=============================================
宛先 松浦果南
件名 Re:明日の日本史の小テスト
教科書の123ページから456ページですわ
=============================================
ダイヤ「送信……っと」
ブーブー
ダイヤ「はやっ」
ダイヤ「聞いてないよ~」
ダイヤ「ええっと、日本史の教科書……」ガサゴソ
ダイヤ「ダイヤの事だからきっと何かメモしてるはず……あった!」
ダイヤ「なるほど、このページからこのページまでが範囲かーちょうど幕末の頃だね」
=============================================
宛先 松浦果南
件名 Re:明日の日本史の小テスト
教科書の123ページから456ページですわ
=============================================
ダイヤ「送信……っと」
ブーブー
ダイヤ「はやっ」
36: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/04/29(月) 21:12:35.81 ID:TWEy8b3U
=============================================
差出人 松浦果南
件名 Re:Re:明日の日本史の小テスト
ありがとう!
それはそうとダイヤ最近無理してない?
何でも頑張るのはダイヤの良いところだけど、
たまにはゆっくりしてね
=============================================
ダイヤ「果南ちゃんやっさしー!」
ダイヤ「これはダイヤも鞠莉ちゃんも落ちるわけだね」
ダイヤ「じゃあお言葉に甘えて休ませて……」
ダイヤ「テスト勉強どうしよ」
ダイヤ「勉強も身体が覚えてるのかな?でもそれで全然駄目だったらダイヤに悪いし……」
ダイヤ「……勉強しますか」
ダイヤ「うわー教科書開くなんて何年ぶりだろ」
ダイヤ「えーなになに、坂田銀時は攘夷戦争後期に活躍した攘夷四天王の一人で……」
差出人 松浦果南
件名 Re:Re:明日の日本史の小テスト
ありがとう!
それはそうとダイヤ最近無理してない?
何でも頑張るのはダイヤの良いところだけど、
たまにはゆっくりしてね
=============================================
ダイヤ「果南ちゃんやっさしー!」
ダイヤ「これはダイヤも鞠莉ちゃんも落ちるわけだね」
ダイヤ「じゃあお言葉に甘えて休ませて……」
ダイヤ「テスト勉強どうしよ」
ダイヤ「勉強も身体が覚えてるのかな?でもそれで全然駄目だったらダイヤに悪いし……」
ダイヤ「……勉強しますか」
ダイヤ「うわー教科書開くなんて何年ぶりだろ」
ダイヤ「えーなになに、坂田銀時は攘夷戦争後期に活躍した攘夷四天王の一人で……」
38: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/04/29(月) 21:15:32.30 ID:TWEy8b3U
~翌朝~
果南「おはよーダイヤ」
ダイヤ「おはようございます、果南さん」
果南「昨日はありがとね、範囲教えてくれて」
ダイヤ「いえいえ。テスト勉強の方はバッチリですか?」
果南「いやーそれが途中で寝ちゃってさ」
ダイヤ「教えた意味無いじゃないですか……」
鞠莉「ま、果南はそういうとこあるから仕方ないわよ」
果南「あ、鞠莉おはよ」
ダイヤ「おはようございます鞠莉さん」
鞠莉「グッモーニン果南、ダイ……ヤ」
ダイヤ「なんですか?」
鞠莉「ううん!なんでもないわ、なんでも……」
果南「それより早く教室行こーよー。授業始まる前に教科書丸暗記しないと」
ダイヤ「それでは自分の力になりませんよ?」
鞠莉「……」
鞠莉(どういうことなの?ダイヤ……)
果南「おはよーダイヤ」
ダイヤ「おはようございます、果南さん」
果南「昨日はありがとね、範囲教えてくれて」
ダイヤ「いえいえ。テスト勉強の方はバッチリですか?」
果南「いやーそれが途中で寝ちゃってさ」
ダイヤ「教えた意味無いじゃないですか……」
鞠莉「ま、果南はそういうとこあるから仕方ないわよ」
果南「あ、鞠莉おはよ」
ダイヤ「おはようございます鞠莉さん」
鞠莉「グッモーニン果南、ダイ……ヤ」
ダイヤ「なんですか?」
鞠莉「ううん!なんでもないわ、なんでも……」
果南「それより早く教室行こーよー。授業始まる前に教科書丸暗記しないと」
ダイヤ「それでは自分の力になりませんよ?」
鞠莉「……」
鞠莉(どういうことなの?ダイヤ……)
39: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/04/29(月) 21:17:49.07 ID:TWEy8b3U
~帰り道~
ダイヤ「んー!今日も乗り切ったぞー!」
ダイヤ「テストは多分大丈夫。ダイヤに怒られない点数は取れたはず」
ダイヤ「果南ちゃんはボロボロだったみたいだけど」
ダイヤ「帰ってお稽古して、今日の授業の復習と明日の予習して……」
ダイヤ「なんか学生に戻った気分」
ダイヤ「いや、何故か学生になっちゃってるんだけどね」
ダイヤ「よくラブライブを通して学生時代をもう一度生きてる気持ちになるって言うけど」
ダイヤ「まさにその通りだなー」
ダイヤ「……んん?あれは」
千歌「~♪」
ダイヤ「千歌ちゃんだ!」
ダイヤ「んー!今日も乗り切ったぞー!」
ダイヤ「テストは多分大丈夫。ダイヤに怒られない点数は取れたはず」
ダイヤ「果南ちゃんはボロボロだったみたいだけど」
ダイヤ「帰ってお稽古して、今日の授業の復習と明日の予習して……」
ダイヤ「なんか学生に戻った気分」
ダイヤ「いや、何故か学生になっちゃってるんだけどね」
ダイヤ「よくラブライブを通して学生時代をもう一度生きてる気持ちになるって言うけど」
ダイヤ「まさにその通りだなー」
ダイヤ「……んん?あれは」
千歌「~♪」
ダイヤ「千歌ちゃんだ!」
40: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/04/29(月) 21:19:27.71 ID:TWEy8b3U
千歌「わわっ!ってな~んだダイヤさんかぁ」
ダイヤ「なんだとは失礼な」
千歌「ご、ごめんごめん。でも珍しいね、ダイヤさんがちゃん付けで呼ぶなんて」
ダイヤ「えっ?あ、あ~」
ダイヤ(いけないいけない、少し気を緩めるとこれだ)
ダイヤ「こほん。実は千歌さんちゃんと宿題やりましたか?」
ダイヤ「と言おうとしたら噛んでしまいまして」
千歌「そうだったんですね!でもダイヤさんが噛むところなんてレアな場面に遭遇したな~」
ダイヤ「なんだとは失礼な」
千歌「ご、ごめんごめん。でも珍しいね、ダイヤさんがちゃん付けで呼ぶなんて」
ダイヤ「えっ?あ、あ~」
ダイヤ(いけないいけない、少し気を緩めるとこれだ)
ダイヤ「こほん。実は千歌さんちゃんと宿題やりましたか?」
ダイヤ「と言おうとしたら噛んでしまいまして」
千歌「そうだったんですね!でもダイヤさんが噛むところなんてレアな場面に遭遇したな~」
41: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/04/29(月) 21:22:06.94 ID:TWEy8b3U
ダイヤ「それで、宿題はどうなんですの?」
千歌「うぐっ、それは~そのぉ」
ダイヤ「やってないんですか?」
千歌「ごめんなさいいいい」
ダイヤ「全く、スクールアイドルである以前に学生なんですから、勉強もちゃんとやらなきゃ駄目ですわよ?」
千歌「は~い」
ダイヤ「梨子さんに叱られる前に片付けてしまいなさいな」
千歌「梨子ちゃん……そうだ!歌詞もまだ書いてないんだった!」
ダイヤ「ちーかーさーん?」
千歌「あはは……急いで帰ってどっちも片付けます!」
ダイヤ「あぁちょっと!」
千歌「ダイヤさんまた明日ー!」タッタッタッタッ
ダイヤ「……元気な子ですわね」
ダイヤ「さーて、私も帰ってお稽古に励みますかー」
千歌「うぐっ、それは~そのぉ」
ダイヤ「やってないんですか?」
千歌「ごめんなさいいいい」
ダイヤ「全く、スクールアイドルである以前に学生なんですから、勉強もちゃんとやらなきゃ駄目ですわよ?」
千歌「は~い」
ダイヤ「梨子さんに叱られる前に片付けてしまいなさいな」
千歌「梨子ちゃん……そうだ!歌詞もまだ書いてないんだった!」
ダイヤ「ちーかーさーん?」
千歌「あはは……急いで帰ってどっちも片付けます!」
ダイヤ「あぁちょっと!」
千歌「ダイヤさんまた明日ー!」タッタッタッタッ
ダイヤ「……元気な子ですわね」
ダイヤ「さーて、私も帰ってお稽古に励みますかー」
42: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/04/29(月) 21:23:39.18 ID:TWEy8b3U
~ダイヤの部屋~
ダイヤ「いやー今日は茶道のお稽古で良かったー」
ダイヤ「なにせ1回やってるもんね」フンス
ダイヤ「何事も経験してみるものだなー」
ブーブー
ダイヤ「メールだ」
=============================================
差出人 松浦果南
件名 日本史の宿題
いっぱい出された……
テストの点悪すぎたからだって
=============================================
ダイヤ「いやー今日は茶道のお稽古で良かったー」
ダイヤ「なにせ1回やってるもんね」フンス
ダイヤ「何事も経験してみるものだなー」
ブーブー
ダイヤ「メールだ」
=============================================
差出人 松浦果南
件名 日本史の宿題
いっぱい出された……
テストの点悪すぎたからだって
=============================================
43: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/04/29(月) 21:24:44.06 ID:TWEy8b3U
ダイヤ「……」カタッカタッカタッ
=============================================
宛先 松浦果南
件名 Re:日本史の宿題
自業自得です
=============================================
=============================================
宛先 松浦果南
件名 Re:日本史の宿題
自業自得です
=============================================
