【ラブライブ!】千歌「なまえ…なまえなんだっけ?」 ダイヤ「ぶー、ですわ!」【長編】

CotER04VYAAmUXn.jpg


1: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/03(土) 23:10:22.36 ID:g6Fai8K1

ダイヤ「では…問題、コクヨが開発した文具で、針を使用せず紙を綴じることが出来るステープラーの名称は?」

千歌「あー、針無しのあれ、なまえ…なまえなんだっけ?」

曜「えっとね、『ハリナックス』だよ、千歌ちゃん」

千歌「おおっ、それだ!『ハリナックス』!!」

ダイヤ「渡辺さん!助言はいけません、と言ったはずですわ!」

曜「すみません…」

ダイヤ「ですが、第一次世界大戦中に世界最大級と呼ばれる火薬事故が起きたカナダの湾岸都市は?」

千歌「へ?…カナダの…?えぇ~~!」

曜(あー…確か、ハリファックスだよね。サミットも開催されてたっけ…)

ダイヤ「ぶー、ですわ!」

ダイヤ「答えは『ハリファックス』」

千歌「なにそれー!ハリナックスと似てるけどさぁ…」

ダイヤ「多量の火薬を積んだ貨物船が別の船とぶつかり、炎上し大爆発を起こした悲劇の事故…」

ダイヤ「このような事柄も分からずにクイズ研究部とは…」

ダイヤ「片腹痛いですわ!」

千歌「えーっ!」



2: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/03(土) 23:11:44.69 ID:g6Fai8K1

………

千歌「うっわー!東京ってすっごいね、おっきいね~~」

曜「うん!本やテレビで見るのと実際に来てみるのだとやっぱり全然違うね~」

『…大会優勝!記念動画を公開中!』

千歌「ん?曜ちゃん、何か言った?」

曜「へ…? 私? 私じゃないよ?」

曜「!」

曜「あ、あれじゃない?あの大きなモニター!」

アナ『イェーイ!みんな、はっちゃけてるかーい?』

アナ『いよいよ決勝戦!』

千歌「何やってんだろうねー」

曜「うーん、何かの大会みたいだね」

アナ『…そして、これまで全問正解の東京代表の3校の試合となります!』

アナ『…─10ポイント先取です!お手つきは1ポイントマイナスとなり…』

アナ『この決勝戦!優勝するのは果たしてどの高校かー』


3: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/03(土) 23:12:30.28 ID:g6Fai8K1

……

アナ『問題、黒石と白石のそれぞれを羽の色からある鳥に見立てた言葉で、囲碁で勝負を行うことを何n』\ピンポーン/

アナ『どうぞ!』

『烏鷺の争い (うろのあらそい)』

アナ『7問連続!もう誰も止められないのか~!?』

アナ『問題は、黒石と白石をその羽の色からそれぞれある鳥に見立てた言葉で、囲碁で勝負を行うことを何の争いという?といった問題でした』

千歌「…」

アナ『問題、おもにハタハタ等の魚を原料とした調味料で、秋t』\ピンポーン/

アナ『東京代表、8問連続なるか!?』

『しょっつる』

曜「千歌ちゃん?」

曜「おーい?」

アナ『問題、オーストラリアではスキーリゾート地としても知られ、オーストラリア大陸の最k』\ピンポーン/

曜「千歌ちゃんってば!」


4: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/03(土) 23:13:10.09 ID:g6Fai8K1

千歌「ねぇ」

曜「どうしたの?さ、行こう?」

千歌「曜ちゃんは…今の、分かった?」

曜「九問目のこと?コジオスコなら聞いたことあるよ!」

曜「でも、あの解答した人…答えるのが早くて答えが出るまでは思い出せなかったよ」

千歌「そっかぁ」

千歌「あんな風にさ、いきなりこれは何ですかー?って聞かれて、あっ、それはアレだよーなんて」

千歌「すぐ答えてるのってすごいなーって…」

千歌「私が知ってるものでも言葉だけ知ってたりするだけで、実はこんなものでした!っていうのがたくさんあったんだ…」

千歌「しょっつるなんて……秋田県で有名な何か、くらいしか知らなかったし…」

曜「あはは…それは秋田の人に悪いかな」


5: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/03(土) 23:13:43.55 ID:g6Fai8K1

千歌「聞いたこと無い問題でも、そんなものがあるんだ!すごいなーって」

千歌「って、さっきからすごいしか言ってない気がする」

曜「…千歌ちゃん」

千歌「なぁに?」

曜「それじゃあ、やってみる?」

千歌「えっ…?」

曜「ク・イ・ズ!やってみる?」

千歌「え?」


千歌「ええええ~~~!?」


6: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/03(土) 23:14:23.64 ID:g6Fai8K1

曜「これでよしっと!」カタカタ..ッタ-ン!!

千歌「おおー、クイズの動画がたくさん出てきたよ!」

曜「んー、まずは千歌ちゃんが気になった動画でも見てみる?」

千歌「ふむふむ…」

千歌「どれどれ…」

千歌「『史上初!女子高校生優勝!クイズ山頂アタック25』っていうのがあるよ?」

曜「へー、東京の視聴者参加型のクイズ番組かぁ…2年前の春に放送された回みたいだね」

曜「っ!…高校1年生で大人相手に優勝ってすごいねー」

曜「何か参考になるかもしれないし見てみようよ」

千歌「そうだね!」


7: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/03(土) 23:15:16.36 ID:g6Fai8K1

……

アナ『さぁー、やってまいりました!山頂クイズアタック25決勝戦でぇーす!!』

千歌「この人ー、さっきの大会と同じ人だね~」

曜「うん、フリーのアナだからいろんな局のいろんな番組に出てるよね」

アナ『ななな、なーんとぉ!今回は現役女子高生が決勝戦へ進出だぁーーっ!』

アナ『さっそく意気込みをきいてみましょー!』

JK『絶対に優勝してみせます!』

曜「すごい度胸だね~!これ、実際は生放送みたいだよ」

千歌「ほぇ~…やっぱりメンタルも重要なのかなぁ」

千歌(このアナウンサー、テンション高いなぁ…)


8: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/03(土) 23:15:46.54 ID:g6Fai8K1

………

アナ『問題です…!落語の演芸が終了した後、座布団を裏返したりメクリをめくり、次n』\ピンポーン/

JK『高座返し (こうざがえし)』


…………

アナ『問題です…!2010年のゴールデンラズベリー賞を受賞した作品で、最m』\ピンポーン/

JK『エアベンダー』


曜「早っ」


9: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/03(土) 23:16:25.51 ID:g6Fai8K1

千歌「ねぇ、何で問題が全部出る前に答えられるのー?」

曜「うーん…2010年のゴールデンラズベリー賞の最低作品賞を受賞したのがさっきのタイトルみたい…」

曜「駄目な方向に有名なんじゃないかなあ…」

\ピンポーン/

JK『クリス・コロンバス』

曜「すごい…」

曜「私も分かる問題があるにはあるけど…」

曜「私が勝負しても足元にも及ばないかも…」

曜「特に芸能はほぼこの子が答えてるよ」


10: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/03(土) 23:16:56.07 ID:g6Fai8K1

千歌「こんなの、私にできるかなぁ…?」

曜「あはは…」

曜「千歌ちゃんさ、クイズで分からなかったら…悔しいっ!って思う?それとも、これって何だろう?って思う?」

曜「それとも、そんなの知らないよー…どれかな?」

千歌「んー…ぜんぶ!」

曜「あははっ!千歌ちゃんらしいや」

千歌「えぇー、それ褒めてるのー?」

曜「うん!私はそれでいいと思う」

曜「それって、一番クイズを楽しめてるって感じがすると思うんだ」

千歌「うーん、そうかなぁ…?」

曜「小さい頃のこと、覚えてる?」

千歌「?」


11: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/03(土) 23:17:54.32 ID:g6Fai8K1

よう「ちかちゃーん!」

ちか「あっ、ようちゃん!」

よう「えへへ、今日もぜんそくぜんしんよーそろー!だね、ちかちゃん!」

ちか「よ、ようそろう?ビンコのことかな?」

よう「ちがうよ、よーそろーだよ!」

ちか「よー…そろー…」

ちか「…ってなに?」

よう「えっとね、よーそろーはね、『よろしくそうろう!』をりゃくしたことばで…」

よう「ふねをまっすぐにすすめるっていみだってパパが言ってたんだ」

ちか「へー、じゃあまがるときはなんて言うの?」

よう「えーっと、おもぉぉおかぁじいっぱーいってパパが言ってたからそんなかんじかなぁ」


12: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/03(土) 23:18:29.10 ID:g6Fai8K1

ちか「じゃあ止まるときは?」

よう「止まっ!?えー…っとぉ…」

よう「こんど、パパにきいておくね!」

ちか「うん!」

ちか「ようちゃんって"ものしり"だねっ!」

よう「えへへ~」

ちか「ほかにはなにかないのー?」

よう「えっとねー、パパのふなのりカレーのつくりかたは…」

よう「あっ、これはないしょだった!」

ちか「あははっ」

よう(もっと色んなことを知ってたら、もっともっとちかちゃんにほめてもらえるかな?)

よう(よーし、あしたからべんきょうしなくちゃ!)


13: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/03(土) 23:18:58.91 ID:g6Fai8K1

……─

曜「あの時の千歌ちゃん、目が輝いてたもんね」

曜「たぶん、千歌ちゃんが一番知ってるんじゃないかな」

曜「新しいことを知った時の喜び!」

千歌「そうかなぁ…」

曜「うん、千歌ちゃんなら絶対クイズ王になれるよ!」

千歌「ええーっ! 私、王様になれるの!?」

曜「勢いで言っちゃった…女王様、かな」

千歌「ふふっ」

曜「あははっ」


14: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/03(土) 23:19:30.23 ID:g6Fai8K1

千歌「うん!」

千歌「私、クイズがんばれる気がしてきた!」

千歌「だって曜ちゃんがそこまで言ってくれたんだもん」

千歌「出来ないはずが、ないっ!」

曜「…」

千歌「よーしっ!さっそくクイズ研究部を作るぞーっ!」

曜「…」ニコッ

千歌「曜ちゃんと一緒に、つくるぞーっ!」チラッ

曜(一緒に…っ!)

曜「お、おー!」

千歌「これから私達のクイズが全速前進ヨーソロー!でありまぁす!」

曜「あっ、それ私のセリフー!」


15: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/03(土) 23:20:00.01 ID:g6Fai8K1

曜「クイズを始めませんかー?」

千歌「楽しいクイズをやりたい方はいませんかー?」

曜「学校の勉強に有利になる問題もありますよー」

曜「楽しみながら一緒に勉強してみませんかー?」

曜「なんて、ちょっとカタいかな?」

千歌「ううん、私だって楽しく勉強できるんだったら嬉しいもん!」

千歌「クイズどうですかー?」

千歌「えーっと、高校生クイズとかに出て有名になっちゃいたい方はいませんかー?」

曜「あはは」

千歌「クイズはえーっと、楽しくって─…」


16: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/03(土) 23:20:30.95 ID:g6Fai8K1

花丸「ルビィちゃん、クイズ研究部が勧誘してるよ」

花丸「ルビィちゃんはクイズ大好きだから入ってみるといいずら」

ルビィ「ル…ルビィは…クイズ研究部はちょっと…」

花丸「そっか…」

花丸「それじゃあ放課後はまた未来の世界へ旅立つの?」

ルビィ「う、うん…花丸ちゃんも来てくれたらうれしいな…」

花丸「オラは…うーん、今読んでる本があるから……また今度にするね」


曜「あの子たち、私達のこと見てるよ」

千歌「クイズに興味があるのかな~?」


17: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/03(土) 23:21:03.27 ID:g6Fai8K1

千歌「私達と一緒にクイズやってみない!?」

花丸「ずらっ!?」

ルビィ「ピギィッ!?」

花丸「クイズずら?」

千歌「そう、クイズ!世の中は君たちの知らないことで溢れているのだ!」

花丸「ルビィちゃん、どうする?」ヒソ.

ルビィ「ルビィはリアルのクイズは、ダメだよぉ…」ヒソ..

ルビィ「で、でもっ…もしかしたら…」ヒソ...

ルビィ「あっ…あのっ…」

千歌「何~?もしかして一緒にやってくれるの?」

ルビィ「クイズ暦は…どれくらいでしょうか…?」

千歌「最近始めたばっかりだよ~!」


18: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/03(土) 23:21:33.54 ID:g6Fai8K1

ルビィ「そっかぁ…」

花丸「!」

花丸「もし機会があったら見学させてほしいず…です」

千歌「見学!?いつでも大歓迎だよ~!」

花丸「それでは、失礼します…」

ルビィ「しますっ…」


千歌「体よく断られちゃったよ~~」

曜「うーん、まぁいきなりやろうって言われても新入生も困るんじゃないかな?」

曜「…っていうか、正式なまだ部活にすらなってないからねー」

千歌「あ、そっか~」

千歌「見学に来てって言ったのに部活が無かったら…」

千歌「さっそく部の設立申請に行こっか!」

曜「うん」


19: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/03(土) 23:22:16.97 ID:g6Fai8K1

花丸「ルビィちゃん…さっきのクイズ暦聞いてたのって」

ルビィ「うん…お姉ちゃんのためだよ…」

ルビィ「三人いないと高校生クイズに出られないから!(※)」

ルビィ「ルビィは…クイズは出来るんだけど…」

ルビィ「リアルの大会で1問も答えられなかった…から……」

花丸「そっか…」

花丸「もし、さっきの先輩がクイズ暦が長かったらお姉さんと一緒に、って思ってたの?」

ルビィ「うん…」

花丸「ごめんね…オラがクイズ出来たら力になれたのに…」

ルビィ「ううん…ルビィも出来ないから…」

善子「クイズ…?」

>>2016年は二人一組でしたが、都合により三人一組です


20: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/03(土) 23:22:47.66 ID:g6Fai8K1

ルビィ「!?」

善子「それは、数々の謎を解く悪魔的儀式…」

花丸「…」

善子「ふっ、この堕天使ヨハネに分からない謎は皆無!」

善子「天より追放されし我が使命は、魔力を集めて地獄の扉を解放すること…」

花丸「あっ!もしかして善子ちゃん?」

善子「そこのリトルデーモン?このヨハネと堕天しない?」

花丸「善子ちゃんさっきから何言ってるの?」

善子「えーっと、善子って誰の事だか分からないわね…」

花丸「でもさっき、『ヨハネに分からない謎は無い』って言ってたずら…」

善子「ふっ…今日はお別れね、リトルデーモン!」

ルビ丸「「…」」


21: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/03(土) 23:24:33.69 ID:g6Fai8K1

ダイヤ「クイズ研究部の設立ですか?」

ダイヤ「認められませんわ!」

千歌「ど、どうしてなんですか…!」

ダイヤ「それではクイズ形式にしましょうか」

ダイヤ「高海さんのクイズ研究部の設立はどうして却下になったのでしょうか?お分かりですか?」


22: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/03(土) 23:25:19.56 ID:g6Fai8K1

千歌(それを私が聞いているんだけどなぁ…)

曜「えー…っと、部の設立には最低5人以上が必要だからですか?」

ダイヤ「ええ、一つ正解です」

曜「『一つ』!?他にもあるんだ…?」

ダイヤ「残りについては…身をもって教えてあげる必要があるようですね」

ダイヤ「今日は出題係がいないので、私が問題を出しますわ!」

ダイヤ「見事、問題に答えられれば部の設立を認めて差し上げましょう」


曜(テスト、ってことかな?)

千歌(テスト?)

曜(うーん、クイズ研究部みたいな部活は運動部と違って実績とか出しづらいから…)

曜(そういったよくわからない部が乱立されて、ただでさえ少ないうちの生徒がバラけるのを避けているとか?)

曜(あとはクイズ研究部を設立する資格があるか試してるとか?)

千歌(なるほど~…)

千歌「やります!」


23: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/03(土) 23:25:52.21 ID:g6Fai8K1

ダイヤ「それでは…一人一問正解、二人とも正解出来れば部の設立を承認…」

ダイヤ「しかし、二人合わせてお手つき3回でお帰りいただくということで、よろしいですわね?」

曜「えっ?それだけ?」

千歌「2問解くだけでいいの?」

曜(そんなに簡単なわけないよね…問題がすごく難しいのかもしれない)

ダイヤ「ええ。しかし教え合いは無し、ですわ」

千歌&曜「「よろしくお願いします!」」

ダイヤ「ふふっ」


24: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/03(土) 23:26:37.87 ID:g6Fai8K1

ダイヤ「国の問題ですわ」

ダイヤ「首都はアロフィ、国旗は黄色の下地で左上にはユニオンジャックを模しており…」

ダイヤ「2015年には日本も国家承認すると閣議設定された国として知られるのは?」

ダイヤ(さすがにこの問題は難題レベルになりますが、これで諦めてもらえるでしょう)

曜「はいっ!『ニウエ』」

ダイヤ「はっ…!?」

ダイヤ「せ、正解…ですわ」

千歌「おぉ~、曜ちゃんすごい!」

曜「あー…ホラ、結構前にスコットランドがイギリスから独立するとかってあったよね」

曜「その時にイギリスの国旗も変わるかもしれないってテレビでやってて、国旗一覧で紹介されてたのをたまたま覚えてたんだよ」

千歌「ユニオン…?うーん、よくわかんないけど、すっごいすっごい!」

千歌「あとは私が三問間違う前に正解出来れば…」

千歌「部活動ができるよ~!」

曜「千歌ちゃん、がんばって!」


25: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/03(土) 23:27:11.53 ID:g6Fai8K1

……

ダイヤ「ぶー、ですわ!」

千歌「えーっ!」


ダイヤ「ぶっぶー、ですわ!!」

千歌「わかんないよー!!」



ダイヤ「ぶっぶのぶー、ですわぁ!!!」

千歌「えーっ!?!」

ダイヤ「約束通り、クイズ研究部の設立は認めるわけにはいけませんわ」

千歌「ど、どうしよー…」

曜「生徒会長…どうしても駄目、でしょうか?」

ダイヤ「…人数がそろえばまたテストをしないでもありませんが」

曜「と、とりあえず今日のところは失礼します」

千歌「失礼します…」

ダイヤ(渡辺さん…あの子は高海さんが間違えた三問も全て分かっていたような気がしますわ…)

ダイヤ(これは面白くなってまいりましたわ…!)


