【ラブライブ!】千歌 「す、スクールアイドルが!?」 雪穂 「全国的に禁止!?」

lovelivesun09-22.jpg


1: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 19:58:16.71 ID:9aexFUfB.net

『先日行われた、全国のスクールアイドルによる大々的なライブは、大きな反響を呼び…』

『私も見ましたよ、あのライブ。まぁ若い子は…』

『第3回ラブライブ!は、アキバドームで行われることとなり、スクールアイドルの影響はますます大きくなっていると…』

『でもねぇ、あんな若い娘達が破廉恥な衣装で踊るのは…』

『周りの目はどうなんですかねぇ』

『昨今の性犯罪事件の被害者も、スクールアイドルで…』



2: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 19:59:52.47 ID:9aexFUfB.net

『…次のニュースです。近年問題とされている、スクールアイドル活動。全国の学生の学力低下に関係しているとのデータも…』

『学生の本業は勉強ですから…』

『練習による騒音被害も…』


『政府はこれを重要懸念事項とし…』

『議会では対策が進んでおり…』


『…本日政府から、スクールアイドル問題についての重要な発表があると…』


3: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 20:00:14.38 ID:9aexFUfB.net

総理 「…3年前の秋葉原での大々的なライブを発端とし、全国で爆発的な広がりを見せたスクールアイドル活動」

総理 「この活動は決して良い方向のみに繋がらず、騒音問題、学生の学力低下、性犯罪被害等、様々な問題を呼び」

総理 「政府はこれを重要懸念事項とし、対策を講じましたが、この度…」


総理 「この度、今年度開催を予定されていたラブライブ!本戦、並びに全国各地で予定されていた予選大会の開催を中止とし」

総理 「それに伴い、2019年7月を以て…」


『全てのスクールアイドルの活動を、“一切禁止”とします』

ーーーーーー
ーーーー
ーー


4: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 20:00:39.33 ID:9aexFUfB.net

~浦の星女学院 部室前~


曜 「………うそ」

梨子 「スクールアイドル部の札が、外されてる…」

千歌 「何で…」


鞠莉 「あら、3人とも、おはよう」


曜 「あっ、鞠莉ちゃん! 大変なの!」

千歌 「部活の札がはずされてるのっ!」

鞠莉 「知ってるよ。私が外したからね」

梨子 「そんなっ!」


5: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 20:01:06.68 ID:9aexFUfB.net

鞠莉 「3人とも見たでしょ? 昨日のニュース」

千歌 「見ましたけど!」


果南 「何か騒がしいと思ったら…」

ダイヤ 「鞠莉さん、これはどういうことですの?」


梨子 「果南さん、ダイヤさん!」

ダイヤ 「千歌さんや私の断りもなく…何をしているのですか?」

鞠莉 「…理事長権限。スクールアイドル部の活動は、本日を以て一切禁止とさせていただきます」

果南 「な、何言ってんの…鞠莉」


6: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 20:01:54.08 ID:9aexFUfB.net

鞠莉 「朝、文科省から学校宛に通知書が来てた。スクールアイドルの活動を中止させなければ、各都道府県、及び国からのあらゆる支援の減額、中止をする…ってね」

ダイヤ 「そんな横暴なっ!」

果南 「確かに最近、スクールアイドルによる公共被害とか、色々言われはしてたけどさ」

梨子 「でも、こんな突然!」


千歌 「……鞠莉さんは」

鞠莉 「?」

千歌 「鞠莉さんは、これでいいんですか?」


7: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 20:02:18.87 ID:9aexFUfB.net

鞠莉 「これも学校のためなの。分かってよ、千歌っち」

鞠莉 「理事長としても、スクールアイドルは禁止にせざるを得ない。私がその一員でも、関係ない」

果南 「鞠莉っ!」

鞠莉 「部室にある私物とかも、早急に持ち帰るなり、撤去すること。1年の子達にも伝えておいて」

ダイヤ 「……本気、ですか?」

鞠莉 「私戻るね。やること、山積みだから」

ーーーーーー
ーーーー
ーー


8: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 20:02:43.71 ID:9aexFUfB.net

~音ノ木坂学院 部室~


雪穂 「どーすんのさぁ!?」

亜里沙 「せっかく、最後の大会に向けて頑張ってたのに…どうしてっ!?」

雪穂 「何でも、スクールアイドル活動をしてる学校は、国からの支援を受けられなくなるみたい…」

亜里沙 「雪穂! 生徒会長の力でなんとか出来ないのっ!?」

雪穂 「無茶言わないでよ! 生徒会長に、そこまでの権限はないって…」

雪穂 「はぁ…こんな時にお姉ちゃんは日本にいないし、どうすれば…」


理事長 「2人とも、ちょっといい?」ガチャ

亜里沙 「理事長さん?」


9: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 20:03:18.86 ID:9aexFUfB.net

~理事長室~


雪穂 「反対運動?」

理事長 「えぇ。突然のスクールアイドル活動禁止に抗おうと、計画されてるそうよ」

亜里沙 「本当ですか!?」

理事長 「この禁止令を良く思ってないのは、何もスクールアイドルだけじゃない。衣装や、楽曲を提供していた者も、それでは商売にならないと、反対声明を上げてるそうよ」

雪穂 「なるほど…」

理事長 「それだけじゃない。元スクールアイドルや、スクールアイドルから芸能界に進出した人たちも、反対運動に参加しようとする動きもある」


理事長 「現役のスクールアイドルでこの運動に参加表明しているのは、現時点でも100組以上」

雪穂 「ひ、100組…!? 昨日の今日でそんな…!」


10: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 20:04:08.76 ID:9aexFUfB.net

理事長 「かつて、スクールアイドル史に伝説を刻んだ、音ノ木坂学院スクールアイドルμ's」

理事長 「その学校で活動しているあなた達が運動に参加すれば、大きな力になると、みんな思っているそうよ」

雪穂 「お姉ちゃん達の跡を継いだ私たちが…ってことですか」

理事長 「えぇ。証拠に、今朝から数え切れないほどの、運動への参加要請が学校に来ている。あなた達の元に直接来るのも、時間の問題ね」

亜里沙 「頼られてるんだ…私たち」


11: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 20:04:29.88 ID:9aexFUfB.net

理事長 「学校のためにも、表向きには活動は中止しなくちゃいけない」

理事長 「運動に参加するとしても、それは国の意向に真っ向から勝負を挑むということ。危険は勿論伴うわ」

雪穂 「……それでも」

亜里沙 「雪穂?」

雪穂 「それでも私たちは、やらなくちゃいけないと思います」

理事長 「そう言ってくれると思っていたわ」


12: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 20:04:55.79 ID:9aexFUfB.net

雪穂 「スクールアイドル…こんなに沢山…」

亜里沙 「みんな、スクールアイドルが大好きなんだ」

雪穂 「…終わらせない。終わらせるもんか、みんなの夢を」

亜里沙 「雪穂……やろう!」

雪穂 「うん、勿論!」

ーーーーーー
ーーーー
ーー


13: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 20:05:22.78 ID:9aexFUfB.net

~都内某所~


絵里 「大変なことになってるわね」

海未 「スクールアイドルの活動禁止…何故突然こんなことに…」

絵里 「色々、問題があったらしいけどね。にこも相当ご立腹な様子だったわ」

海未 「にこ、運動に参加するんですって?」

絵里 「正直、迷っているらしいわ。芸能界から干されても、文句は言えないくらいの行動らしいし」

海未 「虎太郎くん達の生活もありますから、無理はして欲しくないですね」


15: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 20:05:59.89 ID:9aexFUfB.net

絵里 「ことりには連絡したの? 今、ロンドンにいるんでしょ?」

海未 「いえ、まだ。ことりも忙しい時期でしょうから、余計な心配は掛けたくなくて」

絵里 「…そうね、確かに」


海未 「穂乃果ならこんな時、どうするのでしょうか」

絵里 「連絡、まだつかないの?」

海未 「えぇ。海外で修行をしたいと言って、そのまま」

絵里 「てっきり、家業を継ぐものだと思ってたわ。まさか、ミュージシャンにねぇ…」


16: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 20:06:27.20 ID:9aexFUfB.net

絵里 「でも、私ね」

海未 「絵里?」

絵里 「穂乃果なら、こう言う気がする」


『この問題は、“今の”スクールアイドルの問題だもん。何とかするべきなのは、私たちじゃないと思う』


海未 「ふふっ、確かに。穂乃果らしいです」

絵里 「でも、私達も無関係なわけじゃない。お互い気をつけましょ、色々と」

海未 「えぇ、そうですね」


海未 (これで…いいのですよね? 穂乃果)

