【ラブライブ!】真姫「ラブソングの作り方」

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1: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/02/26(月) 00:07:45.93 ID:CJxO8xXT

ほのまき

短編です



2: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/02/26(月) 00:08:53.15 ID:CJxO8xXT

真姫「穂乃果、ちょっといいかしら」

 放課後の教室。

 帰り支度をしていたところに、突然真姫ちゃんがやってきた。

穂乃果「どうしたの、真姫ちゃん?」

真姫「ちょっと作曲で手伝ってほしいことがあるの、音楽室へ一緒に来てくれないかしら」

穂乃果「穂乃果でいいの?」


3: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/02/26(月) 00:09:54.57 ID:CJxO8xXT

真姫「ええ、穂乃果が必要なの」

穂乃果「そっか、ならもちろんいいよ!」

真姫「助かるわ、貴女じゃなきゃできないことだから」

穂乃果「穂乃果じゃないとできないこと?」

真姫「いいのよ、気にしないで。さっそく行きましょう」

穂乃果「あ、ちょっと待ってね」

 一緒に帰る約束をしていた海未ちゃんとことりちゃんに断りをいれなきゃいけない。


4: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/02/26(月) 00:11:11.63 ID:CJxO8xXT

穂乃果「ってことなんだけど、いいかな?」

 たぶん話を聴いてた二人に尋ねてみると、

ことり「うふふ、真姫ちゃんも積極的になったね」

海未「わかりました、作曲頑張ってくださいね」

 となんだか対照的な答えが返ってきた。

穂乃果「なになに? ことりちゃん、それってどういう――」

真姫「もう、いいから行くわよ!」


5: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/02/26(月) 00:12:00.79 ID:CJxO8xXT

ことり「真姫ちゃん頑張ってね~」

 私の腕をつかみ、強引へ教室の外へ引きずり出す真姫ちゃん。

 その瞳はことりちゃんの方をキッとにらみつけている。

海未「ことり、いったい何があるのですか?」

ことり「うふふ、海未ちゃんは気にしなくていいの~」

 何だろう、この意味深な言い方。


6: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/02/26(月) 00:12:57.02 ID:CJxO8xXT

  ※


 音楽室。

 ピアノの椅子に腰かける真姫ちゃんとその横に立つ私。

穂乃果「それで、私は何をすればいいの?」

真姫「……今度の新曲はね、ラブソングなの」

穂乃果「ラブソング!?」


7: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/02/26(月) 00:13:59.87 ID:CJxO8xXT

真姫「そうよ、定番でしょ」

穂乃果「それいいね!」

 以前作ったとはいえ、μ’sにはその手の曲が少ない。

 きっと真姫ちゃんなら素敵な曲を作ってくれるはず。

穂乃果「でもそれなら何で私が必要なの? ラブソングに私?」

 私は特に恋愛経験もないし、ことりちゃんみたいに可愛くも、絵里ちゃん大人っぽくもない。

 恋愛の知識なんて精々、少女漫画で得た程度なのに。


8: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/02/26(月) 00:15:17.48 ID:CJxO8xXT

真姫「それはね、こういうことよ」

 そう言うと同時に、私の腕を引き、抱き寄せてくる真姫ちゃん。

穂乃果「ま、まきちゃん?」

真姫「わたしはね、こう見えて彼氏いない歴17年で恋愛経験がないのよ」

 今の真姫ちゃんって16歳なのではとは突っ込んではいけない気がする。

真姫「だからね、曲を作るために疑似恋愛みたいなことがしたかったの」


9: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/02/26(月) 00:16:16.30 ID:CJxO8xXT

穂乃果「そうなんだ、でも何で私?」

真姫「相手が男性じゃ怖いでしょ。だから女性で頼みやすそうな穂乃果にお願いしたの」

穂乃果「なるほど……流石真姫ちゃん、凄いこだわりだね」

真姫「ええ、リアリティは大事だもの」

穂乃果「わかったよ、それなら穂乃果が喜んで相手になるね!」

真姫「ありがとう穂乃果、感謝するわ」


10: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/02/26(月) 00:17:46.98 ID:CJxO8xXT

