【ラブライブ!】ルビィ「ワイに指図すんなて!!」

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1: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/01/19(金) 16:43:02.74 ID:iDFLcyoM

ダイヤ「こんな遅くに帰ってきて心配するでしょう!」

ルビィ「お前には関係あらへんやろが!」

ダイヤ「関係ありますわ!」

ルビィ「うっさいねん!」

ダイヤ「うるさいだなんて、姉に向かって何という口を叩くのです!!」

そう言われた瞬間、ルビィはダイヤの頬を叩いていた。
衝撃で後ろに倒れ込んでしまうダイヤ。

ルビィ「お前こそ誰に向かって口きいとるねん!」

ダイヤ「ルビィ…貴方ね!」

ダイヤは床に尻餅をつきながら反抗的な目で見てくる。
その目が更にルビィの勘に触ったので、ダイヤのお腹に向かって蹴りをかました。

ダイヤ「うっ!」

ルビィ「そんな目で見んな!」

もう1発蹴りを入れる。

ルビィ「そんな目で見んなや!」

苦痛に顔を歪ませる自分の姉を見ながら、更に殴る蹴るの暴行は続いていく。



2: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/01/19(金) 16:44:57.04 ID:iDFLcyoM

ダイヤ「くっ…あぁっ!」

ルビィ「ほら!謝れや!」

ダイヤ「るぅ……ルビィ…!」

ルビィ「謝れて!」

ダイヤ「くっ……うぅ!」

ルビィ「それとも、こうせんとわからんのか!」

ルビィはダイヤの上に跨がり、乱暴に胸を揉みしだく。

ダイヤ「きゃっ…!ルビィ!」

ルビィ「こうして欲しかったんやろ?あん?」

ダイヤ「やっ…やめなさい…!」

ルビィ「こうして欲しかったんやろ!答えろや!」

ダイヤ「やめなさい!!」

パシィンッ!という音が静かな家に響く。
ダイヤがルビィを叩いたのだ。

ダイヤ「…いい加減になさい!」

ジーンという痛みが頬に広がる。

ルビィ「………」

ダイヤ「はぁ…はぁ…」

ルビィ「………ふん!しょうもなっ!」

ルビィはわざと足音を大きくたてながら、自分の部屋に入っていく。

ダイヤ「………」

争いの後の静寂。

ダイヤ「……うっ…うぅ」

ダイヤの視界は涙でボヤけてしまった。

ダイヤ「……どうしてこんなことに…」


4: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/01/19(金) 16:47:42.33 ID:iDFLcyoM

~~~

朝、登校の時間だ。
時刻は10時、大遅刻だがゆっくりとルビィは通学する。
のんびり学校に向かってると道の途中で二人が待っていた。

花丸「ルビィちゃんおはようずら」

ルビィ「おう!ずら子!おはようさん」

善子「また現世で会えたわね!これも私達の…ディスティニー!」

ルビィ「はぁ?相変わらず何言っとんのか全然わからんわ!ガハハハハハ!」

ルビィが笑うと二人も笑う。

花丸「ずららららら!」

善子「おーほっほっほー!」

ルビィはそんな二人を見て(最高の仲間やで…!)と思うのであった。

ルビィ「今日もご機嫌な1日になりそうやな!」


6: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/01/19(金) 16:49:46.18 ID:iDFLcyoM

