【ラブライブ!】Guilty Kiss「ギルティミッション!山奥から脱出せよ!」

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1: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/12/17(月) 21:33:27.42 ID:b74cLJwb

とある日、山の中…

梨子(みなさんこんにちは。私たちAqoursは、夏休みを利用して2泊3日の合宿に来ています)

梨子(今はユニットごとに練習をしています。CYaRon!は衣装作り、AZELIAは海へ…)

梨子(私たちGuilty Kissは山でジョギングをしていたのだけど…)


善子「…」

鞠莉「…」

梨子「…」

梨子「な…」

梨子「なんで私たち遭難してるのよーーーーー!?」

山びこ『ソウナンシテルノヨー…ソウナンシテルノヨー……』

善子「落ち着きなさいリリー!」

鞠莉「取り乱したらダメよ梨子!」

梨子「あなた達のせいでしょーがー!」キッ

善子・鞠莉「「ひいっ!?」」ビクッ

梨子(うぅ…なんでこんな事に…)

梨子(そう…話は合宿所に到着した三時間前に遡ります…)

――――
――



2: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/12/17(月) 21:34:25.21 ID:b74cLJwb

三時間前…

鞠莉「ハーイみなさーん♪こちらが今回の合宿所になりまーす!」ジャーン

千歌「着いたー!鞠莉ちゃんの別荘ー!」ピョンピョン

千歌「見渡す限りの大自然!こんな場所と綺麗な別荘で合宿なんてサイコーだよね!」ワクワク

ダイヤ「こら千歌さん!遊びに来てるんじゃないんですよ!」

果南「そうだよー。ライブに向けて練習や身体作りをしなきゃいけないんだから」

千歌「ダイジョーブ!分かってるって!」

曜「でもこれだけ海が綺麗だとテンション上がるであります!」

ルビィ「近くにはハイキングが出来る山もあるんだって!」


3: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/12/17(月) 21:35:15.72 ID:b74cLJwb

善子「…」

梨子「よっちゃん?元気ないけどどうしたの?」

善子「人里離れた別荘…雄大な大自然…女9人…何も起きないハズも無く…」

善子「きっとここで惨劇の一夜がヨハネたちを襲うのよ…!」ガタガタ

花丸「ホラーゲームのやり過ぎずら」チョップ

善子「ぐぇ。何すんのよずら丸ー!」ムキー

梨子「…まったく、心配して損したわ」ハァ


4: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/12/17(月) 21:36:05.28 ID:b74cLJwb

ダイヤ「ふむ…しかしこの自然を利用しない手はありませんわね」

ダイヤ「水着やウェアはありますし、山と海に分かれてトレーニングするのが良いですわね」

果南「じゃあユニットごとに分かれようか。私は泳ぎたいから海がいいな」

花丸「えぇ!マルは泳ぐのが苦手ずら…」

ダイヤ「大丈夫ですわ花丸さん、わたくしとビーチで運動しましょう!」スッ

果南「ビーチボールとスイカは置きなよ!遊ぶ気マンマンじゃんか!」

千歌「ダイヤちゃん、チカのこと言えないじゃん!」プンプン

ダイヤ「す、すみません、海を見たら何だかんだでハイテンションになってました…///」


5: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/12/17(月) 21:37:08.35 ID:b74cLJwb

曜「私は鞠莉ちゃんの別荘でルビィちゃんと衣装作りたいな」

ルビィ「今回の衣装はデザイン凝ってるから大変だもんね」

梨子「千歌ちゃんも歌詞がまだでしょ?一緒に作詞したら?」

千歌「そうだね、じゃあCYaRon!はライブの準備してるね!」

果南「ひと段落ついたら、私たちのトレーニングに混ざるといいよ」

曜「ヨーソロー!曜ちゃんも早く泳ぎたいでありまーす!」


6: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/12/17(月) 21:38:12.23 ID:b74cLJwb

梨子「私たちGuilty Kissはどうしようか?」

鞠莉「近くの山にジョギングコースがあるわ。そこでトレーニングしましょ♪」

善子「はいっ!ヨハネは反・対よっ!」キッ

梨子「また始まった…。一応、聞くけど理由は?」

善子「そ、その…雄大な緑の自然は堕天使に相応しくないっていうか…」アセアセ

花丸「素直に山登りがキツイから、って言った方がいいずらよ?」

善子「ち、違うもん!」ギクッ

鞠莉「大丈夫よん♪今から行く山は“安全ヶ山(あんぜんがさん)”って言うとこなの!」

鞠莉「その名前の通り安全な山よ。お年寄りがウォーキングもしてるくらいだし」

善子「そ、それなら平気そうね…」ホッ


7: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/12/17(月) 21:39:08.52 ID:b74cLJwb

千歌「じゃあユニットごと練習開始だね!」

千歌「みんなー!ライブに向けて合宿がんばろーーー!」

8人「「「おーーーっ!!」」」

鞠莉「じゃあ、マリーたちは安全ヶ山に行こっか!」

梨子・善子「「はーい!」」

鞠莉「場所はこっちよー!カモーン!」

テクテク…

ダイヤ(…あら?鞠莉さんたちが歩いて行った方角…)