26: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/03(土) 23:27:53.23 ID:g6Fai8K1

果南「見てたよ、ダイヤ」

ダイヤ「あら果南さん」

ダイヤ「いらっしゃったなら出題役でもしてくだされば助かりましたのに」

果南「いやー、あの二人は幼馴染だからね」

果南「それに私が出題してダイヤと対決だったら早押しかボードになるし」

果南「クイズ慣れしてない二人に早押しだったら勝ち目も薄いよ」

果南「逆にお互いが問題を出し合うスタイルにしたら負けてたかもねー、ダイヤ」

ダイヤ「なっ…!?私が負けるわけありませんわ」

果南「さっきの曜を見てもそんなことが言える?」

果南「たぶん、4問全部解けてたとおもうよ」

ダイヤ「…ふふっ、難しい問題を作るより簡単な問題を作る方が難しいのですよ?」

果南「それはそうだけどさぁ…」

果南「あとさ、ハリナックスからのハリファックスは誰も得しないんじゃないかな…」


27: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/03(土) 23:28:30.24 ID:g6Fai8K1

ダイヤ「まぁ…あれは反省しておりますわ」

ダイヤ「しかし高海さんの方はともかく…渡辺さんは一体何者なのでしょうか?」

果南「うーん、小さいころから一緒に遊んでたけど、なんか"物知り"って感じだったかな」

ダイヤ(あそこまで行くともはや"物知り"の領域ではありませんわ…)


ダイヤ「そんなことより…」

ダイヤ「明日でしょう?鞠莉さんが戻ってくるのは」

ダイヤ「約2年!長かったですわ…」

果南「まさか鞠莉が留学するなんてねー」

ダイヤ「ええ、あのときは夢にも思わなかったですわ」


28: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/03(土) 23:29:05.83 ID:g6Fai8K1

鞠莉「ハァイ♪」

ダイヤ「鞠莉さん!?」

果南「もう帰ってきてたんだ」

鞠莉「うっふふ♪ ゼンハイソゲってね♪」

鞠莉「二人の会話バッチリ聴いていたんだから!」

鞠莉「そして渡辺さん?…あの子のことも」

果南「うん…曜はどこまでできるんだろうね」

鞠莉「曜ね…ふぅん」

ダイヤ「私たちより出来るのかどうか?ですわね…」

鞠莉「どれだけ出来ようが…私たち三人には勝てないわ!」

果南「そうそう」

果南「次来たら、私達のクイズと曜達のクイズは物が違うっていうことを分かってもらわないとね」


29: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/03(土) 23:29:53.04 ID:g6Fai8K1

千歌「はぁ~~~~~~」

曜「すっごいため息…幸せが飛んで行っちゃうよ?」

千歌「だってさぁ~~~」

曜「でもちゃんとルールを決めたんだから仕方ないよ、千歌ちゃん」

曜「…生徒会長って私達のことテストしてたような気がするんだよね」

千歌「うん、曜ちゃんさっき言ってたじゃん。」

千歌「部を設立する資格があるかどうか試してたんだよね~?」

曜「そっちの意味もあるんだけど…」

曜「私達のクイズのレベルを測ってた様な気がする…」

千歌「?」

曜「えっとね、私の答えた『ニウエ』の難易度は良くわかんないし…」

曜「千歌ちゃんの間違えた『ハリファックス』、『レニウム』も」

曜「でも『テーブルスプーン』は結構有名な問題みたいだよ」

千歌「有名?」


30: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/03(土) 23:30:23.89 ID:g6Fai8K1

曜「うん、いわゆるベタ問。昔からクイズの定番になってる問題かなぁ」

曜「だから少しずつ難易度を下げてどこまで実力があるのか測ってたのかなぁ、なんて」

千歌「えー、それじゃあ私はダメダメってことー?」

曜「まぁ、はじめたばかりだし…」

曜「また人数集めたらテストしてくれるって言ってたし」

曜(それにしてもなんであんな真似をしたんだろう…)


31: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/03(土) 23:30:53.11 ID:g6Fai8K1

………

曜「あっ、そうそう!今日転校生が来るんだってねー」

千歌「転…校生…?」

……

梨子「東京の音ノ木坂から転校してきた桜内梨子です。よろしくお願いします」

曜「へ~、東京からなんだ」

千歌「あっ、あの子!この間の子…!」

曜「あー、この時期に海に飛び込もうとした子だっけ?」

曜「偶然もあるもんだね」

千歌「き…奇跡だよ~~!」


32: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/03(土) 23:31:57.42 ID:g6Fai8K1

千歌「ねー、梨子ちゃーん!」

梨子「だから!私はやりませんってば!」

千歌「えー、少しでいいからさぁ~」

梨子「少しも何も…私にはピアノがあるって言ったじゃない…」

梨子「今は海をテーマにした曲を考えてて、何かきっかけをつかめるんじゃないかって思ってここに来たって」

千歌「うん、でも…クイズで気分転換なんてどうかなー?…なーんて」

梨子「結構です!」

千歌「そこをなんとか~」

梨子(もう三日目なんだけどなぁ…)


33: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/03(土) 23:32:36.06 ID:g6Fai8K1

梨子「じゃあ…私の出す問題に答えられなかったら今日は諦めてもらえるかな?」

千歌「勝負だね、わかった!」

梨子「えーっと、ピアノの魔術師とも呼ばれていて『愛の夢』とか『ラ・カンパネラ』で有名な作曲家さんは?」

千歌「ほえ?」

梨子「えっ…今の問題としておかしかった?ごめんね、そういうのに慣れてなくって…」

千歌「ううん、そうじゃなくて問題の答えが分からなかったんだ…あはは…」

梨子「…」

梨子「答えは『リスト』…この曲はきっと聴いたことあるとおもうんだけど…」

ポロン ポロン ♪

千歌「あー、うん!どこかで聞いたことある!かも…」

梨子「かもって…じゃあ次は…」


34: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/03(土) 23:33:06.06 ID:g6Fai8K1

千歌「すっごい!素敵だったよ、梨子ちゃんの演奏!」

千歌「でも、これじゃあだめなの?」

梨子「ええ、この曲はすでにあるものだから…」

梨子「私が出るピアノコンクールはオリジナル曲じゃないといけないの…」

梨子「曲自体は一応出来たんだけど曲の表現が出来無くて…」

千歌「あっ、だから海を感じたいって言ってたんだ」

梨子「うん…」

梨子「これ…」ペラッ


35: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/03(土) 23:33:37.84 ID:g6Fai8K1

千歌「『海に還るもの』…これが梨子ちゃんの曲…」

千歌「この音符の上にある、てむ…? ポルバト?ってなぁに?」

梨子「ふふっ、それは『tempo rubato (テンポ ルバート)』…」

梨子「うーん、"自由なテンポで弾いてね"って感じの意味なの」

梨子「本来は、譜面全体の速度は変わらないけどルバートの間は音符の長短を自由に決めていいよ…ってことなんだけど」

千歌「同じ時間だったらタッタカターでもいいし、タタタターンッみたいなのでもいいってこと?」

梨子「うーん……うん…、えっと、フレーズの最初や最後に使うことが多いかな?」

梨子「まぁ…弾き手の表現力を出すためのものだと思ってもらえればいいかな…」


36: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/03(土) 23:34:16.28 ID:g6Fai8K1

梨子「この場合だったら…えっと、楽譜の始まりを見てみて」

~♪

梨子「例えばこうやって…最初の音を強めに弾いて、最後は少し弱めにゆっくり」

千歌「じゃあ2段目のエ…エスプレッソ?はコーヒーを飲むように優雅にってことー?」

梨子「あははっ!ホント、高海さんって面白い」

梨子「それは『espressivo (エスプレッシーヴォ)』…」

梨子「意味は…」

千歌「意味は?」ゴクッ..

梨子「…」


梨子「『表情をこめて感情をこめて』…弾くこと…」


38: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/03(土) 23:34:46.29 ID:g6Fai8K1

梨子「表現力ってピアノではすっごく大事だから、それがないと私の曲は…」

梨子「…」

梨子「…それじゃあまたね」

千歌「えー、クイズはー?」

梨子「答えられなかったら諦めて、って言ったじゃない?」

千歌「うん!今日は諦めてって言われたから今日は諦める!」

千歌「また明日!絶対に来るからね!」

梨子「ちょ、ちょっと…」

梨子(ピアノも出来ない私に…クイズなんて出来るわけ無いよ)


40: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/03(土) 23:35:49.75 ID:g6Fai8K1

♪~

梨子「これは『マゼッパ』…」

梨子「ピアノやってる人なら色んな意味で知ってる人が多いと思うけど…こういうのもクイズに出るのかな?」

梨子「超絶技巧練習曲の中でもかなり難しいって言われてる曲なの」

千歌「超なんとかで一番難しい曲はどんなの?」

梨子「うーん、人によると思うけど超絶技巧だったらたぶん『鬼火』か『雪嵐』かな?『マゼッパ』も上手に弾けないけどね…」

千歌「へー…どう難しいの?」

梨子「鬼火はアレグロットでピアノで弾くのがちょっと…急ぎ気味になりがちになっちゃうし、そもそもが難しいっていうのもあるんだけど」

千歌「あれぐろでぴあので…?」

梨子「うん…早く弾く曲なんだけど、音楽用語のピアノ(弱く)で速く弾くからすごく難しいかな」

梨子「ピアノの先生は鬼火ってタイトルなんだから鬼火みたいにゆらゆらーって弾くと良いって言ってたんだけど…」

梨子「マゼッパと雪嵐はそもそも難しいのと曲が長くて体力が持たないかな…あはは」


41: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/03(土) 23:36:22.99 ID:g6Fai8K1

千歌「なんとか曲の中で弾ける曲はあるの?」

梨子「えーっと『夕べの調べ』…の出だしくらいなら…」

梨子「表現力がある人の演奏は幻想的で本当に素敵」

梨子「ピアノってただ弾くだけじゃなくって、表現力は必須なの」

千歌「表現力…」

梨子「聴いてみる?」

千歌「弾いてくれるのー?」

梨子「…あ、あんまり上手じゃないよ?」


42: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/03(土) 23:36:52.20 ID:g6Fai8K1

……

千歌「すっごーい!すごいけどよくわかんなかった」

千歌「けど…梨子ちゃんのピアノを弾いてる姿を見ながら、曲を聴いてるとドキドキしちゃった…」

梨子「ふふっ、そんなに褒めてもクイズ研究部には入らないからね?」

千歌「えー、だって本当だもん」

千歌「でも今日も梨子ちゃんのクイズ分からなかったなぁ…」

千歌「じゃあまた明日ね…」シュン..

梨子「…」

梨子「あっ、千歌ちゃん待って!」

千歌「どしたの?」


43: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/03(土) 23:37:37.66 ID:g6Fai8K1

梨子「今日はもう一問…選択科目で音楽を選択してる千歌ちゃんなら分かると思うんだけど…」

梨子「音楽用語で『リタルダンド』とはどんなふうに弾くことでしょうか?」

千歌「はい!ガムを噛むような感じで弾くこと、かなぁ?」

梨子「えっ?ガ、ガム?」

千歌「だって『リカルデント』っていうガムあるじゃん?それのことじゃないの??」

梨子「はぁ…千歌ちゃん、本当に音楽とってるの?」

梨子「リタルダンドは『次第に遅く』って意味」

梨子「例えば曲の中でイメージしている情景が次に移るときとかに使われてるかな?」

梨子「たとえば季節が変わるとか夕方から夜になる、って感じなんだけど…」

千歌「へー…」


44: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/03(土) 23:38:11.43 ID:g6Fai8K1

梨子「それをガムをかむなんて…」

梨子「ふふっ」

千歌「あはは…」

梨子(こんな風に人と楽しみながらピアノを弾くのって…最近はほとんどなかったなぁ)

梨子(小さい頃…ピアノを覚えてお母さんに褒めてもらって、自分が上達しているのが自分でもわかる頃…)

梨子(最近はずっと練習練習で…)

梨子(ピアノを聴いてもらって褒められたのって、ほんと久しぶりだなぁ……うふふ…)

梨子(それに…クイズの話をしてる千歌ちゃん、キラキラしてる…)


45: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/03(土) 23:38:42.61 ID:g6Fai8K1

梨子「…いいよ、クイズ」

千歌「えっ?」

梨子「もちろんピアノ優先だけど…私に分かることなら千歌ちゃんに協力するね」

千歌「ほんとに?」

梨子「そ、その代わり…た、たまには私のピアノ、聴いてほしいな……?」

千歌「うん!絶対聴くよ!」

千歌「私も梨子ちゃんのために何でもするね!ピアノの参考になればいいんだけど…」

梨子「千歌ちゃんが~?」

千歌「ほ…ほら!専門家でも思いつかないようなことを素人が思いつくって、あれだよ!」

梨子「ふふっ、それじゃあこれからもよろしくね♪」


46: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/03(土) 23:39:27.88 ID:g6Fai8K1

曜「やっぱ知識を蓄えるには図書室だよねー!」

曜「今日はレンテンマルク時代以降のドイツ経済について調べようかなぁ…」

曜「…あれ?」

曜「受付にいるのは…入学式のときの美少女!」

花丸「あ、国木田花丸と言います…」

曜「あー、そんなに畏まらなくってもいいよー!あはは」

曜「花丸ちゃんは図書委員になったんだね」

花丸「うん…マルは本が大好きで、今は明治の文豪を中心に読んでます」

曜「明治だとやっぱり夏目漱石、森鴎外あたりかな?」

花丸「露伴あたりも文豪に入れてもいいと思うずら♪」

曜「露伴かぁ、何かオススメがあったら教えてほしいな」

花丸「本当!?露伴ならまずは…五重塔は有名ずら!登場人物もクイズに出るかもしれないです」

花丸「あとは天うつ浪 (そらうつなみ)、他には芭蕉の注釈もなるほどと思わせる内容で必読の一冊ずら!」

曜「どんな内容なの?」


47: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/03(土) 23:40:24.00 ID:g6Fai8K1

……

曜「へー…」

花丸「次に、森鴎外は人物こそ色々議論があるみたいだけど小説家としては一流!」

曜「あー、人物って…陸軍医の話かな」

花丸「はい…でも、小説はいっぱい書いてるずら」

花丸「有名作だけでも10作以上はあるけど、マルの一押しは…高瀬舟!」

曜「それなら読んだことあるよ」

花丸「本当!?」

曜「うん、作品のテーマもそうだけど、高瀬舟の別の解釈も面白いって聞いたこともあって読んでみたくなったんだ」

花丸「別の解釈…!?そ、それは…一体どんな内容…?」

曜「えっとねー…実は政府に対する批判を表現していたんじゃないかって話だったような」

花丸「知らなかったずら~」

花丸「マ、マルもまだまだ勉強不足です…」

曜「そんなこと無いと思うよ?」

曜「だって、小説の話なんて今まで他の人としたこと無かったし」

曜「ほら!もうこんな時間」

曜「小説の話題で1時間近く話す女子高生なんて滅多にいないと思うよ?」


49: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/03(土) 23:40:58.57 ID:g6Fai8K1

花丸「そう…」

花丸「いつも、いつも一人で本を読んでいるのがマル…」

曜「あっ…ごめん…」

花丸「でも、今日は曜さんが居てくれた」

曜「っ!」

花丸「…だからマルは嬉しかった」

花丸「本ばっかり読んでくれるマルとお話してくれてありがとうございます」

曜「そんなことないって」

曜「むしろ私の方が感謝してるよ?」

曜「実は小説はタイトルは知ってても読んだこと無いっていうのが多くて…あはは」

曜「鴎外の話じゃないけど、小説家自体にも目を向ける良い機会になったと思ったんだ」

曜「また図書室に来た時は、今度は大正から昭和の文豪についてご指導いただきたいと思っておりますっ!」ビシッ

花丸「曜さん…」


50: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/03(土) 23:41:38.33 ID:g6Fai8K1