ーーーーーー
ーーーー
ーー


17: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 20:07:18.22 ID:9aexFUfB.net

『先日発表された、スクールアイドル活動の全面禁止令。各界隈に大きな波紋を呼び…』

『衣装販売や、楽曲提供やらの事業は、大打撃でしょうなぁ…これは黙ってはいませんよ』

『早くも各地のスクールアイドルを中心に反対運動が始まっており、ネットでは、ファンによるデモ活動も予定されていると…』

『総理も大胆な手に出ましたなぁ。何もここまで…』

『スクールアイドル、嫌いなんですかねぇ』

『国を思ってのことでしょう…』


18: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 20:07:51.19 ID:9aexFUfB.net

~総理官邸~


秘書 「天草総理、例のスクールアイドル禁止令に対抗し、反対運動が計画されているとのことです」

総理 「想定の範囲内だ。手は打ってある」

秘書 「ですが総理、スクールアイドルのみならず、関連事業を行っていた業者の人間も…」

総理 「想定の範囲内だと言っている。その者達には、来年のオリンピックのための事業を手伝ってもらう。職を失う心配はない、これだけで彼らは運動から身を引くだろう」

総理 「残るはスクールアイドルだが、所詮は烏合の衆。いずれ諦める」

秘書 「しかし天草総理、なぜ突然このような大体な政策を…」

総理 「……会見でも言っただろう。国を想っての事だ。現に学生の学力低下は著しいものだ」


19: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 20:08:16.32 ID:9aexFUfB.net

総理 「問題ない、上手くいく」

秘書 「はい、失礼しました」

総理 「これで、私の無念も晴れるというもの…」

秘書 「無念?」

総理 「こちらの話だ、聞くな」

秘書 「失礼しました」


総理 「……そうだ、これで全て…」

ーーーーーー
ーーーー
ーー


20: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 20:08:40.69 ID:9aexFUfB.net

~沼津 コンビニ前~


善子 「納得いかないわっ! なんでこうなるのよっ!?」

花丸 「善子ちゃん、少し落ち着いて…」

善子 「これが落ち着いていられる!? やっと…やっと私が私でいられる場所を見つけたのに!」

ルビィ 「善子ちゃん…」


果南 「私だってそう。やっとまたみんなと歌えるって思ったのに…こんなのってないよ」

ダイヤ 「確かにスクールアイドルの問題は、至る所で囁かれてはいましたが」

千歌 「でもっ! 突然禁止なんて!」

曜 「よっぽど、国も問題だって思ってたんだね」


21: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 20:09:08.57 ID:9aexFUfB.net

梨子 「そういえば、鞠莉さんは?」

ダイヤ 「まだ学校に残って作業をされています。国への報告など、色々あるのでしょう」

曜 「鞠莉ちゃん、これでよかったのかな」

果南 「いいわけない…ないけど…理事長って立場もあるし、あぁするしかないのかも」

善子 「理事長が駄々こねてちゃ、示しがつかないものね」

千歌 「でも、鞠莉さんだって絶対辛いはずだよ。あんなに悲しそうな目してたもん」

曜 「そうだね…うん、きっとそう。……ん?」


22: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 20:09:37.37 ID:9aexFUfB.net

梨子 「曜ちゃん、どうしたの?」

曜 「誰か、走って来てるような…」

ルビィ 「あれって…」


鞠莉 「オーマイガーッ!!!!」ダダダダッ!


果南 「ま、鞠莉!?」

鞠莉 「大変よみんな! これを見て!」

ダイヤ 「鞠莉さん、事務作業をしてたのでは…」

鞠莉 「そんなの、朝のうちに全部終わらせたわ! 今までずぅっと、何か私たちで出来ないか考えてたのよ!」

千歌 「鞠莉さん…」


24: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 20:10:07.04 ID:9aexFUfB.net

果南 「やっぱり鞠莉も、スクールアイドルはやめたくなかったんだね」

鞠莉 「何を言ってるの? そんなの当然じゃない」

花丸 「で、何が大変なんずら?」

鞠莉 「よくぞ聞いてくれたわ! これを見て!」

千歌 「これは…何?」

曜 「反対運動の署名、みたいだね」

鞠莉 「今、全国各地のスクールアイドルを中心に、反対運動を行っているらしいの! 参加組数は現時点でも1000組以上!」

善子 「せ、1000組!?」


25: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 20:10:51.31 ID:9aexFUfB.net

ルビィ 「そんな大々的にやってるんだ…」

梨子 「あっ…Saint Snowの名前もある!」

鞠莉 「それでね、実は…」

ダイヤ 「鞠莉さん?」


鞠莉 「実は、もう勝手にAqoursの名前も入れちゃったんだけど…いいよね?」

千歌 「鞠莉さん…! もちろん!」

果南 「やっぱり、そうでなくちゃね」

花丸 「でも、具体的には何をすればいいずら?」


26: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 20:11:52.68 ID:9aexFUfB.net

鞠莉 「まずは各地で署名活動ね。Saint Snowも、北海道で署名活動を始めてるみたい」

善子 「ふっ、堕天使の力を今こそ示す時!」

千歌 「よぉし、早速しゅっぱーつ! ……ん?」


??? 「………!!」ササッ


曜 「どうしたの? 千歌ちゃん」

千歌 「今、そこに誰かいたような…」

梨子 「……誰もいないわよ?」


27: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 20:12:33.39 ID:9aexFUfB.net

千歌 「うーん…気のせいだったのかなぁ」


ダイヤ 「千歌さーん、行きますわよー!」


千歌 「あっ、待ってくださいー!」ダダッ

曜 「あぁっ! 千歌ちゃん待ってよ!」


??? 「…………」チラッ

ーーーーーー
ーーーー
ーー


28: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 20:13:00.35 ID:9aexFUfB.net

~音楽制作会社~


真姫 「どういうことですかっ!?」

部長 「どういうことも何も…反対運動への参加を撤回すると言ったんだ」

真姫 「どうして…昨日まではあんなに!」

部長 「実はな、衣装販売などのスクールアイドルに関する事業を行っていた業者には、国からの支援が貰えることになったんだ」

部長 「しかも我社には、来年度のオリンピックのテーマソングの制作の依頼も来た」

真姫 「そんなっ…!」

部長 「反対運動に参加するのなら、この話は全てライバル企業に流すとのことだ。どうするべきか、賢明な西木野君なら分かるだろう」

真姫 「ふざけないでくださいっ!」


29: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 20:13:37.61 ID:9aexFUfB.net

真姫 「今までスクールアイドルと歩んできた…お互いに手を取り合っていたあの日々を忘れたとでも!?」

部長 「そうは言ってもねぇ。もうスクールアイドルの復活は絶望的だろう」

真姫 「そんな…」

部長 「既に多くの企業が、運動から退いている。残ったのは所詮無力なスクールアイドル達」

部長 「結果はもう、目に見えている」


真姫 「……ッ!」ダッ!

部長 「どこへ行くつもりだ?」


30: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 20:14:30.81 ID:9aexFUfB.net

真姫 「会社がやらないなら、私一人でやります!」

部長 「勝手な行動は困るよ」

真姫 「…部長、その国から依頼された仕事、スクールアイドルの時と比べて利益はどうなんですか?」

部長 「……まぁ、少しは少なくなるけどね。それでも0になるよりは…」


真姫 「…私が戻してみせます。いえ、前よりも利益を伸ばして見せます」

部長 「……勝手にしたまえ。但し、会社の名前は出すな」

真姫 「ありがとうございます」


31: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 20:15:00.22 ID:9aexFUfB.net

『反対運動の波は、更なる広がりをみせており…』

『しかし一部の企業が運動から身を引くなど、政府の対策も進んでいると見られます』


部長 「……どうなるかねぇ」


『今週末には緊急生放送が予定されており、大人気スクールアイドル、μ'sの元メンバーも出演すると…』

『今回の件での徹底的な議論が期待されます』

ーーーーーー
ーーーー
ーー


32: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 20:15:29.05 ID:9aexFUfB.net

~都内某所~


主婦A 「ねぇ、最近どうなの? おたくの娘さん」

主婦B 「それが相変わらずで…スクールアイドルなんてやめなさいって言ってるのに」

主婦C 「反対運動にも参加してるんですって?」

主婦B 「本当に恥ずかしい…ごめんなさいねぇ」

主婦A 「あなたが謝ることじゃないわよ。でもこの間のデモ活動、いい迷惑でしたねぇ」

主婦C 「そうそう、私の家の近くにもゴミが散乱してて…」


希 「………。」スタスタ


主婦A 「あらっ、希ちゃん? 希ちゃんじゃない」

希 「……っ!」ビクッ!