ダイヤ(地図によると安全ヶ山は反対側のようですが…)


9: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/12/17(月) 21:41:36.84 ID:b74cLJwb

安全ヶ山?の山道…

梨子「はっ…はっ…」タッタッタ

鞠莉「ふぅ、話に聞いてるよりは結構な急坂ね…」タッタッタ

善子「はぁ…はぁ…」フラフラ

善子「もうっ!どこが安全なコースよ!」

善子「疲れたー!もう走れないー!」ワーン

梨子「確かに聞いてたよりキツいコースだね…。もっと楽なルートがあるのかな?」

鞠莉「ンー、じゃあ休憩がてらにその辺を散策してみよっか?」

善子「賛成ー!なんだかミステリアスな山だし探検しましょ!」キラキラ

梨子「急に元気になったけど遊ぶわけじゃないんだからね?」

善子「分かってるわよー!」


10: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/12/17(月) 21:42:20.54 ID:b74cLJwb

山の外れ道…

梨子「…うーん、こっちにも安全そうな道はないね」

鞠莉「木や草が生い茂ってるし、道もかなり険しいわ」

梨子「多分こっちは危ないルートだよ。よっちゃん戻ろう?」

善子「えー!?またあのコース走るのやだー!」

鞠莉「仕方ないわよ…ん?」チラッ


11: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/12/17(月) 21:43:02.84 ID:b74cLJwb

鞠莉「あっ、見て2人とも!ぶっといキノコ発見デース!」ジャーン

善子「おぉ…なかなかエゲつない反り方してるわね…!」

梨子「…」

梨子「///」カァアアア

鞠莉「…何で赤くなってるの?」

梨子「そ、そのっ…!以前の男湯の件を思い出して…///」カァアアア

善子「あー…アレは災難だったわよね…」ゲンナリ

鞠莉「ムフフ♪男の人たちのアレを思い出したってとこかしらん?」ニヤニヤ

善子「リリーのスケベー!」ニヤニヤ

梨子「す、スケベじゃないもん!よっちゃんのバカ!///」


12: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/12/17(月) 21:43:52.73 ID:b74cLJwb

鞠莉「そんなムッツリリーにキノコ攻撃デース。善子、キノコ両手に持って♪」

善子「ホラホラー!リリーがだーい好きな極太キノコよー♪」

梨子「ムッツリリーはやめて!もー、からかわないでよー!///」

鞠莉「良いではないか~」ツンツン

梨子「いやー!来ないでー!///」

グラッ…

梨子「えっ…!?きゃあああっ!?」グラグラ

鞠莉「あっ、危ない梨子!」バッ

善子「崖下に落ちるわよ!」バッ

ガラガラガラ…

ギルキス「「「いやああああっ!?」」」


13: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/12/17(月) 21:44:34.56 ID:b74cLJwb

崖下…

梨子「…いたたた。大丈夫2人とも?」

善子「ヨハネは何とか…マリーは?」

鞠莉「ちょっと擦りむいたけど大丈夫よ。運が良かったわね…」

梨子「完全に山道から外れちゃったね。早く戻らないと…」

善子「でもさすがに滑り落ちた坂は登れないわよ…」

鞠莉「ンー、とりあえず別なとこから登っていきましょ」

鞠莉「安全ヶ山はパパと何度か来たことあるし、きっと戻れるわよ!」

善子「ホント?信じてるわよマリー」

梨子(大丈夫かしら…)

テクテク…


14: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/12/17(月) 21:45:19.56 ID:b74cLJwb

数十分後…

梨子「はぁ…はぁ…」フラフラ

善子「ぜぇ…ぜぇ…」フラフラ

梨子「ま、鞠莉さん…全然戻れないよ…」ハァハァ

善子「もう登ってるか下ってるかも分からないわ…」ゼェゼェ

鞠莉「お、おかしいわね…前に来たときはすぐに降りれたんだけど…」ハァハァ

鞠莉「ずっと同じような景色で山道に辿り着かないわ…」

梨子「一応、コンパスも持ってきたんだけど…」スッ

クルクル…

梨子「ずっと回って役に立たないね…」

善子「…」

善子「ねぇ…ここ本当に安全ヶ山…?」

梨子・鞠莉「「えっ…」」ドキッ


15: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/12/17(月) 21:46:47.32 ID:b74cLJwb

梨子「そ、それってどういう意味…?」

善子「だって話と違うじゃない!走ってた道も険しかったし…!」

善子「それにコンパスがおかしくなるなんて異常よ!まるで樹海みたいな…」

梨子「や、やめてよ!怖くなってくるじゃない!」

サァアアア…

鞠莉「! 急に霧が出てきた…!」

梨子「ど、どうしよう…迷ってる時に視界まで悪くなるなんて…」

善子「とにかく早く山を下りなきゃ!」

鞠莉「待って!念のためにぶっといキノコを木にくくりつけて目印にしましょ」ギュッ

梨子「それ落ちても手放さなかったんだね…」


16: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/12/17(月) 21:48:05.74 ID:b74cLJwb

