【ラブライブ!】鞠莉「甘い」曜「距離感」

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2: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/07/16(月) 06:39:24.64 ID:tpid2BxD

屋上、練習終了後

ダイヤ「ご存知のとおり、明日からはテスト期間に入りますので、放課後の練習ができなくなります」

ダイヤ「期間中は勉強に集中しつつ、各自コンディションの維持に努めてください」

ダイヤ「また、土日はテスト対策の合同勉強会を開催しますので、みなさんの積極的なご参加を――」

鞠莉(よーう)クイクイ

曜(わ、鞠莉ちゃんか。いきなり裾をひっぱって、どうしたんだろう?)

鞠莉(手、繋ご?)ツンツン

曜(手を繋ぎたいのかな?ダイヤさんがお話し中なのに、しょうがないなぁ)ギュ

鞠莉(ふふっ♪)

曜(えへへっ♪)



よしまるびぃ「…」ジー


3: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/07/16(月) 06:40:26.28 ID:tpid2BxD

……………………………………

部室、テスト対策合同勉強会

鞠莉「次の問題に行きましょう。和訳してみて」

曜「うん。えっと…『色褪せることのないこの情熱を、全身で表現したいです、今夜』」

鞠莉「ふふっ。ちょっとカタコトだね」

曜「うーん、言ってることの意味はわかるんだけど、自然な日本語に置き換えられなくて…」

鞠莉「文章にするって案外難しいのよね。でも、内容はちゃんと合ってるから、落ち着いて整理すればオーケーよ」

曜「はい、頑張ります!」ビシッ


4: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/07/16(月) 06:42:18.75 ID:tpid2BxD

鞠莉「よろしい。では、続いての問題はどうかしら」

曜「んー…『痛みに慣れたふりをしても、それはあなたを大人にはしてくれません』」

鞠莉「グーッド!ラスト一問!」

曜「えー…『何も恐れないでください。なぜなら、誰も奪うことはできないから、私たちが今を共有する感覚を』」

鞠莉「エクセレーント!」

曜「わあ、やったぁ!」

鞠莉「全問正解、パーフェクト!よく出来ました♪」

鞠莉「これなら本番で高得点も夢じゃないわ。一緒に頑張りましょうね!」

曜「うんっ!」

曜(えへへ、嬉しい…でも、この例文集。さっきの文章といい、これといい)ペラ

『複雑に絡み合った心の全てを解き放って、そして見せてください。溢れ出した、熱い想いの、本当のあなた自身を』

『夜を費やしたいです、身を寄せ合って遠い夜明けまで』

曜(なんていうか、その…)モジモジ


5: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/07/16(月) 06:45:15.98 ID:tpid2BxD

鞠莉「いま、設問を読みながら『ちょっとえっ○だなー』とか考えなかった?」

曜「うえっ!?」

鞠莉「その反応、図星みたいね。お・ま・せ・さん♪」ツン

曜「そ、そんなんじゃないって!そんなんじゃないからぁ!」カァァァ

鞠莉「あらあら、顔が真っ赤だよ。曜ったら、一体何を想像しちゃったのかなー?」クスクス

曜「ま、鞠莉ちゃぁん!」



善子「…」ジー

千歌「ねーねー善子ちゃん。例文集のタイトルの『じゃすと、こみにゅけーしょん』ってどういう意味ー?」ユサユサ

善子「ヨハネよ…あと『コミュニケーション』よ」

千歌「こみにゅけーしょん?」

善子「コミュニケーション」

千歌「こみにゅ…あれれ?」


6: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/07/16(月) 06:47:43.56 ID:tpid2BxD

……………………………………

後日

曜「やったよ、鞠莉ちゃん!」

鞠莉「聞いたわ。英語のテスト、かなり良い成績だったみたいね!」

曜「うん!今までで一番の点!鞠莉ちゃん先生のおかげだよ!」

鞠莉「そんなことないわ。曜が一生懸命頑張ったからよ」ナデナデ

曜「えへへ…」

鞠莉「あとは、あの意味深な文例集のおかげもあるかしらね?」

曜「ま、またからかって」

鞠莉「ふふっ、冗談だよ、イッツジョーク♪」


7: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/07/16(月) 06:52:39.67 ID:tpid2BxD