33: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 20:15:52.79 ID:9aexFUfB.net

主婦A 「希ちゃんどう、最近?」

希 「えぇ、まぁ…ぼちぼち」

主婦B 「やっぱり大変かしら? 元スクールアイドルだと、周りの目とか…」

希 「いえ、私は別にそんなこと…」

主婦C 「希ちゃん、スクールアイドルだった時はすごい人気だったんでしょ?」

主婦B 「そうそう、うちの娘も大ファンで…」

希 「はぁ…」


34: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 20:16:19.78 ID:9aexFUfB.net

主婦A 「希ちゃんからもガツンと言ってやってよぉ。有名なスクールアイドルに言われたら、流石に諦めるんじゃないかしら?」

希 「いえ、私は…」

主婦B 「あらっ、もしかして希ちゃん、スクールアイドル肯定派? まぁ無理もないわねぇ」

主婦C 「でも世間の目は冷たいわよ、今ではスクールアイドルなんて、嫌われ者なんだから」

希 「はぁ…気をつけます」


主婦 「「「………………。」」」

希 「あっ、あの、私はこれで…」スタスタ

ーーーーーー
ーーーー
ーー


35: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 20:16:45.51 ID:9aexFUfB.net

~沼津駅前~


千歌 「署名、お願いしまーす!」

ダイヤ 「お願いしまーす!」

善子 「ずら丸、そっち何人?」

花丸 「まだ5人…全然ずら…」

曜 「なんか、日を追うごとに署名集まりづらくなってるよね…」


「…………」ヒソヒソ
「…………」ヒソヒソ


果南 「……なんだろ、変な感じ」


36: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 20:17:16.75 ID:9aexFUfB.net

千歌 「なんか、みんなの目が…」

ピシッ!

千歌 「…!? いっ……」

鞠莉 「ちかっち!?」

梨子 「これ…石?」

果南 「誰!? 今石投げたのっ!!」


「………」クスクス
「…………」ヒソヒソ


37: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 20:17:44.86 ID:9aexFUfB.net

曜 「果南ちゃん、これは…」

果南 「…思ったよりひどいね、こりゃ」


「…………んだよ」ボソッ


果南 「……?」

サラリーマン 「うるさいんだよお前ら!」

ルビィ 「…!!」ビクッ!


38: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 20:18:10.73 ID:9aexFUfB.net

「そうだそうだ!」
「活動禁止された分際で!」


善子 「な、何よこれ…」


「仕事で疲れてんのに、やれ練習だなんだの、音楽かけ続けて、迷惑なんだよ!」
「素人がアイドルとか調子乗んな!」


ルビィ 「ど、どうして…怖いよ…」


「これでもくらえっ!!」ビュッ!


ダイヤ 「また石をっ!」

千歌 「ひ、ひぃっ…!!」サッ!


39: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 20:18:42.02 ID:9aexFUfB.net

千歌 「………。………?」ビクビク

曜 「千歌ちゃん! 大丈夫!?」

千歌 「あれっ…たしかにさっき石が…」


??? 「………。」


「なっ、なんだお前…!?」
「自分を盾にするなんて…」


鞠莉 「あの人が、守ってくれた…?」

千歌 「あなたは…」


40: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 20:19:14.55 ID:9aexFUfB.net

??? 「無抵抗の女の子に石を投げるなんて、無粋もいいところね」

千歌 「あっ、あの。助けてくれてありがとうございます…」

??? 「ある意味、私の後輩だから。助けるのは当然よ」


そう言って女性は、身につけていたマスクと帽子を外した


ダイヤ 「は………はわわぁぁ……!」

ルビィ 「あ……あ、A-RISEの……!!」


ダイルビ 「「ツバサさんっ!!!!?」」


ツバサ 「ふふっ、どうも」ニコッ

ーーーーーー
ーーーー
ーー


41: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 20:19:40.46 ID:9aexFUfB.net

千歌 「それで…どうしてツバサさんがここに?」

ツバサ 「私達が反対運動に参加してるのは知っているかしら?」

ダイヤ 「達…ということは英玲奈さんとあんじゅさんもですか? それは知りませんでした…」

ツバサ 「それでね、色んなところに別々に行って、応援してるの」

ルビィ 「ツバサさんに応援していただけるなんて、嬉しすぎます…」

鞠莉 「でも、どうしてこんな田舎に? 行くならもっと、大阪とか福岡とか大きいところに…」

ツバサ 「あなた達、東京のイベントに出てたでしょ? 見てたわよ」

曜 「み、見てたんですか!?」


42: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 20:20:20.14 ID:9aexFUfB.net

ツバサ 「なんだか懐かしく思えたの。あの時あなた達のライブを見て…今では人数も増えたみたいね」

千歌 「懐かしく…?」

ツバサ 「えぇ。それと…」


ツバサ 「さっきからそこで覗いてるのは、誰かしら?」

??? 「……っ!?」


梨子 「あなたは…?」

ダイヤ 「………ッ!! 嘘でしょう…!?」


43: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 20:20:44.16 ID:9aexFUfB.net

鞠莉 「ダイヤ? どうしたの?」

ダイヤ 「いっ、いえ…」


??? 「あっ…あのぉっ!!」

??? 「私、楓って言います!」


千歌 「カエデ…ちゃん?」

楓 「あのっ…私をっ!」


楓 「Aqoursのメンバーにしてくださいっ!!」

ーーーーーー
ーーーー
ーー


45: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 20:21:14.74 ID:9aexFUfB.net

~音ノ木坂学院 アイドル研究部 部室~


雪穂 「だめだぁ…」

亜里沙 「アキバで署名をお願いしても1週間で500人ちょっと…」

雪穂 「なんか、段々少なくなってるよね、協力してくれる人」

亜里沙 「反対運動に参加してるアイドルも、日に日に減っていってるし…諦めちゃったのかなぁ」

雪穂 「そんなことないっ! みんな…みんなスクールアイドルが大好きなはずだもん!」

亜里沙 「ふふっ、なんだか雪穂、穂乃果さんみたい」

雪穂 「えっ…そ、そうかな…」

コンコン

亜里沙 「誰だろう? はーい」


46: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 20:21:45.83 ID:9aexFUfB.net

花陽 「こんにちはっ、2人とも」

雪穂 「花陽さん!」

亜里沙 「ど、どうしたんですか突然…!」

花陽 「心配になっちゃって…最近、何かと大変でしょ?」

雪穂 「あはは…どうも…」

花陽 「2人とも、お腹すいてない? お弁当作ってきたんだぁ。まだ勉強中だけど」

亜里沙 「うわぁっ! ありがとうございます!」

雪穂 「やっぱり栄養学科生はレベルが違う…」


48: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 20:22:47.81 ID:9aexFUfB.net

花陽 「活動はどう? 順調?」モグモグ

雪穂 「いえ、それがあんまり。なんか、日に日にみんな冷たくなってるっていうか…」

花陽 「やっぱり…。実は私のところもなんだ。なんだか段々、肩身が狭くなってきて…」

亜里沙 「世論が段々、偏ってきたってことですか…?」

雪穂 「亜里沙、難しい言葉使うね…」

花陽 「あはは…でも、そうだね。亜里沙ちゃんの言う通りだと思う。スクールアイドルに対する当たりも強くなってきてるし」

雪穂 「…何か、大きな変化が欲しいです。この状況を少しでも変えるきっかけになる何かが」

花陽 「それなら…」

亜里沙 「…?」


49: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 20:23:18.24 ID:9aexFUfB.net

花陽 「それなら、きっと大丈夫。多分今夜、雪穂ちゃんの望んだとおりになるよ」

雪穂 「えっ…それってどういう…」

花陽 「今日、生放送があるでしょ? スクールアイドル問題の」

亜里沙 「松テレのですか?」

花陽 「そう。その番組に、にこちゃんが出るらしいよ」

雪穂 「矢澤先輩が!?」


亜里沙 「……。」

花陽 「亜里沙ちゃん?」


50: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 20:23:46.21 ID:9aexFUfB.net