花丸「はいっ、マルはいつでも待ってます♪」

曜「ふふっ、あの時クイズは断られちゃったけどこうやって教えてもらう分には迷惑じゃないよね?」

花丸「は、はいっ!」

花丸「えっと、曜さん…」

花丸「マルはクイズでは力になれないけど、友達のルビィちゃんならもしかしたら一緒にやってくれるかも…」

花丸「たぶん、一緒に大会に出るのは無理だと思うけど…マルが頼んでみるずら!」

曜「ルビィちゃん?」

曜「あー、あのとき一緒にいた子?」

花丸「はい!」

曜「花丸ちゃんがそこまで推してるなんて気になるなぁ」

曜「ねぇ、そのルビィちゃんは今どこにいるの?」

曜「私も一緒に会いに行っていい?」

花丸「はい…でも今日は遅いからまた明日でもいいですか?」

曜「うん!ありがとう花丸ちゃん」


51: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/03(土) 23:42:25.74 ID:g6Fai8K1

千歌「曜ちゃん!梨子ちゃんが一緒にやってくれるって!」

曜「ホントー?よろしくね、梨子ちゃん!」

梨子「うん、私の方こそよろしく!」

曜「で、クイズに慣れるってことなんだけどね…ベタ問覚えるだけでもだいぶ違うんじゃないかなって思うんだ」

千歌「ベタ問かぁ…」

曜「うん、クイズをやるからには避けては通れないかな」

梨子「ねえ、音楽にもベタ問ってあるの?」

曜「交響詩、『我が祖国』などで有名なチェコの作曲家は?」

梨子「えっ…」

曜「…」

梨子「えっ、えーっと…『スメタナ』?」

曜「正解でありますっ!」

曜「他にはスラーやタイみたいな演奏記号も問題にしやすいと思うよ」

曜「あとはイントロが流れて、天国と地獄とか、くるみ割り人形とか…」

曜「日常系のベタ問だと一日は何秒?とか、うるう年じゃない年のちょうど真ん中の日は?とか色々あるみたいだよ」

千歌「へー…」


52: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/03(土) 23:42:58.19 ID:g6Fai8K1

曜「花丸ちゃんいるかな~」

千歌「図書室なんて入学してから初めて来たよ…」

梨子「そ、それはどうなのかな…」

曜「あっ!花丸ちゃん、今日はよろしくね!」

千歌「えーっと、花丸ちゃんがルビィちゃんを紹介してくれるんだっけ?」

花丸「よろしくずら」

千歌「ルビィはどこにいるの?」

花丸「ルビィちゃんは未来に旅立っちゃったので…」

ようちかりこ「「「未来!?」」」


53: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/03(土) 23:43:27.54 ID:g6Fai8K1

千歌「ここって…」

千歌「うん…」

曜「未来って…もしかして…」

ようちかりこ「「「ゲームセンター!?」」」

花丸「はい、いつもルビィちゃんはここにいます」

曜「へー、クイズ型対戦ゲームかぁ」

梨子「クイズにも色々あるんだね」

花丸「これがそのクイズゲームずら」


54: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/03(土) 23:44:07.91 ID:g6Fai8K1

……

ルビィ『マンチカン』

ルビィ『陽岱鋼』

ルビィ『セロ・リコ』

ルビィ『はなまるマーケット』

ルビィ『RBC』

ルビィ『きよしこの夜』

ルビィ『大躍進政策』

ルビィ『トニー・カナーン』

ルビィ『マリ』


曜(すごい…全問正解…)


320: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 02:38:40.54 ID:Dx/Gz9+U

長くなりましたが読んでいただきありがとうございました!

使わなかった問題も供養させていただきました
なお、>>317>>54の元問です


55: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/03(土) 23:44:40.89 ID:g6Fai8K1

花丸「ルビィちゃん♪」

ルビィ「ぴっ!?」

ルビィ「は、花丸ちゃん…今日は来てくれたんだね…!」

千歌「ルビィちゃん、こんにちは♪」

ルビィ「ピ、ピギィッ…」

曜「後ろで見てたけど、すごいねルビィちゃん!」

ルビィ「あ…ありがとうございます…」

梨子「あの、ルビィちゃん?このゲームはどんなゲームなの?」

ルビィ「え、えっと…オンラインで全国のプレーヤーと対戦が出来るゲームです…」

ルビィ「ルビィは人前に出ると恥ずかしくて答えられないんだけど…」

ルビィ「このゲームならルビィでもできるの…」


56: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/03(土) 23:45:12.94 ID:g6Fai8K1

曜(…だからクイズ研究部はだめってことなのかな)

千歌(うん…)

千歌「じゃあ、私達と一緒に対戦しよう?」

ルビィ「ピギィッ…そ…それはぁ…」

花丸「ルビィちゃん、一緒にクイズやりたいって言ってたずら?」

花丸「マルもやるからみんなと一緒にやってほしいな」

ルビィ「うぅ…」

花丸「お願い、ルビィちゃん」

ルビィ「う、うん…」


57: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/03(土) 23:45:50.48 ID:g6Fai8K1

ルビィ「それじゃあ…4人対戦モードで一緒にやりたいです…」

曜「やったぁ!」

曜「今のプレーを見てたらにルビィちゃんには適わないと思うけど」

曜「いい勝負が出来るように、全速前進ヨーソロー!」

千歌「えへへ、私も頑張るよ!」

梨子「あっ…」

千歌「どうしたの、梨子ちゃん?」

梨子「1台、別の人がやってるみたい……」

ルビィ「そ…それなら、3台使って残りはCOMを入れればいいと思います…」

花丸「オラは誰かと一緒にやりたいなぁ…」

梨子「どうして?」

花丸「この間ルビィちゃんとこのゲームをやっていた時…」


58: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/03(土) 23:46:28.15 ID:g6Fai8K1

~~~~~

花丸「未来ずら~!」

ルビィ「えっとね、四択は答えが分かったらその選択肢を押せばいいよ!」

花丸「う~…『大久保利通』?」

\ピンポーン! セイカイデース!!/

花丸「ひゃぁ!」

花丸「びっくりしたずら~~」


ルビィ「今度は答えを入力する問題だよ」

花丸「これは…『北村季吟 (きたむらきぎん)』だよ、ルビィちゃん!」

花丸「…」

花丸「ねぇ、ルビィちゃん…『き』はどこにあるずら??」

ルビィ「えっとね…これは"K"と"I"を押せば『き』になるよ」

花丸「未来ずら~!!」

~~~~~


59: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/03(土) 23:47:29.65 ID:g6Fai8K1

梨子「あはは…」

曜「それじゃあ、花丸ちゃんはルビィちゃんと一緒にやる?」

花丸「そうします…」

ルビィ「花丸ちゃんと一緒に出来るの?」

ルビィ「ルビィ、うれしいっ!」

花丸「よろしくね♪」

千歌「私はどうしよう…」

曜「うーん、梨子ちゃんと一緒にやってみたらどうかな?」

梨子「わたし?私は別にかまわないけど…」

千歌「うん、それじゃあよろしくね!」

曜(ごめんね千歌ちゃん…)

曜(私にも分からない問題を答えていたルビィちゃん…)

曜(ルビィちゃんと私でどれくらい差があるのか…一人でやってみたい!)


60: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/03(土) 23:48:02.77 ID:g6Fai8K1

ルビィ「二人でプレーしているけど教え合いは有りですか…?」

曜「うん、みんなでプレーしてるから良いと思うよ!私は一人だけどね♪」

花丸「オラもその方が楽しいと思うずら~」

千歌「梨子ちゃん!」

梨子「どうしたの?」

千歌「お任せします!」

梨子「えぇっ!?」

曜「ヨーソロー!負けないよ、ルビィちゃん!」

千歌「私はCOMに負けなかったらいいけど…あはは…」


61: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/03(土) 23:48:33.61 ID:g6Fai8K1

花丸「オラも手伝えると嬉しいずら」

ルビィ「一緒に頑張るびぃ♪」

ルビィ「えっと、それじゃあ…『店内で対戦する』を選んでください…」

曜「りょうかーいっ!」

梨子「はい」


??「うわぁぁあっ!間違えて店内対戦を選んでしまったわ!!!」

??「タッチパネルがここまでずれているなんて…フッ、罪深きパネルね…」クク..


花丸「えっ…?」


62: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/03(土) 23:49:06.71 ID:g6Fai8K1

『店内対戦、スタート!』

ルビィチーム(ルビィ・花丸)

千歌チーム(千歌・梨子)

曜チーム(曜)

だてんしヨハネ(??)


千歌「この、"だてんしヨハネ"がCOMかぁ~」

千歌「何か面白い名前だね!」


─問題:数学の証明で使用されたことのある最大の数としてギネスブックにも認められた数は○○○○数?

ルビィ『グラハム』

千歌『ピタゴラ』

曜『グラハム』

だてんしヨハネ『グラハム』


63: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/03(土) 23:49:51.32 ID:g6Fai8K1

梨子「ねえ…千歌ちゃん」

千歌「うん?」

梨子「ピタゴラ数って、何…?」

千歌「ほら、ピタゴラスの定理?に出てくる…」

梨子「えっ」

千歌「三角形の秘密の法則みたいなやつのことなのだ!」

梨子「はぁ…」

梨子「そんなの聞いたこと無いんだけど…」

梨子「それに三角形の秘密はポリンキーじゃない…」

千歌「えええ~~」

梨子(大丈夫なのかな…)


64: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/03(土) 23:50:21.66 ID:g6Fai8K1

曜「マニアックな問題が出るね~」

曜「超立方体の点が…?3の累乗が…?うーん、何だっけ…?帰ったら調べ直さないと、だね!」


ルビィ「うぅ…知らない人が対戦に入ってるよぅ…」

花丸「大丈夫、マルが一緒にいてあげるずら」

ルビィ「花丸ちゃん…っ」

花丸(っていうか、善子ちゃんは学校にも来ないで何やってるのかなぁ…)


??「グラハム数…ふっ、10進数ごときでは決して表すことの出来ない罪深き数…」


65: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/03(土) 23:51:15.54 ID:g6Fai8K1

─問題:SF小説『銀河ヒッチハイクガイド』の作品中で地球にいる生物でもっとも賢いのはネズミですが→
→二番目に賢い生物は○○○?

ルビィ『イルカ』

千歌『クジラ』

曜『イルカ』

だてんしヨハネ『ヨハネ』



千歌「なにこれ…」

梨子「わかりません…」

千歌「うん…でも惜しかったね」


曜「海外の小説だから賢い=クジラかイルカで迷ったけど…合ってて良かった!」


花丸「どんな小説なの?えすえふはあまり分からなくて…」

ルビィ「地球が壊されることになって、主人公がいろんな星を旅する小説かな…」

花丸「未来ずら~~!」

ルビィ「作品中に出てくる『究極の答え:42』がSF好きの間でたまにネタにされてるって聞いたことがあるよ…」


??(な、何なのよこれ!?)

??「このヨハネの堕天力を持ってしても解けない問題があるなんて~~…」


66: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/03(土) 23:51:49.66 ID:g6Fai8K1

ルビィ『…』

曜『グレッグ・ローガニス』

ルビィ『法の華三法行』

曜『…法の華三法行』

ルビィ『アフガン編み』

曜『……アフガン編み』

ルビィ『間宮くるみ』

曜『…』

ルビィ『ピピンアットマーク』

曜『…』

曜「…」


67: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/03(土) 23:52:23.25 ID:g6Fai8K1

ルビィチーム(ルビィ・花丸) 346点

千歌チーム(千歌・梨子) 113点

曜チーム(曜) 267点

だてんしヨハネ(???) 262点


ルビィ「楽しかったです…!」

花丸「ルビィちゃんすごいずら!」

ルビィ「花丸ちゃんのおかげだよぅ…」

花丸「オラは何もしてないずら」

千歌「…」ポケー

梨子「千歌ちゃ~ん?」フリフリ

千歌「む」

梨子「…む?」

千歌「難しい~~!こんなの、難しすぎるよ~~~」

梨子「うん…正直ここまで解けないとは思わなかったな…」


68: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/03(土) 23:53:09.58 ID:g6Fai8K1

曜「ねえ、ルビィちゃん」

ルビィ「ピィ!?」

曜「最後の方の問題って何だったの?声優の人とか、ゲームの問題だったと思うんだけど…」

ルビィ「え…えっと…間宮くるみさんはとっとこハム太郎の声優をしている方です…」

ルビィ「ピピンアットマークは1996年にバンダイとアップルが共同で開発したゲーム機です」

ルビィ「全く売れなかったとかマイナスの方向で有名です…」

曜「へー、良く知ってるね~!」

曜「私はそっちの方はちょっと分からなくて…」

ルビィ「あ、あのぅ…」

曜「どしたの?」

ルビィ「ル…ルビィも聞きたいことが…」

曜「あー、グレッグ・ローガニスのこと?」

ルビィ「あ、はい…」

曜「ルビィちゃんが唯一間違えた問題だもんねー」


69: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/03(土) 23:54:10.78 ID:g6Fai8K1

曜「グレッグ・ローガニス…飛込競技やってる人だと知ってる人が多いと思うよ」

曜「高飛び込みと板飛び込みの両方で、しかもオリンピック2大会連続で金メダルを獲得した唯一の選手なんだけど」

曜「ホントに綺麗な飛び込みなんだよ!」

曜「月並みな表現だけど…飛び込みのお手本みたいな感じかな?」

ルビィ「み、見てみたいですっ…!」

曜「それじゃあロスの決勝の動画を…っと」

曜「見れる?もうちょっとこっちおいでよ」

ルビィ「は…はい…」

曜「このラストの0307Cは何回見てもすごいと思うんだ!」

ルビィ「0307C…?」

曜「えっとね、飛び込みの演技には種目と型が決められてるんだよ」

曜「最初の0は捻り飛び込み以外の飛び込みを表わしていて、次の3は前逆さ飛び込みで…」


70: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/03(土) 23:54:38.59 ID:g6Fai8K1

花丸「あんなに楽しそうに話すルビィちゃんは初めて見るずら~」

梨子「そうなの?」

花丸「うん…ルビィちゃんは極度の人見知りだから、知らない人とは恥ずかしがってお話しできないのに…」

千歌「へ~」

千歌「もしかしたらルビィちゃんも一緒にクイズをやってくれるかもしれないね!」

花丸「そうだといいけど…」

梨子「なにか事情でもあるの?」

花丸「ルビィちゃんは実は…」


71: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/03(土) 23:55:17.78 ID:g6Fai8K1

ルビィ「あっ…ルビィはそろそろおうちに帰らなきゃ…」

ルビィ「今日は早く帰るってお姉ちゃんに言ってたんだ…」

千歌「えーっ!もうちょっとクイズで対戦したかったなぁ」

梨子「無茶言わないの…」

曜「そっかぁ…次は負けないよ、ルビィちゃん!」

ルビィ「はいっ!」

ルビィ「それでは…」

ルビィ「…」

ルビィ「きょ…今日は遊んでいただいてありがとうございました!」

ルビィ「ま…また遊んでくれると…」

ルビィ「ルビィ、とっても嬉しいですっ!」

花丸「ルビィちゃん♪」


72: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/03(土) 23:55:46.37 ID:g6Fai8K1

??「ふっ…」

??「ふふっ…」

??「この、堕天使ヨハネがクイズで完敗…?」

??「ありえないわ!」

花丸「よーしこちゃん♪」

善子「きゃあ!?ず、ずら丸!?」

善子「何であんたがここにいるのよ!?」

花丸「クイズの対戦の時からずーっと居たずら」

善子「えっ、もしかしてさっきの対戦相手がずら丸!?」

善子「…」ガーン

善子「タッチパネルの操作もできないようなやつに負けるなんて~~~!!」

花丸「そんな話されても困るずら…」

千歌「どうしたの?花丸ちゃん」

花丸「実は…」


73: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/03(土) 23:56:13.72 ID:g6Fai8K1

りかりこ「「えー!?対戦相手だったの?!?」」

曜「へー…」

花丸「善子ちゃんは間違えて店内対戦に入ったみたいで…」

千歌「それじゃあさっきの"だてんしヨハネ"はCOMじゃなかったんだ…」

花丸「れっきとした人間ずら…」

曜「道理で変な回答ばっかりしてると思った…」

千歌「変な回答?」

曜「うん…普通のCOMって無難な間違いくらいしかしないよね?」

曜「それを闇の契りだとか、黄昏の慟哭なんて回答ばっかりだったからね~…」

梨子「でも、そっち系の問題には強そうって感じ…」

千歌「あはは…」


74: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/03(土) 23:56:40.55 ID:g6Fai8K1

花丸「紹介するずら…」

花丸「こちらは、善子ちゃん」

善子「ヨハネよ!」

梨子「どうしてヨハネなの?」

曜「ミドルネーム的な何かじゃないかな?」

善子「ふっ…善子という名前は仮初の名…」

善子「今はこの人間の体を器としているため、下界のルールに従っているだけのこと…」

千歌「ねぇ…善子ちゃん!」

善子「だからヨハネよ!」

千歌「善子ちゃんは…」

善子「だから、ヨ・ハ・ネ!」


75: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/03(土) 23:57:10.92 ID:g6Fai8K1