一時間後…

ギルキス「はぁ…はぁ…」フラフラ

善子「も、もう歩けない…」ゼェゼェ

梨子「が、頑張ってよっちゃん…」ゼェゼェ

鞠莉「あっ…!あれ…!」

キノコの木「…」

善子「マリーがつけたキノコの木だわ!てことは一時間かけて同じ場所に…!?」

梨子「そ、そんな…やっぱり私たち…」ガタガタ

ギルキス「「「遭難してるーーー!!」」」


17: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/12/17(月) 21:49:18.23 ID:b74cLJwb


――
―――

梨子(…と、いうのが事の始まりです…)

善子「んもうっ!なんでこんな事になるのよー!」

善子「マリーのせいよっ!安全な山だって言うから付いてきたのに!」ギャーギャー

鞠莉「ホワット!?善子が疲れて探検しようとか言ったからでしょ!」ギャーギャー

梨子「2人のせいよ!あんな卑猥なキノコ持って悪ふざけするから!」ギャーギャー

ギルキス「「「むむむ…!」」」キッ

ギルキス「…」


18: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/12/17(月) 21:49:54.58 ID:b74cLJwb

梨子「…」

梨子「…やめよう、連帯責任だよね。今はみんなで力を合わせなきゃ」

善子「そうね…ごめんなさいマリー…」

鞠莉「私も…言いすぎたわ…」

鞠莉「…梨子の言う通りだわ。今は3人で頑張らないと!」

梨子「うん!あ、でもその前に少し休んだ方が良いかもね」

善子「長時間歩きっぱなしだしね…ん?」チラッ

善子「ねえ、向こうに洞穴があるわ!あそこなら休憩できるんじゃない?」

鞠莉「ナイス善子!行ってみようか!」


19: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/12/17(月) 21:51:07.53 ID:b74cLJwb

洞穴…

ピチョン…

梨子「かなり薄暗いところね…」

鞠莉「足元に気をつけないとね」

善子「なんだか禍々しい雰囲気ね…ハッ!」

善子「まさかここは…ユグドラシルへの入り口…!?」ギラン

ツルッ

善子「ふぎゃんっ!」ビターン

梨子「バカなこと言ってると転ぶわよ?」

善子「バカなこと言う前に注意してよね!」

善子「…って誰がバカよ!」ムキー


20: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/12/17(月) 21:51:54.43 ID:b74cLJwb

ガタッ…

梨子「! よっちゃん、シッ!」

梨子「だ、誰かが奥にいる…」

善子「えっ…う、ウソでしょ…!?こんなとこに一体誰が…?」

鞠莉「まさか洞窟に住み着いた狂人家族が、通りすがりの人間を食べてるとか…!」

梨子「そんな都市伝説みたいなことが…」

カツ…カツ…

梨子「…こっちに来る!?」


21: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/12/17(月) 21:55:48.99 ID:b74cLJwb

善子「こ、こうなったらやってやるわよ!堕天使奥義を食らわせてやるわ!」

鞠莉「マリーも!襲ってきたらこのキノコを食べさせてやるんだから!」

梨子「まだ持ってたの!?」

梨子「よ、よーし…私もやってやるわ!伊達に修羅場をくぐってきてないもの!」

バッ!

善子「来たっ!」

善子「喰らえー!堕天使奥義!“堕天龍鳳凰縛”!」ブンッ

???「動かないでください!」ガシッ


22: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/12/17(月) 21:57:04.66 ID:b74cLJwb

善子「! 腕を掴まれた!」

???「はっ!」グイッ

ググググ…

善子「い゛っ!?いだだたっー!?」ギリギリ

善子「絞まってる!絞まってるってばー!」タップ

梨子「よ、よっちゃーん!」

鞠莉「コラー!善子を離しなさーい!」

鞠莉「マリーさんが相手になってやるんだから!」アチョー

???「むっ…そっちは3人でしたか…!」


23: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/12/17(月) 21:57:46.97 ID:b74cLJwb

???「海未ちゃん!誰だったにゃ!」スッ

海未「分かりません…が、凛が言ってたような怪物の類では無いですね」

凛「良かったー。てっきり食人一家が出たかと思ったにゃ」ホッ

海未「まったく…そんなワケが無いでしょう」ハァ

善子「ちょっとー!誤解が解けたなら離してよね!」ギリギリ

海未「ああ、すみません」パッ

鞠莉「あなたたちは一体誰なの!」

梨子「ちょっと待って…?いま“海未”と“凛”って言ってなかった?」

海未「海未は私ですが…」

凛「凛は凛だにゃ」

梨子「…」

梨子「あーーーーー!?」ハッ


24: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/12/17(月) 21:58:36.94 ID:b74cLJwb