曜「もう…ところでさ、テスト前にした約束、覚えてる?」

鞠莉「テストが良い点だったら、一緒にお出かけするって話?」

曜「うん!今回のテスト、結構頑張ったつもりなんだけど、どうかな…?」

鞠莉「もちろん、答えはイエスよ!」

曜「本当!?」

鞠莉「ええ!テストも終わったことだし、ハイスコアのお祝いを兼ねて、思う存分遊んじゃいましょう!」

曜「わぁ、やったー!」



善子「…」ジー

千歌「危なかったー。あと少しで補講になるところだったよ」

梨子「普段からきちんと勉強をしておけば、直前に慌てることもないのに」

千歌「それができれば苦労しないよー。ねー、善子ちゃん」

善子「…ヨハネよ」ズーン

千歌「あっ」

梨子「はぁ…」


8: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/07/16(月) 06:54:51.39 ID:tpid2BxD

……………………………………

衣装検討中

ルビィ「次の曲は、明るく元気な感じになるんだってね」

曜「そうみたいだね。夏らしいキラキラした曲にするんだーって、梨子ちゃん意気込んでたよ」

ルビィ「じゃあ、衣装のイメージもそれに合わせて」

曜「うん!曲に負けないくらい、キラキラしてて、可愛くって!」

ルビィ「わあっ!」

曜「夏の太陽みたいに元気いっぱいの、とびっきりシャイニーな感じの衣装にしたいなって!」

ルビィ「うんうん!元気いっぱいの、とびっきりシャイニーな…ん?」

曜「空も飛べちゃいそうなくらい、キラキラでシャイニーな衣装にしようね!」

ルビィ「…んん?」


9: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/07/16(月) 06:55:55.85 ID:tpid2BxD

振り付け検討中

果南「今度の曲、振り付けはどんな感じにする?」

鞠莉「それはもちろん、夏の海と太陽みたいな、元気いっぱいなダンスに決まってるわ!」

果南「おおっ、いいね!」

鞠莉「時に激しく、時にカッコよく!曲の盛り上がりに合わせてダンスも徐々にヒートアップ!」

果南「うんうん!」

鞠莉「そして、サビの部分は勢いよくヨーソロー!」バッ

果南「そうそう、勢いよくヨーソロー…ん?」

鞠莉「大海原に旅立つ船みたいに、希望の未来に向かってヨーソロー!って感じで!」

果南「…んん?」


10: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/07/16(月) 06:58:10.78 ID:tpid2BxD

……………………………………

授業中

「平安貴族の生活は、枕草子や源氏物語に記されているように――」

曜「…」ウトウト

梨子(…ん?曜ちゃん、今にも寝ちゃいそう)

「資料集をみてください。ボールのようなものを蹴っていますよね」

曜「んん…」ウツラウツラ

千歌「くー…」

梨子(千歌ちゃんは時すでに遅し。まったく、二人とも…)ハァ

「これは蹴鞠と言って――」

曜「!」ガタッ

梨子「!?」ビクッ


11: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/07/16(月) 06:59:37.33 ID:tpid2BxD

曜「あ、あれっ…?」

「…渡辺さん。おはようございます?」

曜「え?えっと…すみません!」

「色々とお疲れなのはわかりますが、授業中ですから集中してくださいね」

曜「はい、気をつけます…」

「では、続けますね。蹴鞠はこの時代における大流行のスポーツです。貴族たちは日々練習に励んでいたと言われており――」

曜(なんだ、蹴鞠か。てっきり鞠莉ちゃんの話かと…)

梨子「…?」

千歌「すぴー…」


12: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/07/16(月) 07:01:20.21 ID:tpid2BxD

…………………………………

レストラン

「お待たせしました、こちらの席へどうぞ」

ようまり「はーい」

「メニューでございます。ランチセットは、こちらの6つの中からお選びいただけます」

ようまり「はーい」

「お決まりになりましたら、ボタンでお呼びください」

ようまり「はーい」


13: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/07/16(月) 07:02:27.76 ID:tpid2BxD

曜「見て見て。ランチセット、どれも美味しそう!」

鞠莉「自由に選べるのは嬉しいわね。んー、どれにしようかなぁ」

曜「私はもう決めたよ!鞠莉ちゃんは?」

鞠莉「そうねぇ…じゃあ、私は――」

曜「あ、待って!せっかくだから、せーの、で同時に指さそうよ!」

鞠莉「面白そうね、いいわよ」

曜「じゃあ行くよ。せーのっ」

ようまり「これ!」ピッ

ようまり「…おー」


14: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/07/16(月) 07:03:21.69 ID:tpid2BxD

