【ラブライブ!】黒澤ダイヤの事情

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2: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/05/20(日) 18:39:03.93 ID:zUS7C9jx

その日から

私は考え事ばかりしていた

私と同じ様に努力して優秀な自分を築き上げていたあの子


浦の星女学院……

彼女はそこでどんな風に生活しているのだろう

優等生の仮面を被りながら


『わたしはわたしの為にいつだって努力するの!』

そう自信満々に話す彼女の太陽の様に輝く笑顔がいつまでも忘れられなかった


3: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/05/20(日) 18:49:07.29 ID:zUS7C9jx

鞠莉父「なに?  転校がしたい?  こんな時期にか?」

鞠莉「えぇ。内浦の浦の星女学院に」

父「浦の星……」

少し考え事をしたあと

父「いいだろう。好きにしなさい」

パパはあっさりと転校を認めた

鞠莉「ありがとう、パパ」


4: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/05/20(日) 18:59:50.67 ID:8eDLsyNp

新スレ乙です


5: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/05/20(日) 19:00:06.46 ID:zUS7C9jx

パパにとって娘の通う学校など何処でも良いのだろう

小原家の娘として最低限の教養がありさえすれば

浦の星女学院も近年は少しずつ生徒数が減ってはいるものの、この辺りでは古くからの伝統ある
名門校の様だし。

そこに行ってなにがあるかはわからない

でも、もう一度彼女に会えば

彼女と共に過ごせば何かが変われると思った

そして春がやってきてーーー


6: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/05/20(日) 19:09:18.48 ID:zUS7C9jx

鞠莉「ハッ……ハッ……はぁ……」

いろいろ思い出しているうちに、気づけばあの神社の前に来ていた

あの日、彼女が楽しそうに踊っていた神社

この階段を登ればまたあの日の彼女に会えるだろうか?


7: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/05/20(日) 19:09:58.24 ID:zUS7C9jx

鞠莉「…………」

階段を登り切り境内に着いたが彼女はいない

考えてみれば当たり前か

あの日、私があんな事を言ったせいで彼女も警戒しているだろうし

諦めて帰ろうとしたその時

ダイヤ「やっぱりここに来たわね小原鞠莉」

鞠莉「ダイヤ……」

振り向くとそこには階段を登って来たダイヤが居た

横には果南も一緒だ


9: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/05/20(日) 19:23:30.08 ID:zUS7C9jx

ダイヤ「そのうちここにやってくると思ってたわ」

鞠莉「どうしたの?  いつもと口調が違うわよ?」

ダイヤ「もうあんたの前で取り繕っても無意味でしょ」

彼女の目は警戒と敵意が入り混じった様な

いずれにせよ私に対して決して好意的ではない感情を放っていた

鞠莉「ウェイト、ウェイト……落ち着いて?  なにをそんな怖い顔をしているんデース?」

ダイヤ「あれからいろいろ考えたけど……わかんないから単刀直入に聞くわ。あんたは何を考え
ているの?  わたしになにをしたいの?」

鞠莉「なにって別に……私はただ、本当の貴女と仲良くなりたいだけ。
何者でもない、黒澤ダイヤと」

ダイヤ「なんで……そんな……」

鞠莉「あの冬にね。私達が初めて出会った次の日ね。実は私ここに来ていたの。偶々、偶然ね」

ダイヤ「なっ……」


11: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/05/20(日) 19:33:47.76 ID:zUS7C9jx

鞠莉「その時に見ちゃったの。ダイヤが楽しそうに踊っているところをね。
ゴメンナサイ黙っていて。でもダイヤ、その事はみんなに秘密にしてたみたいだったから」

ダイヤ「うぐっ……」

鞠莉「私はね。その時のダイヤを見て本当に素敵だなって思ったのよ。ダンスのテクニックはも
ちろんだけど、何よりその楽しそうな姿が。ねぇダイヤ。
本当にスクールアイドルにはならないの?」