梨子「“μ’s”よ!μ’sの園田海未さんと星空凛さんじゃないの!?」

善子「そ、そう言えば…!」ハッ

鞠莉「どうしてこんな所にμ’sの2人が…?」

海未「そういうあなた方は…スクールアイドルの番組で見たことありますね」

凛「凛知ってるよ!AqoursのGuilty Kissっていうユニットにゃ」

梨子「えっ!Aqoursを知ってるんですか?」

海未「ええ、私たちだってスクールアイドルだったのですから」

凛「ちゃんと今のアイドルもチェックしてるにゃー!」

鞠莉「にゃーん☆マリーずっと凛ちゃんをハグハグしたかったのよー♪」ハグゥ

凛「んにゃーーー!?///」カァアアア

梨子「ま、鞠莉さん!大先輩にそんなこと!」

凛「ふにゃあああ…ふかふかだにゃあ…///」ハグハグ

善子(あ、堕ちてる…)


25: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/12/17(月) 22:00:21.69 ID:b74cLJwb

梨子「…ちなみに、どうして海未さんたちはここにいるんですか?」

海未「も、もちろん登山の最中です!山にいるのですから当然でしょう?」

梨子(その割には私たちみたいに迷ってる感じだけど…)

凛「絶賛遭難中だよ。とりあえず洞穴で休んでたんだ!」

梨子「やっぱり…」ジトー

海未「こら凛!余計なことは言わなくていいんです!」

凛「だって本当のことだもん」

海未「うぅ…これがもし知れ渡ったら“スクールアイドル登山愛好会”OGの名折れです…」ガックシ

凛「そんな会に入ってたんだね…知らなかったにゃ…」


26: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/12/17(月) 22:00:58.97 ID:b74cLJwb

凛「しかも凛は無理やり連れてこられたにゃ…他のメンバーはみんな忙しいから、って」

凛「凛だって大学が休みだったのに!」プンプン

海未「休みなら尚更いいじゃないですか。10代の頃とは違うのですから身体が鈍りますよ?」

凛「凛は鈍ってないもん!ホラ!」ピョン

クルクルクル…スタッ!

ギルキス「「「おぉ~~~!」」」パチパチ

善子「やっぱり生で見ると迫力が違うわね!」

鞠莉「曜並の運動神経デース!」


27: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/12/17(月) 22:02:21.42 ID:b74cLJwb

梨子「あの海未さん、お聞きしたい事があるんですが…」

海未「はい、何でしょう?」

梨子「私たち…この山は安全ヶ山と思ってたんですが、どうも雰囲気がおかしくて…」

凛「あっ!やっぱり変だと思うよね!」

凛「凛も『“安全ヶ山”と言うくらい安全な山だから安心です!(海未の声真似)』って聞いたから来たんだよ!」

善子「でも急坂は多いし霧は出てくるし、かなり地獄的な山だわ」

善子「はっ…!まさかここは本当に地獄なのでは…!?」ハッ

善子「クックック…どうやら知らないうちに冥界の門を開いてしまったようね…」ギラン

海未「…この人は一体なにを言ってるのでしょうか?」

凛「ちょっと寒くないかにゃ?」


28: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/12/17(月) 22:03:24.17 ID:b74cLJwb

海未「…」

海未「…実はこの山、安全ヶ山では無いのです」

4人「「「やっぱり!」」」

海未「白状します。安全ヶ山はあまりにも安全なので、凛を隣の“普通ヶ峰(ふつうがみね)”に連れて行こうと思ったのです…」

凛「海未ちゃんひどいにゃ!ここはあまりにも辛すぎるにゃ!」

鞠莉「じゃあ…ここはその普通ヶ峰なの?」

海未「いえ…普通ヶ峰は何度か来ましたが、こんな危ない山ではありませんでした」

梨子「安全ヶ山でも普通ヶ峰でもないならここは一体…?」

海未「…ここはもしかしたら、登山家の間で噂の“苦行ヶ岳(くぎょうがたけ)”かもしれません」

4人「「「苦行ヶ岳???」」」


29: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/12/17(月) 22:05:17.85 ID:b74cLJwb

海未「安全ヶ山や普通ヶ峰へ入ったときに、稀に迷い込むことがある山だそうです」

海未「何でも地図には載っていない幻の山だとか。帰らぬ人も沢山いるようです」

梨子「そ、そんなオバケみたいな山があるわけないじゃないですか!」

海未「信じたくはありませんが…現にあなた方も迷い込んでいるでしょう?」

鞠莉「ムゥ…確かにその通りだわ…」

海未「いずれにせよ、私たちはこの苦しい状況を打破しなければなりません」

善子「そうね…でもこれだけ人数が揃えば心強いかも!」

海未「ええ、その通りです!」

海未「ここにいる5人で力を合わせ、この山から脱出しましょう!」

凛「わかったにゃ!」

梨子「はい!」

鞠莉「よーし、みんな手を合わせて!」

5人「「「ギルティ・リリーミッション!苦行ヶ岳から脱出せよ!」」」オー!