千歌「善子ちゃんは、クイズのどこが好き?」

善子「愚問ね…クイズを解くことで少しずつ魔力 -マナ- を蓄えr…」

千歌「私はね」

千歌「最初はね、色んな事を知ることってすごく楽しいって思ったんだ」

千歌「新しいことを知った時の『おぉ~』って感じ?」

千歌「まぁ昔は曜ちゃんに何でも聞いてばっかりだったんだけどね」

曜「千歌ちゃん」

千歌「…今も、だけど…」

千歌「でね、色んな事を知れば知るほどもっと別のことが知りたくなって、楽しくて仕方が無かったんだ」

千歌「でも、今は…」

千歌「クイズを通して、梨子ちゃんや花丸ちゃんに出会えて、みんなの知ってることも面白いんだけど…」

千歌「仲良くなった皆のことが知りたくなっちゃった」

千歌「あはは…何言ってるかよくわかんないよね…」

千歌「だから、私はもっと善子ちゃんのことを知りたい!」

千歌「クイズを通して!」


76: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/03(土) 23:58:00.11 ID:g6Fai8K1

善子「ふふふ…成る程…」

善子「つまり、この堕天使ヨハネのリトルデーモンになりたいというわけね?」

千歌「リトル…?うーん、大体そんな感じかな!」

善子「ふっ…このヨハネ様に仕えしリトルデーモンに愚物は無用…」

千歌「ぐぶつはむよう…?」

善子「ええ、貴女達がこのヨハネのリトルデーモン足り得る者か調べる必要があるわ…」

善子「このヨハネとクイズで勝負よ!」

千歌「望むところだよ!」

梨子「えっと?」

花丸「たぶん、善子ちゃんとの勝負に勝ったら部活のメンバーになってくれるっとことだと思うずら…」

曜「それならやらない手は無いね!」


77: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/03(土) 23:58:58.15 ID:g6Fai8K1

善子「ルールは減点方式の一問多答クイズよ!」

梨子「減点方式の一問多答…って?」

善子「例えば…私と貴女達4人が勝負をするとするわよね?」

善子「お互いが『答が複数あってその数が決まっているもの』を問題としてだすのよ」

善子「数が決まってないものでも、上位3位とか問題文で数を指定するのも分かりやすくていいわね」

善子「縛りは先手と同じ数の選択肢にすることだけ」

善子「例題を出すわ」

善子「問題:浜松市にある行政区で、名前に東西南北が付かないものをすべて答えなさい!」
>>2017年6月現在

曜「天竜区と中区かな?浜北区は北が付いてるから答えじゃないよね」

善子「正解ね…この場合は減点ゼロ…つまり0点となるわ」

善子「間違えたり、足りなかったりするとその分マイナスになるって寸法よ!」

梨子「へぇ…面白そう」

善子「あんまり長引いても疲れるだけだし、-7ポイントで負けにするわ!」

善子「答えが3つの問題に対して、3つ答えてそれが全てが間違えていたら-6ポイントだからすぐ終わるかもしれないけど」

善子「精々このヨハネを愉しませてよね!」


78: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/03(土) 23:59:29.10 ID:g6Fai8K1

花丸「でもこっちは4人いるずら…皆で相談もできるし、善子ちゃんが不利になるんじゃ…?」

善子「このヨハネの相手に1人も100人も大した差はないわ!」

花丸「でもさっき負けてたずら…」

善子「うっ…た、たまたまよ!たまたま!」

千歌「じゃあ4人対1人ってこと~?」

善子「ええ、どうせ3問出したあたりで『このヨハネ様のリトルデーモンにしてください~』って懇願するに決まってるわ!」

梨子「負けたとしてもそれはどうかな…」

曜「あはは…」

善子「じゃあこのヨハネから出題するわね!」


79: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 00:00:01.19 ID:Dx/Gz9+U

梨子「ちょ、ちょっと待って!」

善子「何よ急に!」

梨子「クイズはいいけどゲームセンターでやるのはどうかなって思うな……」

善子「…」

善子「それもそうね」

千歌「だったら明日、松月でお話ししながらやろーよ!」

善子(!!)

善子(すいーつカフェでクイズを出し合うなんて…)

善子(それって、超!リア充じゃない♪)

善子「べっ、別にかまわないわ!」


80: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 00:00:30.74 ID:Dx/Gz9+U

千歌「こんにちはー5人でーす」

梨子「良かった、まだお客さん誰もいないみたい」

曜「ちょっとマナー違反かもしれないけどそこのテーブルとくっつけて6人席にしちゃおうよ!」

花丸「賛成ずら♪」

善子(うぅ~!これがリ・ア・充!)

善子(で、でも負けてあげるわけにはいかないんだから!)

花丸「どうしたずら?善子ちゃん?」

善子「何でも無いわよ!何でも!」


81: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 00:01:01.23 ID:Dx/Gz9+U

善子「ルールは昨日言ったとおりよ」

善子「先攻後攻は入れ替わる感じでいい?」

千歌「大丈夫だよ~」

梨子「これって先攻が有利だよね?」

花丸「うん…最初に問題出して相手が-7ポイントになったら勝ちだから…たぶんそうずら」

善子「先攻の問題で-7ポイントになっても、一応後攻のターンもあるわよ」

善子「先攻が問題の答えの数を決められるから、先攻の方が有利ってのには変わりは無いけどね」

曜「だったら先攻は善子ちゃんに差し上げます!」

千歌「うんうん!」

千歌「こっちは4人もいるからね!」

善子「いいわ!それじゃあ早速…」

千歌「うん、早速注文しよ~」

善子「」


82: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 00:01:31.72 ID:Dx/Gz9+U

善子「いい?いくわよ!」

善子「ユダヤ教三大祭りをすべて答えなさい!」

曜「ペサハ(過越)くらいしか分からないなぁ…」

梨子「ペサハ?」

曜「うん、最近アメリカのブラックフライデーを真似たりしてるように、イースター(復活祭)を持ち上げようとしている飲食店もあるんだけど…」

曜「そのイースターの元になったって言われるのがユダヤ教のペサハであります!」

梨子「へ~」

曜「千歌ちゃんは?」

千歌「うーん?ラマダン?」

曜「そ、それはイスラム教の断食が行われる月の名前だね…」

梨子「曜ちゃんがわからないんだったら…」

花丸「えーっと、仮庵の祭(かりいおのまつり)も確かそうずら!」

梨子「そうなの?」

花丸「ユダヤ教を題材にした本で木の枝みたいなものを集めて祝うという内容があったような…」

梨子「へ~…」


83: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 00:01:59.13 ID:Dx/Gz9+U

千歌「と言うわけで、こっちの回答は、ペサハ、仮庵の祭の二つだよ~」

善子「正解は、ペサハ、七週の祭(シャブオット)、仮庵の祭の3つよ」

善子(まさか……まさか、この超絶難易度の問題を二つも当てられるなんて~~!)

善子「くっ…ずら丸チームは-1点よ!」

善子「ずら丸?もう観念したら?」

花丸「まだ始まったばかりだよ、善子ちゃん…」

善子「ヨハネ!」


84: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 00:02:44.31 ID:Dx/Gz9+U

曜「それじゃあどんな問題を出そうか?」

梨子「昨日のゲームの対戦だと善子ちゃんは芸能が絶望的に出来無かったよね…」

千歌「そういえば雑学っぽいのもだめだったような~…」

花丸「オラは善子ちゃんのことを良く知ってるけど…」

千歌「あーー!だめ~~!!正々堂々と戦うために弱点は聞かないよ!」

梨子「どんな問題にする?」

千歌「さっきの問題は答えが3つだから私達も答えが3つの問題だよね~」

曜「正解が3つまでだったらこういうのはどうかな?」ヒソヒソ

花丸「さらに捻ってこういうのもあるずら♪」

梨子「へー、そんなものもあるんだ」


85: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 00:03:20.03 ID:Dx/Gz9+U

千歌「それでは、温泉付きの旅館が実家の高海千歌より問題です!」

千歌「林羅山による日本三名泉は『有馬温泉』『下呂温泉』『草津温泉』ですが→」

千歌「→枕草子による三名泉を3つ答えてください!」

善子(何よそれ!)

善子(枕草子…ってことは平安時代よね?厩戸王(聖徳太子)の頃の三古湯(※)と何が違うのよ~~!!)

善子(間違えたらマイナスになるから、一つも答えられないと-3ポイント、間違えると-4ポイント以上ってことも…)

善子(…)

善子(三古湯とかなり時代が離れている江戸時代の林羅山も有馬温泉を挙げているってことは…)

善子「『有馬温泉』」

花丸「あと二つはどうする?善子ちゃん」

善子「パスよ」


※三古湯…有馬温泉、白浜温泉、道後温泉


86: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 00:03:51.13 ID:Dx/Gz9+U

花丸「枕草子にはこうあるずら」

花丸「『湯はななくりの湯、有馬の湯、玉造の湯』って…」

千歌「と言うわけで正解はななくり温泉(榊原温泉>>0�、有馬温泉、玉造温泉の3つでした~」

梨子「この場合は、1つ正解で2つ言えなかったから-2ポイントだね」

曜「私は林羅山の方しか知らなかったけど…さすが花丸ちゃん!」

花丸「そ、そんなことないずら~」テレテレ

※別所温泉の七久里温泉とする説もあるようです

ずら丸チーム -1pt
ヨハネ -2pt


87: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 00:04:20.37 ID:Dx/Gz9+U

曜「次は私達が先行だね」

千歌「問題問題~…」

千歌「あ~、も~思い浮かばないよ~」

梨子「ふふっ、それじゃあ私からいいかな?」

花丸「どんな問題にするの?」

梨子「うーん…そこまで難しくは無いと思うんだけど…」

曜「どんな問題?」

梨子「えっとね…こういうのなんだけど……」


88: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 00:04:52.60 ID:Dx/Gz9+U

曜「ええっと…私が分かるのは1つかな…」

花丸「全然分からないずら…」

千歌「私も~」

梨子「曜ちゃんが分からないんだったら、いけるかもしれないね」

曜「うん、梨子ちゃんの問題でいってみよう!」

梨子「コホン、ピアノをやっている桜内梨子からの出題です」

梨子「世界三大コンクールをすべて答えてください」

善子(世界三大コンクール…ピアノとかバイオリンのやつよね?)

善子「『チャイコフスキー国際コンクール』と『ショパン国際コンクール』…の2つだけにしておくわ」

曜「答えはチャイコフスキー国際コンクール、エリザベート王妃国際音楽コンクール、ショパン国際ピアノコンクールだっけ?」

梨子「うん♪」

曜「ショパンの方はピアノが抜けてるけど正解でいいのかな?」

善子「ちょっとまって、調べるわ」


89: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 00:05:28.32 ID:Dx/Gz9+U

善子「…駄目ね」

千歌「どうして~?」

梨子「どういうこと?」

善子「たとえば、ドラえもんに出てくるキャラクターで、スネオとともにのび太をいじめるガキ大将で空き地でのリサイタル等の迷惑行為を行うのは?」

梨子「えーっと、ジャイアン…?」

善子「正解。だけど本名は剛田武じゃない?」

善子「そういう場合は、特に指定が無い限りどちらでも正解になるのよ」

梨子「そうなんだ」

善子「でもショパン国際ピアノコンクールの場合は、正式名称がフレデリック・ショパン国際ピアノ・コンクールみたいなのよ」

善子「ショパン"国際コンクール"って言い方は…あんまり無さそうね」

善子「あと、ショパン国際ピアノコンクールはピアノのみの式典のようだし…」

善子「はぁ…」


90: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 00:06:04.02 ID:Dx/Gz9+U

花丸「善子ちゃんは普段は堕天使が~とかって言ってるけど、すっごくまじめで善い子なんだよ」

花丸「名前の『よしこ』も善人とかの善に子って書くんだよ」

梨子「へぇ♪」

善子「ばっ、この堕天使のヨハネが善・い・子なんてっ…!そんなおかしな話があるわけ無いじゃない!」

千歌「でもちゃーんと自分で調べて、中立な判断ができるってすごいよ~?」

千歌「私だったら、べつに正解でいいじゃーん!って思ってたし」

善子「不正解なのに正解にしたら、そんなの不正じゃない!」

千歌「おっしゃるとおりで…」

曜「ふふっ、まだまだ勝負は続くよ、善子ちゃん!」

善子「まあこれくらいはハンデだと思ってもらえればいいわ!」


91: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 00:06:33.05 ID:Dx/Gz9+U

善子「この形式だとポイントは決して増えないわ」

善子「ずら丸!この問題でアンタを地獄の釜に蹴り落としてやるんだから!」

善子「問題よ!2016年に原子番号113番の元素の名前が『ニホニウム』になったことは記憶に新しいわよね?」

善子「その陰に隠れて2016年に命名された元素をすべて答えなさい!」

曜「あー、『テネシン』と『モスコビウム』かな」

善子(即答!?)

曜(もう一個くらいあったような気がしたけど…希ガスの仲間のやつ…)

千歌「うーん…」

梨子「私も分からないかな…」

花丸「オラも…」


92: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 00:07:17.03 ID:Dx/Gz9+U

善子「くっ…正解は115番モスコビウム、117番テネシン、118番オガネソンよ」

千歌「オガネソンって?」

善子「オガネシアンっていう科学者の名前から取ったみたいよ」

善子「18族の名前は、ヘリウム以外の名前が"~on"で終わるように決められているからそんな感じの名前になったんじゃない?」

曜「ちなみにテネシンはアメリカのテネシー州、モスコビウムはロシアのモスクワに由来しているんだよ」

梨子「そうなんだ…地名や国名だけじゃなくて人の名前も元素の名前になるなんて面白いね」

曜「うん、でも結構前から人の名前を元素名にしていたみたいだよ」

千歌「ホントだ~!ほら、あの有名なアインシュタインも元素名になってるみたいだよ~」

花丸「へ~、だったらオラが元素名になったらハナマリウムとかになるのかな…?」

善子「何か弱そうな名前ね…」

善子「って、名前にするのは普通ファミリーネームの方よ!」


ずら丸チーム -2pt
ヨハネ -5pt


93: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 00:07:56.64 ID:Dx/Gz9+U

善子「このヨハネが-5ポイント…」

善子(この先攻で勝てなかったら2回連続で問題に答えないといけないのよね…)

善子(勝てたら1問凌ぐだけで良い…)

善子「こ、こうなったら…」

善子「ソロモンの72柱を全て言ってもらおうかしら…」

花丸「善子ちゃ~ん?」ビシッ

善子「はいっ!」

花丸「褒めた途端にこれずら…」

善子「冗談よ!」


94: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 00:08:30.13 ID:Dx/Gz9+U

善子「それじゃあ…仏教用語の四苦八苦の四苦を答えなさい!」

曜「ヨーソロー!」
※生 死 老 病

曜「それじゃあ世界四大珍獣を答えて!」

善子「ギラン!」
※オカピ コビトカバ ジャイアントパンダ ボンゴ

曜「次は私が先攻であります!」

曜「日本新三景を答えて!」

善子「堕天流奥義~!」
※大沼 三保の松原 耶馬渓

善子「ふっ、それじゃあ8000m峰の低い方から3つ答えなさい!」

曜「よーしこー!」
※(下から)シシャパンマ(ゴサインタン) ガッシャーブルムⅡ峰 ブロードピーク

善子「なんで私なのよ!」


95: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 00:09:00.05 ID:Dx/Gz9+U

梨子「ふふっ、完全に二人の世界になっちゃったね」

花丸「オラにはちょっと難しいずら~」

千歌「う~~~」

梨子「ど、どうしたの?千歌ちゃん…?」

千歌「私も混ざりたーい!!」

千歌「よーし、こうなったら…」

梨子「こうなったら?」

千歌「私が出題者するー!」

曜「ふふっ、任せたよ千歌ちゃん!」


96: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 00:09:31.04 ID:Dx/Gz9+U

千歌「えーっとぉ…日本のみかん生産ベスト3は?」

善子「簡単よ!」
>>0�平成27年 農林水産省調べ)和歌山 愛媛 静岡の順

花丸「マ、マルも出題していいかな?」

曜「もっちろん!」

梨子「…」ウズウズ

花丸「それじゃあ三大随筆を…」

善子「それも簡単じゃない!」

梨子「わ、私もいいかな…?」

善子「ああ、もう!いままでの成績は無しにして皆でやるわよ!」

千歌「えぇっわたしも~!?」

善子「当り前じゃない!皆ゼロからのスタートよ!」

花丸「結局ズルい善子ちゃんになっちゃったずら」


97: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 00:09:59.61 ID:Dx/Gz9+U

梨子「それじゃあ…一般的にシューベルトの三大歌曲集って言われているものとか…どう、かな?」

曜「えー、一つ分からないや…」

千歌「全然分かんない~」

花丸「オラも…」

善子「ふっ、『冬の旅』、『美しき水車小屋の娘』…そして『白鳥の歌』よ!」

梨子「ふふっ、正解だよ♪」

善子「あーっはっはっは!このヨハネに敵なし!」

曜「むむむ…」


98: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 00:10:28.33 ID:Dx/Gz9+U

………

曜「あ~!もうこんな時間!」

善子「ええ!終バスまであと3分じゃない!」

曜「善子ちゃんも駅の方?」

善子「そうよ」

曜「だったら延長戦はバスの中だね!」

善子「望むところよ!」

千歌「あ~~、結局私が-313ポイントでドベだよ~…」

花丸「オラも-233点だったずら…」

梨子「わ、私も-209ポイント…」

千歌「でも」

千歌「楽しかったね!」

梨子「うん♪」

花丸「こんな時間になるのがあっという間だったずら~」


99: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 00:10:57.27 ID:Dx/Gz9+U

曜「それじゃあね!」

千歌「また明日ね~」

梨子「曜ちゃん、お疲れ様♪」

花丸「今日は楽しかったずら」

善子(あの時…リアルのクイズで負けてから…)

善子(今までずーっとゲームセンターやスマホのクイズゲームしかしてこなかったけど…)

善子(こうやって皆と出題したり考察したりするのって…)

善子(やっぱり…楽しいな)

善子(千歌さん達、クイズ研究部つくるんだっけ…)

善子(私がいれば5人……)

善子「…」


100: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 00:11:27.78 ID:Dx/Gz9+U

曜「善子ちゃん?もうバス来ちゃうよ~?」

善子「わ、分かってるわよ!」

善子「ねえ…」

千歌「どうしたの~?」

善子「いいわよ」

千歌「えっ?」

善子「私も一緒にやるって言ってるのよ」

千歌「へ?何が…??」

善子「何って…こんな簡単な問題くらい…」

善子「すぐ分かるでしょ…」

善子「もうっ…//」ダッ

プシュー…


101: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 00:11:55.70 ID:Dx/Gz9+U

ブロロロロ...

