【ラブライブ!】千歌「しいたけ~……!なんとかして~……!」イノシシ「ブオオオオオオオオオ!!!!!!」

1: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/03/19(火) 01:57:07.36 ID:BJEwUwRO
イノシシ「……!!……ッ!!」
千歌「……」
イノシシ「……ブオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!」
千歌「!」ビクッ
イノシシ「……!!……ッ!!!!!!」
千歌「ひ……!」
千歌(なんで……なんでこんなことに……!)
千歌(ただしいたけのお散歩してただけなのにぃ……!)
イノシシ「ブオオオオオオオオオ!!!!!ブゴッ!!!!!!!!ブゴッ!!!!」
千歌(なんで目の前にイノシシが……)
しいたけ「……」
千歌「……」
イノシシ「……ブオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!」
千歌「!」ビクッ
イノシシ「……!!……ッ!!!!!!」
千歌「ひ……!」
千歌(なんで……なんでこんなことに……!)
千歌(ただしいたけのお散歩してただけなのにぃ……!)
イノシシ「ブオオオオオオオオオ!!!!!ブゴッ!!!!!!!!ブゴッ!!!!」
千歌(なんで目の前にイノシシが……)
しいたけ「……」
2: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/03/19(火) 01:59:46.37 ID:BJEwUwRO
イノシシ「……」ザッザッ
千歌(砂蹴ってる……今にも襲いかかってきそう……!)ガタガタ
千歌「ひ……!ひぃ……!」
しいたけ「……」
千歌「……!そうだ!」
千歌「しいたけ~……!しいたけぇ~……!」
しいたけ「?」
千歌「ムリも承知でお願いするのだ!」
しいたけ「……」
千歌「な ん と か し て ! !」
しいたけ「……」
千歌「……」
しいたけ「……!」ダダダダダダダ
千歌「あっ、逃げた!このバカ犬!!」
千歌(砂蹴ってる……今にも襲いかかってきそう……!)ガタガタ
千歌「ひ……!ひぃ……!」
しいたけ「……」
千歌「……!そうだ!」
千歌「しいたけ~……!しいたけぇ~……!」
しいたけ「?」
千歌「ムリも承知でお願いするのだ!」
しいたけ「……」
千歌「な ん と か し て ! !」
しいたけ「……」
千歌「……」
しいたけ「……!」ダダダダダダダ
千歌「あっ、逃げた!このバカ犬!!」
3: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/03/19(火) 02:03:40.20 ID:BJEwUwRO
しいたけ「……!……ッ!!」ダダダダ
千歌「待ってー!一人にしないでってば~!!」ダダダダ
イノシシ「……!」
イノシシ「ブゴオオオオオオオオオオオオオオオッッ!!!!!!!!!!」ノシノシノシノシノシノシ
千歌「ひぃーー!!!追っかけてきた!!!!!」
ダダダダダダダ
千歌「ひっ……!ひぃ……!ひぃひぃひぃ……!……!!後ろまだいる!!!ぎゃああああああああ!!!!」ダダダダダダダ
イノシシ「ブゴッ!!ブゴッ!!!!」ダダダダダダダ
しいたけ「……!……!」ダダダダダダダ
千歌「……!…………」
千歌「……?」タッタッタ……
千歌(あれ?もしかして……)
千歌(イノシシって……)チラッ
千歌(案外走るの遅いのだ?)
千歌「待ってー!一人にしないでってば~!!」ダダダダ
イノシシ「……!」
イノシシ「ブゴオオオオオオオオオオオオオオオッッ!!!!!!!!!!」ノシノシノシノシノシノシ
千歌「ひぃーー!!!追っかけてきた!!!!!」
ダダダダダダダ
千歌「ひっ……!ひぃ……!ひぃひぃひぃ……!……!!後ろまだいる!!!ぎゃああああああああ!!!!」ダダダダダダダ
イノシシ「ブゴッ!!ブゴッ!!!!」ダダダダダダダ
しいたけ「……!……!」ダダダダダダダ
千歌「……!…………」
千歌「……?」タッタッタ……
千歌(あれ?もしかして……)
千歌(イノシシって……)チラッ
千歌(案外走るの遅いのだ?)
4: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/03/19(火) 02:07:59.02 ID:BJEwUwRO
千歌(この感じ……この距離感)
千歌(意外と逃げ切れるかも……?)