亜里沙 「お姉ちゃんが、言ってました。にこさんの立場上、あまり肯定意見は言えないって」

雪穂 「そんな…」

花陽 「どこのメディアも、今ではスクールアイドルに反対って言ってるもんね…」

雪穂 「前は特番とか、色々やってたのに…ひどいですよね」

花陽 「…でも」


花陽 「にこちゃんなら、やってくれる気がする」

雪穂 「…そうですね。にこさんは、そういう方ですから」

ーーーーーー
ーーーー
ーー


51: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 20:24:13.78 ID:9aexFUfB.net

~総理官邸~


総理 「段々と世論が傾き始めている…どうだ、言った通りだっただろう?」

秘書 「はい、このままいけば、スクールアイドルの消失は時間の問題かと」

総理 「ふふ……ふはははははっ!!」

総理 「もうすぐ…全部終わるからな…」

秘書 「総理…」

総理 「そうだ、今日は生放送があるみたいじゃないか。スクールアイドルがトドメを刺される瞬間を見届けてやろうじゃないか」

秘書 「はい、早速準備を」

総理 「根回しは…してあるんだろうな?」

秘書 「滞りなく」

総理 「よし。やつらは数字を稼げるし、win-winな話だ」


52: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 20:25:08.26 ID:9aexFUfB.net

秘書 「準備、出来ました」

総理 「楽しみだ…今、スクールアイドルの歴史が終わるんだ! ふははははっ!!!」


秘書 (総理…どうしてそこまで…)

ーーーーーー
ーーーー
ーー


53: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 20:25:36.00 ID:9aexFUfB.net

~沼津バーガー~


果南 「えっと…楓ちゃんだったよね」

楓 「はいっ! 2年生です!」

曜 「別のクラスだったから、同じ学年でもはじめましてだね」

鞠莉 「で、Aqoursに入りたいんだっけ?」

善子 「これまた、どうしてこんなタイミングで?」

楓 「署名活動とか、スクールアイドルのために必死に活動してる姿を見て、私も何かしたいと思って…私も、スクールアイドル大好きで!」

ダイヤ 「……。」

梨子 「…で、どうするの? 千歌ちゃん」


54: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 20:26:53.55 ID:9aexFUfB.net

ルビィ 「断る理由は、ないと思いますけど」

千歌 「うん、そうだよね。でも…」

楓 「でも…?」

千歌 「見てたでしょ? さっき、私が石投げられてたの」

楓 「はい…」

千歌 「ツバサさんが助けてくれなかったら、今頃大怪我だったかもしれない」

ツバサ 「あいつら、容赦なかったものね」


55: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 20:27:21.87 ID:9aexFUfB.net

千歌 「今スクールアイドルを始めるっていうのは、それほど危険なことなんだよ。それに…」

千歌 「一回も歌うことも、踊ることもなく、Aqoursは終わりになるかもしれない」

梨子 「千歌ちゃん…」

千歌 「それでも、私たちと一緒にやってくれる?」

楓 「…勿論です。それに、私はやらなくちゃいけないんです」

曜 「やらなくちゃいけない…?」

楓 「この問題は、私がなんとかしなきゃいけない問題ですから。…私にしか、出来ないんです」

果南 「どういうこと…?」


千歌 「……ふふっ」


57: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 20:27:49.75 ID:9aexFUfB.net

千歌 「それだけの覚悟とやる気があるなら大丈夫! ねっ、みんな?」

花丸 「ずらっ!」

善子 「新たな契約者がまた1人…堕天の時は近いっ!」

果南 「いいんじゃないかな。私も異論なし」

楓 「みなさん…!」

千歌 「楓ちゃん、ようこそAqoursへ!」

楓 「はいっ! ありがとうございます!!」


ダイヤ 「……。」

鞠莉 「ダイヤ、どうしたの? さっきからずっと黙り込んじゃって…」


58: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 20:28:29.00 ID:9aexFUfB.net

ダイヤ 「…楓さん、少しよろしいですか?」

楓 「えっ…はい…」

千歌 「ダイヤさん?」

ダイヤ 「すぐに戻りますわ。ご心配なさらず」

楓 「……」ペコリ


果南 「ダイヤ…?」

ーーーーーー
ーーーー
ーー


59: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 20:28:57.12 ID:9aexFUfB.net

~沼津バーガー 外~


ダイヤ 「どういうつもりですの?」

楓 「えっと、何がですか?」

ダイヤ 「とぼけないでください。安心なさい、今はあなたと私しかいません」

楓 「……。」

ダイヤ 「私のことを恨んでいるのでしたら、そう言ってください。私もあの時のことは、酷く後悔しているのです」

楓 「…覚えてて、くれたんですね」

ダイヤ 「忘れるわけがないでしょう。あの時、私だって辛かったんですから」

楓 「……。」


『なんでですかっ!?』


60: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 20:29:24.13 ID:9aexFUfB.net

楓 『どうして…私はスクールアイドルがやりたいんです!』

ダイヤ 『さっきも言ったでしょう。私が生徒会長である限り、スクールアイドル部は認めません!』

楓 『理由を…納得できる理由を教えてください!』

ダイヤ 『あなたの目から、情熱が感じられない。これで十分ですか?』

楓 『なっ…そんなこと!!』

ダイヤ 『ほら、もう下校の時間ですわよ。帰りなさい』

楓 『…っ!! なんで…なんでよっ!!』ダッ!!

ーーーーーー
ーーーー
ーー


61: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 20:29:53.96 ID:9aexFUfB.net

楓 「びっくりしました、あんなこと言ってたダイヤさんが、スクールアイドルやってるなんて」

ダイヤ 「…ごめんなさい」

楓 「いいんです、私はあなたのこと、恨んだりしていませんから」

楓 「あなたの言う通り、あの時の私には本気でスクールアイドルをやろうという情熱が足りなかったと思います」

ダイヤ 「楓さん…」

楓 「ただ流行ってるから…ダイヤさんは、そんな生半可な覚悟で飛び込める世界じゃないって教えてくれてたんですよね」

ダイヤ 「……。」


62: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 20:30:23.54 ID:9aexFUfB.net

楓 「あの時、私がそのことに早く気付けてれば良かったんです」

楓 「でも、大丈夫です! 今の私には、誰にも負けない情熱が…」


ダイヤ 「違いますわっ!!」


楓 「ダイヤさん…?」

ダイヤ 「違います…私があなたを呼び出したのは、そんなことではありません!」


63: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 20:31:19.42 ID:9aexFUfB.net

ダイヤ 「誰が見てもわかります! 今のあなたは、やる気に満ちている…スクールアイドルを本気でやろうという意思が伝わってきます!」

楓 「て、照れるじゃないですか…」

ダイヤ 「私が…私が一番聞きたいのはっ!」

ダイヤ 「あなたが何故ここにいるのかですわっ!」

楓 「な、何でって…私は浦女の生徒で…」

ダイヤ 「だって…だってあなたは…!」


ダイヤ 「もう、死んでいるではありませんか…」

ーーーーーー
ーーーー
ーー


64: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 20:31:52.54 ID:9aexFUfB.net

~テレビ局 生放送~


司会 「昨今世間を賑わせているスクールアイドル問題。賛否両論、様々な意見が飛び交っておりますが」

司会 「本日は政治家や専門家をお呼びして、緊急生放送をお送りいたします」

司会 「そして…なんと言っても注目ゲストはこの方っ! 全スクールアイドルの憧れの的、μ'sの元メンバーにして、現在もアイドルとして活躍中の、矢澤にこさんっ!!」


にこ 「にっこにっこにー! みんなに笑顔届ける、矢澤にこでーすっ!!」

司会 「いやぁ、ようこそお越しくださいました…」


ディレクター 「頼むぞぉ…この番組でどれだけ数字が取れるか…」ニヤニヤ


65: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 20:32:17.71 ID:9aexFUfB.net

司会 『いやぁ、最近は大変ですねぇ。スクールアイドルの問題が世間で囁かれ続け…にこさんも肩身が狭いのでは?』

にこ 『そ、そうなんですよぉ~。本当、大変で…』


凛 「…にこちゃん」ズルルル

花陽 「やっぱりにこちゃん、テレビだとなかなか本音が言えないよね…」モグモグ


にこ 『にこがスクールアイドルの時も、周りに気を使ってて…』


66: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 20:32:45.52 ID:9aexFUfB.net

司会 「やはり、近頃問題となっていた騒音問題も、μ'sとして活動していた時も意識していたんですか?」

にこ 「まぁ、そりゃあ…」

政治家 「やはり由々しき事態ですよ。禁止にして正解でしょう」

専門家 「それだけでなく、学力低下や性犯罪の被害など、様々な問題がありましたから…」

にこ 「………。」


司会 「やはり、にこさんも活動されてた時は、肩身の狭い思いをしていたのでは?」

にこ 「………は?」


67: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 20:33:18.11 ID:9aexFUfB.net