30: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/12/17(月) 22:07:15.16 ID:b74cLJwb

洞穴の外…

海未「梨子、善子、鞠莉…ですね。よろしくお願いします」テクテク

梨子「はい、こちらこそ」テクテク

鞠莉「さ、行くわよ海未っち!凛ちゃん!」シャイニー

海未(き、距離感が近いですねこの子は…)

凛「よーし!テンション上げてくにゃー!」オー

海未「急に元気になりましたね?」

凛「だって3人も仲間が増えたから心強いんだもん!」リンガベー☆

善子「なんだか凛さんを見てると元気が出てくるわね」

鞠莉「ほんっと可愛いワァ…お持ち帰りしたいデース…」ジュルリ

梨子「鞠莉さん!ヨダレ垂れてますよ!?」

海未「凛、走ったら危ないですよ!何があるか分からない山なのですから!」

凛「大丈夫だよー♪」タッタッタ


31: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/12/17(月) 22:07:56.69 ID:b74cLJwb

凛「とってもとってもMIRACLE~♪」フンフーン

海未「まったく…凛はいつまでも昔のままですね」

梨子「μ’sのムードメーカーって感じですね」クス

スカッ

凛「にゃ?」

海未「ん?どうしました?」

凛「…」

スカッスカッ

凛「じ…」

凛「地面が…」

凛「地面がないにゃあーーーーー!?」バタバタ

ヒュウウウウ…

海未「り、凛ーーーー!?」

梨子「た、大変!凛さんが崖下に落ちたわ!」


32: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/12/17(月) 22:08:39.89 ID:b74cLJwb

バシャアアアアン!

海未「凛!?大丈夫ですか!」バッ

凛「だ、大丈夫だよー…」プカプカ

善子「よ、良かった…下に水があったみたいね」ホッ

凛「ココあったかいから温泉みたいだよー!」

凛「気持ちいいからみんなも来るにゃー!」

海未「はぁ…心配したのに呑気ですね」ハァ

鞠莉「とりあえず下に降りてみよっか!」


33: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/12/17(月) 22:09:16.70 ID:b74cLJwb

崖下…

凛「ほらー!あったかいよー!すっごい気持ちいいにゃー♪」バシャバシャ

善子「こんな所に温泉があるなんてね」

鞠莉「ちょうどいいじゃない!まずは温泉で疲れを取りましょうよ♪」

海未「そんなヒマはありません!早く下山しなければ!」

梨子「そうですよ!それに私、温泉はちょっとトラウマで…」

凛「いいから入るにゃ!ほら海未ちゃんと梨子ちゃんも!」グイッ

海未・梨子「「きゃああああ!?」」

バシャアアアアン!


34: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/12/17(月) 22:10:00.68 ID:b74cLJwb

カポーン

梨子(…と、いう事でみんなで温泉に入ってしまいました)

善子「ふぅ~極楽ね~…」カポーン

鞠莉「あら?堕天使が極楽なんて言っていいの?」クス

善子「はっ!えっと…デビル極楽だわ!」

梨子「なに言ってるのよっちゃん…てか前にも聞いた台詞だわソレ」

梨子「確か前々回は、この台詞のあとに男の人が来て…」キョロキョロ

鞠莉「そんな心配ノープロブレムよ。ここには私たちしかいないもの!」

鞠莉「だからスッポンポンで立ち上がっても平気デース☆」バイーン

梨子「ま、鞠莉さん!はしたないですよ!///」カァアアア

善子「これ見よがしに巨乳をアピールするんじゃないわよ!///」カァアアア

海未・凛「…」


35: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/12/17(月) 22:10:59.86 ID:b74cLJwb

海未「哀れですね」

凛「哀れにゃ」

鞠莉「? なんか哀れんでマース」

海未「胸などあっても所詮チヤホヤされるのは若い時だけです」

凛「そうにゃそうにゃ」ウンウン

海未「それに肩が凝り、日常生活に支障をきたすことも多いでしょう」

凛「わかるにゃわかるにゃ」ウンウン

海未「そうですよね梨子、善子?」チラ

梨子「いや同意を求められても!?」

善子「貧乳仲間にしないでよ!?」


36: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/12/17(月) 22:12:24.95 ID:b74cLJwb

鞠莉「ムム…コンプレックス丸出しはカッコ悪いデース!」

海未「こ、コンプレックスではありません!」

鞠莉「マリーが大きくしてあげマス!覚悟しなサーイ!」

鞠莉「希師匠直伝の“わしわしMAX”よ!」ワシワシ

凛「んにゃあああああああ!?///」ワシワシワシワシ

海未「こ、こらっ!やめなさい鞠莉!///」ワシワシワシワシ

梨子・善子「わわわ…大変なことに…///」カァアアア

海未「まったく!今のスクールアイドルの風紀はどうなってるんですか!///」

海未「…ん?いま希と言いましたか?」

凛「希ちゃんと会ったことあるの?」

梨子「はい、実は温泉でかくかくしかじかな事がありまして…」

善子「あの時は大変だったわよね…」

海未「あなたたちと希は何をしてるんですか…」ハァ


37: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/12/17(月) 22:13:09.57 ID:b74cLJwb

梨子「…そろそろ疲れも取れたし出発しましょうか?」

凛「えー、もっと温泉に入ってたいにゃ…」

善子「そうも言ってられないわよ凛さん」

鞠莉「そうだね、なんだか周りの霧も濃くなってきたし」

ザッザッザ…

海未「…? みんな静かに!」

梨子「ど、どうしたんですか海未さん?」

海未「霧の中に人影が見えます…」

4人「…」

4人「「「!?!?!?」」」ビクッ


38: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/12/17(月) 22:13:52.34 ID:b74cLJwb