ダイヤ「な、ならないわよ!……そんなの……わたしは……」

鞠莉「そう、残念ね。……安心して。私の口からこの事をみんなに言う事は決してないわ。
……でも」

私はダイヤと果南の横を通り抜けながら続ける

鞠莉「叶う事ならダイヤが踊っている姿をもう一度観たいわね。それじゃあ二人とも。
また後で学校でね。チャオ~♪」


12: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/05/20(日) 19:43:36.58 ID:zUS7C9jx

ダイヤ「なんなのよあいつ……好き勝手ばかり言って……」

果南「でも良かったじゃん。ダイヤの本当の姿は内緒にしといてくれるって言ってたし」

ダイヤ「そ、そんなの信用……」

果南「信用できない?」

ダイヤ「そ、それは……」

果南「ふふ、私も信用できるよ。うまく言えないけど……鞠莉は私達に嘘を言ってない気がする。
まだ何もかも話してくれてる訳でもない気がするけど」

ダイヤ「…………」


14: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/05/20(日) 19:53:35.24 ID:zUS7C9jx

ーーー

数時間後、一限開始前の生徒会室

千歌「ダイヤさーん!!!」

ダイヤ「ダ、ダイヤさん!?」

千歌「ダイヤさん、ダイヤさん!  聞いて下さい! 
ルビィちゃんと花丸ちゃんがスクールアイドル部に入ってくれるって!」

ダイヤ「高海さん……ちょっと落ち着いて……。スクールアイドル部に入る事は昨日ルビィから聞
いておりますわ」

千歌「あ、そういえばルビィちゃんってダイヤさんの妹さんだったんですね!  あ、それでこれ!
部活の申請書を持ってきました!」

ダイヤ「はい……はい、結構です。これでちゃんとした部活として受理されますよ。
おめでとう、高海さん」

千歌「ありがとうございますっ!」

ルビィ「お姉ちゃん……」

ダイヤ「ルビィ……しっかりと頑張るのですよ。花丸さんもルビィの事をお願いしますね」

花丸「は、はいっ!」


15: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/05/20(日) 20:00:51.60 ID:zUS7C9jx

ダイヤ「では高海さん。こちらが部室の鍵です。それと、練習場所の事なんですが……
申し訳ありません。運動場や体育館などはどこも他の部活動で埋まっていて……
屋上でしたら使えるのですが……」

千歌「えっ!?  屋上!?  いいんですか!?」

ダイヤ「はい。先生の許可は取ってあります」

千歌「やったー!  屋上だー!  あのμ'sも学校の屋上で練習してたらしいよ! 
これで私達もμ'sになれるよ!伝説になれるよー!  ルビィちゃん、花丸ちゃん! 
これから一緒に頑張ろうねっ!」

花丸ルビィ「は、はいっ!」

千歌「それじゃあ早速、部室に行こう!  ダイヤさん、ありがとうございました! 
失礼します!」


16: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/05/20(日) 20:13:08.63 ID:zUS7C9jx

花丸「ふぅ……緊張したずら~」

千歌「え?  なんで?」

花丸「ダイヤさんってなんだかすごく真面目で固いって感じだから……ちょっと緊張しちゃうずら」

千歌「え~、でもすっごく親切だよ!  スクールアイドル部を作るのにもとっても親身になって
相談に乗ってくれて。ライブの時だっていっぱい励ましてくれて。とっても優しいの! 
ね、ルビィちゃん!」

ルビィ「う、うん……」

花丸「マルもダイヤさんが良い人だって事は分かってるんだけど……なんとなく雰囲気で」

千歌「ふ~ん、そんなもんか。ま、いいや。とりあえず部室にいこーっ!」


17: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/05/20(日) 20:34:31.29 ID:zUS7C9jx