~~~

学校に着くと、自分のクラスに向かう訳でもなく、屋上にたむろする3人。

花丸「昨日は遅くなっちゃったけど、何も言われなかったずら?」

ルビィ「へーきや!」フキフキ

昨日のダイヤとの口論が脳裏も浮かぶも、顔には出さず拳銃を磨き続ける。

善子「今日も天界からの光が降り注いでいるわね」

花丸「ずらぁ~」

ルビィ「ほんま、えぇ天気やで……」


3人が良い気分で日向ぼっこをしてると、屋上に千歌と果南がやって来た。

果南「3人とも、学校来たなら自分のクラスに行かないとダメだろー!」

ルビィ「うっさいのが来よったで…」

千歌「今朝、ダイヤちゃんが元気なかったんだけど……何したの?ルビィちゃん」

ルビィ「はぁ?ワイが?」

磨いていた拳銃を二人に向けながら立ち上がる。

ルビィ「なんでワイが関係あんねん!勝手にアイツが落ち込んでるだけやろ!」

急に拳銃を突きつけられ、果南は待った!というように、手を前に出す。

果南「ちょっと、それを下ろしなよ…」

千歌「心配ないよ、どうせモデルガンでしょ」

千歌は全く警戒することもなくルビィを睨み付けていた。

ルビィ「なら、試してみるか?」

言い終わる前に千歌の足元に向けて引き金を引いた。
銃弾は千歌には当たらなかったが屋上の床に深い痕を残す。

千歌「………」

ルビィ「ここは沼津やで?」


7: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/01/19(金) 16:50:49.80 ID:iDFLcyoM

~~~

屋上には再び3人だけになっていた。

花丸「そう言えば今日はお弁当作ってきたずら」

ルビィ「ほんま?」

善子「奇遇ね、私も二人のために作ってきたのよ」

ルビィ「マジで!最高やん!」

昼食を持ってきていないルビィは大袈裟に喜んだ。

花丸「皆で食べるずらぁ~」

ルビィ「おっ!めちゃめちゃうまそうやん!」

花丸の持ってきたお弁当は、おかずが赤、緑、黄色と色合いを意識した作りで見ただけで胃袋が鳴る。

善子「ヨハネのもどうぞ」

一方、善子が持ってきたのは赤と黒だけで彩られた弁当だ。

ルビィ「焦げ気味のハンバーグにケチャップかけただけやんけ!」

善子「うぅっ…」シュン

ルビィ「…で、でも!これもめちゃめちゃうまそうや!」

善子「ほんと?」パァッ

花丸「じゃあいただきますするずら」

ルビィ「おう!いただきます!」

善子「いただくわ!」


8: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/01/19(金) 16:51:55.55 ID:iDFLcyoM

~~~

お腹いっぱいになった3人は、ごろんと横になりながら空を見上げる。

ルビィはこの平和を噛み締めていた。


ルビィ「ずっとこんな日が続くとええなぁ……」

花丸「ずらぁ……」

善子「えぇ…」


しかし、屋上にまた来訪者がやってくる。

鞠莉「貴方達!」

ルビィ「また、うっさいのが来よったで…」

鞠莉「授業に出る気がないなら帰ってもらうわよ!」

ルビィ「はぁ?ワイらから居場所奪うんか?んんっ?」

鞠莉「貴方、発砲したそうね。いい加減に庇いきれないわよ!」

ルビィ「それで困るのはワイやない!お前らや!」

拳銃を抜き鞠莉の左胸にに標準を合わせる。

ルビィ「今ここで撃っても、困るのはワイやない!お前らの方や!」

鞠莉「なら撃ってみなさ──」

鞠莉が煽り終わる前に閑静な沼津市に銃声が響く。
バタリと倒れる鞠莉、それを銃から出る煙越しに見てルビィは吐き捨てるように言う。

ルビィ「しょうもなっ!」


9: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/01/19(金) 16:53:02.67 ID:iDFLcyoM

~~~

防弾チョッキを着ていて鞠莉は助かった。
当然そんなことはわかっていて撃ったので、特に何か思う訳でもなく3人はまたゴロゴロしていた。

花丸「何かゲームでもするずら?」

ルビィ「ええなぁ!めっちゃ楽しい事したい!」

善子「なにかあるの?」

花丸「ずら」

花丸は本とサイコロを取り出す。

ルビィ「なんやそれ」

善子「それって!」パァッ!

善子は目を輝かせる。

花丸「善子ちゃんが好きかなと思って持ってきたずら、二人じゃ遊べないからルビィちゃんもやるずら~」

ルビィ「なんや、ようわからんけどめちゃめちゃ楽しそうやん、やるで!」


10: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/01/19(金) 16:54:05.12 ID:iDFLcyoM

~~~

ゲームは簡単に説明するとキャラクターを作ってサイコロで能力を決める。
そして進行役の話を聞きながらロールプレイというのをしていくらしい。

ルビィは町のヤクザという設定のキャラを作る。
能力値はサイコロの出目が悪く最悪だが射撃能力だけは異様に高くなった。

善子は天界から追放された天使と人間の間に出来た子供で、彼女には天使の力が宿っているが幼少の頃に悪魔に魅入られてしまい悪魔の力も宿してしまう。
人間でありながら天使でもあり悪魔の力をも宿した彼女に幸福な未来など待ってるわけはなく、彼女を中心に争いは絶えず起こっていた。
3つの陣営どちらにもつかず孤独な戦いに身を投じながらも彼女は───

