某アニメショップ

小林(マスクグラサン)「どきどき…今日は1st写真集「愛香」Another Editionの発売日！」

小林「どれくらい売れるか気になってこっそり来ちゃった！」

小林「うーん…見当たらない。まだ開店したばっかりだから棚には置いてないのかな」

小林「…あ！あったあった！あそこに積まれてるの私の写真集だ！」

小林「これから棚に置くんだね！」

小林「どんな人が1番最初に買ってくれるか楽しみ！ね！！ヨハちゃん！！」

子供「ねえママ～。あのサングラスかけた人なんであんな独り言してるの～？」

小林「やばっ…ちょっと自重せねば…。…ん？」

ともりる「……｣ｷｮﾛｷｮﾛ

小林「げげえっっっ！！？あいつはあああああ！！！？」

ともりる「……｣ｽﾀｽﾀ

小林(ななななんであいつがここに！？)

ともりる「うーん……｣ｷｮﾛｷｮﾛ

小林(何か本を探してる…)

ともりる「はあ…｣ｽﾀｽﾀ

小林「立ち去った…いったいどこに…気になるから跡付けよう｣ｽﾀｽﾀ

ともりる「あの…すいません」

小林(ああ、レジに店員さんへ聞きに行ったのか)

ともりる「小林愛香1st写真集「愛香」Another Editionって入荷してますか？今日発売日なんですけど」

小林「ファッッッッッッッッ！！？」

ともりる「ん？｣ｻｯ

小林(やばっ！！)ｻｻｻｯ

ともりる「……気のせいかな。今どっちが前か後ろかわからない身体してる人の声が聞こえた気が…」

小林(く、クソガキ～～～！！)

店員「小林の写真集でしたら、今から本棚に置くところですよ」

ともりる「あっ！本当ですか！でしたらおひとつお願いします！」

店員「少々お待ちください」

小林(しかしなんであいつが私の写真集を…。あ、そういえば)

小林(こないだ楠木の家行った時、前に出した私の1st写真集があったような…)

小林(ん…それってまさか…///)

小林「写真集見て改めて私の胸をバカにしてほくそ笑む気かああああああ！！！」

ともりる「ん？｣ｸﾙｯ

小林(やっば！！)ｻｻｻｯ

店員「お待たせしました！こちらお探しの小林の写真集です！」

ともりる「べ、別に探してはいないですけど～wありがとうございますっ｣ｽｯ

店員「ではお会計を」

ともりる「ああいや！他の本も買うんでちょっと待ってて下さい！｣ｽﾀﾀﾀ

小林(ん？どこ行って…)

ともりる「すいません！これとこれと…これで！｣ｻﾞﾝ

小林(あ、あれは！！)

降幡愛1st写真集「いとしき」
小林愛香1st写真集「愛香」Another Edition
降幡愛1st写真集「いとしき」

小林(ふりりんの写真集に私の写真集を挟んでカモフラージュしている！)

小林「って私の写真集はエ◯本かああああああ！！！？」

ともりる「んんっ？｣ｸﾙｯ

小林(隠れねば！)ｻｻｯ

店員「ではお会計は…」

「うっひょーーー！！！すげー！！！」

ともりる「！！？｣ｻｯ

「あっ！やばっ…バレた！w」

ともりる「降幡さん！！？」

ふりりん「あっ！やっべやっべwマスクとグラサンして来たのにw」

小林(ふりもいたの！？つーか私と同じ格好じゃん！！)

ともりる「そりゃあ声でバレますってw」

ふりりん「いっやー！まさかともりるちゃんがあーしの写真集2冊も買ってくれるなんて思わなくてさー！」

ともりる「はっ！！あ、あ…そそ、そーうなんですよ！！降幡先輩の写真集買いに来て！！」

店員「あの…お会計は」

ともりる「っ！！店員さん、小林の写真集だけ外して下さいっ！｣ﾎﾞｿﾎﾞｿ

店員「は、はい…では◯◯円になります」

ともりる「はいっ｣ｻｯ

店員「ありがとうございました～」

ふりりん「いやーw買ってくれてありがとねーwん？なんか他の本も持ってなかったっけ？」

ともりる「いやいやいや！！降幡さんの写真集2冊しか最初から持ってませんでしたよ！！」

ふりりん「そっかそっかw」

小林(目的が読めない…ふりの写真集目当てだったのか？)