政治家 「周りに迷惑をかけていることも知らず…ひっそり活動していればいいのに、今のスクールアイドルは目立ちたがり屋なのか知りませんが」

専門家 「にこさんも罪悪感があるのでは? スクールアイドルを広めてしまって…」


にこ 「………あんた達、もういっぺん言ってみなさいよ」


司会 「……にこさん?」


にこ 「もっぺん言ってみなさいって言ってるのよっ!!!!」


68: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 20:33:52.42 ID:9aexFUfB.net

にこ 「肩身の狭い思い…? 罪悪感…? 馬鹿にするのもいい加減にしなさいよっ!?」

にこ 「私はスクールアイドルをやれたこと…あのメンバーで、最高のライブが出来たこと、誇りに思ってる! それは今でも変わらないっ!」

にこ 「嬉しいわよ! 私たちのことを見て、スクールアイドルを始めようって思ってくれる子が何百人といるなんて! どこに罪悪感を感じる必要があるの!?」


司会 「に、にこさん! 落ち着いて…!」

スタッフ 「おい、矢澤さんとめて!」

ディレクター 「待て止めるな!」

スタッフ 「とは言っても…!」


69: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 20:34:28.82 ID:9aexFUfB.net

ディレクター 「こりゃ面白いぞ…視聴30、いや40だって夢じゃない…」


にこ 「いい? そもそも、スクールアイドル禁止なんて、絶対におかしいわよ! なんでみんなそれに気付かないの!?」

にこ 「おかしいわよ! 最近みんな、どんどんスクールアイドルにあたりが強くなって…まるでそれが当然かのように振舞って!」

にこ 「考え直しなさいよっ! あの子達が何をしたのよ!? あの子達が私たちにくれたものを忘れたの!?」

にこ 「スクールアイドルは…っ!」


70: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 20:35:08.37 ID:9aexFUfB.net

にこ 『スクールアイドルは、不滅なのよっ!』


花陽 「にこちゃん…!」

凛 「…………。」

花陽 「凛ちゃん?」

凛 「あっ、ううん、何でもない。ただ…」

花陽 「ただ?」

凛 「やっぱりにこちゃん、すごいなって」

花陽 「………うん、そうだね。にこちゃんなら、やってくれると思ってた」

ーーーーーー
ーーーー
ーー


71: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 20:35:43.55 ID:9aexFUfB.net

~総理官邸~


総理 「何なんだこれはっ!!!?」

秘書 「総理…」

総理 「何故こいつを止めないっ!? 局の者は何をしている!?」

秘書 「まさか、まだ諦めていないとは…」

総理 「矢澤にこ…くそっ…!」

秘書 「ですが、これで彼女もしばらくメディアには…」

総理 「そんなことはどうでもいいっ! 問題は、これのせいで世論が動くかもしれぬことだ!」


73: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 20:36:14.46 ID:9aexFUfB.net

総理 「せっかく…折角世論がまとまりを見せていたというのにっ…!」

秘書 「……あの、総理」

総理 「なんだねっ!?」

秘書 「実は…こんな情報がネットに出回っていまして…」ガサッ



総理 「…………ライブ……だと……?」

ーーーーーー
ーーーー
ーー


74: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 20:37:02.57 ID:9aexFUfB.net

~音ノ木坂学院 アイドル研究部~


雪穂 「すごい! 見てよ亜里沙!」

亜里沙 「本当! ネットの署名が、どんどん集まってる!」

雪穂 「やっぱり、昨日のにこ先輩のが効いてるんだよ…!」

亜里沙 「街でも、私たちのこと応援してくれる声が多くなってた。やっぱり、μ'sってすごいよ雪穂!」

雪穂 「うん…でも、署名が集まっても、肝心なライブがこれじゃぁ…」

亜里沙 「………。」


あんじゅ 「お邪魔しまぁす」ガララッ

英玲奈 「どうだ、調子は」


雪穂 「あんじゅさん、英玲奈さん!?」

亜里沙 「どうして…!」


75: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 20:37:36.15 ID:9aexFUfB.net

英玲奈 「こんな状況下、君たちが主催でライブをすると聞いてな」

あんじゅ 「気になって来てみたの。で、どう? 人は集まりそう?」

雪穂 「……それが、正直あまり」

亜里沙 「やっぱり、こんな状況で大々的にやるとなると、抵抗があるみたいで…」

英玲奈 「…スクールアイドル禁止に反対するスクールアイドル達による、大々的なライブか」

あんじゅ 「場所は秋葉原…あの日、私たち含め全国のスクールアイドルで行ったライブと同じ場所。夢があっていいと思うわよ?」

雪穂 「…でも、夢だけじゃ現実は動かないんだって、思い知らされました」

亜里沙 「………。」

英玲奈 「確かにこの組数では、大々的なライブ、とはいかなそうだな」


76: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 20:38:09.65 ID:9aexFUfB.net

亜里沙 「私たちに、力が足りないんです。お姉ちゃん達みたいな力が…」

あんじゅ 「そんなこと…」

雪穂 「でも、このままじゃ!」

英玲奈 「…雪穂、実は今日ここに来たのは、一つ頼みがあるからなんだが」

雪穂 「頼み?」

あんじゅ 「私たちのと言うより、ツバサのお願いなんだけどね」

亜里沙 「ツバサさん!?」


77: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 20:38:31.46 ID:9aexFUfB.net

英玲奈 「実は、そのライブに参加させて欲しいユニットがあると言うんだ」

亜里沙 「参加させて欲しいユニット…?」

あんじゅ 「この娘達なんだけどね…」


雪穂 「こ、これって…」

亜里沙 「……………誰?」

ーーーーーー
ーーーー
ーー


78: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 20:39:50.12 ID:9aexFUfB.net

~浦の星女学院 部室~


ダイヤ 「こ、こ、ここここここここんなことってててて!!!!」ガタガタガタガタ

ルビィ 「お、おおおおおおお落ち着いておぉぉねぇちゃぁん!!、」ガタガタガタガタ


曜 「黒澤姉妹が人間とは思えない速さで振動してる…」

ダイヤ 「こ、これが落ち着いていられますか! よ、曜さんもはやくこれを見…ウップ…」

梨子 「ダイヤさん! 本当に落ち着いて…ほら、深呼吸して…」

ダイヤ 「はぁっ…はぁっ…! ひっひっ…ふー…」

ルビィ 「ひぃっ…ひぃっ…ふぅー…」


79: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 20:40:17.34 ID:9aexFUfB.net

果南 「で、そんなに慌ててどうしたのさ」

ダイヤ 「実は今朝、私宛にメールが来てまして」

鞠莉 「どれどれ…? えっと、差出人、高坂雪穂?」

ルビィ 「そうなんですっ!」

ダイヤ 「あのμ'sのリーダー、高坂穂乃果さんの妹にして、現在もスクールアイドルの最前線で活躍中の高坂雪穂さんから、直々にメールが来たのですっ!!!」

千歌 「穂乃果さんの妹さんからっ!?」

ルビィ 「す、すごいよ! 歴史的瞬間だよお姉ちゃん!」

楓 「内容は何だったんですか!?」


80: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 20:40:46.39 ID:9aexFUfB.net

ダイヤ 「今度、雪穂さん達が主催でライブを行うそうです。秋葉原で」

曜 「あぁ…それなら私も聞いてる。秋葉で反対運動として、大々的にライブをする予定なんでしょ?」

ダイヤ 「そう…! そしてこの度、雪穂さんから直々に、そのライブに参加して欲しいとお願いされたのです!!」

善子 「嘘っ!?」

楓 「すごい! すごいですよ!」

千歌 「あれっ、でもちょっと待って」


81: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 20:41:15.58 ID:9aexFUfB.net

曜 「どうしたの、千歌ちゃん」

千歌 「私もそのライブの情報見たけど、確かエントリー制だったよね? それなのに、なんで向こうから参加するようにお願いされたの?」

千歌 「お願いするにしても、なんで私たちなんかが? どうせ呼びかけるんだったら、私たちとかじゃなくて、もっと名のあるグループに呼びかけるべきじゃない?」

ルビィ 「そ、それは…」

千歌 「怪しい…それ、本当に雪穂さんから?」


ツバサ 「そのメール、本物よ」ガチャ


楓 「ツバサさん!?」


82: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 20:41:44.42 ID:9aexFUfB.net