花丸「長いずら」


ゲームを始めると、初心者のルビィにはよくわからない事だらけだった。
だがNPCを片っ端から撃ち殺し、時には拷問を用いて自分の低い能力値を関係なしに口を割らせていく。
善子は重要な情報が出てくる度に「ほぅ…」とか「まさか…」等と言っていたが本当にわかっているのか不明である。

ごり押ししまくって最後のボスと遭遇するも倒す準備を全く行っていなかったので瞬殺されてしまう二人。

花丸「げーむおーばーずらぁ」

ルビィ「なんやもうしまいか?」

善子「手強い敵だったわね」

二人はまるで勝ったような口振りでゲームを終える。

花丸「ルビィちゃん達の負けずらよ」

呆れながら言うも、二人の様子を見て思わず笑みがこぼれた。

花丸「楽しかったずら?」

ルビィ「想像だけで遊ぶからめっちゃ頭使って疲れたわ」

善子「そうね」

ルビィ「でもめちゃめちゃおもろかった!」

満面の笑みでルビィは答える。

ルビィ「特にワイが半殺しにしてやった男、動けなくなったあいつの目の前で家族をなぶり殺しにする所とかめちゃめちゃ楽しかったで!」

善子「花丸も迫真の演技だったわよね」

ルビィ「ワイなぁ、ああいう人が泣きわめいてる所とか、めっちゃめっちゃ好きやねん…」

花丸「楽しんでもらえて良かったずらぁ~」

3人の笑い声が屋上に響いた。


11: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/01/19(金) 16:56:04.39 ID:iDFLcyoM

~~~

ゲームで遊び疲れた頭を休めるため、3人はまた横になっていた。
特に何か会話をするわけでもなく、ボーとゴロゴロする3人。

ルビィ(めっちゃ心地ええ時間やん…!)

染々と感じる。
この二人はやはり自分にとって大切な存在だと改めて認識した。

ルビィ「せや!」

突然、思い付いたように叫ぶと拳銃から弾を抜き取っていく。

花丸「どうしたずら?」

ルビィ「二人に、めちゃめちゃ楽しいゲーム教えたるわ!」

善子「なによそれ」

ルビィ「ロシアンルーレットや!」

8発装填出来る銃に1発弾を残した状態で善子に渡す。

善子「拳銃、他人に渡して良いの?」

ルビィ「二人の事は信用しとんねん!」

善子「そう、なら」

ルビィから拳銃を受け取り銃口を自分のこめかみに当てる。
数秒沈黙があったが意を決したように引き金を引いた。

善子「………せーふ」

花丸「次はずらの番ずら」

善子から拳銃を受け取ると躊躇なく自分のこめかみに向けて引き金を引く。

花丸「セーフずら」

ルビィ「よっしゃ!次はワイやな!」

花丸から拳銃を受け取り、銃口をくわえる。
その状態で勢いよく引き金を引いた。

ルビィ「……セーフや!」

善子「うぅ……」

善子はまたルビィから拳銃を受け取り、さっきと同じように数秒沈黙して引き金を引く。


12: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/01/19(金) 16:57:07.37 ID:iDFLcyoM

善子「はぁ……はぁ……セーフよ……」

花丸もさっきと同じように拳銃を構え引き金を引いた。

花丸「セーフずら」

ルビィは花丸から受け取った銃を右のこめかみに当てる。

確率は3分の1───

その間に花丸は思っていた。

花丸(この拳銃には弾は入っていないずら、きっと1発残したように見せて全発抜いてるずらよ)

右目だけギュッと目を閉じながらルビィは引き金を引いた。





ルビィ「………セーフ!」

花丸(ほらね)

善子「ひぃぃ!私の番…?」

そんな事をして楽しんでいると、再び屋上に来訪者が来る。

梨子「ちょっと!貴方達、何してるの!」

曜「ダメだよそんな遊びしちゃ」

ルビィ「あぁ?」

せっかく気分よく遊んでいたのに水をさされて一気に不機嫌になる。


13: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/01/19(金) 16:59:01.43 ID:iDFLcyoM

梨子「千歌を撃ったんですって?」

ルビィ「当たってなかったんやからええやろ!」

梨子「鞠莉ちゃんも!」

ルビィ「死んでへんのやから構わんやろが!」

梨子「貴方ね!」

ルビィ「うっさいねん!」

拳銃を梨子に向けて引き金を引いた。

梨子「……!」

一瞬、驚くが銃声はしない。

梨子「……なによ、子供騙しね!」

梨子はルビィに食って掛かろうように近寄る。
そんな梨子に向かってルビィはもう一度引き金を引いた。

パァンッ!という音と共に梨子の左耳をかする銃弾。

梨子「!!」

曜「梨子ちゃん!」

ルビィ「ふん!」

花丸(…えっ!弾入ってたの?)

その場にうずくまる梨子とそれを介抱する曜。

曜「ちょっと!正気なのルビィちゃん!」

ルビィ「何がや!」

曜「仲間を撃つなんて…信じられない!」

ルビィ「死んでへんのやから、ええやろ!!」

曜「本気で言ってんの?」

ルビィ「チッ」

舌打ちと共に曜の元に、勢いよく駆け寄り跳び蹴りをかましてやった。

曜「うわぁっ!」

梨子「曜ちゃん!」

ルビィ「うざいねん!もうワイらに構わんといてくれ!」

梨子「大丈夫?曜ちゃん」

曜「う…うぅ……」

ルビィ「はよ失せろや!ここから消えてくれ!」


14: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/01/19(金) 16:59:56.62 ID:iDFLcyoM