ふりりん「なんであーしの写真集買ってくれたの～？」

ともりる「ええっ？あ…えーと…カモフラ用…」

ふりりん「んん？鴨？フラ？」

ともりる「鴨のように可愛くてフラワーがとっても似合う写真集だなーって思って！！」

ふりりん「んひひひひひひひw」

ともりる「タイトルが良いですよね！いとしきって！ホント愛しい！」

ふりりん「だよねー！あーしもさー1年かけて撮影したからさー苦労したよー」

ともりる「つーかなんで帯コメント石田純一なんだよwww(季節感あって素敵ですよね！)」

ふりりん「んん？まあ…まあねーw」

ともりる「降幡さんはなんで今日ここに？」

ふりりん「あーしの写真集どんな人が買ってんのかなーって発売日から毎日この店偵察してて」

ともりる「そんな暇なんですk…ああいや、凄い熱心ですね！」

ふりりん「いや～それほどでも～」

小林(なんか随分楽しそうに話してるなあの2人)ｲﾗｲﾗ

ふりりん「いっやー！ともりるちゃんが買ってくれて本当に嬉しい！」

ともりる「ありがとうございます…あの…ちなみに発売日とかはどんな人が買ってたんですか？」

ふりりん「なんかさー。“ママ～ママ～”って叫んでる人が7割くらいで」

ともりる「まともな人3割しかいないじゃないですか…」

ふりりん「あとの3割は“この本で毎日夜な夜なあまえちゃうの～！！”って叫んでる人で」

ともりる「訂正します。まともな人なんていなかった」

ふりりん「ま！そんなわけでともりるちゃんみたいな人も買ってくれるって知れて嬉しかったよ～w」

ともりる「あはは…。あの…」

ふりりん「どうしたどうした？w」

ともりる「他の店とか…偵察してみては？ほら、そっちだったら良い人が買ってるかも」

ふりりん「おおー！そいつは確かに！ここの店でしかチェックしてなかったからな～！じゃあ早速移動するかwwwじゃあともりるちゃん！またね～！｣ｽﾀﾀﾀﾀﾀﾀ

ともりる「ふう…」

小林(あ…ふりがどっか行った)

ともりる「…｣ｽﾀｽﾀ

小林(おっ。また本棚に戻った。あ、私の写真集並び終わってる)

ともりる「…｣ｽｯ

小林(一冊取った！)

ともりる「……｣ｽｯｽｯ

小林(2冊何か取った…またふりの写真集か？って、あれは…)

伊波杏樹初表紙｢VOICE OVER girl's｣ 創刊号
小林愛香1st写真集「愛香」Another Edition
伊波杏樹初表紙｢VOICE OVER girl's｣ 創刊号

小林「だから何で私を隠す！！？次はあんちゃんで！」

ともりる「貧乳っ！？｣ｸﾙｯ

小林(あぶねー…)ｻｻｯ

ともりる「…まあいいや。さっさと済ませて帰ろう。あのー、お会計お願いしまs」

「売れた売れた！？突然！！！笑」

ともりる「なんだなんだ！！？｣ｻｯ‼︎

あんちゃん「ともりちゃん！！」

ともりる「い、伊波先輩！？」

あんちゃん「私が表紙の雑誌！買ってくれたんだね！しかも2冊も！！」

ともりる「ええっ！？ああ…は、はい！！そりゃあ事務所の尊敬する先輩の晴れ舞台！何冊でも買わなきゃ！」

あんちゃん「言ってくれますなぁ～えへへへ」

小林(あんちゃんも来てたとは…！)

ともりる「さ、さっきからいたんですか？」

あんちゃん「いや～。たまたまこのお店に寄ったらともりちゃんがその本持ってて」

ともりる「なんてタイミングだクソ！！(奇跡ですね！)」

あんちゃん「その本は良いよ～。30ページ以上も私の特集してくれてるんだ！」

ともりる「凄いです！この一緒いる犬のセンスも素敵！」

あんちゃん「でっしょ～。私の自信作だよ！」

ともりる「あの…伊波先輩時間平気ですか！？」

あんちゃん「ん？ああ…そろそろ行こうかなー。でももうちょっとその本に着いてともりちゃんの意見聞きたいし」

ともりる「1人30ページで3人もいるなんて大ボリュームです！おまけにインタビューまで乗っていて！なかなか見れないような衣装も素敵！何より、私達の大先輩そらまるさんもいる！！」

そらまる「でしょでしょ～！｣ｻﾞｯ

あんちゃん「おおっ！そらまるさん！」

ともりる「いやなんでいるの！？」

そらまる「いやぁ～みもりんへの結婚祝い探しに歩いてたらさー。偶然会話が聞こえてw」

あんちゃん「ああ！そういえばオカ…なんとかさんと結婚しましたよね！」

そらまる「オカダさんなw」

ともりる(ヤバイ…これじゃあ話が盛り上がる一方だ！)