ーーー

三年生教室

果南「ダイヤー、随分と千歌に懐かれちゃったみたいだね~。〝ダイヤさん〟って」

ダイヤ「か、果南さん……聞いていらしたのですか!?」

果南「別に聞こうと思った訳じゃないけどさ。千歌のあの大声だし。
生徒会室のドアも開けっぱなしだったし」

ダイヤ「あぁもう……呼び方にそんな深い意味なんてないでしょう別に。
ただ単に同じ苗字のルビィと区別をつけるためであって」

果南「それだったら今までみたいに〝生徒会長〟
でいいじゃん」

ダイヤ「そ、それは……」

果南「くすっ、そんなに照れることないのに……あ、鞠莉だ」

鞠莉「チャオ~☆  お二人さん。〝お久しぶり〟」

果南「ふふっ。〝お久しぶり〟」

ダイヤ「おはようございます、鞠莉さん」

鞠莉「あらま。ダイヤは相変わらずハードだねぇ」

果南「仕方ないねこの子は」

鞠莉「ね~」

ダイヤ(なんで仲良くしてんのよコイツらは……)


18: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/05/20(日) 20:45:13.30 ID:zUS7C9jx

鞠莉「そういえばスクールアイドル部が承認されたんだっけ?」

ダイヤ「それがなにか?」

鞠莉「別にー。楽しみね、これから」

ダイヤ「…………」

鞠莉「……ご機嫌スランティングみたいだから自分の席に行くわね」

果南「んー」

果南「ダイヤ……もうちょっと打ち解けてあげればいいのに」

ダイヤ「……ふんっ」

果南「やれやれ……」


19: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/05/20(日) 20:54:11.00 ID:zUS7C9jx

ーーー

放課後、学校屋上

曜「ワン、ツー、スリー、フォー、ワン、ツー、スリー、フォー」

ルビィ「はっ、はっ、はっ」

鞠莉「ここがスクールアイドル部の練習場所?  oh!  やってるじゃない」

梨子「あれ?  あの人……」

千歌「たしか3年生の……」


20: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/05/20(日) 21:15:15.48 ID:zUS7C9jx

鞠莉「貴女がダイヤの妹のルビィね!  オー、ベリーキュート!」

ルビィ「ピ!?……カーーーーーッ!!!」

鞠莉「ひぃっ!?」

曜「ああ!  ルビィちゃんの機嫌が!!」

千歌「花丸ちゃん、GO!」

花丸「ルビィちゃん!  落ち着くずら!  どうどう!」

ルビィ「フーッ!  フーッ!」

鞠莉「は……はわわわわ……」

花丸「ごめんなさい……ルビィちゃん、極度の人見知りで」

鞠莉「だ、大丈夫よ……」ドキドキ

千歌「いやぁ、さすが花丸ちゃんだね!」

梨子「でもスクールアイドルとして大丈夫なのあれは……」

no title


23: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/05/20(日) 21:28:55.60 ID:nagzzPSs

>>20
ルビィ可愛い


22: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/05/20(日) 21:25:39.46 ID:zUS7C9jx

千歌「そ、それで……何かご用ですか?  えっと……小原……先輩?」

鞠莉「あら?  私の事を知ってくれているの?」

曜「はい。二年生の間でも有名ですもん。3年に新しく転校してきた人がすごい優秀だって」

鞠莉「そんな風に思われてるの?  ふふ、それは光栄だわ。でも、私はこの学校に来たばっかりで
むしろこの学校では貴女達の方が先輩だわ。だからそんなに固くならずに気軽に〝マリー〟って
呼んでちょうだい♡  あ、一年生の二人もね」

千歌「マ、マリィ……」

鞠莉「ウフフ」


24: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/05/20(日) 21:31:51.18 ID:zUS7C9jx

梨子「それで……マリ……さんはどうしてこちらへ?」

鞠莉「私ね!  この前の貴女達のライブを観て凄く感激しちゃったの!」

曜「先輩も観ててくれたんですか!」

鞠莉「マリーだってば!」

曜「は、はい!  マリー……」

鞠莉「それでね。無事に部活として認められて今日からここで練習してるって言うじゃない。
もう、居てもたっても居られなくなっちゃって!  早速、見にきちゃったの!」

曜「へぇ……!」

梨子「私達のライブを観てそんな風に思って貰えるなんて……なんだか嬉しいわね!」


25: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/05/20(日) 21:38:06.78 ID:zUS7C9jx