イノシシ「ブゴォ……!ブゴォ……!」ノシノシノシ
千歌「……」
千歌「しいたけ!しいたけ!」
しいたけ「?」
千歌「もう逃げる必要ないよしいたけ!見て見て!ほら!」
しいたけ「……」
千歌「イノシシさん疲れ切ってるのだ。もう息も切らしてるよ!」
しいたけ「……」
千歌「これなら安心!な~んだ、そんなに怯える必要なかったよぉ」
しいたけ「……!」
千歌「もおー、おどかせてー」
しいたけ「……ワンっ!w」
千歌「お、いいぞー。もっと言ってやれしいたけ!」
しいたけ「ワンっ!wワンっ!wくぅ~んw」
千歌「やーい、ベロベロバー!」
イノシシ「……」
イノシシ「……」
イノシシ「……」ブチン
千歌(意外と逃げ切れるかも……?)
イノシシ「ブゴォ……!ブゴォ……!」ノシノシノシ
千歌「……」
千歌「しいたけ!しいたけ!」
しいたけ「?」
千歌「もう逃げる必要ないよしいたけ!見て見て!ほら!」
しいたけ「……」
千歌「イノシシさん疲れ切ってるのだ。もう息も切らしてるよ!」
しいたけ「……」
千歌「これなら安心!な~んだ、そんなに怯える必要なかったよぉ」
しいたけ「……!」
千歌「もおー、おどかせてー」
しいたけ「……ワンっ!w」
千歌「お、いいぞー。もっと言ってやれしいたけ!」
しいたけ「ワンっ!wワンっ!wくぅ~んw」
千歌「やーい、ベロベロバー!」
イノシシ「……」
イノシシ「……」
イノシシ「……」ブチン
5: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/03/19(火) 02:11:35.19 ID:BJEwUwRO
イノシシ「ブオオオオオアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
千歌「へ?」
しいたけ「!?」
イノシシ「……………………ッッッッ!!!!」ノッシノッシノッシ
千歌「わ、わ!」
千歌「また急に近付いてきた!!」
イノシシ「……………………!!!」ノシノシノシノシノシノシノシ
千歌「え、ちょ、速くない!?速いよ!!!ちょっと!!!」
しいたけ「!!!」
千歌「逃げなきゃ!!!」
しいたけ「……!」ダダダダダダダ
千歌「あ、また自分だけ先に逃げて!バカ犬!」
しいたけ「……!」ニコッ
千歌「なんで微笑みかけてきたの!?なに!?今生の別れ!?ふざけんなぁ!自己保身犬め!!」
千歌「へ?」
しいたけ「!?」
イノシシ「……………………ッッッッ!!!!」ノッシノッシノッシ
千歌「わ、わ!」
千歌「また急に近付いてきた!!」
イノシシ「……………………!!!」ノシノシノシノシノシノシノシ
千歌「え、ちょ、速くない!?速いよ!!!ちょっと!!!」
しいたけ「!!!」
千歌「逃げなきゃ!!!」
しいたけ「……!」ダダダダダダダ
千歌「あ、また自分だけ先に逃げて!バカ犬!」
しいたけ「……!」ニコッ
千歌「なんで微笑みかけてきたの!?なに!?今生の別れ!?ふざけんなぁ!自己保身犬め!!」
6: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/03/19(火) 02:17:13.64 ID:BJEwUwRO
~数分後~
千歌「はっ……!はっ……!!」
イノシシ「…………!」ドスドスドスドス
千歌「ひっ……ひぃ!追いつかれる……追いつかれちゃう……!」
千歌「しいたけは遥か先に行っちゃったのだ……どうして逃げ切れるのだ……?このイノシシ……確かにそこまで速くないけど……かといって遅くもないよお……!」
イノシシ「…………!」ドドドドド
千歌「わっ、もうムリ!すぐそこまで来てる!!」
イノシシ「……ッ!」グワッ
――――――
そう、高海千歌は知らなかったのだ
犬はイノシシより足が速いということに
そこには明確な序列が存在する
イノシシは動物界で最も足が遅い動物なのである(出典:干支)
しかし、それと反して、高海千歌はある言葉は知っていた
そう、イノシシに関する言葉……
―――
千歌「……!そうだ!」
千歌「はっ……!はっ……!!」
イノシシ「…………!」ドスドスドスドス
千歌「ひっ……ひぃ!追いつかれる……追いつかれちゃう……!」
千歌「しいたけは遥か先に行っちゃったのだ……どうして逃げ切れるのだ……?このイノシシ……確かにそこまで速くないけど……かといって遅くもないよお……!」
イノシシ「…………!」ドドドドド
千歌「わっ、もうムリ!すぐそこまで来てる!!」