~~~

夕方になり学校から「さようなら」とか「また明日ね」という声が聞こえてくる。

ルビィ「もうそんな時間か」

善子「今日も夜までいる?」

ルビィ「あぁ…」

花丸「………」

ルビィ「ずっとこの学校におりたいわ…」

善子「………」

ルビィ「ずっと……」


ダイヤ『ルビィ……』


屋上の入り口から声がする。
ルビィはそちらを見ずに答えた。

ルビィ「……なんやねん」

ダイヤ「今日は一緒に帰りません…?」

ルビィ「………仕事は?」

ダイヤ「まだ終わってませんけど…別に明日にも持ち越せますわ」

ルビィ「……もうちょっと…ここにおりたいねん…」

ダイヤ「なら、生徒会室で待っていますわ……帰りによってください……」

ルビィ「………」


15: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/01/19(金) 17:03:23.58 ID:iDFLcyoM

~~~

花丸「冷えてきたずらね」

善子「そろそろ学校の中に入らない?」

ルビィ「そうやな」

屋上から校内に入り、もう誰もいない自分達の教室に入った。

ルビィ「おはようさん!」

元気よく声をかけるも、誰もいないので挨拶は返ってこない。
いたとしても返ってこないだろうが…

ルビィ「うーん!」

教室の木の匂いを嗅ぎながら自分の席につく3人。

善子は机に顔を埋め、花丸は引き出しから本を出し、ルビィは拳銃を分解し手入れをしていた。

本をめくる音と、物騒な金属音だけが教室に響く。

善子「………」

花丸「………」

ルビィ「……」

昼間は騒がしかった学校がこんなに静かだと、何だか物悲しい気持ちになる。


ルビィ「……ちょっとトイレ行ってくるわ」

善子「…はーい」

花丸「…ずらぁ」


16: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/01/19(金) 17:04:26.79 ID:iDFLcyoM