44: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/04/29(月) 21:26:54.10 ID:TWEy8b3U
ブーブー
=============================================
差出人 松浦果南
件名 Re:Re:日本史の宿題
辛辣すぎでしょ
=============================================
ダイヤ「ふふっ」
ダイヤ「……」カタッカタッカタッ
ブーブー
ダイヤ「……」カタッカタッカタッ
ブーブー
ダイヤ「……」カタッカタッカタッ
ブーブー
=============================================
差出人 松浦果南
件名 Re:Re:日本史の宿題
辛辣すぎでしょ
=============================================
ダイヤ「ふふっ」
ダイヤ「……」カタッカタッカタッ
ブーブー
ダイヤ「……」カタッカタッカタッ
ブーブー
ダイヤ「……」カタッカタッカタッ
ブーブー
45: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/04/29(月) 21:28:44.99 ID:TWEy8b3U
~翌朝~
千歌「果南ちゃん、鞠莉ちゃんおはよー!」
鞠莉「グッモーニン、チカっち」
果南「おひゃよーちか~」
千歌「果南ちゃん随分と眠そうだね?」
鞠莉「朝からずっとこうなのよ」
果南「ふわぁ……ちょっと夜更かししちゃって」
千歌「夜更かし?ゲームでもしてたの?」
果南「ううん、実は昨日ダイヤにメールしたらさ、珍しくメールが続いちゃって」
果南「結局2時半くらいまでずっとメールしてたよ」
千歌「2時半!?メールしすぎだよ!」
果南「いや~ダイヤからすぐに返信来ちゃってさ」
鞠莉「ふーん……」
千歌「果南ちゃん、鞠莉ちゃんおはよー!」
鞠莉「グッモーニン、チカっち」
果南「おひゃよーちか~」
千歌「果南ちゃん随分と眠そうだね?」
鞠莉「朝からずっとこうなのよ」
果南「ふわぁ……ちょっと夜更かししちゃって」
千歌「夜更かし?ゲームでもしてたの?」
果南「ううん、実は昨日ダイヤにメールしたらさ、珍しくメールが続いちゃって」
果南「結局2時半くらいまでずっとメールしてたよ」
千歌「2時半!?メールしすぎだよ!」
果南「いや~ダイヤからすぐに返信来ちゃってさ」
鞠莉「ふーん……」
47: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/04/29(月) 21:31:47.08 ID:TWEy8b3U
千歌「あ、噂をすればダイヤさん!」
鞠莉「ルビィと花丸もいるね」
千歌「おーい!ダイヤさーん!ルビィちゃーん!花丸ちゃーん!」
ダイヤ「あら、千歌さん。果南さんに鞠莉さんも」
ルビィ「皆んなおはよぉ」
花丸「おはようずらぁ」
千歌「ダイヤさん聞いたよー?果南ちゃんとずっとメールしてて夜更かししちゃったって」
ダイヤ「うっ……たまたまですわ、たまたま」
ルビィ「でもそんなに遅くまで起きてたのに朝はいつもの時間に起きてたよね」
ダイヤ「この歳で夜更かしして寝坊なんて恥ずかしすぎますわ」
鞠莉「果南はいつもより少し来るの遅かったわよね~?」ニヤニヤ
果南「う、うるさい!」
鞠莉「ルビィと花丸もいるね」
千歌「おーい!ダイヤさーん!ルビィちゃーん!花丸ちゃーん!」
ダイヤ「あら、千歌さん。果南さんに鞠莉さんも」
ルビィ「皆んなおはよぉ」
花丸「おはようずらぁ」
千歌「ダイヤさん聞いたよー?果南ちゃんとずっとメールしてて夜更かししちゃったって」
ダイヤ「うっ……たまたまですわ、たまたま」
ルビィ「でもそんなに遅くまで起きてたのに朝はいつもの時間に起きてたよね」
ダイヤ「この歳で夜更かしして寝坊なんて恥ずかしすぎますわ」
鞠莉「果南はいつもより少し来るの遅かったわよね~?」ニヤニヤ
果南「う、うるさい!」
48: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/04/29(月) 21:33:38.95 ID:TWEy8b3U
曜「あ、皆んなおはよーそろー!」
善子「どうしたのよ、朝っぱらから勢揃いで……ふわぁ」
千歌「ここにも眠そうな人が」
鞠莉「どーせ夜中まで生配信してたに決まってまーす」
善子「うっ……別に良いでしょ!」
曜「ここにも、ってことは他にも夜更かししてた人いるの?」
千歌「ダイヤさんと果南ちゃんが2時半までメールしてたんだって」
曜「へぇ~それはまた」
花丸「Aqoursの夜更かしトリオずら」
ダイヤ「わたくしは別に善子さんみたいに毎日夜更かししてるわけではないですし」
ダイヤ「常習犯のように言われるのは心外ですわ」
善子「私だって毎日してるわけじゃないわよ」
果南「いや、それを言ったら私もなんだけどね」
善子「どうしたのよ、朝っぱらから勢揃いで……ふわぁ」
千歌「ここにも眠そうな人が」
鞠莉「どーせ夜中まで生配信してたに決まってまーす」
善子「うっ……別に良いでしょ!」
曜「ここにも、ってことは他にも夜更かししてた人いるの?」
千歌「ダイヤさんと果南ちゃんが2時半までメールしてたんだって」
曜「へぇ~それはまた」
花丸「Aqoursの夜更かしトリオずら」
ダイヤ「わたくしは別に善子さんみたいに毎日夜更かししてるわけではないですし」
ダイヤ「常習犯のように言われるのは心外ですわ」
善子「私だって毎日してるわけじゃないわよ」
果南「いや、それを言ったら私もなんだけどね」
49: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/04/29(月) 21:35:24.80 ID:TWEy8b3U
梨子「あ、皆んな良いところに」
千歌「梨子ちゃん?日直の仕事があるから先に行ってたんじゃ?」
梨子「うん。そしたらね、学校にこんなのが届いてたの」
千歌「んん~??」
ダイヤ「招待状みたいですわね」
果南「スプリングフェスティバルだって」
曜「この辺りの地区のスクールアイドルを集めて毎年開催してるイベントみたいだね」
鞠莉「スクールアイドルの春フェスってとこかしら」
千歌「へ~。招待状ってことは観に行けるってことなのかな?」
梨子「よく読んで、千歌ちゃん」
千歌「ふぇ?」
千歌「梨子ちゃん?日直の仕事があるから先に行ってたんじゃ?」
梨子「うん。そしたらね、学校にこんなのが届いてたの」
千歌「んん~??」
ダイヤ「招待状みたいですわね」
果南「スプリングフェスティバルだって」
曜「この辺りの地区のスクールアイドルを集めて毎年開催してるイベントみたいだね」
鞠莉「スクールアイドルの春フェスってとこかしら」
千歌「へ~。招待状ってことは観に行けるってことなのかな?」
梨子「よく読んで、千歌ちゃん」
千歌「ふぇ?」
50: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/04/29(月) 21:37:26.42 ID:TWEy8b3U
千歌「え~と、Aqours様にも是非出演して頂きたく……」
千歌「えっ?私たち出れるの!?」
梨子「うん、そうだよ」ニコッ
花丸「凄いずら~」
千歌「うわー!どうしよどうしよ!何歌おっか!」
果南「うん。そういうのも話し合って準備しなきゃだね」
ダイヤ「では今日からは春フェスに向けた準備と練習ですわね」
千歌「やる気がみなぎってきたー!」
千歌「えっ?私たち出れるの!?」
梨子「うん、そうだよ」ニコッ
花丸「凄いずら~」
千歌「うわー!どうしよどうしよ!何歌おっか!」
果南「うん。そういうのも話し合って準備しなきゃだね」
ダイヤ「では今日からは春フェスに向けた準備と練習ですわね」
千歌「やる気がみなぎってきたー!」
51: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/04/29(月) 21:39:06.40 ID:TWEy8b3U
~放課後~
果南「じゃあ早速、春フェスに向けての話し合いなんだけど……」
曜「はい!果南ちゃん!」キョシュ
果南「お、何か良いアイデアある?」
曜「なんと春フェス用の衣装デザインが出来たのであります!」
千歌「え、もう!?」
梨子「朝にイベントのこと知ったのに早すぎない?」
曜「元々いくつか考えてたものはあったんだけどね」
曜「春フェスって聞いてビビビッと形になったんだ」
千歌「すごーい!」
果南「じゃあ早速、春フェスに向けての話し合いなんだけど……」
曜「はい!果南ちゃん!」キョシュ
果南「お、何か良いアイデアある?」
曜「なんと春フェス用の衣装デザインが出来たのであります!」
千歌「え、もう!?」
梨子「朝にイベントのこと知ったのに早すぎない?」
曜「元々いくつか考えてたものはあったんだけどね」
曜「春フェスって聞いてビビビッと形になったんだ」
千歌「すごーい!」
52: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/04/29(月) 21:41:19.11 ID:TWEy8b3U
曜「で、これが衣装デザインなんだけど……」
鞠莉「Oh!ベリーキュートでーす!」
ダイヤ「春らしい爽やかなデザインですわね」
千歌「うんうん!良いと思う!」
曜「えへへ、実は春をテーマにした衣装作れないかなってずっと思ってたんだよね」
梨子「なるほど、曜ちゃん的にはこれ以上ないタイミングだったのね」
善子「くっくっく、まさに運命の導き」
花丸「なーに言ってるずら」
ダイヤ「では春フェスの衣装はこのデザインで異論ありませんわね?」
8人「無いでーす!」
鞠莉「Oh!ベリーキュートでーす!」
ダイヤ「春らしい爽やかなデザインですわね」
千歌「うんうん!良いと思う!」
曜「えへへ、実は春をテーマにした衣装作れないかなってずっと思ってたんだよね」
梨子「なるほど、曜ちゃん的にはこれ以上ないタイミングだったのね」
善子「くっくっく、まさに運命の導き」
花丸「なーに言ってるずら」
ダイヤ「では春フェスの衣装はこのデザインで異論ありませんわね?」
8人「無いでーす!」
53: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/04/29(月) 21:43:07.40 ID:TWEy8b3U
果南「開催日まで時間が無いから衣装作りも皆んなで協力してこうね」
ダイヤ「曜さんだけに負担はかけられませんものね」
善子「御意!」
ルビィ「うん!」
曜「皆んな……ありがとう!」
千歌「ようし!じゃあ次は何を歌うか決めよう!」
鞠莉「この衣装に合った曲をセレクトしましょー!」
花丸「春を感じれるような曲が良いずら~」
梨子「春だから……出会いがテーマの曲とか?」
ワイワイガヤガヤ
ダイヤ「曜さんだけに負担はかけられませんものね」