イノシシ「……ッ!」グワッ
――――――
そう、高海千歌は知らなかったのだ
犬はイノシシより足が速いということに
そこには明確な序列が存在する
イノシシは動物界で最も足が遅い動物なのである(出典:干支)
しかし、それと反して、高海千歌はある言葉は知っていた
そう、イノシシに関する言葉……
―――
千歌「……!そうだ!」
8: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/03/19(火) 02:20:23.26 ID:BJEwUwRO
千歌「直線的に逃げるからダメなのだ!イノシシ相手には……こうだ!」
千歌「えいっ」クイッ
イノシシ「!?」
千歌「えっへっへー、曲がればイノシシは追ってこれないんだよね!知ってるよ!」
千歌「イノシシって直進しかできないんだよね!(出典:猪突猛進)」
イノシシ「……!!」アタフタ
千歌「……ふう、これでひとまずは逃げ切れそうだけど…………」
千歌「それにしてもどうしよう。イノシシなんて。沼津にもいたんだねえ」
千歌「なんとかしないと、他の人に被害が出ちゃう……」
イノシシ「……!!……!」
千歌「なんとかしないと……」
パァン!!!パァン!!!
千歌「!?」
千歌「えいっ」クイッ
イノシシ「!?」
千歌「えっへっへー、曲がればイノシシは追ってこれないんだよね!知ってるよ!」
千歌「イノシシって直進しかできないんだよね!(出典:猪突猛進)」
イノシシ「……!!」アタフタ
千歌「……ふう、これでひとまずは逃げ切れそうだけど…………」
千歌「それにしてもどうしよう。イノシシなんて。沼津にもいたんだねえ」
千歌「なんとかしないと、他の人に被害が出ちゃう……」
イノシシ「……!!……!」
千歌「なんとかしないと……」
パァン!!!パァン!!!
千歌「!?」
10: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/03/19(火) 02:22:52.16 ID:BJEwUwRO
千歌「い、今の音は……!?それにこの匂い……」
イノシシ「……ブオオオオオオオオオ!!!」ジタバタ
千歌「あっ!血!!?」
イノシシ「……ブ、オォオ…………」
イノシシ「……」バタッ
千歌「撃……たれ、た……?」
千歌「……」キョロキョロ
千歌「あっ!」
果南「またせたね」
果南「……」フッ
果南「千歌」
しいたけ「ゥわんっ!」
千歌「……か」
千歌「果南ちゃんとしいたけと猟銃だぁあ~!!」
イノシシ「……ブオオオオオオオオオ!!!」ジタバタ
千歌「あっ!血!!?」
イノシシ「……ブ、オォオ…………」
イノシシ「……」バタッ
千歌「撃……たれ、た……?」
千歌「……」キョロキョロ
千歌「あっ!」
果南「またせたね」
果南「……」フッ
果南「千歌」
しいたけ「ゥわんっ!」
千歌「……か」
千歌「果南ちゃんとしいたけと猟銃だぁあ~!!」
12: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/03/19(火) 02:26:42.44 ID:BJEwUwRO
果南「怪我はない?」
果南「まったくイノシシだなんて。珍しいこともあったもんだよ。冬眠明けなのかなん?」
しいたけ「……!」ヘッヘッヘッ
千歌「果南ちゃ~ん!」ダキッ
果南「こらこら、そんな抱きついちゃって。怖かったんだね」
果南「今は硝煙臭いから離れた方がいいぞー」
千歌「怖かったよお……!死ぬかと思った……!」
果南「だからあれほど猟銃は持っとけって言ったのに。こういうこともたまにあるんだから」
千歌「言われた覚えないけど嬉しいよ~!」
果南「ま、しいたけのおかげだよね」
千歌「しいたけの?」
果南「そ。こいつが私のとこに走ってきてさ。なんか千歌がやばいっての教えてくれたの」
しいたけ「……」コクコク
千歌「……か」
千歌「かしこいぞぉ~!しいたけぇ~!」
果南「まったくイノシシだなんて。珍しいこともあったもんだよ。冬眠明けなのかなん?」
しいたけ「……!」ヘッヘッヘッ
千歌「果南ちゃ~ん!」ダキッ
果南「こらこら、そんな抱きついちゃって。怖かったんだね」
果南「今は硝煙臭いから離れた方がいいぞー」
千歌「怖かったよお……!死ぬかと思った……!」
果南「だからあれほど猟銃は持っとけって言ったのに。こういうこともたまにあるんだから」
千歌「言われた覚えないけど嬉しいよ~!」
果南「ま、しいたけのおかげだよね」