千歌「鞠莉さん!  良かったら鞠莉さんもスクールアイドル部に入りませんか!?」

鞠莉「え、私!?」

千歌「鞠莉さん、スポーツも万能なんですよね!  だったらきっとダンスも出来るだろうし我が
スクールアイドル部に是非!」

曜「ち、千歌ちゃんいきなりすぎるよ……」

梨子「そうよ失礼よ……」

千歌「だってぇ……」

鞠莉「うーん……ソーリー。せっかくのお誘いは嬉しいんだけど、私はやめておくわ」

千歌「えぇー……」

鞠莉「でも、貴女達のことは応援してマース!  ……だから、頑張ってね!」

千歌「はいっ!」


26: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/05/20(日) 21:47:18.33 ID:zUS7C9jx

ーーー

夜、黒澤家

ダイヤ「ルビィ、初めての練習はどうだった?」

ルビィ「うーん……大変だったけど楽しかったよ!」

ダイヤ「そう……」

ルビィ「あ、そういえば小原さんが練習を見に来たよ」

ダイヤ「小原鞠莉が?」

ルビィ「うん……それで千歌さんが小原さんもスクールアイドル部に誘ってたけど断られてた」

ダイヤ「そう……」


27: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/05/20(日) 21:56:22.73 ID:zUS7C9jx

ーーー

鞠莉「スクールアイドル……か……」

スクールアイドル……

たしかに初めてみたあのステージは

とても胸が熱く踊らされた

あのダイヤがあんなにも夢中になるスクールアイドル……

鞠莉「もし……もしもダイヤと一緒にスクールアイドルとしてステージで踊れたら……ふふ、な
んてね」

ACT3★小原鞠莉の事情/おわり


28: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/05/20(日) 21:57:26.61 ID:zUS7C9jx

ふりりん「鞠莉さんの話を聞いてもイマイチ素直に打ち解けられないお姉ちゃん」

すわわ「それでも、鞠莉はダイヤと仲良くなるべくますますコミュニケーションを取ってくる」

ふりりん「そんなある時、二人の気持ちがぶつかって!?」

すわふり「あぁ、二人の関係はどうなるの~~ー!?」

すわふり「次回ダイじじょ【二人の交わり】」

すわふり「ウォォォッス!!!」


29: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/05/20(日) 22:34:11.67 ID:j+JmqeaZ

いいぞ~


31: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/05/21(月) 04:24:25.41 ID:rReZmTU0

乙です


30: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/05/21(月) 01:22:12.23 ID:IG3b0KQ2

久しぶりに楽しみなSSができた


引用元: ・http://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1526809018

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この記事へのコメント

  1. 名無しのラブライバー:2018/05/24(木) 02:21:55

    まさかのふりりんとすわわ降臨


  2. 名無しのラブライバー:2018/05/24(木) 02:34:59

    謝罪も釈明もなしにだんまりを決め込む「ラブライブ通信」管理人

    問題の記事はこちら↓
    ttps://i.imgur.com/2ze14PD.jpg


  3. 名無しのラブライバー:2018/05/24(木) 05:56:31

    中の人がだるんだるんのだらしない尻をドヤ顔で晒してて気持ち悪いわ…


  4. 名無しのラブライバー:2018/05/24(木) 07:05:15

    SSとかくだらねぇんだよ早くサイト閉鎖しろよ


  5. 名無しのラブライバー:2018/05/24(木) 10:52:08

    なぜ途中なのにまとめるのか


  6. 名無しのラブライバー:2018/05/24(木) 11:02:27

    ※3
    意識して見ようと思わなければ視界に入らないはずなんですが
    ほらほらなんか返さないと誰も構ってくれなくなっちゃうよw


  7. 名無しのラブライバー:2018/05/24(木) 14:02:29

    オイ!黒澤ダイヤの情事かと思って記事開いたんだよこっちは!!


  8. 名無しのラブライバー:2018/05/24(木) 15:40:48

    ※6
    あwこっちが絡んだら尻尾を巻いて逃げちゃうサンガイジちゃんだwww


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