善子「御意!」
ルビィ「うん!」
曜「皆んな……ありがとう!」
千歌「ようし!じゃあ次は何を歌うか決めよう!」
鞠莉「この衣装に合った曲をセレクトしましょー!」
花丸「春を感じれるような曲が良いずら~」
梨子「春だから……出会いがテーマの曲とか?」
ワイワイガヤガヤ
54: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/04/29(月) 21:44:16.69 ID:TWEy8b3U
~数日後~
千歌「曜ちゃん、衣装出来たって本当!?」
曜「まだ試作段階だけどね」
梨子「まだ数日しか経ってないのに凄い……」
曜「ルビィちゃんたちに手伝ってもらったお蔭でいつもより早く出来たんだー♪」
千歌「そうだったんだ!」
曜「それでね、今日は皆んなにフィッティングしてもらいたいの」
曜「まだまだ直せるとこもあるだろうし、実際に着てみて分かることもあるしね!」
ルビィ「ルビィもフィッティング手伝うよ♪」
ダイヤ「では曜さんとルビィの二手に分かれて見てもらいましょうか」
曜「意見があったら遠慮なく言ってね、取り入れられるものは取り入れたいし!」
千歌「曜ちゃん、衣装出来たって本当!?」
曜「まだ試作段階だけどね」
梨子「まだ数日しか経ってないのに凄い……」
曜「ルビィちゃんたちに手伝ってもらったお蔭でいつもより早く出来たんだー♪」
千歌「そうだったんだ!」
曜「それでね、今日は皆んなにフィッティングしてもらいたいの」
曜「まだまだ直せるとこもあるだろうし、実際に着てみて分かることもあるしね!」
ルビィ「ルビィもフィッティング手伝うよ♪」
ダイヤ「では曜さんとルビィの二手に分かれて見てもらいましょうか」
曜「意見があったら遠慮なく言ってね、取り入れられるものは取り入れたいし!」
57: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/04/29(月) 21:46:02.79 ID:TWEy8b3U
~フィッティング中~
果南「ダイヤ、次はダイヤの番だよ」
ダイヤ「分かりましたわ」
曜「お手柔らかにお願いします!」
ダイヤ「えぇ、よろしくお願いします」ニコッ
果南「ダイヤ、次はダイヤの番だよ」
ダイヤ「分かりましたわ」
曜「お手柔らかにお願いします!」
ダイヤ「えぇ、よろしくお願いします」ニコッ
59: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/04/29(月) 21:48:02.82 ID:TWEy8b3U
~30分後~
ルビィ「鞠莉ちゃんおつかれ~」
鞠莉「ルビィもね♪」
ルビィ「これでフィッティングは全員終わりかな?」
鞠莉「1、2年生が終わって、3年生も果南が終わってダイヤが入ってくの見たから」
鞠莉「私が最後のはずだし終わりだとは思うけど……ってあれ、ダイヤは?」
善子「まだフィッティング中ね」
鞠莉「えぇ!?まだやってるの!?」
果南「かれこれ30分は帰ってこないよ」
千歌「どうしたんだろ」
梨子「大丈夫かな?」
花丸「あ、出てきたずら」
ダイヤ「……」ニコニコ
曜「ぜぇ……ぜぇ……」
梨子「フィッティングルームの中で一体何があったのよ……」
ルビィ「鞠莉ちゃんおつかれ~」
鞠莉「ルビィもね♪」
ルビィ「これでフィッティングは全員終わりかな?」
鞠莉「1、2年生が終わって、3年生も果南が終わってダイヤが入ってくの見たから」
鞠莉「私が最後のはずだし終わりだとは思うけど……ってあれ、ダイヤは?」
善子「まだフィッティング中ね」
鞠莉「えぇ!?まだやってるの!?」
果南「かれこれ30分は帰ってこないよ」
千歌「どうしたんだろ」
梨子「大丈夫かな?」
花丸「あ、出てきたずら」
ダイヤ「……」ニコニコ
曜「ぜぇ……ぜぇ……」
梨子「フィッティングルームの中で一体何があったのよ……」
60: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/04/29(月) 21:49:50.24 ID:TWEy8b3U
曜「いや~ダイヤさんが色んな意見を言ってくれたもので」
ダイヤ「すいません、どうしても譲れない部分がありまして」
曜「いえいえ!むしろありがたかったです。言われてみて気付く部分もあったし」
鞠莉「ダイヤが衣装に意見ねぇ」
果南「まぁ3人でやってた頃はダイヤも衣装作ってたし、血が騒いだんじゃない?」
鞠莉「そんなものかしら」
ルビィ「でもお姉ちゃんの意見参考にしたら凄い良い衣装が完成しそう!」
曜「うん!ここからが私の腕の見せ所だね!」
ルビィ「私“たち”だよ、曜ちゃん」
曜「あはは、そうだった」
果南「じゃあ衣装のフィッティングも終わったことだし、練習始めようか」
8人「はーい!」
ダイヤ「すいません、どうしても譲れない部分がありまして」
曜「いえいえ!むしろありがたかったです。言われてみて気付く部分もあったし」
鞠莉「ダイヤが衣装に意見ねぇ」
果南「まぁ3人でやってた頃はダイヤも衣装作ってたし、血が騒いだんじゃない?」
鞠莉「そんなものかしら」
ルビィ「でもお姉ちゃんの意見参考にしたら凄い良い衣装が完成しそう!」
曜「うん!ここからが私の腕の見せ所だね!」
ルビィ「私“たち”だよ、曜ちゃん」
曜「あはは、そうだった」
果南「じゃあ衣装のフィッティングも終わったことだし、練習始めようか」
8人「はーい!」
61: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/04/29(月) 21:51:42.58 ID:TWEy8b3U
~本番前日~
花丸「うわ~大きい会場ずら~」
ルビィ「ここが明日は満員になるんだね」
善子「ふ、ふん。ビビってんじゃないわよ」
花丸「そういう善子ちゃんこそ、足震えてるずら」
善子「うるさい!」
梨子「でも確かにこんな大きな会場目の当たりにすると、緊張しちゃうな」
ダイヤ「その為の前日リハーサルですわよ」
果南「そうそう。当日の動きを確認する意味もあるけど、何より会場に慣れる為の時間だからね」
鞠莉「緊張を、パワーにチェンジしちゃいましょー!」
花丸「うわ~大きい会場ずら~」
ルビィ「ここが明日は満員になるんだね」
善子「ふ、ふん。ビビってんじゃないわよ」
花丸「そういう善子ちゃんこそ、足震えてるずら」
善子「うるさい!」
梨子「でも確かにこんな大きな会場目の当たりにすると、緊張しちゃうな」
ダイヤ「その為の前日リハーサルですわよ」
果南「そうそう。当日の動きを確認する意味もあるけど、何より会場に慣れる為の時間だからね」
鞠莉「緊張を、パワーにチェンジしちゃいましょー!」
62: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/04/29(月) 21:52:39.95 ID:TWEy8b3U
千歌「完成形の衣装、やっぱ凄いね!」
曜「ギリギリまで手直ししてたからぶっつけになっちゃったけどね」
ダイヤ「すいません、わたくしが注文しすぎたせいで……」
果南「でも確かに試作の時より洗練されてるというか」
梨子「動きやすさも格段に上がってるし」
善子「デザインも細かいところで変化してるわね」
花丸「おらたちのモチーフロゴが散りばめられてるずら~」
ダイヤ「言葉を形にしてくださった曜さんとルビィに感謝ですわね」
ルビィ「えへへ~」
曜「それほどでも♪」
スタッフ「次、Aqoursさんのリハーサルでーす!」
梨子「あ、呼ばれたみたい」
ダイヤ「では、移動しましょうか」
千歌「よーし!やるぞー!」
曜「ギリギリまで手直ししてたからぶっつけになっちゃったけどね」
ダイヤ「すいません、わたくしが注文しすぎたせいで……」
果南「でも確かに試作の時より洗練されてるというか」
梨子「動きやすさも格段に上がってるし」
善子「デザインも細かいところで変化してるわね」
花丸「おらたちのモチーフロゴが散りばめられてるずら~」
ダイヤ「言葉を形にしてくださった曜さんとルビィに感謝ですわね」
ルビィ「えへへ~」
曜「それほどでも♪」
スタッフ「次、Aqoursさんのリハーサルでーす!」
梨子「あ、呼ばれたみたい」
ダイヤ「では、移動しましょうか」
千歌「よーし!やるぞー!」
63: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/04/29(月) 21:53:58.04 ID:TWEy8b3U
~リハーサル終了~
千歌「うーん!リハーサルだけど楽しかったー!」
梨子「明日はもっと楽しくなるよ、千歌ちゃん♪」
ルビィ「満員のステージで歌うの楽しみだなぁ」
果南「衣装の方も問題なかったね」
ダイヤ「えぇ。この衣装ならステージ映えすること間違いなしですわ」
曜「まだ時間もあるし、気になるとこがあったら言ってね!」
善子「あれ、ずら丸は?」
花丸「おーい、みんな~」
善子「どうしたのよ」
花丸「スタッフさんがお昼のお弁当用意してくれたって」
ダイヤ「お弁当!」シュバッ
鞠莉「ダ、ダイヤ?」
千歌「うーん!リハーサルだけど楽しかったー!」
梨子「明日はもっと楽しくなるよ、千歌ちゃん♪」
ルビィ「満員のステージで歌うの楽しみだなぁ」
果南「衣装の方も問題なかったね」
ダイヤ「えぇ。この衣装ならステージ映えすること間違いなしですわ」
曜「まだ時間もあるし、気になるとこがあったら言ってね!」
善子「あれ、ずら丸は?」
花丸「おーい、みんな~」
善子「どうしたのよ」
花丸「スタッフさんがお昼のお弁当用意してくれたって」
ダイヤ「お弁当!」シュバッ
鞠莉「ダ、ダイヤ?」
64: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/04/29(月) 21:56:08.25 ID:TWEy8b3U
千歌「ダイヤさん反応はやっ」
ダイヤ「……」ジー
ダイヤ「曜さん!」
曜「な、なんでしょう」
ダイヤ「ハンバーグがありますわよ!」
曜「え、えぇ……」
ダイヤ「ポテトもありますわよ!」
曜「も、もう!恥ずかしいからやめてって!」
梨子「ふふ、ダイヤさん曜ちゃんのお母さんみたい」
ダイヤ「お母さんではないですわ!」クワッ
梨子「ご、ごめんなさい」
ダイヤ「……」ジー
ダイヤ「曜さん!」
曜「な、なんでしょう」
ダイヤ「ハンバーグがありますわよ!」
曜「え、えぇ……」
ダイヤ「ポテトもありますわよ!」
曜「も、もう!恥ずかしいからやめてって!」
梨子「ふふ、ダイヤさん曜ちゃんのお母さんみたい」
ダイヤ「お母さんではないですわ!」クワッ
梨子「ご、ごめんなさい」
65: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/04/29(月) 21:58:38.29 ID:TWEy8b3U
....................