ツバサ 「私がお願いしたの。あなた達…Aqoursにライブに参加するよう呼びかけてほしいって」

千歌 「どうして…」

ツバサ 「…今回のライブ、国に直接訴えかけるとても大事なもの。もし失敗すれば、規制はさらに強化されるだろうし、最初で最後の挑戦と言ってもいい」

梨子 「そんな大事なライブなら、尚更…」

ツバサ 「だからこそ、貴方達が出るべきなのよ」

善子 「どうして、そこまで?」


ツバサ 「……あなたがいるからよ、楓さん」

楓 「…っ! 私…?」


83: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 20:42:13.03 ID:9aexFUfB.net

ツバサ 「そう。あなたはこのライブに出るべき…いや、出なくてはいけない人物よ」

ダイヤ 「…ツバサさん、まさかあなた…」

ツバサ 「ごめん、あの時の話、影で聞かせてもらったわ。そして、あなたのことについても、詳しく調べさせてもらったわ」

楓 「………。」

ツバサ 「…Aqoursの一員となった今、あなたは伝えるべきなんじゃないかしら。この事実を」

曜 「ツバサさん、さっきから一体…」

楓 「わ…私は…」


84: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 20:42:45.44 ID:9aexFUfB.net

ダイヤ 「…楓さん、話しましょう。私も、すべて話します」

楓 「…私は」


楓 「私の名前は、天草 楓」

楓 「現内閣総理大臣、天草 総一朗の、一人娘です」


千歌 「…うそ」


楓 「…それだけではありません。私は…」

楓 「私は去年、既に死んでいるのです」

ーーーーーー
ーーーー
ーー


85: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 20:43:58.42 ID:9aexFUfB.net

元々、私がここ沼津に越してきたのは、いじめが原因だった

総理大臣を父に持ちながらも、勉強も何も得意でなかった私は、中学で酷いいじめを受けていた

一度貼られたレッテルは簡単には剥がせない
だから私は新天地で自分を変えようと、引越しを決意した

父には今のうちから一人暮らしに慣れておきたいと、なんとか誤魔化した


……そして私は、その地で出会ったのだ
“スクールアイドル”というものに


86: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 20:44:41.20 ID:9aexFUfB.net

彼女達は私なんかよりも、何倍も、何十倍も輝いていた。特別な力があるわけでも、特別な家系にあるわけでもない、普通の娘達が、あんなに楽しそうに、踊っている


楓 「だから私も、その輝きに混ざりたい…そう思ったんです」

ダイヤ 「彼女は、スクールアイドル部を再建しようと、私の元に訪れました」

楓 「…でも、断られちゃいました」

ダイヤ 「楓さん…」

楓 「私が悪いんです。軽い気持ちで、スクールアイドルを始めようなんて思った私が浅はかだったんです」

ツバサ 「…そして、問題はその後だった。そうよね?」

楓 「………。」コクリ


87: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 20:45:15.08 ID:9aexFUfB.net

誰が流したのか、私がスクールアイドル部設立を却下されたという話は瞬く間に学校中に広まった。おまけに、私が以前、いじめに遭っていたという事実までも

身の程を知れ… 親の面汚し… 調子に乗るな…

投げつけられた言葉たちは、常に私を取り巻いた。助けを求める相手もいない


………私は何をしてるんだろう

いつもそうだ。私の出来が悪いせいで父にも迷惑ばかりかけて、私はただ罪悪感を感じながらも何も出来ない自分を呪いながら生きるだけ


………私は、この生活から逃げる道を選んだ


88: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 20:45:46.05 ID:9aexFUfB.net

楓 「……私の自殺は、表には殆ど出ませんでした」

ダイヤ 「総理の娘が死亡…それも自殺で。その事実を揉み消すことは、学校側にも、政府側も利益しかなかったのです」

曜 「そ、そんなことってッ!!」

善子 「てことは、楓さんは今…幽霊っ!?」

果南 「…全然知らなかった。私が学校にいない間、そんなことが…」

鞠莉 「待って。じゃあ、総理が突然スクールアイドルを禁止にするって言い出したのは…!」


ツバサ 「………。」コクリ

ーーーーーー
ーーーー
ーー


89: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 20:46:15.50 ID:9aexFUfB.net

~総理官邸~


総理 「…私の大切な娘を奪ったスクールアイドル。これを禁止するために、どれほどの苦労を重ねたことか」

総理 「…何もない、普通の娘だった。秀でた能力があったわけでもなかったが、優しい娘だった」

総理 「私がこの立場であることで、楓には大きな負担を与えてしまっていた。そして、楓自身のプライドを高くしてしまった」

総理 「楓のプライドは大きく傷ついたのだ! 楓の決意が、話も通さず却下されたことで!」


秘書 「…総理、お言葉ですが、楓さんはいじめにあっていたという情報も…」


総理 「…ッ!! 貴様ァっ!!!」


90: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 20:46:44.67 ID:9aexFUfB.net

総理 「楓がいじめに…!? あるわけないっ! 楓がいじめられなければいけない理由はどこにもないではないかっ!」

秘書 「そ、その通りでございます…!」

総理 「……私は、絶対に許さないと誓ったんだ。楓から命を奪ったスクールアイドルを!」


総理 「…秋葉原のライブ、私も行くぞ」

秘書 「そんな! 危険ですっ!」

総理 「この手で、直々に制裁を下してやる。スクールアイドルの終焉を、この目で見届けるのだ。ふっ…ふははははははは!!!!」

ーーーーーー
ーーーー
ーー


91: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 20:47:28.51 ID:9aexFUfB.net

~浦の星女学院~


果南 「…総理は、楓ちゃんがいじめにあっていたことを知らないんだね」

楓 「…それで、父はスクールアイドルに恨みを持っているのです。どうして、わたしはあんなことをっ…!」

千歌 「楓ちゃん…」

ツバサ 「自分がしたことの大きさを分かっているのなら、やるべき事はただ一つよ」

ダイヤ 「…そして、私たちがしてあげられることも、一つです。これは、私の罪滅ぼしでもあります」

楓 「そんな、ダイヤさんは何も…」


果南 「…で、どうする? 千歌」


92: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 20:47:53.45 ID:9aexFUfB.net

千歌 「ダイヤさん、あの時楓さんに足りなかったもの、今はどうですか」

ダイヤ 「問題など、全くありません。彼女には今、確かな意志があります」

千歌 「…楓ちゃん、お父さんに全てを話す覚悟はある?」

楓 「……。はいっ!」


千歌 「…みんな、やろう!」

梨子 「…! 千歌ちゃん!」

ーーーーーー
ーーーー
ーー


93: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 20:48:40.06 ID:9aexFUfB.net

~成田国際空港~


海未 「…突然連絡なんて、びっくりしたではありませんか」

絵里 「もっと前もって言ってくれれば、いろいろ準備もできたのに」

希 「でも、なんやかんや言って、みんな揃ってるやん?」

凛 「なんだか久しぶりだにゃー!」


花陽 「でも、びっくりしました。スクールアイドルの件とか、この間のにこちゃんの行動が、そっちにまで伝わってるなんて」

にこ 「ふんっ! まぁこれも、大銀河宇宙No.1アイドルのなせる技よ! …あの後は散々だったけど」

真姫 「ま、久しぶりに賑やかなのも悪くないわね」

海未 「そうですね。ね、穂乃果、ことり」


穂乃果 「…久しぶりだね、みんな」


94: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 20:49:16.16 ID:9aexFUfB.net

ことり 「いてもたってもいられなくて。仕事の合間を縫って、急いで帰ってきたんだ」

穂乃果 「ことりちゃんごめんね、穂乃果は基本暇だからいいけど…」

ことり 「ううん、こんな一大事、放っておけないよ」

海未 「…ライブまで時間がありません。準備は出来てますか?」

絵里 「情報によれば、総理も会場に来るそうよ。おそらく今回が、最初で最後のチャンス」


穂乃果 「うん…! 行こう、みんな!!」

8人 「「「「「「「「おーー!」」」」」」」」

ーーーーーー
ーーーー
ーー


95: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 20:49:38.91 ID:9aexFUfB.net

~ライブ当日 秋葉原~


アナウンサー 「やっほー、みんな! はっちゃけてるかーいっ!?」

アナウンサー 「今日は待ちに待ったスクールアイドル達によるライブ! 楽しみだねぇ!」


千歌 「…いよいよだね」

曜 「人も沢山集まってる。これだけ大々的にできれば、きっと…!」


雪穂 「今日は来ていただき、ありがとうございます」

ダイヤ 「ゆ、ゆゆ雪穂さんっ! それにA-RISEも!」


96: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 20:50:27.15 ID:9aexFUfB.net