~~~

ルビィ「ふぅ~すっきり、すっきり」

トイレで用を足し洗面所で手を洗う。
すると誰かが入ってきた。

ルビィ「あっ」

鞠莉「………」

ルビィは少しだけ気まずそうな顔したが、平静を装いトイレから出ようとする。

鞠莉「……ダイヤが待ってたわよ」

ルビィ「……」

鞠莉に声をかけられ一瞬足を止めるも、無視して歩きだす。

鞠莉「待ちなさい」

ルビィ「………」

鞠莉「貴方の気持ちはわかるわ……でもダイヤにだけは優しくしてあげなさい」

ルビィ「……お前に何がわかるねん」

鞠莉「たしかに自分達の思い出の場所がなくなるのは辛いわ……でも」

ルビィ「お前らはええよな!卒業して終わりやねんから!」

鞠莉「……」

ルビィ「ワイらはどうなんねん?この学校追い出されて!ワイらはどうなんねん!」

鞠莉「……統廃合先でも皆で仲良くやれるわ」

ルビィ「無責任な事ほざいとんなよ!」

鞠莉の顔を思いっきり殴りつけた。

ルビィ「こうなったのもお前の責任や!」

鞠莉「……」

ルビィ「絶対不幸にしたる!お前の人生、絶対不幸にしたるからな!」


17: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/01/19(金) 17:05:29.40 ID:iDFLcyoM

~~~

善子「ルビィ遅いわね……」

花丸「…下品ずらよ善子ちゃん」

善子「…はぁ?」

その時ガラリと教室の扉が開く。
ルビィが帰ってきたと思い二人はそちらを見るが…

千歌「皆、まだいたんだね」

曜「下校時間は過ぎてるよ」

梨子「………」

花丸「そろそろ帰ろうと思ってた所ずらよ、ご心配なく」

千歌「ルビィちゃんは?」

花丸「トイレずら」

曜「花丸ちゃん…ルビィちゃんを説得してよ…」

花丸「ずら?」

千歌「こんなことはもうやめて、また普通の私達に戻ろうって…」

花丸「それはルビィちゃん自信が決めることずら」

曜「でも、このままじゃ死人が出ちゃうよ!」

花丸「大丈夫ずらよ」

千歌「…本当にそう思ってる?」

花丸「………」

ロシアンルーレットの一件を思い出しながらも、迷いのない目で答える。

花丸「大丈夫ずらよ…ルビィちゃんは……」


18: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/01/19(金) 17:06:47.25 ID:iDFLcyoM

~~~

ルビィ「げほっ!がはっ!」

鞠莉「はぁ……はぁ……」

ナイフを構えたルビィと、鎖鎌を構えた鞠莉が対峙する。
戦いの舞台はトイレから学校のあらゆる備品を破壊しつつ廊下、空き教室、階段、下駄箱へと移動していった。

鞠莉「ふんっ!」

鎖鎌を振り回しながら、錘のついた方をルビィの顔めがけて飛ばす。

ルビィ「ぅゅっ!」

それを寸前で避けたが髪のゴムにかすり右の一房がほどけた。

ルビィ「おらぁっ!」

しかし、全く怯まずに自分の真横を通過していく鎖を掴み、鞠莉をこちらに引き寄せる。

鞠莉「このっ!」

ルビィ「うおぉっっ!」

鎌の刃とナイフの刃が何度もぶつかりあう、お互い一歩も引かない攻防戦だ。

ルビィ「死ねやっ!」


19: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/01/19(金) 17:07:49.65 ID:iDFLcyoM

~~~

梨子「善子ちゃん」

善子「………」

梨子「…なんでお話してくれないの?」

善子「………」

梨子「黙ってたんじゃわかんないよ…」

善子「………」

梨子「……えい」

目を合わせたがらない善子。
そんな彼女の顔を両手で優しく掴んで、自分の顔を見させる。

善子「……/////」プシュー

梨子「私の事、嫌いになっちゃったの?」

善子「……///」フルフル

梨子「なら私と…お話しよ?」

善子「………っ///」


20: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/01/19(金) 17:08:44.88 ID:iDFLcyoM

~~~

鞠莉「このクソガキがぁっ!」

鞠莉は床に倒れこんだルビィに馬乗りになり、何発もその顔を殴り付けていた。

ルビィ「ぅー!ふぅっー!」

獣のように息を荒げながら少し離れた所に転がったナイフへと必死に手を伸ばすルビィ。
その様子を見て鞠莉は勢いよくその手を殴り付ける。

ルビィ「がぁっ!」

鞠莉「下手に出れば調子に乗りやがって!自分だけが辛いと思ってんじゃねぇぞ!」

ルビィの髪の毛を掴んで床に何度も叩きつける。

ルビィ「ぐぅっ!がぁっ!」

鞠莉「このまま痛め付けてころ───」

果南「ちょっと!何やってんの!」

突然の乱入者に怯む鞠莉、その隙をルビィは見逃さなかった。

ルビィ「おらぁっ!!」

昼間に撃った場所、左胸に強烈なパンチを叩き込む。
すると簡単に鞠莉は床を転がり倒れてくれた。

その鞠莉の顔を踏みつけてやろうと、ルビィは立ち上がるも果南に羽交い締めにされて阻止される。

ルビィ「っ!離せや!」

果南「落ち着け!」

ルビィ「クソがぁ!離せ!お前ら皆だいっきらいじゃっ!!」


21: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/01/19(金) 17:09:33.80 ID:iDFLcyoM

~~~

花丸「とにかく決めるのはルビィちゃん自信ずら」

千歌「でも!」

花丸「マルは本を読みたいから向こう行って欲しいずらよ」

曜「…むぅ」

梨子「善子ちゃん、また私に可愛い声聞かせて?」

善子「///」


22: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/01/19(金) 17:10:35.86 ID:iDFLcyoM