..........
.....
果南「リハーサルも無事に終了ということで、皆んなお疲れ様」
鞠莉「明日に備えて、今日はもう家に帰ってゆっくり休みましょ」
千歌「明日が楽しみすぎて寝れないかも~」
梨子「寝不足でステージに立つのだけはやめてよね?」
花丸「眠れない時は羊を数えると良いずら」
善子「それ朝まで羊数え続けてるパターンじゃない」
ルビィ「善子ちゃんも今日は早く寝ようね?」
善子「わ、分かってるわよ!」
鞠莉「Aqoursの夜更かしトリオは要注意でーす!」
果南「うぐっ、別にいつも夜更かししてるわけじゃないから!」
果南「ねぇ、ダイヤ?」
ダイヤ「……」
果南「ダイヤ?」
ダイヤ「……はっ!ど、どうかされました?」
..........
.....
果南「リハーサルも無事に終了ということで、皆んなお疲れ様」
鞠莉「明日に備えて、今日はもう家に帰ってゆっくり休みましょ」
千歌「明日が楽しみすぎて寝れないかも~」
梨子「寝不足でステージに立つのだけはやめてよね?」
花丸「眠れない時は羊を数えると良いずら」
善子「それ朝まで羊数え続けてるパターンじゃない」
ルビィ「善子ちゃんも今日は早く寝ようね?」
善子「わ、分かってるわよ!」
鞠莉「Aqoursの夜更かしトリオは要注意でーす!」
果南「うぐっ、別にいつも夜更かししてるわけじゃないから!」
果南「ねぇ、ダイヤ?」
ダイヤ「……」
果南「ダイヤ?」
ダイヤ「……はっ!ど、どうかされました?」
66: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/04/29(月) 21:59:54.63 ID:TWEy8b3U
鞠莉「どうしたはこっちのセリフよ、ボーッとしちゃって」
鞠莉「何か気になることでもあった?」
ダイヤ「いえ……少し、昔のことを思い出してしまって」
果南「昔って?」
ダイヤ「……こちらの話ですわ」
ダイヤ「それよりも、明日は頑張りましょうね」
果南「うん、そうだね」
鞠莉「また夜中までメールしないでよ~?」ニヤニヤ
ダイヤ「今日は流石に早く寝ますわよ」クスクス
鞠莉「何か気になることでもあった?」
ダイヤ「いえ……少し、昔のことを思い出してしまって」
果南「昔って?」
ダイヤ「……こちらの話ですわ」
ダイヤ「それよりも、明日は頑張りましょうね」
果南「うん、そうだね」
鞠莉「また夜中までメールしないでよ~?」ニヤニヤ
ダイヤ「今日は流石に早く寝ますわよ」クスクス
67: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/04/29(月) 22:01:02.40 ID:TWEy8b3U
~春フェス当日~
ワアアアアアアアアアアアア!!!!
花丸「凄い盛り上がりずら~!」
善子「私たちの前のグループ、中々やるわね」
鞠莉「会場のテンションもMAXでーす!」
ルビィ「うん、歌とダンスのレベルも高くて凄い……!」
梨子「あの人たちの出番が終わるといよいよ私たちの番……!」
曜「あの盛り上がりに負けないステージにしようね!」
果南「練習通りやれば絶対大丈夫だよ!」
ダイヤ「今までの努力を信じましょう!」
千歌「私ね、今凄いドキドキしてるの」
花丸「……」
善子「……」
ルビィ「……」
ワアアアアアアアアアアアア!!!!
花丸「凄い盛り上がりずら~!」
善子「私たちの前のグループ、中々やるわね」
鞠莉「会場のテンションもMAXでーす!」
ルビィ「うん、歌とダンスのレベルも高くて凄い……!」
梨子「あの人たちの出番が終わるといよいよ私たちの番……!」
曜「あの盛り上がりに負けないステージにしようね!」
果南「練習通りやれば絶対大丈夫だよ!」
ダイヤ「今までの努力を信じましょう!」
千歌「私ね、今凄いドキドキしてるの」
花丸「……」
善子「……」
ルビィ「……」
68: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/04/29(月) 22:04:34.92 ID:TWEy8b3U
千歌「緊張とかじゃなくて、ワクワクして楽しみで」
曜「……」
梨子「……」
果南「……」
鞠莉「……」
千歌「とにかく早くステージに立ちたい!」
千歌「そんな気持ちなんだ」
ダイヤ「……それは、わたくしたちだって同じ気持ちですわ」
7人「……」コクッ
千歌「……だよね!」
曜「……」
梨子「……」
果南「……」
鞠莉「……」
千歌「とにかく早くステージに立ちたい!」
千歌「そんな気持ちなんだ」
ダイヤ「……それは、わたくしたちだって同じ気持ちですわ」
7人「……」コクッ
千歌「……だよね!」
69: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/04/29(月) 22:06:15.02 ID:TWEy8b3U
果南「じゃあ千歌!景気付けにいつものやつ、お願い!」
千歌「うん!」
千歌「いっぱいいっぱい楽しんで、最高のステージにしよう!」
千歌「1!」
曜「2!」
梨子「3!」
花丸「4!」
ルビィ「5!」
善子「6!」
ダイヤ「7!」
果南「8!」
鞠莉「9!」
千歌「0から1へ!1からその先へ!」
千歌「Aqours!」
サーーーーンシャイーーーーン!!!
千歌「うん!」
千歌「いっぱいいっぱい楽しんで、最高のステージにしよう!」
千歌「1!」
曜「2!」
梨子「3!」
花丸「4!」
ルビィ「5!」
善子「6!」
ダイヤ「7!」
果南「8!」
鞠莉「9!」
千歌「0から1へ!1からその先へ!」
千歌「Aqours!」
サーーーーンシャイーーーーン!!!
70: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/04/29(月) 22:07:50.06 ID:TWEy8b3U
鞠莉「なんて、このままハッピーエンドで終わるつもりかしら?」
72: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/04/29(月) 22:10:16.44 ID:TWEy8b3U
~数日後~
鞠莉「ダイヤー!お待たせー!」
ダイヤ「ふむ、3分遅れですか。鞠莉さんにしては頑張りましたわね」
鞠莉「あ、ひっどーい!人を遅刻魔みたいに!」
ダイヤ「冗談ですわ♪」
鞠莉「もう!」
ダイヤ「でも珍しいですわね、2人でお出かけしたいなんて」
鞠莉「ま、たまには良いじゃない。2人で出かけるのも」
ダイヤ「ふふ、そうですわね。先ずはどこへ行きますか?」
鞠莉「そうねぇ……ひとまずティータイムにしましょう」
鞠莉「ダイヤー!お待たせー!」
ダイヤ「ふむ、3分遅れですか。鞠莉さんにしては頑張りましたわね」
鞠莉「あ、ひっどーい!人を遅刻魔みたいに!」
ダイヤ「冗談ですわ♪」
鞠莉「もう!」
ダイヤ「でも珍しいですわね、2人でお出かけしたいなんて」
鞠莉「ま、たまには良いじゃない。2人で出かけるのも」
ダイヤ「ふふ、そうですわね。先ずはどこへ行きますか?」
鞠莉「そうねぇ……ひとまずティータイムにしましょう」
73: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/04/29(月) 22:11:29.83 ID:TWEy8b3U
~喫茶店~
ダイヤ「雰囲気の良いお店ですわね」
鞠莉「ダイヤは何にする?」
ダイヤ「わたくしは……アイスティーでお願いします」
ダイヤ「鞠莉さんはコーヒーですか?」
鞠莉「オフコース!」
ダイヤ「雰囲気の良いお店ですわね」
鞠莉「ダイヤは何にする?」
ダイヤ「わたくしは……アイスティーでお願いします」
ダイヤ「鞠莉さんはコーヒーですか?」
鞠莉「オフコース!」
74: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/04/29(月) 22:14:08.63 ID:TWEy8b3U
ダイヤ「それにしても、春フェスが成功して本当に良かったですわね」
鞠莉「ほんとね~、もう楽しすぎたわ」
鞠莉「ダイヤが拘った衣装もステージでとても映えてたしね」
ダイヤ「わたくしは口しか出してませんもの」
ダイヤ「称賛されるべきは衣装を作った曜さんやルビィたちですわ」
鞠莉「謙遜しちゃって」
ダイヤ「事実を言っただけよ」
鞠莉「そういうことにしておく」クスッ
ダイヤ「でも……本当に楽しかった」
鞠莉「ダイヤ?」
ダイヤ「す、すいません。何でもないですわ!」
ダイヤ「それよりも、次の場所へ行きませんか?」
ダイヤ「ここでずっと鞠莉さんとお話してるのも良いですが、折角なので目一杯楽しませて下さい」ニコッ
鞠莉「えぇ。分かったわ!」
鞠莉「ほんとね~、もう楽しすぎたわ」
鞠莉「ダイヤが拘った衣装もステージでとても映えてたしね」
ダイヤ「わたくしは口しか出してませんもの」
ダイヤ「称賛されるべきは衣装を作った曜さんやルビィたちですわ」
鞠莉「謙遜しちゃって」
ダイヤ「事実を言っただけよ」
鞠莉「そういうことにしておく」クスッ
ダイヤ「でも……本当に楽しかった」
鞠莉「ダイヤ?」
ダイヤ「す、すいません。何でもないですわ!」
ダイヤ「それよりも、次の場所へ行きませんか?」
ダイヤ「ここでずっと鞠莉さんとお話してるのも良いですが、折角なので目一杯楽しませて下さい」ニコッ
鞠莉「えぇ。分かったわ!」
75: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/04/29(月) 22:16:22.02 ID:TWEy8b3U
....................