英玲奈 「いよいよ当日だ。泣いても笑っても、恐らくこれが最後のチャンスだろう」

梨子 「…正直、荷が重いです」

あんじゅ 「大丈夫、あなた達ならきっと出来るわ。ね、楓ちゃん」

楓 「…はい!」


亜里沙 「雪穂、そろそろ時間だよ」

雪穂 「うん、わかった。トップバッターだもんね、頑張んなくっちゃ!」

ツバサ 「私達はもうスクールアイドルじゃないから、直接ライブには関われないけど、精一杯サポートさせてもらうわ」

雪穂 「心強いです!」


97: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 20:51:10.82 ID:9aexFUfB.net

亜里沙 「さ、行こう雪穂!」

雪穂 「うんっ! じゃあ、行ってきます!」


ダイヤ 「…大丈夫、でしょうか」

鞠莉 「大丈夫よ。あれだけのオーディエンスがいるんだもの、きっと大盛り上がり間違いなし」

果南 「そうなれば、流石に国も放ってはおけないでしょ。きっとスクールアイドルは、すぐに復活する」

ダイヤ 「…そうだといいのですが」

千歌 「ダイヤさん?」

ーーーーーー
ーーーー
ーー


98: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 20:51:47.01 ID:9aexFUfB.net

雪穂 「みんなー! 今日は来てくれてありがとー!」

観客 「……………。」

亜里沙 「早速1曲目、いっくよー!」


~~♪


雪穂 (な、何だろこの空気…)

亜里沙 (声も出してない人がほとんど…まるで私たちを応援してないみたい…)


千歌 「…何、これ」


99: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 20:52:21.79 ID:9aexFUfB.net

~袖口~


ダイヤ 「あの雪穂さんたちのライブだというのに、全く盛り上がっていない…!?」

英玲奈 「…やはりか」

曜 「英玲奈さん、どういうことですか!?」

あんじゅ 「恐らくあそこにいる観客の大多数は、ライブの話を聞いて見物に来ただけ。私たちを応援しようと思って来てくれている人は、少ないんじゃないかしら」

梨子 「なんで!? あんなにネットでも、応援してるってコメントとか…!」

英玲奈 「…諦められているのか。もうスクールアイドルは、見限られたのかもしれない」

楓 「そんな…そんなことって!」


100: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 20:52:55.36 ID:9aexFUfB.net

あんじゅ 「ライブの話を聞いて、マスコミも沢山来てる。もし失敗に終われば、瞬く間に世間に伝わり、状況はさらに悪くなる」

善子 「うそ…それじゃあ、もう…!」


キキーッ!


英玲奈 「…っ! まずいぞ、あの車はッ!」


総理 「…ふんっ」


果南 「おいでなすったね…天草総理」

楓 「お父さん…」


101: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 20:53:34.19 ID:9aexFUfB.net

~会場 観客席~


総理 「酷い有様じゃないか、私が直々にトドメをさそう」

警備 「総理、どうしますか」

総理 「彼女達は反逆者のようなもの。取り押さえろ」

警備 「はっ」


警備 「通信! ステージ上にいる2人を取り押さえろっ!」

警備 「ライブを中止に追い込めっ!」


総理 「ふっ…ふははははははは!!!!」


102: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 20:54:11.86 ID:9aexFUfB.net

~袖口~


ダイヤ 「まずいですわ、警備隊がステージに向かって来ます!」

ツバサ 「このライブが中止になれば、何もかも終わりよ!」

英玲奈 「しかし、私たちがなにか出来るわけでは…」

千歌 「そんな…ここまでなんですか!?」

あんじゅ 「………。」


103: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 20:54:51.89 ID:9aexFUfB.net

亜里沙 (雪穂、まずいよ!)

雪穂 (分かってる! でも、ここでパフォーマンスを辞めるわけには…応援してくれてる人だっているんだからっ!)


警備 「どけっ! 道をあけろっ!」


雪穂 (もうあんな近くまで…!)

亜里沙 (雪穂…雪穂っ!)

雪穂 (嫌だ…こんなところで終わるなんて!)


「みんなーっ!! こんにちはーっ!!!」


雪穂 「…っ!?」ビクッ!

亜里沙 「……あれは!」


104: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 20:55:28.14 ID:9aexFUfB.net

「……誰? どっから声が?」ザワザワ
「なになに? 何事?」
「ね、ねぇ、あれって…!」ザワザワ
「嘘、あれってもしかして…!」


雪穂 「お姉ちゃん!?」


穂乃果 「みんな、今日は来てくれてありがとう!」

ことり 「スクールアイドルの為に、こんなに集まってくれて、ことり嬉しいですっ!」

にこ 「にっこにっこにー! みんなー、盛り上がってるー?」


105: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 20:56:15.25 ID:9aexFUfB.net

「嘘、μ's!?」
「すごいすごい! 本物だぁっ!!!」
「にこちゃーんっ! 手振って!」


警備 「な、なんだいきなり!? 道をあけろっ! あけるんだっ!!」

総理 「何をしているっ!? 押しのけてでも突入しろっ!」

警備 「しかし、一般人に手を出すわけには!」

総理 「…くそっ!!」


絵里 「…なんとか間に合ったわね」

亜里沙 「お姉ちゃん!」


106: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 20:56:50.91 ID:9aexFUfB.net

~袖口~


千歌 「す、すごいすごいすごいっ!!! 本物だよ、本物の μ's だよっ!!!」

ダイヤ 「お、おおお落ち着くのです千歌さん!」

英玲奈 「よしっ、観客のお陰で警備隊が進めなくなっている!」

あんじゅ 「それだけじゃない、穂乃果さん達が来たことで、観客のボルテージも最高潮!」

鞠莉 「観客がどんどん集まってくる!」

果南 「これは…いけるっ!」


107: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 20:57:26.65 ID:9aexFUfB.net

雪穂 「みなさんっ!」

あんじゅ 「雪穂ちゃん、どうしたの? まだ一曲あるはずじゃあ…」

亜里沙 「警備隊の動きが止まってるとは言え、長くは持ちません。だから今のうちに、Aqoursのみんなを!」

英玲奈 「…そうだな、今がチャンスかもしれない」

あんじゅ 「総理に見せつけなくちゃね、楓ちゃんの姿」

楓 「……はいっ!」


108: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 20:58:02.41 ID:9aexFUfB.net

~ステージ~


花陽 「衣装を着るのって久しぶりだね。なんだか緊張しちゃうね」

凛 「かよちん、すごく似合ってるにゃ!」

花陽 「えへへ、ありがと凛ちゃん」

海未 「…ですが、私たちが踊るわけにはいきません。ね、穂乃果」

穂乃果 「うん、これは雪穂達がやるべきことだもん。それに、私達はもうスクールアイドルじゃない」

希 「ふふっ、そうやね」


109: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 20:58:35.64 ID:9aexFUfB.net

真姫 「…来たわよ、噂の子達」

千歌 「………。」

穂乃果 「…Aqours、だよね」

ダイヤ 「ひ、ひゃいっ!」

海未 「…後は頼みましたよ。ここからは、あなた方の仕事です」

果南 「…はい、頑張ります」


千歌 「……穂乃果さんっ!」

穂乃果 「何?」

千歌 「…見ていてください、私たちのこと」

穂乃果 「…うん、ファイトだよっ!」


111: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 20:59:37.50 ID:9aexFUfB.net

「きゃーっ! μ'sーっ!」
「μ's 最高ーっ!」


総理 「えぇいっ、まだ突入できないのかっ!?」

警備 「も、申し訳ありません。流石にこの人の波が相手では…!」

総理 「…もういいっ! 私が行く!」

警備 「総理! 危険ですッ!」

ーーーーーー
ーーーー
ーー


112: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 21:00:07.54 ID:9aexFUfB.net

千歌 「みなさんっ! 聞いてください!」

千歌 「私たちは、スクールアイドル Aqoursです!」

梨子 「スクールアイドルのお陰で、ここにいるみんなと出会えました」

果南 「スクールアイドルのお陰で、失ったものを取り戻すことが出来ました」

鞠莉 「スクールアイドルのお陰で、最高の時間を過ごせています」


113: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 21:00:46.90 ID:9aexFUfB.net

千歌 「私たちは、スクールアイドルを失いたくない! 私たちはまだ、スクールアイドルであり続けたい!」

ルビィ 「μ'sやA-RISE、過去のスクールアイドルが残してくれたものを、ここで終わりにしたくありませんっ!」

善子 「スクールアイドルは、私たちを変えてくれる!」

花丸 「スクールアイドルが、私たちを繋いでくれる!」


千歌 「…だから、私たちに力を貸してくださいっ!」


114: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 21:01:10.88 ID:9aexFUfB.net

楓 「………。」

千歌 「楓ちゃん、いい?」

楓 「…はいっ!」


千歌 「それでは聞いてください! MIRAI TICKET!」


「………Aqoursー」ザワザワ
「Aqoursーっ! 頑張れー!」
「はいっ! はいっ! はいっ!」


総理 「くそっ…! どけっ、どけっ!」


115: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 21:01:52.89 ID:9aexFUfB.net

総理 「はぁっ…はぁっ…! 辿り着いたぞ、ステージに!」

総理 「お前らのライブも、ここで終わりだっ!!」ガシッ!