曜「間に合ってよかったね…」

善子「間一髪ね…」

曜「それでは、『危機一髪』の由来となった書物を書いた人物は?」

善子「韓愈 (かんゆ)よ!」

曜「さすが善子ちゃんだね!」

\よしこちゃーーーーん!/

曜「千歌ちゃん?」

善子「善子言うなーー!」

\ありがと~~~!/

善子「まったく…」

曜「あはは…でもありがとね」

善子「ふっ、リトルデーモンが一気に4人も増えたわけだし、私も堕天使としてもっと魔力 -マナ-を蓄えなきゃいけないわ!」

曜「えー、さっきは私の勝ちだよ~」


102: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 00:12:34.24 ID:Dx/Gz9+U

曜「善子ちゃんって学校に来てないんだ?」

善子「そっ…それがどうかしたの?!?」

曜「私は帰るときはいつも一人だったから、善子ちゃんがいてくれて嬉しいなあって」

善子「嬉っ…!?どういうことよ?」

曜「だからそのままの意味で、こうやってお話ししながら帰れるのが嬉しいってこと」

曜「クイズの話をしながら帰れるなんて夢みたいだよ!」

善子「そ、そう…」

曜「ついこの間知り合った程度の私がこんなこと言ってもいいのか分からないけど…」

曜「何があったか分からないけどさ…」

曜「善子ちゃんと一緒に学校通いたいなぁって…」

善子「えっ…」


103: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 00:13:01.43 ID:Dx/Gz9+U

善子「私も……」

善子「さっき言ったとおりよ!」

曜「えっ?」

善子「さっき千歌さんに言ってきたのよ」

善子「私も一緒にやるって…」

曜「本当!?」

善子「二度は言わないわ!クイズの回答に二度目は無いもの!」

曜「ふふっ、そうだね」

曜「それじゃあ市街地までクイズ勝負であります!」

善子「ふふ、このヨハネに敵うかしら?」


104: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 00:13:35.87 ID:Dx/Gz9+U

千歌「…というわけで、5人揃いましたので正式に部活動として申請いたします!」

千歌「設立する部活はもちろんクイズ研究部です!」

ダイヤ「高海さん」

千歌「はい」

ダイヤ「以前、貴女が同じように部活動の申請を行いに来た時…」

ダイヤ「私が言ったことを覚えていらっしゃいますか?」

千歌「確か、5人いなかったから…?」

ダイヤ「そうです」

ダイヤ「今回は5名揃っているようですので、クイズ研究部を設立できないもう一つの理由についてお話しましょう」

ダイヤ「クイズ研究部は既にこの浦の星女学院に存在するからです…」


105: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 00:14:23.73 ID:Dx/Gz9+U

千歌「え~~~~!?」

梨子「そうなの?」

善子「でも入学のしおりの部活動紹介には載っていなかったわよ?」

花丸「…」

善子「ずら丸…?」

ダイヤ「既に存在するもの、または類似した部活動の併設は認められませんから…」

ダイヤ「資料に載っていなかったのは…」

ダイヤ「クイズ研究部は今年で廃部とすることを決めたからです」

曜「ええ!?」

梨子「えっと…でも待って」

梨子「廃部に決めたっていうのは…?」

ダイヤ「それはクイズ研究部が部員の募集をせずに、3年生の代で解散となるからです」


106: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 00:14:51.69 ID:Dx/Gz9+U

千歌「そ、そんな~~~~!」

曜「まってまって!じゃ、じゃあ何で生徒会長は千歌ちゃんと私にクイズを出したりしたんですか!?」

ダイヤ「それは…」

鞠莉「んもぅ、ダイヤったら結構めんどくさい言い回しをするのねぇ」

曜「貴女は…?」

鞠莉「自己紹介させてもらうわ」

鞠莉「私は小原鞠莉、この浦の星女学院の理事長よ♪」

曜「あの小原家の…?」

鞠莉「ふふっ、家柄はクイズに関係ないわよ?曜」

曜「それにどうして私の名前を…」

鞠莉「人物名はクイズの基本じゃない♪」

梨子「クイズって…まさか…」

鞠莉「イェース♪私もそこのダイヤもクイズ研究部の部員なのでーす!」


107: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 00:15:18.75 ID:Dx/Gz9+U

千歌「じゃ、じゃあ…」

曜「あの時のクイズの問題は…!」

ダイヤ「ええ…貴女方が私達の力になり得るかどうかのテスト、というわけです」

果南「結果は曜も千歌も落選」

曜「果南ちゃん!?」

曜「もしかして果南ちゃんもクイズ研究部なの?」

果南「そうだよ」

千歌「ちょっとまって!私はともかく、正解した曜ちゃんも落選なの!?」

果南「そうだね…説明するより体験してもらった方がいいかな」

果南「鞠莉、例のアレお願いね」

鞠莉「オッケー、果南♪」

鞠莉(…果南は優しいのね)


108: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 00:15:47.12 ID:Dx/Gz9+U

果南「曜、私とクイズで勝負しようか?」

果南「出題は鞠莉にしてもらうけどもちろん答えなんて教えてもらっていない問題だよ」

曜「果南ちゃんに勝ったら…?」

果南「ふふっ、その時はクイズ研究部に入ってもらうどころか高校生クイズ選手権のメンバーとして出てもらおうかな」

曜「高校生クイズ…」

梨子「毎年テレビでやってるやつだよね」

千歌「うん…」

花丸「オラも知ってるずら…」


109: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 00:16:24.41 ID:Dx/Gz9+U

果南「さ、早押し機の確認をして」

曜「確認?」

果南「ふふっ…」

ダイヤ「ええ、早押し機のボタンの押し具合、押したらきちんと点くかどうか、点いた時の音や色等も確認してくださいね」

曜「うん…」

カチッ \ピンポーン/

曜「水色のランプが光ったけど…?うーん?」

曜(ボタン押したら光って鳴るよね…それ以外に何かあるの?)

曜(も、もしかして!確認って、押しても鳴らないとか光らないとかズルいことしてないかどうか確認しろってこと?)

曜(果南ちゃんが勝負事でそんなズルするわけないもんね!)

曜「大丈夫だよ」

果南「…」

カチッ カチッ カチッ \ピンポーン/ カチッ カチッ..

果南「…」

千歌(果南ちゃん、なにやってんだろ??)

善子(成る程ねぇ…)


110: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 00:17:06.01 ID:Dx/Gz9+U

果南「私はいつでも大丈夫だよ」

曜「うん、私も大丈夫」

鞠莉「二人ともオッケーね!」

鞠莉「それじゃあルールは4○2×…4問正解の勝ちで2問お手つきで失格ね」

鞠莉「早速問題、いくわよー♪」

鞠莉「問題♪過去数万年のうちでは最も大規模と言われる噴火をした山で、現在は世界最大のカルデラ湖として有名なインドネシアにある湖は?」

\ピンポーン/

千歌「水色のランプ…曜ちゃんだ!」

曜「『トバ湖』!」

鞠莉「正解~!やるわね曜」

曜「これは知ってました!」

果南「やるね、曜!私は知らなかったよ」

花丸「トバ湖って何ずら?」

善子「ふっ、トバ・カタストロフ理論で調べることね」


111: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 00:17:42.69 ID:Dx/Gz9+U

梨子「へ~、噴火のときの火山灰で世界中の気温が下がって人類の進化に影響を与えたんだって…」

花丸「すごいずら~!」

鞠莉「カタストロフ・セオリーもすごいけど、もっと凄いのはカルデラ湖の景色なんだから♪」

鞠莉「ダイナミックでビューティフルな景色を見ればトリコになっちゃうわ!」

善子「まさか…行ったことあるの!?」

鞠莉「答えはもちろんイエスよ!」

鞠莉「パソコンやスマートフォンの画面越しに見た景色なんかじゃ…覚えられないわ♪」

ダイヤ「それで2年間も世界を旅するなんて…言語道断です!」

果南「あはは…まあそれが鞠莉のやり方ってことでいいじゃん」

曜「へ~、今度写真とか見せてもらってもいいですか!?」

鞠莉「ふふっ♪いつでもウェルカムよ」


112: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 00:18:27.69 ID:Dx/Gz9+U

鞠莉「そんなところで第二問いくわよ~~」

鞠莉「問題♪2016年上期に芥川賞を受賞した村田沙耶香の小説で、芥川賞としt…\ピンポーン/

千歌「緑…ってことは果南ちゃん!?」

果南「『コンビニ人間』」

鞠莉「正解よ!」

鞠莉「問題は…2016年上期に芥川賞を受賞した村田沙耶香の小説で、芥川賞としては変わった作風で話題となったものは?、でした」

梨子「ボタン押すの早かったね」

千歌「うん…なんかテレビ番組の回答者みたいだった」

善子「こういうのは苦手だわ…ずら丸、どんな小説なの?」

花丸「主人公はコンビニ店員だけどどこか少しおかしい感じの人ずら…」

花丸「主人公の周りの人は普通の人なんだけど、主人公に対しての接し方がおかしいというか…普通すぎるっていうか…」

花丸「だから逆に周りの人がおかしいっていうか…うーん……マルには説明できないよ~」


113: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 00:19:16.34 ID:Dx/Gz9+U

鞠莉「第三問♪ハワイ・カウアイ島のワイアレアレ山、インド・メガラヤ州のマウシンラム、チェラプンジと言えば何で世界的に有名なところでしょう?」

果南「…」

果南(共通点は気温かな…?)

果南(でも高温ならデスバレーが一番有名じゃないかな…)

曜(高温…じゃなくて……ハワイ…スコール…?……多湿…?)

曜「っ!」\ピンポーン/

曜「『降水量』!」

鞠莉「正解っ♪」

曜「やったぁ!」

千歌「すごいよ曜ちゃん!」

曜「えっへへ♪」


114: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 00:19:53.43 ID:Dx/Gz9+U

鞠莉「この3つの地域、村で世界最高の降水量の座を争っているらしいわ」

鞠莉「私が行ったのは乾季だったから良く分からなかったけど…」

ダイヤ「ちょっと、鞠莉さん…?」

鞠莉「なぁに?ダイヤ」

ダイヤ「鞠莉さんが行ったことのある場所の問題を出すのは構いませんが…」

ダイヤ「あまりジャンルが偏らないようにしてくださいね」

鞠莉「ええ!色んなジャンルを出す予定よ」


115: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 00:20:27.74 ID:Dx/Gz9+U

鞠莉「じゃあ4問目ね♪志村けんが歌った『変なおじさん』の元の歌として有名な、喜n\ピンポーン/

鞠莉「緑のランプは果南ね」

果南「『ハイサイおじさん』!」

曜(早い…)

鞠莉「正解♪」

鞠莉「問題は、志村けんが歌った『変なおじさん』の元の歌として有名な、喜納昌吉&チャンプルーズの楽曲と言えば?、でした」

曜(今のも分かってたのに…)

果南(気づけないようじゃ…負けだよ、曜)


116: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 00:21:17.41 ID:Dx/Gz9+U

鞠莉「5問目よ♪ロシアのカジミール・マレーヴィッチが主張した抽象画の一種で"絶対主義"と言う意味を持つものといえば?」

曜(あの手抜きみたいな絵の…)\ピンポーン/

曜「『シュプレマティスム』!」

鞠莉「ワォ!よく知ってたわね~!これは二人ともスルーかと思っていたわ」

果南(やっぱり難問は取るんだね…)

果南(でもさ…その答え方じゃ駄目なんだよ…)

千歌「スルーって?」

梨子「たぶんボタンを押さずに問題が流れることじゃないかな…」


117: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 00:21:46.35 ID:Dx/Gz9+U

鞠莉「どんどんいくわよ~!」

鞠莉「曜は3ポイントで果南は2ポイントね」

鞠莉「次に曜が正解したら果南の負けよ?ダイジョブ?」

果南「平気平気、次からは本気で行くよ」

鞠莉「運命の6問目ね…」

鞠莉「問題♪ゴルフでボールを打つ前にクラブヘッドを左右に軽くに動かすような動作で、ゴル\ピンポーン/

鞠莉「緑のランプは、果南ね」

曜「!」

果南「『ワッグル』!」

鞠莉「正解♪」

鞠莉「今のは、ゴルフでボールを打つ前にクラブヘッドを左右に軽くに動かすような動作で、ゴルフの情報雑誌の名前にもなっているのは何?、って問題よ」


118: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 00:22:13.98 ID:Dx/Gz9+U

曜(うーん…今のも知ってたけど…)

ダイヤ(3対3で同点…)

ダイヤ(果南さんの意図が分かりましたが)

ダイヤ(…)

果南(ダイヤ、ごめんね)

ダイヤ(その"ごめんね"は果たして何に対してなのでしょうか)

善子「やっぱり…」

梨子「やっぱりって?」

善子「これじゃ勝てないわ…」


119: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 00:22:47.35 ID:Dx/Gz9+U

花丸「どういうことなの?善子ちゃん…」

善子「私もリアルのクイズは何回か出たことあるから分かるんだけど」

善子「曜さんはあまりにも早押しに慣れて無さ過ぎる」

千歌「どういうこと~?」

善子「あの緑のランプの人は自分が分かる問題の場合、問題文を読み切る前に早押し機を押して答えているじゃない?」

善子「けど、曜さんは問題文がすべて読まれてから押しているわよね」

善子「簡単な問題で分岐の可能性が低いと判断した場合…問題文の途中で答えが分かったら押すのが常識なのよ」

善子「でも、簡単な問題の場合は緑の人の反応が早すぎるの…」

梨子「それって…」

善子「ええ…次の問題が簡単な問題の場合は…」

善子「負けってこと…」


120: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 00:23:20.87 ID:Dx/Gz9+U

鞠莉「それじゃあラストのクエスチョンよ!問題♪日本新三景で…」

千歌(この前曜ちゃんが出してたやつだ!)

梨子(これならっ…)

花丸(曜さんはもちろん全部知ってる!)

善子(ここで名数問題……)

鞠莉「北海道にあるのは大沼ですが→」

カチッ

鞠莉「→しz\ピンポーン/

千歌(えっ…?)