曜「なるほどー、そう来ましたか」

鞠莉「ちょっと想定外。意表を突かれたわ」

曜「じゃあ、もう一回!次は第二希望でやってみよう!」

鞠莉「オーケー!せーのっ」

ようまり「これ!」ピッ

ようまり「おー!」


15: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/07/16(月) 07:05:24.11 ID:tpid2BxD

曜「一致したね!」

鞠莉「ええ。定番はやっぱり外せないわ」

曜「美味しそうだもんね。実はね、これ一位と迷ってたんだー」

鞠莉「リアリィ?私も!」

曜「おお!なら、実質一位が揃ったも同然だね!」

鞠莉「私たち、やっぱり気が合うわね♪」

曜「ねー♪」

鞠莉「ふふっ。じゃあ注文しましょうか」

曜「あ、私押したい!」ピンポーン


17: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/07/16(月) 07:07:52.57 ID:tpid2BxD

「ご注文確認いたします。Bセットがお二つ、以上でよろしいですか」

ようまり「はーい」

「かしこまりました。ドリンクバーはあちらです。どうぞご利用ください」

ようまり「はーい」

「失礼いたします」スタスタ

曜「というわけで、今日のお昼は、実質一位のBセットにめでたく決定であります!」

鞠莉「Bでよかったの?第一希望、気になるんじゃない?」

曜「気にはなるけど、意見が一緒だったことを大切にしたいかなって」

鞠莉「そうね。お揃いって、なんだか嬉しいもんね」

曜「うん!お出かけも久しぶりだし、今日は鞠莉ちゃんと同じものを…あっ!」

鞠莉「ん、どうしたの?」

曜「鞠莉ちゃん…私、大変なことに気づいちゃった…」


18: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/07/16(月) 07:09:01.84 ID:tpid2BxD

鞠莉「な、なによ、急にシリアスな顔して…何が大変なの…?」

曜「同じメニューを頼んでしまったら…」

鞠莉「頼んでしまったら…?」ゴクリ

曜「…『一口ちょうだい!』ができない!!」

鞠莉「ああっ!?」ガーン



果南「あの席、楽しそうだねー」

ルビィ「…」ジー

ダイヤ「ルビィ、このピラフわけっこしませんか?」


19: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/07/16(月) 07:11:37.82 ID:tpid2BxD

……………………………………

渡辺家、曜の部屋

巫女鞠莉「悪霊退散!」

曜「おー!」パシャパシャ

警官鞠莉「逮捕しちゃうぞ、ばーん♪」

曜「おおー!」パシャパシャ

ナース鞠莉「渡辺さん、気分はどうですか?」

曜「おおおー!!」パシャパシャパシャ

天使鞠莉「シャイニーえんじぇー!」キラン

曜「!」キュン

曜(これやばいよ…鞠莉ちゃん可愛いすぎる…)パシャシャシャシャ


20: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/07/16(月) 07:13:55.26 ID:tpid2BxD

天使鞠莉「ふぅ。どうだった?」

曜「最高だよ!どのコスチュームも抜群にかわいいけど、今の鞠莉ちゃん、本物の天使みたい!」

天使鞠莉「それは良かった♪曜の撮影にも、熱が入ってたものね」

曜「熱くもなるって!鞠莉ちゃんを見てて思ったよ。楽園はここにあったんだーって」

天使鞠莉「大げさねぇ」クスクス

曜「いやいや。今の私、たぶん一番の幸せ者だと思うよ!」

天使鞠莉「あらあら♪」


21: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/07/16(月) 07:20:31.50 ID:tpid2BxD

天使鞠莉「それにしても、こんなに沢山のコレクション、よく集めたわね」

曜「へへっ。でも、今出てる殆どは自作なんだよ」

天使鞠莉「えっ、そうなの?」

曜「うん。衣装作りの試作と練習を兼ねてね、色々作ってるんだ」

天使鞠莉「てっきり専門店で調達してきたものかと…すごいわ、プロ顔負けのクオリティじゃない」

曜「衣装はスクールアイドルの魂!こだわって作ってますから!」ビシッ

天使鞠莉(なるほど。テンション高いのは、それだけ衣装が好きすぎるからってことなのね)クスクス


23: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/07/16(月) 07:25:39.09 ID:tpid2BxD