..........
.....
~夕方~
鞠莉「んー!楽しかったー!」
ダイヤ「ふふ、わたくしも楽しかったですわ」
鞠莉「映画観て、ショッピングして、ランチを食べてカラオケにも行って」
鞠莉「女子高生みたいな休日を過ごせたわね」
ダイヤ「何を言ってるのですか、わたくしたちは女子高生ですわよ?」
鞠莉「てへへ♪」
ダイヤ「鞠莉さんに合う靴も無事に見つかりましたし」
鞠莉「ほんと大助かりでーす!」
鞠莉「自分に合う靴って中々自分じゃ分からないのよね~」
鞠莉「果南に頼むと何でも合うって言って真面目に選んでくれなさそうだし」
鞠莉「ダイヤなら真面目に合う合わない考えてくれそうだから頼んじゃった♪」
ダイヤ「お役に立てて光栄ですわ」
鞠莉「真剣に靴を探してるダイヤの姿、中々面白かったけどね♪」クスクス
ダイヤ「お蔭で何軒もお店を回りましたけどね」クスクス
..........
.....
~夕方~
鞠莉「んー!楽しかったー!」
ダイヤ「ふふ、わたくしも楽しかったですわ」
鞠莉「映画観て、ショッピングして、ランチを食べてカラオケにも行って」
鞠莉「女子高生みたいな休日を過ごせたわね」
ダイヤ「何を言ってるのですか、わたくしたちは女子高生ですわよ?」
鞠莉「てへへ♪」
ダイヤ「鞠莉さんに合う靴も無事に見つかりましたし」
鞠莉「ほんと大助かりでーす!」
鞠莉「自分に合う靴って中々自分じゃ分からないのよね~」
鞠莉「果南に頼むと何でも合うって言って真面目に選んでくれなさそうだし」
鞠莉「ダイヤなら真面目に合う合わない考えてくれそうだから頼んじゃった♪」
ダイヤ「お役に立てて光栄ですわ」
鞠莉「真剣に靴を探してるダイヤの姿、中々面白かったけどね♪」クスクス
ダイヤ「お蔭で何軒もお店を回りましたけどね」クスクス
76: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/04/29(月) 22:19:52.57 ID:TWEy8b3U
鞠莉「あとまさかダイヤがホラー映画見ようなんて言うとはね」
ダイヤ「駄目でしたか?」
鞠莉「まぁ果南と一緒だと観に行くこともないし、私は新鮮で良かったけど」
鞠莉「地味に怖かったし!」
ダイヤ「今度舞台になった遊園地に行ってみます?」
鞠莉「え~。映画と同じことでもするわけ?」
ダイヤ「聖地巡礼というやつですわ」
鞠莉「ま、考えとくわ」
ダイヤ「駄目でしたか?」
鞠莉「まぁ果南と一緒だと観に行くこともないし、私は新鮮で良かったけど」
鞠莉「地味に怖かったし!」
ダイヤ「今度舞台になった遊園地に行ってみます?」
鞠莉「え~。映画と同じことでもするわけ?」
ダイヤ「聖地巡礼というやつですわ」
鞠莉「ま、考えとくわ」
78: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/04/29(月) 22:22:23.65 ID:TWEy8b3U
ダイヤ「さて、日も暮れてきたしそろそろ帰りましょうか」
鞠莉「えぇ、そうね……」
ダイヤ「鞠莉さん?」
鞠莉「ねぇダイヤ、今日泊まっていかない?」
ダイヤ「えっ……」
鞠莉「だめ……かな?」
ダイヤ「……ふふっ。わたくしで良ければ喜んで」
鞠莉「Thank you♪」ニコッ
鞠莉「えぇ、そうね……」
ダイヤ「鞠莉さん?」
鞠莉「ねぇダイヤ、今日泊まっていかない?」
ダイヤ「えっ……」
鞠莉「だめ……かな?」
ダイヤ「……ふふっ。わたくしで良ければ喜んで」
鞠莉「Thank you♪」ニコッ
79: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/04/29(月) 22:23:55.31 ID:TWEy8b3U
~鞠莉の部屋~
ダイヤ「相変わらず凄いお部屋ですわね」
鞠莉「長い付き合いなのに今更驚かないでよ」
ダイヤ「……長い付き合い、ですか」ボソッ
鞠莉「それより汗かいちゃったからお風呂入りたいんだけど」
ダイヤ「でしたらお先にどうぞ。わたくしは後で構いませんので」
鞠莉「え~、一緒に入ろーよー」
ダイヤ「い、一緒に!?」
鞠莉「お泊まり会と言ったら裸の付き合いでーす!」
ダイヤ「そ、そうでしょうか?」
鞠莉「ほら、遠慮しないの!」
ダイヤ「も、もう!分かりましたから!」
ダイヤ「相変わらず凄いお部屋ですわね」
鞠莉「長い付き合いなのに今更驚かないでよ」
ダイヤ「……長い付き合い、ですか」ボソッ
鞠莉「それより汗かいちゃったからお風呂入りたいんだけど」
ダイヤ「でしたらお先にどうぞ。わたくしは後で構いませんので」
鞠莉「え~、一緒に入ろーよー」
ダイヤ「い、一緒に!?」
鞠莉「お泊まり会と言ったら裸の付き合いでーす!」
ダイヤ「そ、そうでしょうか?」
鞠莉「ほら、遠慮しないの!」
ダイヤ「も、もう!分かりましたから!」
80: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/04/29(月) 22:24:53.81 ID:TWEy8b3U
....................
..........
.....
ダイヤ「ふぅ……」
鞠莉「はい、食後の紅茶よ」
ダイヤ「ありがとうございます。何から何まで」
鞠莉「気にしないで」
ダイヤ「お夕飯もわざわざ鞠莉さんのお部屋で頂けるようにしてもらいましたし」
鞠莉「そっちの方が気兼ねなく食事出来たでしょ?」
鞠莉「ま、お風呂で良いもの見せてもらったからそのお礼よ」ムフフ
ダイヤ「なっ!///」
鞠莉「ダイヤの綺麗な肌、思い出しただけで身体が火照ってくるわぁ……」
ダイヤ「その言い方やめてください!///」
鞠莉「照れちゃって、かーわいい♪」
ダイヤ「もう、鞠莉さんは」プイッ
鞠莉「ふふっ……そうだ。食後の散歩も兼ねて、夜風に当たりにいかない?」
..........
.....
ダイヤ「ふぅ……」
鞠莉「はい、食後の紅茶よ」
ダイヤ「ありがとうございます。何から何まで」
鞠莉「気にしないで」
ダイヤ「お夕飯もわざわざ鞠莉さんのお部屋で頂けるようにしてもらいましたし」
鞠莉「そっちの方が気兼ねなく食事出来たでしょ?」
鞠莉「ま、お風呂で良いもの見せてもらったからそのお礼よ」ムフフ
ダイヤ「なっ!///」
鞠莉「ダイヤの綺麗な肌、思い出しただけで身体が火照ってくるわぁ……」
ダイヤ「その言い方やめてください!///」
鞠莉「照れちゃって、かーわいい♪」
ダイヤ「もう、鞠莉さんは」プイッ
鞠莉「ふふっ……そうだ。食後の散歩も兼ねて、夜風に当たりにいかない?」
82: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/04/29(月) 22:27:39.62 ID:TWEy8b3U
~ヘリポート~
鞠莉「この時期の夜は流石に冷えるわね」
ダイヤ「そうですわね……ほら、上着を着てください」
鞠莉「Thank you、ダイヤ」
ダイヤ「それで、わざわざこんな所まで連れ出して……
ダイヤ「本当に夜風に当たるだけのつもりなんですか?」
鞠莉「……」
ダイヤ「何かお話があるのではないですか?」
鞠莉「……鋭いなぁ、ダイヤは」
鞠莉「その通りよ。ダイヤに話したいこと……いや、聞きたいことがあるの」
ダイヤ「……」
鞠莉「単刀直入に言うわね」
鞠莉「あなたは誰?」
鞠莉「この時期の夜は流石に冷えるわね」
ダイヤ「そうですわね……ほら、上着を着てください」
鞠莉「Thank you、ダイヤ」
ダイヤ「それで、わざわざこんな所まで連れ出して……
ダイヤ「本当に夜風に当たるだけのつもりなんですか?」
鞠莉「……」
ダイヤ「何かお話があるのではないですか?」
鞠莉「……鋭いなぁ、ダイヤは」
鞠莉「その通りよ。ダイヤに話したいこと……いや、聞きたいことがあるの」
ダイヤ「……」
鞠莉「単刀直入に言うわね」
鞠莉「あなたは誰?」
83: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/04/29(月) 22:30:38.97 ID:TWEy8b3U
ダイヤ「……何を、仰ってるのですか。わたくしはわたくしじゃないですか」
ダイヤ「それとも、わたくしの名前を忘れたのですか?」
鞠莉「えぇそうね。自分でも変なことを言ってるのは分かってるわ」
鞠莉「あなたの名前は黒澤ダイヤ。私と果南の幼馴染で大切な親友」
鞠莉「性格はクソマジメで完璧主義者で曲がったことは許さない」
鞠莉「でも好きなものには目をキラキラ輝かせたりお茶目な部分もある」
鞠莉「あなたは完璧に私の知ってる黒澤ダイヤよ」
ダイヤ「それなら……」
鞠莉「でもねダイヤ。私の知ってるダイヤは、私が十年以上見てきたダイヤはね」
鞠莉「ホクロが私から見て左にあるの」
ダイヤ「……」
鞠莉「じゃあ何で私の目の前に居るダイヤは……ホクロが右にあるの?」
ダイヤ「それとも、わたくしの名前を忘れたのですか?」
鞠莉「えぇそうね。自分でも変なことを言ってるのは分かってるわ」
鞠莉「あなたの名前は黒澤ダイヤ。私と果南の幼馴染で大切な親友」
鞠莉「性格はクソマジメで完璧主義者で曲がったことは許さない」
鞠莉「でも好きなものには目をキラキラ輝かせたりお茶目な部分もある」
鞠莉「あなたは完璧に私の知ってる黒澤ダイヤよ」
ダイヤ「それなら……」
鞠莉「でもねダイヤ。私の知ってるダイヤは、私が十年以上見てきたダイヤはね」
鞠莉「ホクロが私から見て左にあるの」
ダイヤ「……」
鞠莉「じゃあ何で私の目の前に居るダイヤは……ホクロが右にあるの?」
84: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/04/29(月) 22:32:13.20 ID:TWEy8b3U
ダイヤ「……はぁ。流石にもう言い逃れは出来ないか」
ダイヤ「よく気付いたね」
鞠莉「気付いたんじゃなくて“覚えてる”という方が正しいわね」
ダイヤ「覚えてる?」
鞠莉「皆んなはもう忘れちゃった、いや記憶が改ざんされてるのかな」
鞠莉「きっと今の状況で整合性が取れるように世界が再構築されているのかもね」
鞠莉「皆んな本物のダイヤの記憶が今のあなたにすり替わっている……」
鞠莉「その証拠にほら」
ダイヤ「?」
ダイヤ「よく気付いたね」
鞠莉「気付いたんじゃなくて“覚えてる”という方が正しいわね」
ダイヤ「覚えてる?」
鞠莉「皆んなはもう忘れちゃった、いや記憶が改ざんされてるのかな」
鞠莉「きっと今の状況で整合性が取れるように世界が再構築されているのかもね」
鞠莉「皆んな本物のダイヤの記憶が今のあなたにすり替わっている……」
鞠莉「その証拠にほら」
ダイヤ「?」
86: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/04/29(月) 22:32:43.29 ID:3clP8XZj
|c||^ -.^|| !?