あんちゃん「なんか凄い話題になってましたよね！サツマイモがどうとか！」

そらまる「それに関してはあんま触れてやるなよ～！まあみもりんは思う存分触れていいけどw」

あんちゃん「ですよね～！(全然理解してない)」

ともりる(どうにかしてここを抜け出さないと！)

そらまる「そういえばともりちゃんさー」

ともりる「は、はい！」

そらまる「最近凄い活躍だね！私達追い越されちゃいそうでwww」

あんちゃん「なんか賞取ってたでしょ！なんとかあわーど！」

ともりる「声優アワードです」

あんちゃん「あれなんか凄いんでしょ！すごーい！ってくらい凄いんでしょ！」

そらまる「ちょっと黙ってようかあんちゃんw」

ともりる「先輩達は余裕で追い越s…まだまだ先輩達には足元にも及びませんって～！」

「あははははは！」

ともりる(どうにかして抜け出さないと…しかも今から私の手には小林の写真集が！)

ともりる(この2人…特にそらまるさんに小林の写真集を購入したって知られたら…)

そらまる『はあ？あんたそんな貧乳が好きなの？』

そらまる『そういうフェチなんだ。乳ある私の写真集は似合わんと？』

そらまる『ほーーーーーーん！』

ともりる(ヤバイヤバイヤバイ！)

そらまる「おっ？そういえばともりる3冊持ってない？」

あんちゃん「あ！ホントだ！私達の雑誌は2冊だったよね。もう一冊はなんだなんだ！！？笑」

ともりる「そ、それは…」

そらまる「そ・れ・は～～～～～？」

ともりる「ああっ！オカダカズチカがサツマイモ食べながら歩いてる！！」

そらまる「なに！？｣ｸﾙｯ

あんちゃん「どこどこ～？｣ｸﾙｯ

ともりる(今だっっっっっっ！！！)ｻｻｻｯ

そらまる「いなくなーい？」

あんちゃん「いないいない。てかオカダカズなんとかって誰」

ともりる「ごめんなさい！気のせいだったみたいで！それよりもう一冊の本ですよね！これです！！」

そらまる「おおっ！」

伊波杏樹初表紙｢VOICE OVER girl's｣ 創刊号
徳井青空ファンブック そらまるのひきだし
徳井青空ファンブック そらまるのひきだし
徳井青空ファンブック そらまるのひきだし
伊波杏樹初表紙｢VOICE OVER girl's｣ 創刊号

そらまる「すっげー！私の本をこんなに！」

あんちゃん「5冊も持ってたっけ」

ともりる「持ってたんですよ！ああ！じゃあ私今からこれ買って来るんで！また何処かで！！」

そらまる「お、おおーまたねー」

あんちゃん「りこちゃんに卵焼き作ってもらいに行くか。そらまるさんも一緒に行きます～？」

そらまる「面白そう～。行くかー！」

ともりる(よし！2人はこの店を出た！！)

ともりる「ふう…｣ｻｯ

小林愛香1st写真集「愛香」Another Edition

ともりる「ついにとうとう我が手に…！あ、カモフラージュ用の本は…もうこれでいいか｣ｽｯ

うんこ漢字ドリル
小林愛香1st写真集「愛香」Another Edition
うんこ漢字ドリル

ともりる「これならμ’sやAqoursの人とは出くわすまい！」

ともりる「これくださーい！」

店員「はーい。って！うんこぉ！？は、はいwww｣ｸｽｸｽ

ともりる「長い道のりだった…」

店員「ありがとうございました～！」

ともりる「はあ…なんで小林の写真集1冊買うのにここまで苦労しなきゃならないんだか」

ともりる「…ん？あれは」

小林「……｣ｽﾀｽﾀ

ともりる「小林！？って、手に持っているのは！」

安室奈美恵ベストアルバム
レン（楠木ともり）To see the future
DVD「楠木ともりのリアル・スクワッド・ジャム! 」
DJCD「楠木ともりのともりるきゃんどる」
安室奈美恵ベストアルバム

ともりる「私の作品をあんなに！？なんかカモフラージュしてるけど」

小林(CDとDVDコーナー見てたらついつい気になってしまった)

小林(まあ！ライバルを打ち負かす為に研究はしなきゃね！)

小林「はっ！って事は楠木も絶対のライバルである私を打ち負かす為に写真集を！ヨハちゃん！！！そういうことがだったのね！！！」

「何ぶつぶつ言ってるのあの人…」

小林「あ、つい声に出てて…。すいません！……ん？え？ええええええええ！！！あ、あなたは…安室な…」

ともりる「…あの様子だと私の商品買うのまだまだ先ですねw」


おわり

草、好き、おつ

乙 両思いじゃねーか！

乙
ほんとこの二人のすこ

ほんまおもろい

クソガキともりるめっちゃ好き