~~~

ルビィ「あぁぁぉっ!離せぇっ!離せやぁっ!!」

果南「いたいいたいいたい!」

必死で暴れまわり果南から逃れる。

ルビィ「はぁ…はぁ…」

果南「落ち着こう!ルビィちゃん?」

鞠莉「このクソガキ!卑怯な真似ばっかしやがって!」

果南「鞠莉!貴方も落ち着いて…」

ルビィ「…死ねぇ!!」

鞠莉「お前こそ死ねぇ!殺してやる!!」

果南「ちょっと!」

ルビィ「ここで全員くたばれや!」

懐から手榴弾を取り出し躊躇なくピンを引く。

果南「ちょっ!」

鞠莉「なっ!」

ルビィ「地獄に落ちろぉっ!!」

果南は急いでルビィから手榴弾を奪い取ろうとするが抵抗して離さない。
焦った果南はルビィの頭掴んで壁におもいっきり叩きつけた。
瞬間、緩んだ手から手榴弾をむしりとり…

鞠莉「果南!こっち!」

鞠莉が窓を開けてここに投げ捨てるように指示する。

果南「ふぅっぬん!」

その窓目掛けて全力投球する。
手榴弾は窓の外に放り出て数秒後に爆発した。


23: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/01/19(金) 17:11:23.39 ID:iDFLcyoM

~~~

バァァァンッ!

千歌「えっ!何の音?」

曜「ひぃっ!」

花丸「うるさいずら」

善子「きゃっ!」

梨子「大丈夫よ善子ちゃん」ギュッ

善子「あっあっ///」

梨子「やっと声聞けた…」


24: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/01/19(金) 17:12:13.38 ID:iDFLcyoM

……………


ルビィ「ただいま」ガラッ

善子「は~い」

花丸「ずらぁ~」

善子「……なんかボロボロじゃない?」

ルビィ「は?そんな事ないわ!」

善子「髪の毛も片方ほどけてるし…」

ルビィ「お前こそどうしたんや…顔赤いぞ」

善子「……べ、別にぃ?」

ルビィは自分の席に戻り、机に置きっぱなしの拳銃を組み立て直す。

ルビィ(迂闊やったわ、次は覚悟しとけよあいつら……)

花丸「……二人とも、そろそろ帰るずらよ」

善子「…そ、そうね!」

ルビィ「……そうやな」

組み立て終わった拳銃に弾を込めて背中のスカートの間に挟む。

ルビィ「………」

ふと3人だけの教室を見て、胸の真ん中が締め付けられる気持ちになる。

ルビィ(なんか……めっちゃ寂しいわ…)

花丸「ルビィちゃん」

善子「ルビィ?」

ルビィ「今、行くて!」


25: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/01/19(金) 17:13:20.49 ID:iDFLcyoM

~~~

花丸「ダイヤさんはほっといていいずら?」

ルビィ「別にかまへんかまへん」

善子「バスもないし今日も歩いて帰宅ね」

ルビィ「3人ならあっという間や!な?」

花丸「ずら」

善子「まぁね」

楽しい時間はあっという間に過ぎる。
そして、今日あったことを寝る前に思い出して笑ったりしながら眠りについて。
今日の出来事を夢でも見たりして、楽しい日々があっという間に過ぎ去っていく。

そして、あっという間に終わっていく……


ルビィ(……寂しいなぁ……寂しいよ…)


花丸「……」

ルビィ「……」

花丸「……何があっても私達はずっと一緒ずら」

ルビィ「……なんやねん、急に」

花丸「別にずら」

ルビィ「……ふん!当然や!」

善子と花丸の肩に手を回す。

ルビィ「ワイらはずっと親友や!ずっと仲間や!」


26: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/01/19(金) 17:14:03.65 ID:iDFLcyoM

~~~

善子を家まで送り届けて、花丸も家まで送り届ける。

ルビィ「じゃあなー」

花丸「ずらぁ~」


ルビィ「……」

一人になると途端に寂しくて涙が溢れそうになる。

自分の家までとぼとぼと帰ると、家は電気もついてなくて、誰もいない様子だった。

ルビィ「まだ、学校におるんか?あいつ…」


27: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/01/19(金) 17:15:18.15 ID:iDFLcyoM