87: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/04/29(月) 22:33:45.52 ID:TWEy8b3U
MARI:ダイヤの顔文字を考えたの!
MARI:|c||^.-^||
MARI:どう?
な~ん:よく出来てるけどホクロの位置逆じゃない?
MARI:えっ?
な~ん:うちらから見て右でしょ?ダイヤのホクロって
な~ん:だからこうじゃないかな
な~ん:|c||^-.^||
MARI:|c||^.-^||
MARI:どう?
な~ん:よく出来てるけどホクロの位置逆じゃない?
MARI:えっ?
な~ん:うちらから見て右でしょ?ダイヤのホクロって
な~ん:だからこうじゃないかな
な~ん:|c||^-.^||
89: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/04/29(月) 22:34:44.83 ID:TWEy8b3U
鞠莉「同じことをルビィやチカっちたちにもやったけど皆んな同じ反応だったわ」
鞠莉「この世界のダイヤはこっちから見て右側にホクロがあると認識されている」
鞠莉「私以外はね」
鞠莉「でも最初はダイヤがイタズラされてムキになってるのかと思ってたの」
ダイヤ「イタズラ?」
鞠莉「そ。ダイヤがあまりにも気持ち良さそうに寝てたからね」
鞠莉「本来のホクロをメイクで隠して逆側に新しいホクロを描いたの」
ダイヤ「なんてことしてくれたの」
鞠莉「最初はナチュラルすぎたから皆んな気付かなかったのかなって」
鞠莉「チカっちや曜、果南でさえダイヤのホクロが逆なのを指摘しないし」
鞠莉「この世界のダイヤはこっちから見て右側にホクロがあると認識されている」
鞠莉「私以外はね」
鞠莉「でも最初はダイヤがイタズラされてムキになってるのかと思ってたの」
ダイヤ「イタズラ?」
鞠莉「そ。ダイヤがあまりにも気持ち良さそうに寝てたからね」
鞠莉「本来のホクロをメイクで隠して逆側に新しいホクロを描いたの」
ダイヤ「なんてことしてくれたの」
鞠莉「最初はナチュラルすぎたから皆んな気付かなかったのかなって」
鞠莉「チカっちや曜、果南でさえダイヤのホクロが逆なのを指摘しないし」
91: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/04/29(月) 22:36:42.45 ID:TWEy8b3U
鞠莉「だからイタズラは失敗」
鞠莉「ダイヤ自身も気付くことなく、次の日にはメイクも落ちて元通り」
鞠莉「そうなるはずだった」
ダイヤ「……」
鞠莉「そしたら次の日もホクロが逆のままで学校に来ててびっくりしたわ」
鞠莉「流石にメイクを落とせば本来のホクロは出てくるし、それを怠るダイヤじゃないって分かってるもの」
鞠莉「もしかしてイタズラに気付いて、私をからかう為に自分でやってるのかなとさえ思った」
鞠莉「疑念が確信に変わったのは今日一緒にお風呂に入った時よ」
鞠莉「目の前でメイクを落とすのも見た、新しくホクロを描き直してる素振りも見せない」
鞠莉「なのに、ダイヤのホクロの位置は逆のままだった……」
鞠莉「ダイヤ自身も気付くことなく、次の日にはメイクも落ちて元通り」
鞠莉「そうなるはずだった」
ダイヤ「……」
鞠莉「そしたら次の日もホクロが逆のままで学校に来ててびっくりしたわ」
鞠莉「流石にメイクを落とせば本来のホクロは出てくるし、それを怠るダイヤじゃないって分かってるもの」
鞠莉「もしかしてイタズラに気付いて、私をからかう為に自分でやってるのかなとさえ思った」
鞠莉「疑念が確信に変わったのは今日一緒にお風呂に入った時よ」
鞠莉「目の前でメイクを落とすのも見た、新しくホクロを描き直してる素振りも見せない」
鞠莉「なのに、ダイヤのホクロの位置は逆のままだった……」
92: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/04/29(月) 22:37:43.44 ID:TWEy8b3U
鞠莉「もうこの世界のダイヤはホクロが逆に付いてる存在として成り立ってしまってるの」
鞠莉「正しい位置にホクロが付いているダイヤは、私の記憶にしか存在しない」
ダイヤ「……そっか」
ダイヤ「私の中でも色々腑に落ちたよ。何でこうなってるのかって」
ダイヤ「でもどうして他の人の記憶はすり替わってるのに、鞠莉ちゃんだけ覚えてるんだろうね?」
鞠莉「どっかの誰かがこの因果を捻じ曲げようとしていて、それが少なからず私に影響したのかもね」
ダイヤ「どういうこと?」
鞠莉「要はこの状況を良しとしない人が他に居て、元の世界に戻そうとする力がどこかで働いてるんだと思う」
鞠莉「それが何故か私だけに作用してて、あなたが本物のダイヤじゃないってことを認識出来た」
鞠莉「あくまで推測だけどね」
ダイヤ「ふーん」
鞠莉「正しい位置にホクロが付いているダイヤは、私の記憶にしか存在しない」
ダイヤ「……そっか」
ダイヤ「私の中でも色々腑に落ちたよ。何でこうなってるのかって」
ダイヤ「でもどうして他の人の記憶はすり替わってるのに、鞠莉ちゃんだけ覚えてるんだろうね?」
鞠莉「どっかの誰かがこの因果を捻じ曲げようとしていて、それが少なからず私に影響したのかもね」
ダイヤ「どういうこと?」
鞠莉「要はこの状況を良しとしない人が他に居て、元の世界に戻そうとする力がどこかで働いてるんだと思う」
鞠莉「それが何故か私だけに作用してて、あなたが本物のダイヤじゃないってことを認識出来た」
鞠莉「あくまで推測だけどね」
ダイヤ「ふーん」
93: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/04/29(月) 22:39:26.52 ID:TWEy8b3U
ダイヤ「あーあ。ダイヤを演じきる自信あったんだけどなぁ」
ダイヤ「やっぱ鞠莉ちゃんは凄いねー」
鞠莉「ねぇ、あなたは誰なの?あなたはダイヤにとって何なの?」
ダイヤ「うーん、一言で言うと二人で一つって感じかな」
鞠莉「よく……分からないわ」
ダイヤ「分からない方が良いよ」
ダイヤ「もう一つ聞かせてもらって良い?」
ダイヤ「さっき誰かがこの世界を元に戻そうとしてるって言ってたけど」
ダイヤ「戻らなかった理由は何だと思う?」
ダイヤ「やっぱ鞠莉ちゃんは凄いねー」
鞠莉「ねぇ、あなたは誰なの?あなたはダイヤにとって何なの?」
ダイヤ「うーん、一言で言うと二人で一つって感じかな」
鞠莉「よく……分からないわ」
ダイヤ「分からない方が良いよ」
ダイヤ「もう一つ聞かせてもらって良い?」
ダイヤ「さっき誰かがこの世界を元に戻そうとしてるって言ってたけど」
ダイヤ「戻らなかった理由は何だと思う?」
94: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/04/29(月) 22:40:48.32 ID:TWEy8b3U
鞠莉「……きっと、元の世界に戻ることを拒んでいる人が居るから」
ダイヤ「……うん」
鞠莉「そしてそれは恐らく、あなたのことよ」
ダイヤ「……うん」
鞠莉「もしかして……この世界に、この状況に満足してる?だから戻ることを拒んでるの?」
ダイヤ「うーん、半分正解で半分間違いかな」
ダイヤ「正確には満足してた」
鞠莉「してた?」
ダイヤ「うん。ダイヤがいつも見てる景色を見てみたいと思ったし」
ダイヤ「元の世界に戻る方法が分からない以上、もう少しこのまま見てたいなーとも思ってた」
ダイヤ「何だかんだダイヤとして、高校生活を送るの楽しかったし」
鞠莉「そう……」
ダイヤ「でもそれはもうおしまい」
ダイヤ「やっぱりこの場所に居るべきなのは私じゃなくて、ダイヤなんだよ」
ダイヤ「それに、私にも戻るべき場所があるの」
ダイヤ「……うん」
鞠莉「そしてそれは恐らく、あなたのことよ」
ダイヤ「……うん」
鞠莉「もしかして……この世界に、この状況に満足してる?だから戻ることを拒んでるの?」
ダイヤ「うーん、半分正解で半分間違いかな」
ダイヤ「正確には満足してた」
鞠莉「してた?」
ダイヤ「うん。ダイヤがいつも見てる景色を見てみたいと思ったし」
ダイヤ「元の世界に戻る方法が分からない以上、もう少しこのまま見てたいなーとも思ってた」
ダイヤ「何だかんだダイヤとして、高校生活を送るの楽しかったし」
鞠莉「そう……」
ダイヤ「でもそれはもうおしまい」
ダイヤ「やっぱりこの場所に居るべきなのは私じゃなくて、ダイヤなんだよ」
ダイヤ「それに、私にも戻るべき場所があるの」
95: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/04/29(月) 22:41:56.79 ID:TWEy8b3U
ダイヤ「春フェスのステージに立てて楽しかった」
ダイヤ「鞠莉ちゃんたちとお喋りしたり、一緒に歌って踊れて楽しかった」
ダイヤ「でも鞠莉ちゃんたちと居れば居るほど思い出しちゃうの」
鞠莉「思い出す?」
ダイヤ「うん。私の大切な場所、大切な人たちのことをね」
ダイヤ「私が今1番立ちたいステージは、今1番会いたい人たちは……」