果南「『三保の松原』」

鞠莉「正解♪」

鞠莉「問題は日本新三景で北海道にあるのは大沼ですが、静岡県にあるのは何?でした♪」


121: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 00:23:51.86 ID:Dx/Gz9+U

果南「これで私の勝ちだね」

千歌「ちょ、ちょっと待ってよ!」

果南「うん?」

千歌「だって日本新三景って3つあるよね?」

千歌「大沼は問題に出てきたから残り二つが答えなのは分かるけど…」

千歌「50%の確率に賭けるなんて…そんなの……ひどすぎr」

善子「いいえ」

千歌「善子ちゃん……?」

善子「今のは、100%、確実に三保の松原が答えだって分かるわ」


122: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 00:24:26.14 ID:Dx/Gz9+U

曜「確実に…?」

果南「そこのお団子娘の言う通りだよ」

善子「お団子娘って…私の事!?」

花丸「他に誰がいるずら?」

善子「二つないとお団子娘なんて言わないわよ~~!」

ダイヤ「今のは名数問題と言いまして、答えの数が決まっている問題の事を言います」

ダイヤ「例えば、日本三大都市と言えば大阪市、名古屋市とどこ?」

曜「東京都区部…?」
※東京23区のこと

ダイヤ「そうです」

ダイヤ「今の問題の場合は大阪市と名古屋市と聞けば残りが出てくるタイプですが」

ダイヤ「先ほどの問題のようにパラレル…つまり問題が分岐するものもあります」


123: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 00:25:11.54 ID:Dx/Gz9+U

鞠莉「ふふっ、もう一度問題を出すわね」

鞠莉「問題は日本新三景で大分県にあるのは耶馬渓ですが→北海道にあるのは?」

曜「えっと…大沼…」

鞠莉「正解♪」

果南「曜、それじゃ駄目なんだよ」

曜「だめ…?」

果南「反射神経だけなら曜と私だったら…良い勝負ができると思うんだけどさ」

曜「だったら…」

果南「例えば100m走でピストルの音が鳴る時間が分かってる人と分からない人だとどっちが有利?」

曜「それは分かってる方が有利だと思うけど」

果南「スタート地点が3mくらい先にあったらどう?」

曜「同じ実力だったらそっちの方が有利だと思うけど…?」

果南「ゴールが10m手前に有ったら?」

曜「そんなの…」


124: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 00:25:46.28 ID:Dx/Gz9+U

果南「社交ダンスが競技ダンスに勝てるかな?」

曜「うー…ん?」

果南「もちろん社交ダンスを馬鹿にしてるって意味じゃ無くて、"競技"としてみたらって話」

曜「"競技"…?」

果南「クイズでもね、"競技クイズ"ってジャンルがあるんだよ」

曜「クイズの…競技…?」

鞠莉「ふふっ♪早押しではボタンを押してランプが点いた者しか答える権利がないのよ」

ダイヤ「ええ…問い読みが問題文を読み上げる…問題文そのもの、読み上げの強弱、言葉の連想…」

果南「読み上げに対する反応、読ませ押しなどの技術…競技クイズでは勝つために必要な要素がたくさんあるんだよ」

鞠莉「そう、それはさながら頭脳のスポーツ、って感じかしらね♪」

ダイヤ「私達はクイズを極めるために日々努力をしているのです!」


125: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 00:26:15.41 ID:Dx/Gz9+U

ダイヤ「そう…」

ダイヤ「貴女は今のままでは決して勝てません…」

果南「あの時のように…」

鞠莉「…」

千歌「あの時?」

曜「もしかして!」

曜「2年前、果南ちゃんがすっごく落ち込んでたのって…」

果南「うん」


126: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 00:26:45.98 ID:Dx/Gz9+U

─……

ダイヤ「やりましたわ!やりましたわ~!」

果南「ちょっとダイヤ!はしゃぎ過ぎだよ」

鞠莉「そう?ハッピーな時は感情を思いっきり表に出すのが礼儀じゃない♪」

果南「あっはは!そうだね!」

鞠莉「私達が静岡県の代表になるなんて…なれるなんて!」

ダイヤ「これも日々の努力のたまものですわ!」

果南「問題はほぼ間違えなかったし、分からない問題も三人合わせてゼロだった!」

鞠莉「間違えそうになった時はお互いが支えあえたし…」

ダイヤ「ええ、皆さんのおかげです」


127: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 00:27:31.50 ID:Dx/Gz9+U

鞠莉「うっふふ、果南ったら準決勝のマラソンはすごかったわよ~」

ダイヤ「鞠莉さんも早押し○×でパーフェクト正解を達成ではありませんか」

果南「でも決勝のダイヤの5問連続正解が一番じゃない?」

鞠莉「あれはホントすごかったわよ~」

果南「ね、途中他のチームの人がずっとダイヤを見てたくらいだし」

鞠莉「あれはダイヤにホレてたわね」

果南「嗚呼っ…でもダイヤは網元の次期当主……」

鞠莉「あ~んダイヤったら、た・か・の・は・な♪」

ダイヤ「貴乃花…?一文字抜けてますわ!!」

果南「ねえ、鞠莉、ダイヤ」

果南「もしかして私達─」

鞠莉「それ以上は、ダーメ♪」

ダイヤ「ふふっ」

三人「「「あははっ」」」


128: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 00:28:25.11 ID:Dx/Gz9+U

………

アナ「いぇーい、皆、はっちゃけてるー?」

アナ「それでは、高校生クイズ第二回戦はっじま~るよ~~~」

アナ「第二回戦は…なんとなんとぉ、"限定"早押しクイズだぁ~~~~」

ざわ… ざわ…

アナ「限定早押しクイズは、通常の早押しと同じようにボタンを押してランプが点けば解答権が得られます!」

アナ「ただし!回答出来るのは一人一回まで!!」

アナ「回答した方は[×]マスクを着けていただいて、回答が出来ないようになってもらいます!」

アナ「あっ、ボタンを押すのは[×]マスクをつけている人がやっても大丈夫ですよ~」

アナ「3組がそれぞれ対戦して3人とも正解するか、全7問の出題後に最も正解者の多い1チームが勝ちぬけとなりまーす!」

アナ「誰もボタンを押さなかった場合は特にペナルティは無しで1問減っちゃう感じです!」

アナ「しかーし、ボタンを押してからの無回答は誰か一人に[×]マスクを着けていただきますので、ご注意を~~!」

アナ「チーム力がモノを言うこの形式、まず第1組目は埼玉県の…」

果南「っていうことは…」

鞠莉「ええ、難しい問題を取れる人を最後に残しておくか…」

ダイヤ「状況を見て正解を稼ぎに行くかの判断が重要になりますわね…」


129: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 00:28:56.72 ID:Dx/Gz9+U

…………

アナ「4組目はこちら!」

アナ「東京・UTX学院!」

アナ「静岡・浦の星女学院!」

アナ「…の3組でーす!」

果南「誰が相手だろうと負けないよ!」

ダイヤ「ええ…」

鞠莉(UTX…)

鞠莉「私が最初に抜けるから、果南は絶対に押し勝って」

ダイヤ「鞠莉…さん…?」


130: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 00:29:25.00 ID:Dx/Gz9+U

アナ「それでは問題です!」

アナ「その窒化物はトランジスタや青色発光ダイオーd\ピンポーン/

アナ「UTX学院早い!」

「『ガリウム』」

アナ「正解!問題は、その窒化物はトランジスタや青色発光ダイオードに使用され…」

アナ「融点が体温以下であるため触ると溶けることでも知られる金属は?、という問題でした~」

アナ「私も実際に触れてみましたが本当に溶けるんですね~ビックリしちゃいました~」


131: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 00:29:52.07 ID:Dx/Gz9+U

アナ「次の問題、サンスクリット語ではニルヴァーナと言い、いpp\ピンポーン/

アナ「UTX学院、どうぞ!」

「『入滅』」

アナ「正解!立て続けに正解だ~~!」

アナ「先ほどの問題は、サンスクリット語ではニルヴァーナと言い、一般には煩悩が消えた状態や仏が死亡したことを表わす言葉は?」

アナ「答えは『入滅』です。UTX学院おみごと~!」
※寂滅もOK


132: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 00:30:21.03 ID:Dx/Gz9+U

鞠莉「ふふっ…やっぱり」

果南「鞠莉?」

ダイヤ「さっきからちょっと変ですわよ?」

鞠莉「UTX学院…東京地区大会を全問全答、地区決勝戦ではストレート勝ちを収めたみたいよ」

ダイヤ「そんな…!」

果南「東京って、有名どころがいたと思うんだけど…」

鞠莉「そう…並み居る強豪校を払いのけてやってきた、今年一番の注目校」

鞠莉「おそらく、テレビで放映される時もUTXの紹介はド派手にやるんじゃない?」

鞠莉「…でも、負けてあげるわけにはいかないんだから」

鞠莉「私達がダークホースとして番狂わせを起こしちゃいましょう?」

鞠莉「UTXを愉しませてあげなくっちゃ♪」

ダイヤ「ふふっ、いつもの鞠莉さんが戻ってきましたわね」

果南「よし、次はとるよ」

果南(分からなかったら私が犠牲になればいいしね)


133: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 00:30:53.45 ID:Dx/Gz9+U

アナ「さてさて、次の問題で早々に決着がついてしまうのか?第三問」

アナ「六曜の一つで、朝は吉、ひr\ピンポーン/

アナ「早い!浦の星女学院!」

果南(点いた!)

ダイヤ(朝は吉…友引…?でも、もし分岐したら…)

鞠莉(押すのが早すぎる…)

ダイヤ(鞠莉さん…?)

ダイヤ「『友引』」

アナ「…不正解っ!」

ダイヤ(…くっ!しかし無回答で情けないぶっぶーより断然マシですわ!)

アナ「問題は、六曜の一つで、"朝は吉、昼は凶、夕は大吉"と言われるのは友引ですが→」

アナ「→午前11時ごろから午後1時ごろの間のみを吉とし、それ以外は凶とされるのは何?でした」
※答 : 赤口

アナ「それでは間違えた黒澤さんには[×]マスクを着けていただきま~す!」

アナ「おや、意外と似合っていますよ~!」

ダイヤ「…///」


134: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 00:31:22.30 ID:Dx/Gz9+U

鞠莉(これで私達の勝ち抜けは無くなったわね…)

鞠莉(あとは私達が正解して、無事4問過ぎることだけれど…)

鞠莉(…こんなネガティブなことばかり考えてたら楽しくないわね)

ダイヤ「すみません…」モゴ..

果南「いや、今のは私が─」

鞠莉「そう、私が答えられなかったのが悪かったわ!」

鞠莉「朝は吉~から分岐するなら赤口ぐらいしかないし」

鞠莉「次は絶対取る!」

果南「ふふっ、鞠莉に言われると不思議と力が湧いてくるよ」

鞠莉「さあ、楽しみましょう♪」


135: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 00:31:52.39 ID:Dx/Gz9+U

アナ「UTX有利の状態で第4問」

アナ「コーヒー豆の焙煎の度合いで、最 も 深 く 苦みが強いのはイt\ピンポーン/

アナ「再び浦の星女学院!」

鞠莉「『ライトロースト』」

アナ「正解だぁ~!」

アナ「コーヒー豆の焙煎の度合いで、最も深く苦みが強いのはイタリアンローストですが─

アナ「最も浅いものを何という?と言った問題。ライトロースト、お見事です!」

アナ「ちなみにイタリアンローストの次に深く炒るのがフレンチローストですね」

アナ「私はこの問題に先駆けて、ライトローストのコーヒーを飲んだことがありますが…」

アナ「あれは……二度と飲みたくないですね~~…」


136: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 00:32:20.36 ID:Dx/Gz9+U

果南「ナイス、鞠莉!」

鞠莉「うっふふ、アナウンサーの人が言ってたフレンチの方に分岐してたら終わってたけど…」

鞠莉「まぁここは悪い意味のナイス勘♪ってところかしら?」

ダイヤ「ところでライトローストのコーヒーはどのような味がするのでしょうか…?」

鞠莉「プランテーションで現地の人が飲んでたものをいただいたけど…」

鞠莉「ちょっと酸っぱいコーヒーの薄い出汁?って感じだったわ!」

果南「あはは…そりゃ飲みたくないね」

鞠莉「今度飲ませてあげるわよ?」

ダイヤ「私は緑茶が一番ですわ」


137: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 00:32:52.28 ID:Dx/Gz9+U

アナ「さあ、浦の星女学院が正解数で追いつくか!UTXが逃げ切るかの第5問!」

アナ「問題。世界にある未登頂の山…つまり人類によって登られていない山のうち、もっとも標高の高い山は?」

鞠莉(……?)

果南(これはスルーしてほしいな)

ダイヤ(……)

アナ「…」

\ブー/

アナ「おっとー、ここで時間切れだぁー!」

アナ「この問題は少々難しかったか?」

アナ「正解はブータン王国最高峰の『ガンカー・プンスム』でした」

アナ「…資料によると、ブータン王国ではこの十数年間6000m以上の山々への登頂を禁止しているそうです」

アナ「このまま解禁されなければ未登頂は続くのかもしれませんね~」


138: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 00:33:27.68 ID:Dx/Gz9+U

アナ「さて、5問目をスルーからの第6問!」

アナ「問題、日本では沖縄等の温かい海域で行われることが多いスキューバダイビング、このスky\ピンポーン/

果南「『self contained underwater breathing apparatus』」

アナ「正解!パーフェクトー!」

アナ「問題は日本では沖縄等の温かい海域で行われることが多いスキューバダイビング、この"スキューバ"とはどういった意味?と言った問題」

アナ「日本語では『自給式水中呼吸装置』等と訳されるようで、これに近しい内容を正解と定めておりましたが…」

アナ「まさか英語で回答をいただけるとは!!」

アナ「ちなみに、スキューバは松浦さんが答えた英単語の頭文字S-C-U-B-Aを繋げて作られた言葉でーす!」

アナ「これは素晴らし~~い!」

ダイヤ「さっすが果南さんですわ!」

鞠莉「これが分からなかったらビンタをお見舞いしてやるところだったわ!」

果南「あっはは、やっぱり自分の得意分野だと負けられないよね♪」


139: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 00:34:42.82 ID:Dx/Gz9+U

アナ「さて、浦の星女学院は全て解答権を使い果たした状態からの、ラスト7問目」

ダイヤ(ここでUTXが無回答、もしくは間違えてくれれば…)

果南(山の問題みたいな超難問はもう出てこないだろうけど、一度くらいミスしてくれたら…)

鞠莉(ふふっ♪)

鞠莉(まだチェックメイトには早いんじゃない?)

鞠莉(勝つ方法は…あるわ。限りなく低い可能性だけれど、ね?)


140: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 00:35:15.19 ID:Dx/Gz9+U

アナ「第7問、問題。グラブス触媒による化g\ピンポーン/

アナ「ランプがついたのは…」

アナ「浦の星女学院……!?」

ダイヤ(鞠莉さん!?)

果南(いやいや、ボタン押してもうちに解答権は…)

鞠莉(うっふふ♪ルール説明では解答権がなくなったらボタンを押してはいけないと言われていないし…)

鞠莉(…まぁ、普通に考えてこれは無効でUTXが答えるでしょうけど……)


141: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 00:35:51.55 ID:Dx/Gz9+U

……─

鞠莉「その後はルール不備と言うことで2問正解同士のサドンデス」

鞠莉「7問目とサドンデスは、テレビ的な都合で放映されてなかったんだけどね♪」

鞠莉「ふふっ、結局負けちゃった」

鞠莉「…けど、UTXのメンバーは私達が敗退した後こう言ってくれたわ」

 『クイズに必要なのは知識だけじゃない』

 『勝ちたい。─その気持ちだけなら…もしかしたら負けていたかもしれないわ』

 『すごくいいものをみることができた。勝ちに飢えた姿勢、とでもいうのだろうか…?』

 『その発想はどちらかというとクイズよりもリドル寄りだと思うが、何にせよ来年も楽しみにしている』

 『うっふふ♪最初はボタン押すの早すぎ…何なのぉ?って思ってたけどぉ…』

 『問題文を切ってサドンデス狙い…可愛い顔して考えてることは、意外と熱かったわね♪』


問題は…グラブス触媒による化学反応と、日本語では音位転換という本来の表現の舌鼓(したつづみ)を"したづつみ"というような現象に共通する言葉は?
答 : メタセシス


142: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 00:36:19.98 ID:Dx/Gz9+U

鞠莉「というわけで…」

ダイヤ「今のままの貴女達をクイズ研究部に入れるわけにはいきませんわ」

千歌「そっか…」

千歌「そうだよね。果南ちゃんや鞠莉さんは今年三年生」

曜「うん…今年が最後だもんね」

梨子「千歌ちゃん…曜ちゃん…」

曜「果南ちゃんクイズありがとう!楽しかったよ…」

果南「うん、良かったよ」


143: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 00:36:47.85 ID:Dx/Gz9+U

曜「それじゃあ、私達はこれで…」

果南「えっ、ちょっとまって?曜どこに行くつもり?楽しかったんじゃないの??」

曜「これ以上邪魔しちゃ悪いかなって思って…」

果南「何言ってんの?さっきダイヤは何て言った?」

善子「はぁ?私達をクイ研に入れるわけにはいかないわって、そう言ってたじゃない」

果南「その前に、なんて言ってた?」

花丸「えーっと今のままのオラ達を…ってところ?」

果南「そうそう」

鞠莉「今のままじゃダメ」

ダイヤ「ええ、でも変わることができればチャンスぐらいならあると思いますわ」

千歌「へ?」


144: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 00:37:24.28 ID:Dx/Gz9+U

果南「曜、ごめん」

果南「さっきのラストは、『もし曜とラス問勝負になったら名数問題を仕掛けるように』って鞠莉に言っておいたんだ」

果南「もちろん問題の内容は教えてもらってないよ」

曜「そうなんだ…」

果南「クイズに必要な技術、身を持って知ってもらうためにね!」

曜「果南…ちゃん……」

果南「5人にやる気があるなら、私達が鍛えるよ」

千歌「果南ちゃん!」

ダイヤ「私は果南さんのように甘くありませんわよ」

花丸「こ、怖いずら…」

鞠莉「うっふふ♪分かる問題から確実に手にしていきしましょう」

梨子「はいっ」

善子「ふっ、私は経験者だから大丈夫よ!」

鞠莉「さあ、皆でクイズを楽しみましょう♪」

ダイヤ「それでは…これからよろしくお願いしますわ」


145: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 00:37:56.37 ID:Dx/Gz9+U

鞠莉「それでは今日は…ボードの練習よ!」

曜「えー、早押しじゃないんですか!?」

ダイヤ「ええ、全てが全部、早押しと言うわけではありませんから」

果南「そうだよ、曜。テレビ番組だとむしろボードがメインじゃないかな?」

梨子「えっと、ボードってフリップに書いて回答する形式のやつですよね?」

果南「そうそう。って、堅苦しいから敬語はよしてほしいかな」

ダイヤ「そうですわね…一々敬語に直して言葉を選んでいるようではクイズの考察もしづらいでしょうし」

善子「それもそうね」

ダイヤ「善子さん!貴女は元々そのような口調ではありませんか!」

善子「ヨハネよ!」

ダイヤ「し、失礼…ヨハネさん」

善子(よ、ヨハネさん…!?ああっ、なんだか不思議な気分♪)

花丸「先輩に対して失礼じゃ無ければオラも普通に話させてもらうずら」

鞠莉「全然構わないわよ」


146: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 00:38:23.80 ID:Dx/Gz9+U

ルビィ「ぅゅゅ…」

ダイヤ「ルビィ!遅いですわよ!」

ルビィ「だ、だってぇ…」

曜「ルビィちゃん!?」

千歌「ルビィちゃんもクイズ研究室に入ってくれるの!?」

果南「そりゃあそうだよ。だってルビィはダイヤの…」

鞠莉「妹なんだから♪」

千歌「えーーーーっ!?」

ルビィ「うぅぅ」

梨子「全然気がつかなかった」

花丸「お、オラは知ってたけど言う機会が無くて…」

曜「ルビィちゃんももちろんやるよね!?」

ダイヤ「ええ、そのつもりで呼んでおきました」


147: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 00:39:17.09 ID:Dx/Gz9+U

鞠莉「ふふっ、今日の読み上げ…つまり問題文を読む人はダイヤね」

ダイヤ「ええ。今日はボードですので難易度は易しめで出題したいと思います」

果南「ダイヤにとっての易問は私達にとってのグロ問なんだって…」

千歌「グロ問…?」

千歌「そ、それってゾンビとか内臓とか昆虫とか昼ドラとか~…?」

梨子「うぅ…そ、そんな問題は遠慮したいかな」

果南「あっはは、違う違う。そうじゃないって!」

鞠莉「易問(えきもん)はその言葉の通り簡単な問題」

ダイヤ「グロ問というのは某クイズゲームが発祥と言われている言葉で、難問中の難問といったところでしょうか」

鞠莉「ちなみに昨日曜が答えた『シュプレマティスム』とかがグロ問に当たるかしら♪」

鞠莉「うちのホテルのギャラリーにあるからぜひ見に来てね」
※淡島ホテルにはありません

千歌「見に来てねって…一体いくらで泊まれるんだろう……」


148: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 00:39:46.71 ID:Dx/Gz9+U

果南「曜、ごめんね」ヒソヒソ..