曜「さてさて、次は何を着てもらおうかなー♪」ゴソゴソ

天使鞠莉「ところでさ。曜はこの衣装、自分で着たりはしないの?」

曜「着るよー。でも、今日はいいかなって」

天使鞠莉「あら、ホワイ?」

曜「今日は鞠莉ちゃんがモデル役だからね。私は撮影役に専念ってことで!」

天使鞠莉「んー、それはちょっと不公平ですねぇ」ズイッ

曜「わっ」

?天使鞠莉「マリーも、いろんなコスプレした曜が見たいなー?」ズズズ…

曜「ち、近いよ…ん?」

堕天使鞠莉「ふふっ♪」ギラン

曜「!?」


24: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/07/16(月) 07:43:25.13 ID:tpid2BxD

曜「あ、あれ!?鞠莉ちゃんがいつの間にか堕天使コスになってる!なんで!?」

堕天使鞠莉「それはもちろん――堕天の力よ」

曜「えっ」

堕天使鞠莉「ヨハネから授かりし闇能力(ダーク・アビリティ)をもってすれば、このくらい造作もないことデース!」ギラン

曜「いや、いやいやいや!リトルデーモンにそんな能力があるなんて聞いたことないよ!?」

堕天使鞠莉「なら、さっき飲んだホットなティーのせい、とか?」

曜「まぁそんなことは、気にしないしないでっ…って、いやいや!気になるよ!」

堕天使鞠莉「もう、曜うるさい」ギュ

曜「ひゃぁ!?」

堕天使鞠莉「二人きりの試着会だって言うから、マリー凄く楽しみにしてたんだよ?普段と違った曜に会えるかも、って」

曜「う、ぅぅ…」ドキドキ

堕天使鞠莉「だからさ、細かいことは抜きにして楽しみましょう、ね?」スッ

曜「鞠莉ちゃ、あ、ああああっ――」


25: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/07/16(月) 07:44:39.34 ID:tpid2BxD

……………………………………

バス車内

曜「あ、ありのまま、この前起こったことを話すよ!」

『鞠莉ちゃんは天使だと思ったら堕天使だった』

善子「…」

曜「な、何を言ってるのかわからないと思うけど、私にもわけが分からなかった…色々どうにかなっちゃいそうだった…」

曜「早着替えだとか、下に着込んでただとか、そういう次元の話じゃ断じてない」

曜「もっと凄い、めくるめくひとときを満喫したよ…!」キラキラ

善子「…その報告、いる?」


26: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/07/16(月) 07:48:19.51 ID:tpid2BxD

……………………………………

職員室前

鞠莉「失礼しました」ガラガラ ピシャ

鞠莉「…ふぅ」

曜「♪~」トコトコ

鞠莉「!」

ギュ

曜「わっ!?」

鞠莉「ふふ、みーっけ」

曜「鞠莉ちゃん。びっくりしたぁ、ひと声かけてくれれば良かったのに」

鞠莉「体が先に動いちゃってね」ギュ

曜「…ひょっとして、お疲れモード?」

鞠莉「んー、ちょっとね。このまま少し充電させてくれる?」

曜「はいはい、ご自由にどうぞ」

鞠莉「んー」ギュー

曜「えへへっ」



ルビィ「…」ジー


27: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/07/16(月) 07:49:30.28 ID:tpid2BxD

……………………………………

屋上、練習中

ダイヤ「――はい、ここで10分休憩にしましょう」

千歌「ふあぁ、やっと休憩だぁ…」ヘトヘト

花丸「あ、暑い…暑すぎるずらぁ…」クタクタ

鞠莉「ふぅ…」フキフキ

曜「…えいっ!」スッ

ピトッ

鞠莉「ひゃああっ!?」ビクッ

ちかまる「!?」

曜「あははっ、すごい声ー」

鞠莉「よ、曜…!?」


28: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/07/16(月) 07:50:14.87 ID:tpid2BxD

曜「えへへ。どう、涼しかった?」

鞠莉「ふ、ふふふ…冷たいペットボトルで不意打ちだなんて、なかなか思い切った悪ふざけじゃないの…」ユラリ

曜「いやいや、悪ふざけじゃないよー」

鞠莉「これが悪ふざけでなければ、一体なんだって言うのよ…」

曜「それはもちろん、暑さ対策だよ!」

鞠莉「暑さ…対策?」

曜「うん!冷たいもので首まわりを冷やすとね、冷たくなった血液が体をめぐって涼しくなるんだよ!」

鞠莉「その話は聞いたことあるけど…」


29: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/07/16(月) 07:50:59.65 ID:tpid2BxD