楓 「ひぃっ…!」

千歌 「楓ちゃん!」


総理 「ふはは…そこまで………だ……?」

楓 「……お父さん」


「…えっ、天草総理?」
「なんでステージに?」
「止めに来たとか…?」ザワザワ


116: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 21:02:36.80 ID:9aexFUfB.net

総理 「…誰だ、貴様。私をおちょくっているのなら、許さないぞっ!!」

楓 「お父さん、私です。私は天草 楓です」

総理 「嘘だっ…嘘だ嘘だ! 楓はもう死んだのだ! スクールアイドルに殺されたのだっ!」

楓 「嘘ではありませんっ! お父さん、私の目を見てくださいっ!」

総理 「………どうしてなんだ、楓」


総理 「どうしてなんだ楓! お前はスクールアイドルを恨んでいたのではないのかっ!?」

楓 「…お父さん、それは違います」


117: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 21:03:05.23 ID:9aexFUfB.net

楓 「私は、スクールアイドルが大好きです。ここのみんなで練習した日々も、何もかも、楽しかったんです」

総理 「楓…」

楓 「お父さん、見ていてください。これが私の、私たちの、国民の、答えです」


千歌 「…楓ちゃん」

楓 「続けましょう、千歌さん」

千歌 「…うんっ!!」


118: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 21:03:35.33 ID:9aexFUfB.net

千歌 「それじゃあ続き、いっくよー!」


~~♪


総理 「どうしてなんだ…楓」

総理 「どうしてそんなに…楽しそうに踊るんだっ…!」

総理 「どうしてそんなに、観客を盛り上げられる…っ!?」


総理 「…どうして私は、泣いているんだっ!」

ーーーーーー
ーーーー
ーー


119: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 21:04:10.45 ID:9aexFUfB.net

千歌 「みんなー、ありがとーっ!!!」


「Aqoursーっ!」
「最高ーっ!!!」


楓 「………お父さん」

総理 「…楓」

楓 「これが、国民の声です」

総理 「国民の声…? 関係ない、私はただお前のために…」

楓 「でしたら、こんなことすぐにやめてくださいっ!」

総理 「…っ!?」


120: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 21:05:05.27 ID:9aexFUfB.net

楓 「私、楽しかったです。スクールアイドルって、やっぱりすごいって思いました」

総理 「楓…」

楓 「私、最後にみんなと踊れて良かったです」


曜 「……! 楓ちゃん、体がっ!」

梨子 「消え…かけてる…」


楓 「最後に、お父さんに伝えられてよかった。お父さん、最後に一つ、いいですか?」

総理 「楓…っ!」

楓 「あの時の…私の身勝手を、許さなくてもいいです。いえ、許してもらおうなんて思ってません」


楓 「ですがスクールアイドルは、この国に必要なんです」


121: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 21:05:42.67 ID:9aexFUfB.net

楓 「お父さん。お父さんの力で、スクールアイドルを応援してください。それが私の唯一の願いです」

総理 「…楓」

千歌 「楓ちゃんっ!」


楓 「千歌さん…みんな…」



「ありがとう。大好きです」

ーーーーーー
ーーーー
ーー


123: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 21:06:27.52 ID:9aexFUfB.net

総理 「楓…? 楓、どこに…!」

千歌 「楓ちゃん…」


総理 「うっ……うわぁぁぁぁぁぁっ!!!!」


穂乃果 「……千歌ちゃん」

千歌 「穂乃果さんっ!」

穂乃果 「……ありがとう」

千歌 「……はいっ」

ーーーーーー
ーーーー
ーー


124: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 21:07:14.69 ID:9aexFUfB.net

~空港~


千歌 「本当に行っちゃうんですか?」

穂乃果 「うん、まだ旅の途中だったし」

海未 「またいつでも戻って来てください」

ことり 「穂乃果ちゃん、元気でね」


『…次のニュースです。先日、スクールアイドル活動の全面的な禁止令が撤廃され、全国大会の開催もまた復活するとの見込みも…』


千歌 「…本当に、穂乃果さん達のお陰です。ありがとうございます」

穂乃果 「それは違うよ、千歌ちゃん。これは千歌ちゃん達、今のスクールアイドルが頑張った結果なんだよ」


125: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 21:07:48.01 ID:9aexFUfB.net

穂乃果 「……そろそろ行かなきゃ」

雪穂 「お姉ちゃん…」

にこ 「向こうでにこの曲、ちゃんと布教してくるのよ!」

穂乃果 「が、頑張るよ…」

希 「体に気をつけるんよ」

穂乃果 「うん…じゃあ、またね!」


千歌 「…穂乃果さんっ!」

穂乃果 「…?」


126: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 21:08:26.30 ID:9aexFUfB.net

千歌 「私たち、頑張ります! いつか絶対ラブライブでも優勝して…穂乃果さんが見た景色を、私達も見に行きます!!」

穂乃果 「…うんっ。応援してるよ、千歌ちゃん」

千歌 「……! はいっ!」

ーーーーーー
ーーーー
ーー


127: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 21:08:49.07 ID:9aexFUfB.net

~浦の星女学院~


千歌 「………。」

曜 「千歌ちゃーん、行くよー!」

千歌 「うんっ、今行くー!」


千歌 「楓ちゃん、見ててね、私たちのこと」

千歌 「楓ちゃんの願い、叶えてみせる」


千歌 「楓ちゃんの心、すごく輝いてたよ」

ーー


128: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 21:10:14.55 ID:9aexFUfB.net

読んでくださりありがとうございました
なんとか書き込めて安心しました…先日は本当に申し訳ありませんでした

過去作も是非お願いします

ことり 「私の来世!?」

穂乃果 「もし世界から、ラブライブ!が消えたら」

梨子 「浦女に伝わる呪い…?」 千歌 「毎月、人が死ぬの」


131: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 21:12:17.81 ID:AdXwuMU/.net


ところでこれはゆきあり留年した世界線なのか


132: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 21:16:58.79 ID:SGXfwL3r.net

おつおつ
単純に設定変えただけだと思うよ


129: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/24(土) 21:11:49.05 ID:zXevnXqO.net


久しぶりに長編の良作に出会った気がする
よくこの量書き溜めたな


引用元: ・http://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1498301896

このエントリーをはてなブックマークに追加
関連おすすめ記事
オススメ記事

この記事へのコメント

  1. 名無しのラブライバー:2017/06/27(火) 03:09:52

    SEA◯Dsと似た臭いを感じた


  2. 名無しのラブライバー:2017/06/27(火) 03:16:35

    YAZAWAーーーーーーーーー!!!!!!!!!


  3. 名無しのラブライバー:2017/06/27(火) 03:32:39

    あと、>>101の会話から考えると公務の執行を妨害はしているけど内乱を扇動しているかどうかは微妙か


  4. 名無しのラブライバー:2017/06/27(火) 05:56:32

    これはいいラ!とラ!サ!!のSS。セイントスノーさんは…まぁ、うん


  5. 名無しのラブライバー:2017/06/27(火) 09:56:54

    ※1
    ちょっと意味がわからない


  6. 名無しのラブライバー:2017/06/27(火) 13:55:46

    細かい点が気になるけど久しぶりに良ssを見たわ。
    GJ!


  7. 名無しのラブライバー:2017/06/28(水) 20:37:22

    さすが、世界のYAZAWA


プロフィール

ラブライブ!通信管理人

ラブライブ!の速報や面白い話を毎日まとめています!
更新情報はこちらでツイートしているので、是非フォローしてください(^ω^)

最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
サイト内検索
オススメ
週間人気記事ランキング
逆アクセスランキング
アクセスカウンタ
相互リンク
アンテナサイト