~~~

ダイヤ「迷惑をおかけしました…鞠莉さんには怪我までさせてしまい…」

鞠莉「気にしないでいいのよ私のせいなんだし…」

ダイヤ「そんなことは…」

鞠莉「ううん、いいの」

ダイヤ「…ですが」

鞠莉「ノープログレムよ」

人差し指を突き出してダイヤを黙らせる。

鞠莉「私がしっかりしてればこんなことにはならなかったし、もっと早く教えてあげてたら気持ちの整理もついたのよ」

ダイヤ(ノープロブレムでは?)

鞠莉「これは私が臆病で先送りにしたせい、ルビィを責めないであげて?」

ダイヤ「鞠莉さん……」

果南(いや、思いっきり殺そうとしてたじゃん…)


28: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/01/19(金) 17:16:10.80 ID:iDFLcyoM

~~~

ルビィ「ふん、また来ちまった」

ダイヤが帰ってくる気配がないので学校に戻ってきた。

ルビィ「別に心配な訳やないけど、朝まで待ち続けられたら気分悪いし仕方なくな」

ブツブツと言いながら生徒会室に向かう。

そこは真っ暗な校内で唯一明かりが点いていた。

ルビィ「………」

軽くノックして入るとダイヤが書類に目を通していた。

ルビィ「……まだ仕事か」

ダイヤ「あら、来てくれたんですね…」

ルビィ「ふん!」

ダイヤ「もう作業は終わりましたの、念のため不備がないか見直してただけですわ」

ルビィ「……なら、帰るぞ」

ダイヤ「…はい」


29: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/01/19(金) 17:17:00.99 ID:iDFLcyoM

~~~

ダイヤ「寒くありませんか?」

ルビィ「ガキ扱いすんなて!」

ダイヤ「心配しただけですわ」

ルビィ「それがムカツクねん…」

ダイヤ「……」

ルビィ「……」

ダイヤ「不自由して来ましたね」

ルビィ「はぁ?」

ダイヤ「本当にやりたい事も出来ないで…」

ルビィ「………」

ダイヤ「我慢ばかりさせてしまいました」

ルビィ「………」

ダイヤ「そんな中でやっと好きな事が出来るようになって」

ルビィ(……やめろや)

ダイヤ「貴方も毎日楽しそうで…」

ルビィ(……やめろや)

ダイヤ「これからという時に……」

ルビィ「……やめろや!…やめてくれ!」

ダイヤ「…ルビィ」


30: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/01/19(金) 17:17:45.11 ID:iDFLcyoM