 嬉しそうに微笑む真姫ちゃんの表情に、思わずドキッとしてしまう。

真姫「じゃあさっそく続きをしましょう。穂乃果、このまま私を抱きしめてみて」

穂乃果「う、うん。こうかな」

 経験がないからよく分からなかったけど、とりあえず言われたとおりに抱きしめてみる。

真姫「少し力が入りすぎてるわ、もう少し柔らかくして」

穂乃果「う、うん」

真姫「そうそう、いい感じよ」


11: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/02/26(月) 00:19:10.61 ID:CJxO8xXT

 真姫ちゃんの方が少し身長は大きいから、少しだけ上に顔が見える。

 相変わらず整っていて、綺麗な顔立ち。

 私が男の子だったら、恋に落ちてしまうようなシチュエーション。

真姫「穂乃果?」

穂乃果「な、なんでもないよ」

真姫「もしかして緊張してるのかしら」

穂乃果「つ、次。次は何をすればいいの?」


12: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/02/26(月) 00:20:00.74 ID:CJxO8xXT

真姫「次はそうね……、キスでもしてみましょうか」

穂乃果「き、キス!?」

 相手になるとは言ったけど、流石にそこまでは想定していない。

穂乃果「駄目だよっ、私はキスなんてしたことないもん」

真姫「あら、私だって初めてよ」

穂乃果「それならなおさら――」


13: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/02/26(月) 00:21:29.96 ID:CJxO8xXT

真姫「ふふ、冗談よ。面白い反応をありがとう」

 あれ、もしかして私からかわれた?

穂乃果「酷いよ真姫ちゃん! 私は本気でするのかと思っちゃったじゃん!」

真姫「ごめんなさい、間近で見る穂乃果の顔があまりにも可愛かったから、からかいたくなっちゃって」

穂乃果「か、可愛いって」

真姫「いいじゃない、事実なんだから」

穂乃果「今日の真姫ちゃん、何だかおかしいよぉ」


14: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/02/26(月) 00:24:03.62 ID:CJxO8xXT

真姫「私は普通よ。今だって必要だから演じてるだけでしょ」

穂乃果「そうだけどぉ」

いつもの素直じゃなくて照れ屋さんの彼女とは全然違う。

雰囲気に流されて、私も何だか変な気分になってきた。

真姫「それより続きをお願いできる?」

穂乃果「はぁ、今度はなにをすれば――」

真姫「そうね、愛でも囁いてくれるかしら」


15: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/02/26(月) 00:25:07.44 ID:CJxO8xXT

穂乃果「わかった、愛ね」

真姫「台詞はどんなのでもいいわよ。穂乃果に任せるわ」

 クスリと笑う、小馬鹿にしたような表情。

 このままでは先輩としての威信にかかわる。

 知識(少女漫画のだけど)を総動員して、年上のお姉さんらしいところを見せてやる。


16: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/02/26(月) 00:26:06.52 ID:CJxO8xXT

穂乃果「真姫」

 真姫ちゃんの耳元に顔を近づけ、できるだけ低い声で名前を呼ぶ。

真姫「ほ、穂乃果」
 
 今日初めて見る、焦った真姫ちゃんの表情。

 これこそいつもの、私の可愛い後輩の真姫ちゃんだ。

穂乃果「好きだよ、愛してる」

真姫「っ」


17: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/02/26(月) 00:27:12.98 ID:CJxO8xXT

穂乃果「照れてるの?」

真姫「て、照れてなんかいないわよ!」

 顔を真っ赤にして、私から目を逸らす真姫ちゃん。

 そんな姿が私の心の変な部分をくすぐる。

穂乃果「ねえ、いいでしょ」

 私はトマトみたいに真っ赤になった真姫ちゃんの顔に、そっと自分の顔を近づける。

真姫「な、ななな」


18: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/02/26(月) 00:29:01.18 ID:CJxO8xXT