ダイヤ「ここには存在しない」
ダイヤ「鞠莉ちゃんたちとお喋りしたり、一緒に歌って踊れて楽しかった」
ダイヤ「でも鞠莉ちゃんたちと居れば居るほど思い出しちゃうの」
鞠莉「思い出す?」
ダイヤ「うん。私の大切な場所、大切な人たちのことをね」
ダイヤ「私が今1番立ちたいステージは、今1番会いたい人たちは……」
ダイヤ「ここには存在しない」
96: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/04/29(月) 22:42:59.19 ID:TWEy8b3U
鞠莉「そっか。でもどうすれば元に戻るのかは分からないままよ?」
ダイヤ「うーん、それなんだけど……」
鞠莉「心当たりがあるの?」
ダイヤ「鞠莉ちゃんがダイヤのホクロを逆にしたのが全ての始まりなんでしょ?」
ダイヤ「じゃあその逆のことすれば良いんじゃないかな?」
鞠莉「な、なるほど!それは盲点だったわ!」
ダイヤ「じゃ、早速鞠莉ちゃんの部屋に戻ろー!」
ダイヤ「うーん、それなんだけど……」
鞠莉「心当たりがあるの?」
ダイヤ「鞠莉ちゃんがダイヤのホクロを逆にしたのが全ての始まりなんでしょ?」
ダイヤ「じゃあその逆のことすれば良いんじゃないかな?」
鞠莉「な、なるほど!それは盲点だったわ!」
ダイヤ「じゃ、早速鞠莉ちゃんの部屋に戻ろー!」
97: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/04/29(月) 22:45:01.92 ID:TWEy8b3U
~鞠莉の部屋~
鞠莉「……はい。これで元に戻ったわ」
ダイヤ「ありがと」
鞠莉「でも何でこんなイージーなことに気付かなかったんだろ」
ダイヤ「私はすぐに試したけどね」
ダイヤ「でも何も変わらなかったし、次の日には勝手に元に戻ってた」
ダイヤ「鞠莉ちゃんが言うところの、再構築?ってやつかな」
鞠莉「でもそれじゃこれも意味ないんじゃない?」
ダイヤ「うーん、あの時はまだ元の世界に戻ろうとか考えてなかったからねー」
ダイヤ「今は明確に戻りたいって意思があるから、効果はあるかも」
鞠莉「なるほどね」
ダイヤ「ま、戻らなかったら戻らなかったで別の方法考えれば良いでしょ」
鞠莉「ほんとお気楽ねあなた」
鞠莉「……はい。これで元に戻ったわ」
ダイヤ「ありがと」
鞠莉「でも何でこんなイージーなことに気付かなかったんだろ」
ダイヤ「私はすぐに試したけどね」
ダイヤ「でも何も変わらなかったし、次の日には勝手に元に戻ってた」
ダイヤ「鞠莉ちゃんが言うところの、再構築?ってやつかな」
鞠莉「でもそれじゃこれも意味ないんじゃない?」
ダイヤ「うーん、あの時はまだ元の世界に戻ろうとか考えてなかったからねー」
ダイヤ「今は明確に戻りたいって意思があるから、効果はあるかも」
鞠莉「なるほどね」
ダイヤ「ま、戻らなかったら戻らなかったで別の方法考えれば良いでしょ」
鞠莉「ほんとお気楽ねあなた」
99: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/04/29(月) 22:46:30.92 ID:TWEy8b3U
鞠莉「でもすぐには戻らないのね」
ダイヤ「ダイヤが寝てる間にやったんなら、私も寝なきゃじゃないかな」
鞠莉「寝ないの?」
ダイヤ「もう少し鞠莉ちゃんと話してたいかな」
鞠莉「今更名残惜しくならないでよ?」
ダイヤ「ならないよー」
鞠莉「それなら私からも質問良い?」
ダイヤ「どうぞ」
鞠莉「何でホクロを逆にしたらこんなことになったのかしらね」
ダイヤ「あーそれなんだけど」
鞠莉「What?」
ダイヤ「ダイヤが寝てる間にやったんなら、私も寝なきゃじゃないかな」
鞠莉「寝ないの?」
ダイヤ「もう少し鞠莉ちゃんと話してたいかな」
鞠莉「今更名残惜しくならないでよ?」
ダイヤ「ならないよー」
鞠莉「それなら私からも質問良い?」
ダイヤ「どうぞ」
鞠莉「何でホクロを逆にしたらこんなことになったのかしらね」
ダイヤ「あーそれなんだけど」
鞠莉「What?」
100: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/04/29(月) 22:48:22.84 ID:TWEy8b3U
ダイヤ「実は私も口元にホクロあるんだけど、自分から見て左側にあるんだよね」
鞠莉「え、そうなの!?」
ダイヤ「うん。だからダイヤのホクロを逆にすると私と同じになるの」
鞠莉「あ~そういうことね~!ほんとミステリーな話だわ」
鞠莉「……あれ?でもそれってもしかすると」
ダイヤ「そうだよー。多分私も同じことやられてるね」
ダイヤ(誰がやったかは何となく想像出来るけど)
ダイヤ「きっとダイヤはダイヤで苦労したんじゃないかな」
鞠莉「それが本当ならダイヤにも悪いことしたわね」
ダイヤ「きっとダイヤ怒るよ」ケラケラ
鞠莉「でしょうね」
鞠莉「え、そうなの!?」
ダイヤ「うん。だからダイヤのホクロを逆にすると私と同じになるの」
鞠莉「あ~そういうことね~!ほんとミステリーな話だわ」
鞠莉「……あれ?でもそれってもしかすると」
ダイヤ「そうだよー。多分私も同じことやられてるね」
ダイヤ(誰がやったかは何となく想像出来るけど)
ダイヤ「きっとダイヤはダイヤで苦労したんじゃないかな」
鞠莉「それが本当ならダイヤにも悪いことしたわね」
ダイヤ「きっとダイヤ怒るよ」ケラケラ
鞠莉「でしょうね」
101: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/04/29(月) 22:50:28.64 ID:TWEy8b3U
ダイヤ「ふわぁ……眠くなってきたかも」
鞠莉「ならベッドに横になりましょうか」
ダイヤ「鞠莉ちゃんは?」
鞠莉「一緒に横になりたいけど誤解されそうだしやめとくわ」
ダイヤ「あはは」
ダイヤ「……ありがとね、鞠莉ちゃん」
鞠莉「どうしたのよ急に」
ダイヤ「最後まで面倒見てもらっちゃって」
鞠莉「良いのよ、気にしないで」
ダイヤ「ふふ、やっぱり鞠莉ちゃんと話してると何だか落ち着く」
鞠莉「えっ?」
鞠莉「ならベッドに横になりましょうか」
ダイヤ「鞠莉ちゃんは?」
鞠莉「一緒に横になりたいけど誤解されそうだしやめとくわ」
ダイヤ「あはは」
ダイヤ「……ありがとね、鞠莉ちゃん」
鞠莉「どうしたのよ急に」
ダイヤ「最後まで面倒見てもらっちゃって」
鞠莉「良いのよ、気にしないで」
ダイヤ「ふふ、やっぱり鞠莉ちゃんと話してると何だか落ち着く」
鞠莉「えっ?」
102: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/04/29(月) 22:52:01.18 ID:TWEy8b3U
ダイヤ「なんとなくね、ダイヤを通して身体が覚えてることがあるの」
ダイヤ「どこに何があるかとか、どう動けば良いのかとか」
鞠莉「そう……」
ダイヤ「今のこの気持ちも、きっとダイヤの気持ちなんだと思う」
鞠莉「あなたが言うのなら、そうなんでしょうね」
ダイヤ「うん。だからダイヤのこと、よろしくね」
ダイヤ「知っての通り、ダイヤは何でも抱え込んで1人で頑張っちゃう子だから」
ダイヤ「そんなダイヤにとって鞠莉ちゃんとの時間は……」
ダイヤ「ホッと一息できる大切な時間だと思うの」
鞠莉「そんな感じはしないけどね~」
ダイヤ「ダイヤが素直じゃないのも知ってるでしょ?」クスクス
鞠莉「ふふっ、当たり前じゃない」
ダイヤ「どこに何があるかとか、どう動けば良いのかとか」
鞠莉「そう……」
ダイヤ「今のこの気持ちも、きっとダイヤの気持ちなんだと思う」
鞠莉「あなたが言うのなら、そうなんでしょうね」
ダイヤ「うん。だからダイヤのこと、よろしくね」
ダイヤ「知っての通り、ダイヤは何でも抱え込んで1人で頑張っちゃう子だから」
ダイヤ「そんなダイヤにとって鞠莉ちゃんとの時間は……」
ダイヤ「ホッと一息できる大切な時間だと思うの」
鞠莉「そんな感じはしないけどね~」
ダイヤ「ダイヤが素直じゃないのも知ってるでしょ?」クスクス
鞠莉「ふふっ、当たり前じゃない」
103: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/04/29(月) 22:54:25.03 ID:TWEy8b3U
ダイヤ「う……ん、もうそろそろ限界かな」
鞠莉「行っちゃうのね?」
ダイヤ「次に目覚めた時は、鞠莉ちゃんのよく知ってるダイヤになってるはずだよ」
鞠莉「そっか」
ダイヤ「あーそうだ」
鞠莉「どうしたの?」
ダイヤ「鞠莉ちゃんの靴、私が選んだ」
鞠莉「靴がどうかしたの?」
ダイヤ「あれ履いた鞠莉ちゃんとお出かけしたかったなぁ」
鞠莉「もう、会えないのよね」
ダイヤ「うーん、多分……あ、そうだ……」
ダイヤ「その靴履いて……ダイヤと……お出かけ、してきなよ」ウツラウツラ
鞠莉「えっ?」
ダイヤ「わた、しからの、最後の、お願い……」ウツラウツラ
鞠莉「えぇ。分かったわ」
ダイヤ「……ふふっ。良い、なぁ、ダイヤ……」ウツラウツラ
鞠莉「行っちゃうのね?」