凛「こ、こんなところに他に人がいるはずないよ!」ヒソヒソ

善子「そ、そうよ!見間違いでしょ!」ヒソヒソ

海未「いえ…!確かにいます…それも複数…」ヒソヒソ

善子「もしかして地獄から這い出た悪魔の軍勢…!?」

鞠莉「それか本当に食人一家が…!?」

梨子「どっちも無いと思うけど…でもこのままだとマズイわよ!」

善子「確かに…ヨハネたち裸だし、もしも男の人の集団だったら!」


39: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/12/17(月) 22:14:34.27 ID:b74cLJwb

~もしも男の集団だったら~

男『オラ!催眠!クソスケベスクールアイドルになれ!』

男『オラ!催眠!催眠解除!』

ギルキス・海未・凛『い…』

ギルキス・海未・凛『いやぁあああああっ!///』


善子「…って展開になって、○されてあんな事やこんな事を…!」ガタガタ

梨子「い、イヤよそんなの!男に○されるなんて絶対にイヤー!」

鞠莉「ちん◯ん停はもういい!」ビシッ


40: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/12/17(月) 22:15:08.94 ID:b74cLJwb

鞠莉「どんだけエ◯マンガ脳なのよ!遭難してる状況ならそんなこと起きないでしょ!」

梨子「充分ありえるわよ!男なんてみんなケダモノなんだから!」

善子「そうよ!エ◯いことしか考えてないゲスばっかり!」

海未「それには同感ですね!やはり女性同士のイチャラブでなければダメです!」

凛「海未ちゃん何言ってんの!?」

鞠莉「…ちょっと待って?なんかあの人たち様子がおかしくない…?」

男たち「…」フラ~…

凛「うん…なんだか生気が無いようにみえるにゃ」

男たち「…」フワフワ…

梨子「なんだかよく見ると…」

善子「みんな浮いてるような…」

鞠莉「それに全員が兵隊みたいな格好してるけど…」


41: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/12/17(月) 22:16:14.64 ID:b74cLJwb

男たち「…」スゥウウウ…

5人「「「!?!?!?」」」

梨子「い、いまの見間違いじゃないよね?」

善子「間違いなく木をすり抜けていたわ…」

鞠莉「んーと…足がなくて、浮いていて、物をすり抜ける、って…」

凛「それって幽れ…」

男のうちの1人「…」チラッ

5人「「「!!!!!」」」

海未「に…」

海未「逃げますよみんなーーー!!」ダッ

4人「「「は、はいーーーーー!!」」」ダダダッ

――――
――


42: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/12/17(月) 22:16:49.28 ID:b74cLJwb

しばらく走って…

梨子「はぁ…はぁ…!あれってまさか…!」

凛「あ、あの人たち幽霊だよね!?見間違いじゃないよね!?」

海未「そんなバカな…幽霊なんて非科学的なものが…!」

善子「みんな軍服を着てたわ!きっと死んだ兵士の霊なのよ!」

鞠莉「こんな所に何でそんな霊がいるのよー!」

コツンッ


43: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/12/17(月) 22:17:56.78 ID:b74cLJwb

鞠莉「ホワット?いま何かにぶつかって…」チラッ

人間の頭蓋骨「…」

鞠莉「ひいっ!?」ビクッ

梨子「いやあっ!?じ、人骨!?」

善子「ちょっとみんな!周りを見て!」

大量の人骨「…」ズラー

海未「ほ、骨がこんなに…!次から次へとこの山は何なんですか!?」

凛「うわーーーん!もう帰りたいにゃーーーーー!」ビエー

善子「ここでヨハネたちも死ぬんだわーーーーー!」ビエー


44: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/12/17(月) 22:18:39.49 ID:b74cLJwb

梨子「み、みんな!いったん落ち着きましょう!取り乱したらダメよ!」

海未「梨子の言う通りです!下山できなければ私たちもこの骨の一部になりますよ!」

善子「グス…そ、そうね…それだけは絶対に避けないと…」

鞠莉「凛ちゃん大丈夫よ!マリーがついてるから!」ナデナデ

凛「う、うん…ありがとにゃ鞠莉ちゃん…」グスン

梨子「でも…いま山のどこら辺にいるのか見当もつかないわ…」

善子「相変わらずコンパスもおかしいしね…ん?」ハッ

善子「みんな!アレ見て!」


45: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/12/17(月) 22:20:16.49 ID:b74cLJwb

キノコの木「…」

梨子「アレは鞠莉さんがキノコを目印にした木…!」

鞠莉「てことは…また最初の場所に戻ってきたってこと!?」ガーン

海未「最初の場所ということは、この辺りで迷い始めたわけですか?」

梨子「ここの急坂から落ちたんです。登り切れれば何とか戻れそうなんだけど…」

凛「うーん、この坂を登るのは凛でも無理そうにゃ…」

海未「しかし現状、脱出の可能性があるのはここしかありませんね…」

海未「誰か一人でも登れれば助けを呼べますし…何とか挑戦してみましょう」

梨子「そうですね…」


46: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/12/17(月) 22:20:59.18 ID:b74cLJwb