曜「えっ?」

果南「昨日は曜達をテストさせてもらったけど…」

果南「今日はダイヤの妹のテストなんだよね」

果南「あの子…ゲームセンターのオンライン対戦みたいなものなら……」

果南「私達三人に曜を合わせても勝てるっていうくらい強いかも」

曜「やっぱり…」

果南「えっ?」

曜「実はさ、ルビィちゃんとゲームセンターのそのクイズゲームで対戦したことがあって─」

果南「嘘だよね??」

曜「ええっ?いや嘘じゃ無くて、ホントだってば」


149: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 00:40:17.53 ID:Dx/Gz9+U

果南「あの子、昔からクイズみたいなものが好きで問題集とか山のように読んでたみたいでさ」

曜「そうなの?」

果南「だけど、恥ずかしがり屋だからかな?リアルのクイズは全く駄目なんだよね」

果南「で、ゲームセンターなら大丈夫じゃないかってことでやらせたらすごくハマったんだけど」

果南「私達と対戦したら全然だめだったんだよね…」

果南「それ以来対戦してくれなくなったんだけどさ」

果南「曜が対戦した時も全然正解出来なかったんじゃない?」

曜「ううん…一問だけ」

果南「やっぱり…」

曜「一問だけ不正解だった」

果南「ん?」


151: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 00:41:37.61 ID:Dx/Gz9+U

果南「それって曜と対戦してた時は普通に回答してたってこと?」

曜「そうだけど…」

果南「どうしてその時は普通に答えられたのかな」

曜「その時はチーム戦でやったんだ」

曜「私は一人だったけど、千歌ちゃんは梨子ちゃんと、ルビィちゃんは花丸ちゃんとチームだったよ」

曜「ルビィちゃんと花丸ちゃんは昔から友達だったみたいだから二人で出来たのかな…?」


152: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 00:42:33.75 ID:Dx/Gz9+U

果南「それじゃないかな?」

ダイヤ「果南さん、早く席についてください」

果南「あのさ、ダイヤ…」

ダイヤ「何でしょう?」


鞠莉「へー、チーム戦ね。いいじゃない」

ダイヤ「確かに私が出題をするので、二人一組で調度4チームになりますが…」

ダイヤ(ルビィが花丸さんと一緒に居たら答えられる…)

ダイヤ(私と一緒では答えられないと言うことは…やはり私は怖い姉として見られているのでしょうか…)

鞠莉(そりゃそうよ♪)

果南(ふふっ…ダイヤは恐ろしいからねぇ…)

ダイヤ(…反省いたします……)

ダイヤ「今回は鞠莉さんと果南さんは二人の補佐に回っていただきます」

ダイヤ「曜さんは…経験者のヨハネさんと組んでいただいてもよろしいでしょうか」

ダイヤ「ボード形式は…ほとんど説明はいりませんよね?」

チーム
鞠莉&梨子
曜&善子
千歌&果南
ルビィ&花丸


153: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 00:43:07.54 ID:Dx/Gz9+U

ダイヤ「ボードに落書き(計算や、答えを思いだすためのキーワードを書いたり…)をしても良いですが…」

ダイヤ「オープンする時は二重線などできちんと消しておいてくださいね」

ダイヤ「では、第一問といきましょうか」

ダイヤ「経済用語の一つで、経済の活動が停滞している状態と物価の持続的な上昇が併せて進行する状態の事を何というでしょう?」

果南「あれ?ダイヤにしては簡単だね」

鞠莉「果南が突っつくからじゃない♪」

千歌「経済なんて知らないよ~」

果南「中学の社会で習ったはずだよ」


鞠莉&梨子[スタグフレーション]
曜&善子 [スタグフレーション]
千歌&果南[スタグフレーション]
ルビィ&花丸[スタグフレーション]

千歌「いんふれじゃないの?」

果南「あとでお仕置きだね♪」

千歌「え~~!?」


154: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 00:43:47.64 ID:Dx/Gz9+U

ダイヤ「正解はスタグフレーション。英語で停滞するという意味のスタグネーションとインフレーションを合わせた造語ですわ」

ダイヤ「では第二問。アスファルトを漢字で書いてください」

千歌「えーっと…『明日ふぁ瑠斗』?ふぁって漢字ないよね~~……」

果南「暴走族じゃないんだから…」

善子「わかる?」

曜「どれいせきだよ」

梨子「これくらいなら…」

鞠莉「わぉ♪私は漢字苦手なのよねぇ…助かるわ」

ルビィ「これは花丸ちゃんもできるよね、えへへ♪」

花丸「もちろんずら」

鞠莉&梨子[土瀝青]
曜&善子 [土瀝青]
千歌&果南[土瀝青]
ルビィ&花丸[土瀝青]

ダイヤ「正解は『土瀝青(どれいせき)』。まあ全員正解ですわね」

ダイヤ「ボードの特徴の一つとして、漢字をしっかり書かせるものがありますわ」

ダイヤ「特に指定がない場合はひらがなでも問題ありませんが…」


155: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 00:44:16.38 ID:Dx/Gz9+U

花丸「ルビィちゃん…」

ルビィ「なぁに?花丸ちゃん」

花丸「クイズ楽しい?」

ルビィ「花丸ちゃんと一緒だったら楽しいな」

花丸「オラと一緒…」

ルビィ「うん♪」

花丸「でも今はみんなとやってるよ」

ルビィ「ぅゅ…」

花丸「ルビィちゃん…」

花丸「ここにはルビィちゃんが間違えても笑うような人はいないよ」

花丸「絶対に」


156: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 00:44:51.05 ID:Dx/Gz9+U

ルビィ「うん…」

花丸「間違えても誰かがフォローしてくれるし…分からないときは皆で考えられるよ」

花丸「オラはルビィちゃんと一緒にクイズしてるととっても楽しいずら」

花丸「色々教えてくれて、オラも少しはできるようになってきたし…」

花丸「クイズの機械は未だ操作方法が慣れて無いんだけどね…えへへ」

花丸「逆にマルがルビィちゃんに教えられることってほとんど無くってごめんね…」

ルビィ「そんなこと…」

花丸「そんなことあるよ、ルビィちゃん」


157: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 00:45:35.33 ID:Dx/Gz9+U

花丸「曜さんはオラの知らない世界を教えてくれたんだよ」

ルビィ「知らない世界?」

花丸「うん…オラはえすえふは読んだこと無かったけど、曜さんが色々オススメしてくれたずら」

花丸「短編集、アンソロジー、長編…」

花丸「今は家に帰ったら毎日えすえふを読んでるずら!」

花丸「読んだ後は感想を言い合ったりしてるんだよ」

花丸「…ルビィちゃんも皆と考えて一緒に楽しんでほしいな」

ルビィ「うん…」

花丸「ルビィちゃんのお話、マルはすごく好きだよ」

ルビィ(花丸ちゃんはルビィに一番大切なこと教えてくれたのかも…)

ルビィ(…)


158: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 00:46:06.57 ID:Dx/Gz9+U

ダイヤ「…10問終わって10問全員正解では勝負にならないではないですか!!!」

果南「まぁダイヤがグロ出さなかったから仕方ないよね」

鞠莉「ふふっ…ダイヤ特製のグロ、出ちゃう?」

ダイヤ「出しませんわ!」

ダイヤ「それでは…正解数同着の名物詩、近似値問題で優勝者を決めましょう!」

千歌「近似値問題…って?」

果南「たとえば、ドラえもんの身長は何cmって問題があったとして」

果南「鞠莉が120cm、千歌が100cm、ダイヤが119.3cmって答えたとするよね?」

果南「ドラえもんの身長は129.3cmが正解だから一番近い鞠莉がポイントゲットって感じかな」

曜「うんうん、それなら分かりやすいね!」

梨子「へぇ…」

千歌「これなら私にもできるかもしれない!」


159: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 00:46:41.89 ID:Dx/Gz9+U

ダイヤ「ふふっ、よろしいでしょうか?」

ダイヤ「では…形の似ている四国本土(>>0�とオーストラリア大陸。オーストラリア大陸は四国本土の何倍の大きさでしょう?」
※四国4県の離島を含まない

果南「うっ…地理か~…」

千歌「5倍くらい?」

果南「いやいや…それだと日本よりちいさくなっちゃうから……」

鞠莉「うっふふ♪これはもらったわね」

梨子「もしかしてオーストラリアにも…」

鞠莉「もっちろん♪」

曜「オーストラリアが大体750万平方キロ?四国ってどのくらいかな?」

善子「詳しい数字は覚えて無いわよ!」

花丸「ルビィちゃんはわかる?」

ルビィ「うん…計算手伝ってほしいな……」


160: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 00:47:11.95 ID:Dx/Gz9+U

鞠莉&梨子[410]
曜&善子 [405]
千歌&果南[500]
ルビィ&花丸[415]

ダイヤ「オーストラリア大陸の面積は約761万9000平方km、四国本土の面積は18,297.78平方km」

ダイヤ「つまり計算の結果…416.38倍も大きいと言うことになります」

果南「嘘…」

鞠莉「ほぼドンピシャじゃない…」

曜「すごい…」

善子「くっ…四国の面積は18,800平方kmだけど四国本土に限定する場合は結構減るのね…」

花丸「ルビィちゃん!」

ルビィ「やったね♪花丸ちゃん!」


161: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 00:47:45.42 ID:Dx/Gz9+U

ダイヤ「ルビィチームが優勝…ですわね」

ダイヤ「もう1問用意していたのですが無意味でしたわね…」

千歌「もう1問あるの!?」

ダイヤ「え、ええ…」

千歌「やりたーい!」

ダイヤ「ですがすでにルビィチームが…」

鞠莉「ダイヤってホント硬いわねぇ…」

果南「あっ、じゃあさ…最後の問題を取った人が100万ポイントってどうかな?」

梨子「クイズ番組みたい。ふふっ」

ルビィ「ルビィも…その…」

花丸「勇気出して、ルビィちゃん!」

ルビィ「ルビィももっとみんなとクイズやりたい!」

ルビィ「もっと色々教えてほしい…」

ルビィ「だめ…かな…?」


162: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 00:48:24.18 ID:Dx/Gz9+U

ダイヤ「ルビィ…」

果南「決まりだね」

鞠莉「またもや強敵の出現ってわけね♪燃えるじゃない!」

善子「ふん、このヨハネが最強で最恐って思い知らせてやるんだから」

花丸「善子ちゃんも頑張るずら♪」

曜「次こそは優勝したいであります!」

千歌「えー、私も勝ちたーい…」

梨子「私もいいところ無かったから最後は頑張りたいかな」

ダイヤ「せっかくなので、最後は一人一人で回答していただきましょう」

千歌「それじゃあこの問題に答えた人が優勝だねー♪」


163: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 00:49:07.03 ID:Dx/Gz9+U

ダイヤ「私の誕生日は奇しくも1月1日なのですが…」

ダイヤ「この誕生日。一体何人の人が集まれば同じ誕生日の人が現れる確率が50%を超えるでしょうか?」

ダイヤ「なお、うるう年は考えず誕生日の割合は1/365としてください」

ダイヤ「計算すれば答えが出てしまうので制限時間は…1分でどうでしょう?」

曜「確かに1分じゃ計算しても足りないかな…」

鞠莉「うっふふ♪計算じゃなくて直感で勝負よ!」

果南「鞠莉の直感は結構当たるからなぁ……」

梨子「私と同じ誕生日の人がいる確率ってことかな…?」

千歌「365人いれば100%だから…えーっと……180人くらい?」

花丸「誕生日誕生日…ここにいる皆は全員誕生日が違うずら…」

ルビィ「これ…かなり少なかったような……」

善子「ふっ」

ダイヤ「さあ、1分経ちましたわ!」


164: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 00:52:08.98 ID:Dx/Gz9+U

ダイヤ「待ったなしですわ!オープンをお願いします」

千歌[180にん]
梨子「182人]
花丸[60]
鞠莉[25]
果南[71]
曜[(365!/365^n(…) ]
善子[22]
ルビィ[23]


165: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 00:52:38.93 ID:Dx/Gz9+U

ダイヤ「正解は…」

千歌「せいかいは…??」


ダイヤ「『23人』です」

花丸「ルビィちゃん!」

ルビィ「やったぁ」

ダイヤ「ちなみに善子さんの回答した22人の場合はおよそ47.6%の確率となり50%を超えていませんわ…」

善子「ぐぬぬ…」


千歌「えー!?たったの23人なの?どーしてー??」

梨子「そうなんだ…私も良く分からないかな……」

ダイヤ「ふふっ、これは─」

果南(ダイヤ、ここは……)

ダイヤ「そうですね…ルビィ。解説をお願いします」

ルビィ「ピッ!?!」


166: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 00:53:06.96 ID:Dx/Gz9+U

ダイヤ「どうやって正解に至ったかを説明していただけないでしょうか?」

ダイヤ「数を覚えていたのだと思いますが、どのようなロジックか説明できますか?」

ルビィ「うぅぅ…」

梨子「お願い、ルビィちゃん」

ルビィ「梨子さん…」

千歌「23人って少なすぎるよ~~~」

ルビィ「千歌さん……」

花丸「オラにいつも説明してくれているように…お願い、ルビィちゃん」

ルビィ「うぅ……」

ルビィ「……うん」


167: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 00:54:04.43 ID:Dx/Gz9+U

ルビィ「えっとね、これは誕生日のパラドックスっていう有名なパラドックスです…」

千歌「パラドックスって?」

ルビィ「パラドックスは論理的な話と矛盾しているというところが本来の意味ですけど…」

ルビィ「誕生日のパラドックスは、梨子さんが回答した365の約半分の182人みたいな直感とずれているって意味のパラドックスになります…」

ルビィ「考え方は…例えば"お姉ちゃんが"同じ誕生日の人に会える確率が50%を超えるのは253人目に会った時になります…」

ルビィ「でも、問題文は"一体何人集まれば同じ誕生日の人が現れる"かということになるので…」

梨子「あっ…!」

ルビィ「つ…つまり……集めた人の中でお姉ちゃんと同じ誕生日の人がいなかったら、次は別の人で誕生日と同じ人がいないか探すと言うことになります!」

花丸「例えばダイヤさんと同じ誕生日の人がいなかったら次はオラと同じ人を探すってことずら?」

ルビィ「うん…お姉ちゃんと花丸ちゃんは誕生日が違うのがすでに分かっているから、お姉ちゃん(と花丸ちゃん)を除いた残りの人と同じか確かめるってことになるんだ」

花丸「なるほど~…オラと一緒の人がいなかったら次は善子ちゃん…」

花丸「そうやって一人ずつ該当するか探していくってことなんだね」

ルビィ「花丸ちゃんの言うとおりだよ!」

ルビィ「確率の話をすると、お姉ちゃんと同じ誕生日だと1/365だけど、誰でもいいって話だと1/365をそれぞれの人で試行することになるんだよ」


169: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 00:54:43.07 ID:Dx/Gz9+U

梨子「へ~…自分と同じ誕生日の人を探す場合でも180人より多いんだね」

ルビィ「はい!自分と同じ誕生日の人を探している間に、他の人同士で誕生日が同じって可能性もあるから…」

善子「数字を覚えるのは苦手なのよね…」

曜「うーん…ロジックは分かっていたんだけど計算できなかったなぁ…」

ルビィ「うん…これは計算は間に合わないと思います…」

千歌「zzz.. むにゃ…」

ルビィ「うぅぅ…寝てるよぉ……」

鞠莉「とりゃ♪」パシッ

千歌「みかん!?」

千歌「なんだぁ……夢かぁ…」

ダイヤ「どうやら千歌さんは勉強系は苦手な様ですね……」

果南「あはは…まあ人には得手不得手があるから仕方がないね」


170: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 00:55:20.91 ID:Dx/Gz9+U

果南「さて、お待ちかねの早押しについてなんだけどさ」

曜「待ってました!」

果南「始まる前に早押し機のチェックがあったの覚えてる?」

曜「うーん…そういえばあったような……」

 カチッ カチッ カチッ \ピンポーン/ カチッ カチッ..