ダイヤ「次に目覚めた時は、鞠莉ちゃんのよく知ってるダイヤになってるはずだよ」
鞠莉「そっか」
ダイヤ「あーそうだ」
鞠莉「どうしたの?」
ダイヤ「鞠莉ちゃんの靴、私が選んだ」
鞠莉「靴がどうかしたの?」
ダイヤ「あれ履いた鞠莉ちゃんとお出かけしたかったなぁ」
鞠莉「もう、会えないのよね」
ダイヤ「うーん、多分……あ、そうだ……」
ダイヤ「その靴履いて……ダイヤと……お出かけ、してきなよ」ウツラウツラ
鞠莉「えっ?」
ダイヤ「わた、しからの、最後の、お願い……」ウツラウツラ
鞠莉「えぇ。分かったわ」
ダイヤ「……ふふっ。良い、なぁ、ダイヤ……」ウツラウツラ
104: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/04/29(月) 23:07:36.27 ID:kVg0EeJ1
鞠莉「私からも、最後のお願い良いかしら?」
ダイヤ「どーぞ……」
鞠莉「あなたの名前を教えて」
鞠莉「いつまでも“あなた”って言いたくない」
鞠莉「最後くらい……あなたの本当の名前で送り出させて」
ダイヤ「どーぞ……」
鞠莉「あなたの名前を教えて」
鞠莉「いつまでも“あなた”って言いたくない」
鞠莉「最後くらい……あなたの本当の名前で送り出させて」
106: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/04/29(月) 23:11:54.82 ID:YJw/B08c
ダイヤ「私の名前……」
ダイヤ「私は……」
――ダイヤだよ
ダイヤ「私は……」
――ダイヤだよ
107: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/04/29(月) 23:12:31.36 ID:YJw/B08c
ダイヤ「……Zzz」
鞠莉「……ばかっ」
鞠莉「……ばかっ」
108: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/04/29(月) 23:13:34.54 ID:YJw/B08c
~数時間後~
ダイヤ「ん、んん……」
鞠莉「ダイヤ!?」
ダイヤ「ん……あいな、さん……?」
鞠莉「ダイヤ……?」
ダイヤ「……」キョロキョロ
鞠莉「ダイヤ……なの?」
ダイヤ「……ま、鞠莉さん!」
鞠莉「ダイヤ……!戻ってきたのね!」ギュー
ダイヤ「あぁ、ちょっと!」
鞠莉「本当にごめんなさい、私のせいで……大変な目に遭わせて」
ダイヤ「自分を責めないでください、こうしてまた会えたのですから」
鞠莉「お、怒ってないの?」
ダイヤ「本音を言えば腸が煮えくり返るくらい怒ってますわ」
鞠莉「やっぱり!」
ダイヤ「でも……貴女を責めないと、約束しましたから」
鞠莉「約束?」
ダイヤ「ふふ、何でもありませんわ」
ダイヤ「ん、んん……」
鞠莉「ダイヤ!?」
ダイヤ「ん……あいな、さん……?」
鞠莉「ダイヤ……?」
ダイヤ「……」キョロキョロ
鞠莉「ダイヤ……なの?」
ダイヤ「……ま、鞠莉さん!」
鞠莉「ダイヤ……!戻ってきたのね!」ギュー
ダイヤ「あぁ、ちょっと!」
鞠莉「本当にごめんなさい、私のせいで……大変な目に遭わせて」
ダイヤ「自分を責めないでください、こうしてまた会えたのですから」
鞠莉「お、怒ってないの?」
ダイヤ「本音を言えば腸が煮えくり返るくらい怒ってますわ」
鞠莉「やっぱり!」
ダイヤ「でも……貴女を責めないと、約束しましたから」
鞠莉「約束?」
ダイヤ「ふふ、何でもありませんわ」
110: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/04/29(月) 23:15:16.07 ID:YJw/B08c
ダイヤ「それよりも、もう少し眠らせてください」
ダイヤ「色々なことがありすぎたせいで、もう起きてる気力がありません……」
鞠莉「勿論よ、ゆっくり休んで」
ダイヤ「鞠莉さん、貴女もですわ」
鞠莉「へ?」
ダイヤ「ずっと起きてたのでしょう?ほら、一緒に」
鞠莉「そうね。それじゃ、お言葉に甘えて」モゾモゾ
鞠莉「こうやって一緒に寝るのなんて何年ぶりかしら、ねぇダイヤ?」
ダイヤ「……Zzz」
鞠莉「ってもう寝ちゃったか」
鞠莉「おやすみ、そしておかえりなさい、ダイヤ」
ダイヤ「色々なことがありすぎたせいで、もう起きてる気力がありません……」
鞠莉「勿論よ、ゆっくり休んで」
ダイヤ「鞠莉さん、貴女もですわ」
鞠莉「へ?」
ダイヤ「ずっと起きてたのでしょう?ほら、一緒に」
鞠莉「そうね。それじゃ、お言葉に甘えて」モゾモゾ
鞠莉「こうやって一緒に寝るのなんて何年ぶりかしら、ねぇダイヤ?」
ダイヤ「……Zzz」
鞠莉「ってもう寝ちゃったか」
鞠莉「おやすみ、そしておかえりなさい、ダイヤ」
113: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/04/29(月) 23:20:20.94 ID:YJw/B08c
鞠莉(正真正銘、私の知ってるダイヤが戻ってきた)
鞠莉(ダイヤが向こうの世界で何を見てきたのか、ダイヤは一切教えてくれなかった)
鞠莉(曰く、知らない方が良いと)
鞠莉(でも私もそう思う。だから追求はしなかった)
鞠莉(あれから何度か渋るダイヤを説得してホクロを逆にしてみたけど)
鞠莉(人格が入れ替わるなんてミステリーな出来事は2度と起こらなかったわ)
鞠莉(……きっと、たった一度の奇跡だったのかもね)
鞠莉(ダイヤが向こうの世界で何を見てきたのか、ダイヤは一切教えてくれなかった)
鞠莉(曰く、知らない方が良いと)
鞠莉(でも私もそう思う。だから追求はしなかった)
鞠莉(あれから何度か渋るダイヤを説得してホクロを逆にしてみたけど)
鞠莉(人格が入れ替わるなんてミステリーな出来事は2度と起こらなかったわ)
鞠莉(……きっと、たった一度の奇跡だったのかもね)
114: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/04/29(月) 23:21:36.66 ID:YJw/B08c
~数日後~
ダイヤ「遅いですわ!」
鞠莉「Sorry、Sorryダイヤ」
ダイヤ「わたくしを待たせるなんて良い度胸ですわね?」
鞠莉「いや~今日が楽しみすぎて昨日の夜全然寝れなくて」
ダイヤ「子供ですか」
鞠莉「えへへ~」
ダイヤ「ほら、行きますわよ」
ダイヤ「貴女から2人でお出かけしたいと言い出したのですから、しっかりエスコートしてくださいな」
鞠莉「はーい」
ダイヤ「そういえば、その靴……鞠莉さんにとてもよく似合ってますわね」
鞠莉「でしょ~?なんたってこの靴は」
鞠莉「“ダイヤ”が選んでくれたんだから!」
~END~
ダイヤ「遅いですわ!」
鞠莉「Sorry、Sorryダイヤ」
ダイヤ「わたくしを待たせるなんて良い度胸ですわね?」
鞠莉「いや~今日が楽しみすぎて昨日の夜全然寝れなくて」
ダイヤ「子供ですか」
鞠莉「えへへ~」
ダイヤ「ほら、行きますわよ」
ダイヤ「貴女から2人でお出かけしたいと言い出したのですから、しっかりエスコートしてくださいな」
鞠莉「はーい」
ダイヤ「そういえば、その靴……鞠莉さんにとてもよく似合ってますわね」
鞠莉「でしょ~?なんたってこの靴は」
鞠莉「“ダイヤ”が選んでくれたんだから!」
~END~
116: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/04/29(月) 23:22:53.18 ID:YJw/B08c
n番煎じの入れ替わりネタでした
もう一つの世界の話はまた後日新しくスレ立てて書きます(蛇足かもしれないけど)
それでは良いお年を
もう一つの世界の話はまた後日新しくスレ立てて書きます(蛇足かもしれないけど)
それでは良いお年を
118: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/04/29(月) 23:23:47.33 ID:SnW2oMi/
良かったぞ
121: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/04/29(月) 23:30:16.69 ID:TyMNGkAL
面白かった
ありがとう
ありがとう
124: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/04/29(月) 23:42:56.12 ID:16PzyTWq
良いお話でした
ありがとう
ありがとう
158: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/04/30(火) 19:08:45.88 ID:T1/Gzbo6
素晴らしいですわ
引用元: ・http://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1556537233/
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