曜「今日は特に暑くなるって聞いたからさ。鞠莉ちゃんのために用意してきたんだ」

鞠莉「私の、ために?」

曜「うん!この前もお疲れだったみたいだし、鞠莉ちゃんが熱中症で倒れでもしたら…私、やだもん」

鞠莉「曜…!」キュン

曜「えへへっ。と言うわけで、それっ!」ピトッ

鞠莉「ひゃあああ!」ビクッ

曜「ああ、動いちゃだめだよ。体をしっかり冷やすんだから」

鞠莉「で、でもぉ…」


30: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/07/16(月) 07:51:59.46 ID:tpid2BxD

曜「ほら、おいで?」

鞠莉「うぅー…」

曜「そうそう、いい子だねー」ピトッ

鞠莉「んあっ!」ビク

曜「我慢だよ、すぐに涼しくしてあげるからね」

鞠莉「ん、んんーっ」プルプル

曜「いい子いい子♪」



千歌「ほーぅ、曜ちゃんもなかなかやりますなあ」

花丸「…」ジー


31: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/07/16(月) 07:53:10.85 ID:tpid2BxD

……………………………………

曜「それじゃ、撮るよ。はい、シャイニー!」

鞠莉「シャイニーっ!」

パシャパシャ

曜「ありがと!いい写真が撮れたよ!」

鞠莉「じゃあ今度は私の番ね。準備はいい?」

曜「バッチリであります!」

鞠莉「行くわよー。セイ、ヨーソロー!」

曜「ヨーソローっ!」

パシャパシャ

鞠莉「うん、最高の笑顔ね!」

曜「えへへ、鞠莉ちゃんにはかなわないよー」


32: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/07/16(月) 07:54:42.52 ID:tpid2BxD

曜「さてさて、早速設定してっと…よし、オッケー!」

曜「これで鞠莉ちゃんからの着信に、さっきの写真が表示されるようになったよ!」

鞠莉「こんな機能があったのねぇ。設定の仕方、教えてもらえる?」

曜「いいよ。まずは電話帳を開いて、編集を押して」

鞠莉「えっと、編集…あ、これで写真を選ぶのね…ん、出来た!」

曜「これで電話がもっと楽しくなるね!」

鞠莉「そうね。でも、待ち受けにはしないの?」

曜「えっ?」

鞠莉「そうすれば電話に限らず、いつだって愛しのマリーに会えるわけでしょ?このグッドアイデア、どうかしら」

曜「そ、それは、えっと…」ドギマギ

鞠莉「ふふ、なーんてね♪」

曜「もう、鞠莉ちゃんたら…」



曜(その手があったか…)

鞠莉(ふふっ、考えてる考えてる♪)


33: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/07/16(月) 07:55:55.95 ID:tpid2BxD

……………………………………

夕方、生徒会室

ダイヤ「さて、仕事も片付きましたし、今日はそろそろ帰りましょうか」

コンコン

ダイヤ「はい」

「お姉ちゃん、今大丈夫?」

ダイヤ「あら、ルビィ?」

「花丸ちゃんと善子ちゃんも一緒なんだ」

「ヨハネよ!」

「しっ。静かにするずら」

「うっ、何よぉ…」

ダイヤ「ふふ、お入りなさい。他に人は居ませんから」

「はーい」

ガチャ

よしまるびぃ「失礼しまーす」


34: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/07/16(月) 07:57:49.32 ID:tpid2BxD

ダイヤ「みなさんお揃いで、どうしたんですか」

花丸「実はね、マルたち最近ずっと気になってることがあって、ダイヤさんに話を聞いてもらえたらなって」

ダイヤ「あら、なんです?」

ルビィ「あのね、曜ちゃんと鞠莉さんのことなんだ」

ダイヤ「…ああ」

花丸「単刀直入に聞いちゃうけど、曜ちゃんと鞠莉さんってお付き合いしてるの?」

ダイヤ「…どうしてそう思うんです?」

善子「どうしてもなにも、そうとしか思えないじゃない。最近ずーっと一緒にいるみたいだし、やけに嬉しそうだし」

花丸「急接近って感じだよね。いつもお互いを目で追ってて、意識してるみたいだし」

ルビィ「手を繋いだり、ハグしたり、じゃれあったり…スキンシップも多いよね」

ダイヤ「…」


35: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/07/16(月) 08:07:25.17 ID:tpid2BxD