穂乃果「真姫……」

 そしてそのまま、目の前にある赤い果実に口づけをしていた。

真姫「ぅ」

穂乃果「んっ」

 今さらながらに、やっちゃたなぁなんて思ったけど、もう止められない。

 互いにしばし沈黙したまま、唇を重ねる。


19: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/02/26(月) 00:30:15.87 ID:CJxO8xXT

真姫「な、なにすんのよ!」

 私より先に現実に戻った真姫ちゃんに突き飛ばされる。

穂乃果「ご、ごめん。何かつい……」

真姫「ついじゃないわよ!」

 自然と引き寄せられていた。何の言い訳もしようがない。


20: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/02/26(月) 00:31:30.66 ID:CJxO8xXT

真姫「わ、わたしはもう帰るわ!」

穂乃果「ちょ、ちょっと、真姫ちゃん」

真姫「着いてこないで!」

 音楽室を飛び出していってしまった真姫ちゃん。

 私はその背中を黙って見つめるしかない。

穂乃果「なんであんなことしちゃったのかな」


21: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/02/26(月) 00:32:38.65 ID:CJxO8xXT

 魔が差した、雰囲気に流された。

 言い訳はいくらでもできそうだけど、真姫ちゃんには悪いことをしちゃったな。

 明日、ちゃんと謝ったら許してくれるといいけど。
 
 でも、柔らかかったなぁ、真姫ちゃんの唇。

穂乃果「こういうのも、悪くないのかも」


22: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/02/26(月) 00:34:15.19 ID:CJxO8xXT

――――――


ことり「真姫ちゃん、お疲れ様」

真姫「ええ……」

 まだ顔が火照っている。

 穂乃果に愛してるって言われて、キスまでされて。


23: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/02/26(月) 00:35:02.11 ID:CJxO8xXT

ことり「ほらね、私の言ったとおり、上手くいったでしょ」

真姫「……まさかここまでとは思わなかったわ」

 穂乃果の事が好きだと相談したら、提案された作曲をダシにした疑似恋愛。

 最初は半信半疑だったけど、結果は最高だった。

真姫「流石は幼馴染ね、穂乃果の事をよく分かってる」

ことり「えへへ、真姫ちゃんと穂乃果ちゃんだからこそ出た結果だよ」


24: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/02/26(月) 00:36:28.36 ID:CJxO8xXT

真姫「そ、そうよね」

ことり「うんうん!」

 あそこまでしたのだ、穂乃果が私にまんざらでもないことも分かった。

 少なくとも心に楔ぐらいは打ち込めたはず。

真姫「ありがとね、ことり」

ほのか「どういたしまして、真姫ちゃん」

 
 明日からが楽しみね、穂乃果。


25: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/02/26(月) 00:38:06.91 ID:CJxO8xXT

>>24
訂正

真姫「そ、そうよね」

ことり「うんうん!」

 あそこまでしたのだ、穂乃果が私にまんざらでもないことも分かった。

 少なくとも心に楔ぐらいは打ち込めたはず。

真姫「ありがとね、ことり」

ことり「どういたしまして、真姫ちゃん」

 
 明日からが楽しみね、穂乃果。


26: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/02/26(月) 00:39:04.81 ID:CJxO8xXT

おしまい

最後に少しやらかしました


30: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/02/26(月) 01:39:45.07 ID:88yE1rk2

ほう……ほのまきですか


27: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/02/26(月) 00:51:38.37 ID:ji9hSMr6


策士真姫ちゃんと思ったら軍師ことりちゃんだったか


引用元: ・http://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1519571265

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この記事へのコメント

  1. 名無しのラブライバー:2018/02/26(月) 19:23:12

    謝罪も釈明もなしにだんまりを決め込む「ラブライブ通信」管理人

    問題の記事はこちら↓
    ttps://i.imgur.com/uFV8fJj.jpg


  2. 名無しのラブライバー:2018/02/26(月) 19:30:00

    クソ管理人は早く謝罪しろや


  3. 名無しのラブライバー:2018/02/26(月) 21:39:30

    (^8^)


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