千歌「しいたけの?」
果南「そ。こいつが私のとこに走ってきてさ。なんか千歌がやばいっての教えてくれたの」
しいたけ「……」コクコク
千歌「……か」
千歌「かしこいぞぉ~!しいたけぇ~!」
13: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/03/19(火) 02:31:25.49 ID:BJEwUwRO
しいたけ「……」ヘッヘッ
千歌「うんうん、わーかってるわかってるよ!今日はいつもよりいーっぱいご飯食べていいからね!」
しいたけ「♡」
果南「あ、それじゃあさ。しいたけのエサなんだけど……」
千歌「ん?」
果南「これ食べよっか。猪」
千歌「えぇ~っ!?」
果南「大丈夫。屠殺に血抜きはできるから」
果南「皮剥ぐのは苦手なんだけどね。まあ剥ぐしちゃえばいいんだよ、ノリで」
千歌「流石にしいたけも1頭は食べきれないよ……」
果南「じゃー、皆を呼んでパーティだ!猪汁パーティ!」
果南「美味しいよ!」
千歌「……本当に美味しいの?」
果南「絶品だね!今なら干物も付くよ!」
千歌「……じゃあ食べるー♡」
果南「よっしゃー!」
千歌「うんうん、わーかってるわかってるよ!今日はいつもよりいーっぱいご飯食べていいからね!」
しいたけ「♡」
果南「あ、それじゃあさ。しいたけのエサなんだけど……」
千歌「ん?」
果南「これ食べよっか。猪」
千歌「えぇ~っ!?」
果南「大丈夫。屠殺に血抜きはできるから」
果南「皮剥ぐのは苦手なんだけどね。まあ剥ぐしちゃえばいいんだよ、ノリで」
千歌「流石にしいたけも1頭は食べきれないよ……」
果南「じゃー、皆を呼んでパーティだ!猪汁パーティ!」
果南「美味しいよ!」
千歌「……本当に美味しいの?」
果南「絶品だね!今なら干物も付くよ!」
千歌「……じゃあ食べるー♡」
果南「よっしゃー!」
14: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/03/19(火) 02:33:04.07 ID:BJEwUwRO
こうして……Aqoursで新鮮な猪汁パーティを行い、皆はお腹を存分に満たした。
しいたけもお腹いっぱい食べたが、バカ犬だの自己保身犬だのよく分からない罵倒をされたことについては割と禍根が残った。
なお今後もイノシシが現れる危険性については小原家が対策を講じていくらしい。
しいたけもお腹いっぱい食べたが、バカ犬だの自己保身犬だのよく分からない罵倒をされたことについては割と禍根が残った。
なお今後もイノシシが現れる危険性については小原家が対策を講じていくらしい。
15: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/03/19(火) 02:33:09.67 ID:BJEwUwRO
おわり。
17: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/03/19(火) 02:37:38.69 ID:+jtYUGpl
乙
テンポよくて面白かった
テンポよくて面白かった
18: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/03/19(火) 02:38:27.40 ID:wpW/knyz
乙
勢いよくていいね、笑った
勢いよくていいね、笑った
20: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/03/19(火) 02:46:28.43 ID:S3d+D283
出典:干支
草
草
25: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/03/19(火) 03:06:06.67 ID:/LalIe/t
乙 いのししが撃たれたとこでウルッときた俺はもうダメかもしれない
28: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2019/03/19(火) 07:55:22.18 ID:XTBbw4wg
なんか草
おつでした
おつでした
引用元: ・http://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1552928227
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