善子「以上の状況から考えるに、あの二人は内緒で付き合ってるっていうのが私たちの見解なの」

ダイヤ「…考えすぎではないですか?確かに仲が良いとは思いますが」

善子「いえ、二人の距離感とか雰囲気は、単なる仲良しってレベルじゃない。きっとそれ以上よ」

ルビィ「うまく言えないんだけど、初々しいっていうか、微笑ましくて…見てるこっちまで、なんだか嬉しくなっちゃうんだ」

花丸「だからね。もしそうなら、マルたちは応援してあげたいって思ってるの」

ダイヤ「あなたたち…」

善子「デリケートなことだと承知してるし、野次馬根性でこんな話をしてるわけじゃないの」

善子「私たちに何ができるってわけじゃないけど、本人たちが打ち明けてくれるまで、見守ってあげられたらなって思ったから、それで…」

ダイヤ「…」

よしまるびぃ「…」

ダイヤ「…ふぅ。みなさんのお気持ちはわかりました。私も、同意見ですから」

花丸「わぁ!じゃあ、やっぱり!」

ルビィ「曜ちゃんたちは…」

善子「付き合って…!」



ダイヤ「――そうなら、良かったんですがね」

善子「え?」


36: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/07/16(月) 08:19:57.13 ID:tpid2BxD

ダイヤ「みなさんがおっしゃる通り、とても仲睦まじいお二人なのですが…まだお付き合いに至っていないのです」

花丸「ええっ!?」

ダイヤ「それどころか、どうやらお互いの好意にも気づいていないようなのです」

ルビィ「う、うそぉ!?」

善子「そんな、まさか!?」

ダイヤ「実は先日も、お二人からそれぞれ相談を受けたばかりで――」

曜『ダイヤさん。鞠莉ちゃんを見てると、なんだか胸の奥が熱くなって、走り出したい気持ちになっちゃうんだけど…これ、なんなのかな?』

鞠莉『ねぇダイヤ。最近、曜が可愛くって可愛くって仕方ないんだけど、どうしてかな?』

ダイヤ「――とね」

花丸「そ、そんな…」

善子「う、嘘でしょ…あんなにカップル感全開なのに?」

ダイヤ「鞠莉さんも曜さんも、二人そろって朴念仁でいらっしゃるから…」



ようまり「…っくしゅ!」


37: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/07/16(月) 08:31:07.91 ID:tpid2BxD

鞠莉「あら、風邪?」

曜「まさか。鞠莉ちゃんの方こそ大丈夫?」

鞠莉「体調は万全のはずだけど…あ、もしかして冷たいペットボトルが原因かな?」

曜「あ…」

鞠莉「ふふっ。ごめん、ジョークだよ」ギュ

曜「良かったぁ…私のせいかもって心配しちゃったよ」

鞠莉「ごめんって」

曜「いいよ、鞠莉ちゃんが風邪じゃなければ、それが一番だもん」

鞠莉「あら、可愛いこと言ってくれちゃって。うりうり」コショコショ

曜「あははっ!や、やめてよー!」

鞠莉「うんうん、曜はやっぱり笑顔が一番ね」コショコショ

曜「ひゃあっ!こ、これは笑顔とは違うと思う、ひゃああっ!」



終わり


39: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/07/16(月) 08:37:17.55 ID:UPLN9mi8

シャイニー過ぎて光の中に消えてしまいそうだった


40: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/07/16(月) 08:38:55.12 ID:pYjGXYEL

好意に気付いてないからこその甘さとは奥深いです
乙です


42: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/07/16(月) 11:22:16.27 ID:K4mjiqja

なにこのようまり

最高かよ


44: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/07/16(月) 12:30:03.95 ID:IXUUzp4t

ようまり流行れ


45: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/07/16(月) 20:42:16.73 ID:B+B6jOIC

シャイニー☆


41: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/07/16(月) 08:38:59.84 ID:MHqmmCz+

おつおつ
微笑ましくなる距離感すき


引用元: ・http://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1531690626

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この記事へのコメント

  1. 名無しのラブライバー:2018/07/19(木) 07:28:49

    なげぇしくだらねぇんだよ早くサイト閉鎖しろ


  2. 名無しのラブライバー:2018/07/19(木) 09:51:32

    いや長くは無いだろ


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