ルビィ「一番不自由しとったのはお前じゃろうが…」

ダイヤ「そんなことはありません」

ルビィ「ワイは!出来損ないやから!いつもお姉に迷惑ばかりかけて!」

ダイヤ「思ってませんわ」

ルビィ「ワイはただ自信がなくて逃げてただけや…始めるのが怖かっただけや…」

ダイヤ「ルビィ…」

ルビィ「私は───」

何か言う前にダイヤに抱き締められていた。

ダイヤ「もう良いんですよ……」

ルビィ「………」

ダイヤ「もう良いんです」

ルビィ「…なんで、ほっといてくれないの?」

ダイヤ「………」

ルビィ「ルビィ、あんなに酷いことたくさんしたのに…」

ダイヤ「………」

ルビィ「昨日だって…お姉ちゃんに…」

ダイヤ「何をされたって許しますわ」

ルビィ「…なんで」

ダイヤ「大切な妹をほっとけるわけないでしょう」

ルビィ「……」

ダイヤ「ずっと一緒ですわ」

ルビィ「……ぅ」

ダイヤ「………」

ルビィ「うぅぅっ…」

ダイヤ「…よしよし」

ルビィ「うぅっ…うううっ…」

ダイヤ「………よしよしですわ」


31: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/01/19(金) 17:18:33.46 ID:iDFLcyoM

~~~

ルビィ「……」ムッスゥ


教室の外でヒソヒソ声を立てる5人。

千歌「良かったぁ真面目に授業受けてるよぉ!」

曜「滅茶苦茶機嫌悪そうだけどね…」

梨子「まぁ良いんじゃない?ちゃんと受けてるんだし」

鞠莉「ふふ、昨日の私の説得が効いたのかしら」

果南「いや、それはないと思うけど……」


ルビィ「……」イライラ


千歌「ルビィちゃん貧乏揺すりしてる」

曜「おじさんみたいだね…」

梨子「でも、あのビジュアルでやると可愛いよね」

鞠莉「昨日の…私の涙に…心動かされたんでしょうね!」

果南「………」


ルビィ「…うっさいねん」


千歌「何か言ってる」


ルビィ「うっさいねん!」

腰に挟んだ拳銃を取り出し天井に向けて発砲する。

銃声がなり響いた瞬間、教室にいた生徒は全員パニックになった。

一人は椅子から転げ落ちながら這いつくばって外に逃げ出し…
また一人は他の生徒を突飛ばしながら我先にと逃げ出し…
また一人は窓ガラスを突き破って逃げ出した。

そんな大混乱な中でルビィは眉ひとつ動かさず席に座り続ける。


33: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/01/19(金) 17:19:15.71 ID:iDFLcyoM

千歌「ちょっとルビィちゃん!何やってるの!」

ルビィ「お前らが外で騒いどるからやろ」

曜「そんなもん撃ったらダメだって言ってるでしょ!」

ルビィ「あぁ?」

カッとなりルビィは曜に向かって殴るふりをした。
するとそれにビビった曜は後ろに転げて涙目で頭を抱える。

ルビィ「だっさっ!」

果南「ルビィ!やめなさい」

ルビィ「ふん!」

鞠莉「調子に乗ってるとまた痛い目に合わせるよ?」

ルビィ「望むところじゃ!ボケ!」


花丸「騒がしいずらねぇ~」

善子「この光景は魔界で見た、あの地獄と酷似してっ!」

花丸「さっきから梨子さんが善子ちゃんに手振ってるずらよ」

善子「えっ……///」

梨子「善子ちゃーん」フリフリ

花丸「返してあげなよ」

善子「……//」フリフリ


34: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/01/19(金) 17:19:58.71 ID:iDFLcyoM

~~~

ダイヤ「なんだか外が騒がしいですわ…」

窓の外を見れば地獄のような光景が待っているのだが、特に気にせずに作業を続ける。

ダイヤ「あと少ししかありません」

書類に筆を滑らせる。

ダイヤ「だからこそ楽しい思い出を」

筆を置いて窓を見る。

ダイヤ「たくさん作りましょう」

窓から空を見上げる。

ダイヤ「ね、ルビィ」

下には逃げ惑う生徒達が走り回っていたが、それはダイヤの視界には最後まで入らなかった。


~おしまい~


36: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/01/19(金) 17:25:35.21 ID:NYHk1TGL

|c||;.-;||ギャグかと思ったら美しい姉妹愛でしたわ


37: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/01/19(金) 18:08:14.00 ID:uOSkE35v

なんだこれ…
面白いやんけ


38: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/01/19(金) 18:08:49.81 ID:K4QQDfoI

この鞠莉すこ


39: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/01/19(金) 18:10:41.76 ID:L1xbip2k

さすがにこのルビィちゃんは脳内再生できない


40: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/01/19(金) 18:12:39.84 ID:EnN+Op40

いい話で草


41: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2018/01/19(金) 18:22:13.74 ID:7vwlWmZ1

めっちゃ面白かった


引用元: ・http://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1516347782/

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この記事へのコメント

  1. 名無しのラブライバー:2018/01/20(土) 19:24:47

    謝罪も釈明もなしにだんまりを決め込む「ラブライブ通信」管理人

    問題の記事はこちら↓
    ttp://imgur.com/YUDnMp8.jpg


  2. 名無しのラブライバー:2018/01/20(土) 19:33:22

    SSとかくだらねぇんだよ早くサイト閉鎖しろや


  3. 名無しのラブライバー:2018/01/20(土) 20:02:01

    このルビィちゃんはやきう民の声で再生される
    やきう民の声なんてわからんけど


  4. 名無しのラブライバー:2018/01/20(土) 20:39:46

    ※2 SSがくだらないとは思わないけどこのSSは確かにくだらないわ


  5. 名無しのラブライバー:2018/01/20(土) 22:02:12

    長いw


  6. 名無しのラブライバー:2018/01/21(日) 06:36:14

    書き手のセンスを感じる


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