数十分後…

梨子「…きゃあっ!」ガラガラ…

ドスンッ

善子「大丈夫リリー!」

梨子「いたたた…うん」

鞠莉「やっぱりダメね、坂が急すぎるわ」

海未「…これ以上はやめましょう。怪我をしたら大変です」

凛「! み、みんなアレ!」

梨子「どうしたの凛さん…あっ!」

男たち「…」ボー…

善子「ま、マズイわよ!あの霊たちだわ!」

鞠莉「後ろは崖だし逃げ場ないわよ!」


47: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/12/17(月) 22:21:50.93 ID:b74cLJwb

男たち「…」フラ~…

凛「わー!こっち来ないでにゃーー!」

鞠莉「えっと何だっけ…あの呪文…」

鞠莉「そうだわ確か…“淋・病・父・さん”!ナントカカントカ!」

善子「たぶん臨兵闘者の間違いよねソレ!」

梨子「そんなの役に立ちませんよ!」

凛「どうしようどうしよう…!凛たち殺されちゃうにゃーー!」ワーン

海未「…」

海未「私が彼らを引きつけます。その隙に逃げてください」

4人「「「えっ…!?」」」


48: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/12/17(月) 22:22:40.24 ID:b74cLJwb

海未「武道の心得がある私ならば…彼らに対抗できるかもしれませんから」

海未「大切な友達と未来ある後輩たちに…手出しはさせません!」キッ

凛「…」

凛「すっごく怖いけど…海未ちゃんだけ置いていけないにゃ!」

凛「だって凛はμ’sだもん!μ’sは絶対に逃げないよっ!」

海未「凛…」

ギルキス「…」

梨子「…私たちも!今まで数々の危機から脱出してきたんだもの!」

善子「そうよ!私には堕天使ルシファーが付いてるんだからね!」

鞠莉「ここで逃げたらスクールアイドルの名折れデース!」

Guilty Kiss・海未・凛「「「さぁ!来なさい(来るにゃ)!!」」」

男の1人「…」


49: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/12/17(月) 22:23:28.52 ID:b74cLJwb

男(キミタチニ、キガイヲクワエルツモリハナイ…)

梨子「えっ…?いま話しかけてきた?」

男(サァ、コチラヘ…)

善子「なんだか着いてこいって言ってるみたいだけど…」

鞠莉「ど、どうする…?」

海未「…」

海未「…行ってみましょう。話しかけてきたとき悪意は感じませんでした」

海未「目的はよく分かりませんが…」

凛「いざとなったらすぐ逃げれる準備をするにゃ!」

男たち「…」スゥウウウ…

梨子「こっちの方向ね…」


50: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/12/17(月) 22:24:04.20 ID:b74cLJwb

数十分後…

梨子「はぁ…はぁ…」テクテク

海未「だいぶ歩きましたね…」テクテク

善子「まさか霊界に連れていかれるなんてことは…」テクテク

男たち「…」ピタッ

鞠莉「あ、止まったわよ!」

男(サァ、ココダ…)

男(キミタチハ、ココニイテハイケナイ…)

パァアアア…

凛「あっ!霧が晴れたにゃ…!」

梨子「!!」ハッ


51: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/12/17(月) 22:24:45.43 ID:b74cLJwb

梨子「見て!あそこに道が!」

善子「本当だ!ここって私たちが走ってた道じゃない?」

鞠莉「ってことは…出口…!?」

凛「や…!」

梨子・善子・鞠莉・凛「「「やったーーー!出口だーーーーー!」」」ワーイ

海未「…」

海未「あなた方は…出口まで案内してくれたのですか…?」クルッ

シーン…

海未「いない…?」キョロキョロ

海未「もしかしてあの人たちは…」

――――
――


52: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/12/17(月) 22:25:44.92 ID:b74cLJwb

夕方、鞠莉の別荘…

梨子(あれから山道を下って、何とか山を降りることが出来たけど…)

梨子(気がついたら霊も苦行ヶ岳も消えていた…まるで最初から何も無かったかのように…)

善子「やっと戻ってこれたわ…丸一日迷ってたのね…」

鞠莉「海未っち、凛ちゃん、ここは私の別荘だからゆっくり休んでって♪」

凛「ありがとにゃ鞠莉ちゃん!」

海未「すみません、お世話になりますね」

海未「…ん?」チラッ

海未「鞠莉、そこにある本は?」

鞠莉「これはパパのね。この辺りの地理や歴史が載ってる本みたい」

海未「読ませてもらってもいいですか?」

鞠莉「ええ、いいわよ」スッ

海未「…」ペラ…

海未「…そういうことでしたか」

凛「海未ちゃん、どうしたにゃ?」


53: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/12/17(月) 22:26:40.63 ID:b74cLJwb

海未「聞いたことがあったんです。この辺りは戦時中、特に戦火が激しかったと」

海未「日本軍は苦行ヶ岳に拠点を構え、相手国を迎え討とうとしたようですが…」ペラ…

梨子「空爆により部隊は壊滅…苦行ヶ岳すらも跡形なく消滅するほどだった…」ペラ…

海未「ここに焼け野原となった苦行ヶ岳の跡地が載っています」スッ

善子「苦行ヶ岳は戦時中に消滅していた、ってこと…?」

凛「じゃあ凛たちが会ったのは戦争で死んだ人たちだったの?」

海未「ええ。あの骨も戦死者たちのものでしょう」

鞠莉「心半ばに亡くなって未練があったのかしらね…」

梨子「私たちを導いたのは、自分たちと同じ目に合わせないためだったのかな…」


54: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/12/17(月) 22:27:18.09 ID:b74cLJwb

善子「でも…どうして山そのものまで実体化したのかしら?」

海未「…私は登山をしていると、山の息吹や自然の命を感じることがあります」

梨子「山は生きている、ってことですか?」

海未「…きっと苦行ヶ岳もまだ生きていたかったのではないでしょうか」

海未「だから共に散った彼らの魂と共に現れた…」

善子・鞠莉「…」

海未「まぁ、推測にすぎませんがね」

凛「…帰ったら今日のこと希ちゃんにも教えよっと!」

海未「そうですね、これだけスピリチュアルな体験が出来たのですから」


55: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/12/17(月) 22:28:13.83 ID:b74cLJwb

しばらくして…

海未「…さて凛、疲れも取れましたしそろそろ帰りましょうか」

凛「そうだね、みんな今日はありがとにゃ!」

梨子「こちらこそ。お2人がいなければどうなってたか」

善子「ねぇねぇ、海未さんと凛さんの連絡先交換しましょうよ!」

凛「いいよ!また遊びに来るにゃ!」

海未「登山のときはラインで招集をかけますね」

善子「いや…それはオコトワリシマス…」

鞠莉「にゃーん…凛ちゃんをニャンニャンハスハスできないのが心残りデース…」ガックシ

梨子「なんかいやらしく聞こえるんですけど…」

海未「…登録、と。では梨子、善子、鞠莉、どうもありがとうございました」

凛「じゃあねー!」

善子「あっ!言い忘れてたけど私の本当の名前はヨハネだからね!」ビシッ

海未「えぇ…あなた何ですか今になって…」

凛「善子ちゃんってにこちゃんみたいにゃ」

――――
――


56: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/12/17(月) 22:29:57.68 ID:b74cLJwb

数分後…

ガチャッ

千歌「あー!梨子ちゃんたち戻ってたの!」

梨子「あ、千歌ちゃん」

曜「帰ってこないしケータイも繋がらないから心配したんだよ!」

梨子「ご、ごめんなさい…」

善子「実はいろいろ大変だったのよ…山で遭難しちゃって」

果南「安全ヶ山で?穏やかな山って言ってたじゃん」

梨子「いえ…実は安全ヶ山は安全ヶ山じゃなくて苦行ヶ岳で…」

花丸「? なに言ってるか分からないずらよ」

ダイヤ「ごまかしてもダメですわ!安全ヶ山とは違う方へ向かってたし、大方サボっていたのでしょう!」

鞠莉「違うわよー!あ、そうそう!」

鞠莉「ふふんダイヤ!何とあのμ’sの海未っちと凛ちゃんに会ったのよ!」

善子「そうよ!迷ってた2人と一緒に山から脱出したんだから!」

ルビィ「えっ!それ本当!?」

ダイヤ「ま、まさかこんな場所で…ではお2人は何処にいるのですか?」キョロキョロ

梨子「えっと…さっきまで居たんですけど帰っちゃって…」


57: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/12/17(月) 22:31:16.86 ID:b74cLJwb

6人「…」ジトー

ダイヤ「…こんなタイミングよく帰ったのですか?」

千歌「…なんだか嘘くさいのだ。あの海未さんが山で迷うわけないし」

ダイヤ「その通りですわ!サボってたからって苦し紛れの嘘はおやめなさい!」

鞠莉「ほ、本当だってばー!ダイヤのアタマ高度10!」

善子「金剛石生徒会長!」

ダイヤ「」カチン

8人「「「あっ…」」」

ダイヤ「もう許しませんわ!Guilty Kissは明日から特別メニューです!」

善子・鞠莉「「えーーーーーっ!?」」

梨子「ち、ちょっと!なんで私まで!?」

ダイヤ「わたくしが監視してますからね!ビシバシしごいてあげますわ!」

梨子「…」

梨子「ギ…」


Guilty Kiss「ギルティラストミッション!ダイヤ(さん)の猛特訓に耐えよ!(泣)」





おわり


58: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/12/17(月) 22:31:41.50 ID:b74cLJwb

|c||´.-`|| おわり。読んでくれた方ありがとうございます。


59: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/12/17(月) 22:49:29.02 ID:g6JX41Cp



61: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/12/17(月) 22:53:05.48 ID:7jT+Zl6/

前2個と違って健全なスレタイだった


引用元: ・http://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1545050007/

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この記事へのコメント

  1. 名無しのラブライバー:2018/12/19(水) 02:40:19

    SSとかくだらねぇんだよ早くサイト閉鎖しろ


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