千歌「うん、果南ちゃん何度もカチカチしてた気がするけど~」

果南「よく見てるね千歌。あれはどのくらい押し込んだらランプがつくか見てたんだよ」

曜「へ~」

果南「で、ぎりぎりランプが点かないところまで押し込んで、問題文の途中で分かったら押す!」

ダイヤ「この技術を押し込みと言いますわ」

千歌「そのまんまだ~」

鞠莉「果南が言ってた、"スタート地点が3 mくらい先にあったらどう?"の答えが押し込みね」


171: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 00:55:59.23 ID:Dx/Gz9+U

果南「次に、日本新三景の問題で千歌が何でわかるのって言ってきたところなんだけど」

千歌「そうそうあの時は説明してくれなかったから~」

果南「ふふっ♪あれも勘じゃなくてちゃんとした技術なんだよ」

梨子「技術…?」

果南「今回はもっとストレートに行くよ。鞠莉お願い」

鞠莉「オッケー♪」

鞠莉「日本新三景といえば、大沼と三保の松原と何?」

果南「これは残りの耶馬渓だよね。もう一回お願い」

鞠莉「日本新三景といえば、大沼と カチッ やb\ピンポーン/

果南「三保の松原」

鞠莉「せいかーい」

曜「あっ!」


172: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 00:56:43.32 ID:Dx/Gz9+U

曜「三つしかないものの二つが分かれば残り一つは確定ってことだね!」

梨子「うん、そして二つ目を読み上げる直前にボタンを押して、二つ目の最初の言葉を引き出してる…」

鞠莉「イェース♪」

ダイヤ「これは読ませ押しという技術で、場合によってはよくつかわれています」

果南「問題文の見切りに慣れないといけないけど、必須技術ってくらい重要かな」

花丸「へ~…」

ルビィ「ルビィ…できるかな…」

善子「私はそれくらいのテクニックは既に身につけているけどね!」

千歌「私にもできるかなぁ~…」

果南「ちなみに、曜が私に負けたときのように北海道にあるのは~からのパラレルで静岡/大分の時も使えるからね」

曜「そっか!残りの二つも問題文の冒頭の"北海道にあるのは~"みたいに静岡県にあるのは~って分岐する可能性もあるから…」

梨子「県の最初の文字さえ分かれば答えも分かるってことだね」

果南「うん、分かってきたみたいだね」

果南「まあ、『日本新三景といえば、大沼と三保の松原と耶馬渓ですが、日本三景といえば…』って問題の可能性もあるけど」

果南「これから一ヶ月間鍛えてあげるよ」

果南「一ヶ月後に備えて、ね」


173: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 00:57:15.09 ID:Dx/Gz9+U

ダイヤ「そうですね。一か月あれば色々と出来るようになりますわ」

鞠莉「というわけで…」

果南「もう誰にするか決めた?」

鞠莉「もっちろん♪」

ダイヤ「ええ」

曜「何の話?」

ダイヤ「私達3年生をリーダーとして、3人ずつでチームを組んで徹底的にクイズのいろはを叩き込みますわ!」

果南「それじゃあまずは2年から決めようか」

鞠莉「ええ」


174: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 00:57:41.27 ID:Dx/Gz9+U

果南「曜」

ダイヤ「梨子さん」

鞠莉「ちかっちよ♪」

果南「あれ?見事に分かれたね」

ダイヤ「ええ、そうですね…」

鞠莉「まあいいじゃない♪」

鞠莉「お次は1年生よ」


175: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 00:58:11.64 ID:Dx/Gz9+U

果南「ルビィ」

ダイヤ「ヨハネさん」

鞠莉「マル♪」

三人「「「……」」」

果南「うーん…」

ダイヤ「こうもあっさり決まってしまうと…」

鞠莉「…争奪戦用に備えていたクイズが水の泡ね……」

千歌「さっきから何してるの?」

曜「たぶん、場数を踏んでる三年生の下についてクイズの勉強をするってことじゃないかな」

梨子「えっ…それって…」

ルビィ「花丸ちゃんと一緒じゃないの…?」

花丸「マルがいなくても大丈夫だよ、ルビィちゃん」

善子「ルビィのお姉さん、このヨハネを選ぶなんてお目が高いわね!」


176: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 00:58:46.49 ID:Dx/Gz9+U

果南チーム 曜 ルビィ
ダイヤチーム 梨子 善子
鞠莉チーム 千歌 花丸


─果南チーム─

果南「それじゃあよろしくね二人とも」

曜「よろしくね、果南ちゃん」

ルビィ「ピギィ…」

曜「ルビィちゃんとまた一緒に出来るなんて嬉しいな~」

ルビィ「曜…さん…」

果南「クイズを解く知識はあるけど競技クイズ慣れしていない二人に実戦を叩き込みたかったから選んだんだよ」

ルビィ「…」

曜「クイズに慣れたら果南ちゃんにも勝てるかな?」

果南「ふふっ」

曜「楽しみだね、ルビィちゃん!」

ルビィ「は、はい…」

果南「まずはマラソンからかな」


177: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 00:59:38.69 ID:Dx/Gz9+U

曜「まらそん?」

曜「それって、去年(>>>2016年)の高校生クイズの第一回戦みたいなやつ?」

果南「うーん…ちょっと違うかな」

ルビィ「マラソンは制限時間内にクイズを何問も解いて、正解数を競う方式です…」

曜「へ~…」

果南「マラソンで答えるときは大体早押しだからまずは早押しに慣れていこう」

ルビィ「うゅゅ…」

果南「それじゃあ制限時間5分で多く答えられた方が勝ち」

果南「お手つきは1回休みでいこうか」

曜「はい!ルビィちゃんも頑張ろ!」

ルビィ「う…うん…」

果南「問題。麻疹、風疹、おたふくかぜの三種類の生ワクチンが混合された─\ピンポーン/


>>>2016高校生クイズの本戦の第一回戦は、走りながら問題に答えていく方式
5列くらいに分かれて走って解答権があるのは列の一番前、正解で勝ち抜け、間違えると列の一番後ろに戻るというもの


178: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 01:00:10.36 ID:Dx/Gz9+U

─ダイヤチーム─

ダイヤ「オールラウンダーになりそうな方を選ばせていただきました」

善子「何よいきなり!」

ダイヤ「各学年一人を取りあって、『なぜ私を選んだのですか?』と聞かれる前に答えただけですわ」

梨子「あの…オールラウンダーって?」

ダイヤ「クイズのオールラウンダーはクイズのジャンルはもちろんの事、○×、四択、ボードなどの出題傾向にも苦手が少ない人のことですわ」

ダイヤ「善子さんはペーパークイズの結果、芸能が圧倒的に出来ないのでそれをピックアップします」

ダイヤ「梨子さんは音楽や芸術以外の知識は並みなので、全体的に底上げが出来ればと思いますわ」

梨子「そ、そうかな…」

ダイヤ「全ジャンルをカバーできる様になればチーム戦で非常に有利になります」

ダイヤ「まずは時事を中心に、過去問の傾向から出そうなジャンルを出題していきます」


179: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 01:00:57.37 ID:Dx/Gz9+U

善子「時事は苦手なのよね…」

梨子「そうなの?」

善子「ええ、私の得意は文系理系なんだけど…理系はともかく文系ってほとんど時事が無いじゃない」

善子「直木賞とかの流行の本は苦手だし…」

ダイヤ「そういった苦手なものをなくすのが私達のチームの目的ですわ」

ダイヤ「あとは出場するクイズ大会が好む傾向を抑えておきましょう」

梨子「好みがあるんだ」

ダイヤ「ええ…例えば高校生クイズではエンターテイメントなアニメや芸能は少な目…」

ダイヤ「視聴者参加型で有れば過去問からも分かりますが…イントロクイズもあれば、画像から人物や地名を連想させるものまであります」

ダイヤ「まずは問題を出します」

ダイヤ「問題。現在(2017年6月)のオーストラリアの首相は?」

善子「ふっ…トランプに電話を切られた『ターンブル』よ!」


181: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 01:01:55.06 ID:Dx/Gz9+U

─鞠莉チーム─

鞠莉「私達のチームはクイズを楽しむこと」

鞠莉「以上♪」

千歌「え~、楽しんでるつもりだけどなぁ~」

花丸「オラもそうずら」

鞠莉「うっふふ、そう?本気で楽しんでいるようには見えないけど?」

千歌「うーん…?」

鞠莉「じゃあ、二人には問題を間違えまくってもらうわ!」

千歌「ええええー!?」

花丸「ひ、ひどいずら…」

鞠莉「間違えた問題は自力で調べること」

鞠莉「ちかっちは全体的に微妙だけど、知らないことに関して調べようとするところが最高なのよ」

鞠莉「ちかっちは努力次第でこの9人のトップになれる可能性もあるんだから♪」

鞠莉「マルは文学や生物みたいな本や図鑑で得られる知識は相当持ってると思うけど…」

鞠莉「引き出しが多いけど出すときに苦労している感じだから慣れが必要ね」

鞠莉「ちかっちが間違えた問題をマルちゃんがフォローしてあげてもいいんじゃない?」

鞠莉「人に教えられるってことは自分が理解してるってことだから」


182: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 01:02:35.29 ID:Dx/Gz9+U

鞠莉「今回は四択形式で問題を解いていきましょう!」

花丸「四択?」

鞠莉「ほぼ、どのクイズでも採用されている選択形式…」

鞠莉「オーソドックスだけど、選択肢を選べば誰でも回答できるというシステムは素晴らしいと思うわ!」

千歌「なるほど!」

鞠莉「四択の選択肢は正解以外の残り3つはダミーだけど、今回の出題はちゃんと答えに関連したものにするから…」

鞠莉「答えとダミーの両方を調べていけばあっという間に知識がたくさん身に付くのよ~」

鞠莉「例えば、日本の人口が最も少ない自治体とか人口密度とか…」

千歌「たのしみだなぁ♪」

花丸「全く分からない問題でも4分の1で正解出来るのはありがたいずら」

鞠莉「早速問題ね♪次のうち、その国の象徴の一つであるタビビトノキが国章にも使用されているのは、どこの国?」

1. アルゼンチン 2. マダガスカル 3. キプロス 4. サウジアラビア

千歌「たびびとのき?木のことかな?」

花丸「さ、さあ…?」

鞠莉「さあレッツ☆シンキング♪」


183: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 01:03:05.83 ID:Dx/Gz9+U

……

梨子「…というわけで、今はクイズとピアノをやっています」

ダイヤ「なるほど…」

ダイヤ「ヨハネさんはどうしてクイズを…?」

善子「…」


千歌「そういえば、鞠莉さんはなんでクイズを始めたんですか?」

花丸「マルも知りたいなぁ」

鞠莉「聞きたい?」


ルビィ「ルビィは小さいころからテレビとか問題集とか…」

曜「へ~…果南ちゃんっていつからクイズやってたの?」

果南「えっ、私…?そうだねぇ…」


184: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 01:03:35.44 ID:Dx/Gz9+U

………


果南「へー、曜は物知りだねぇ…」

曜「そう?えへへ♪」

千歌「よーちゃんはねー、チカが聞いたら何でも答えてくれるんだ!」

果南(ふふっ♪)

果南「じゃあさ、スキューバ用語で『スクイズ』ってどういう意味か分かる?」

曜「うーん…」

千歌「よーちゃんがんばれ!がんばれ!」

曜(千歌ちゃん…!)


185: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 01:04:10.66 ID:Dx/Gz9+U

曜(スクイズは絞り取るって意味を持ってる英語のsqueezeのことだよね?野球で使われてるのが一番有名かな?)

曜(スキューバ用語…海、潜る……泳ぐ…フィン…)

曜(タンク…水圧……耳抜き……空気を絞る…?これだ!)

曜「耳抜きとかすること?」

果南「うーん、微妙!」

果南「スキューバのスクイズは水圧の変化で起きる耳、サイナス、ドライスーツ…」

果南「まあいろんなところで起きる圧迫や締め付けのこと、みたいな感じかな」

果南「スクイズ=squeezeには圧迫するとかって意味があって、それで使われてるんだよ」

果南「ジュースの名前にもなってるよね」

曜「そっかぁ…」シュン..

千歌「でもよーちゃんすごいすごい!」

曜「千歌ちゃん!」

果南「うん、確かにすごい!」


186: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 01:04:38.88 ID:Dx/Gz9+U

果南「っていうことがあってねー」

ダイヤ「そうなのですか…」

果南「中2でsqueezeって単語習ったっけ?」

ダイヤ「私は記憶に有りませんわ…」

果南「そういえば、ダイヤのところのルビィちゃんも物知りって感じだよね?」

ダイヤ「いいえ、うちのルビィは何と言うか、その…」

ダイヤ「クイズ的なものに対しては知識がすごいと言うか…」

果南「おっ、じゃあ同じ問題出してみようかな」


187: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 01:05:13.09 ID:Dx/Gz9+U

果南「分かる?」

ルビィ「うぅ…て、定義は分からないですけど…squeezeって意味の圧迫とか圧搾とか…なので……」

ルビィ「水圧で押されてる状態とか…ですか?」

果南「いやー、大正解だよ!すごいね!」

ルビィ「えへへ♪」

ダイヤ「一体どこで覚えてきたのでしょうか…」

ルビィ「お…お姉ちゃの友達にスキューバをやってる人がいるって聞いたから…しらべてたんだ」

果南「じゃあさ、よくある耳抜きの方法で鼻をつまんで息む方法をなんて言うか分かる?」

ルビィ「『バルサルバ法』です!」

果南「…」

ダイヤ「バルサン…?」

果南「いや、バルサルバ法で合ってるよ…すごいねー」


188: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 01:05:51.97 ID:Dx/Gz9+U

果南「それじゃあルビィちゃん、逆に私に問題出してみてよ?」

ダイヤ「ちょっと果南さん!」

果南「まあまあ…やられっぱなしってのはちょっとね」

ルビィ「そ、それじゃあ…世界各国の最高峰で、富士山に標高が一番近い山の名前かその山がある国を答えてください…」

果南「」

ダイヤ「だから言ったでしょう…」

果南「むむむ…」

果南「ダイヤ、クイズやろう!」

ダイヤ「は、はあ…」

果南「このまま負けるわけにはいかないよ!」

果南「目標は高校生クイズ!」

ダイヤ「1年ちょっとで何とかなるものなのでしょうか…」

果南「そこはまあ…ルビィちゃんにも教えてもらってさ」

ルビィ「る…ルビィでいいの…?」

ダイヤ「…」


190: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 01:06:31.37 ID:Dx/Gz9+U

果南「今年の高校生クイズは3人…!?」

ダイヤ「ええ…だから私たち二人ではどうにも…」

果南「鞠莉がいるじゃん!」


………

果南「だから~、クイズやろってば♪」

鞠莉「前から言ってるじゃない、私はクイズはいいって!」

果南「だーめ!やるって言うまで離さない!」ギュー..

鞠莉「んもぅ…!」

鞠莉「私は決まった答えがあるクイズより、いろんな考え方があるリドルの方が好きなの!」

ダイヤ「リドル…つまり、なぞなぞですか?」

鞠莉「ええ♪」

鞠莉「この問題に答えられたら果南と一緒にクイズをやってもいいわよ?」

果南「ふーん…私もこの1年で随分と出来るようになったんだよ?」


191: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 01:07:23.73 ID:Dx/Gz9+U

鞠莉「うっふふ、じゃあ有名なリドルで─」

鞠莉「What tune makes everybody glad?」

果南「ううん…?」

ダイヤ「うーん…みんなを喜ばせる曲は何…?という訳でしょうか」

ダイヤ「英訳がそのまま問題にならないパターンもあるかもしれませんし…」

鞠莉「答えが分かったら連絡してね♪」

果南「わかる?」

ダイヤ「いえ…見当もつきません…」


鞠莉(クイズ…ねぇ…)


192: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 01:08:13.49 ID:Dx/Gz9+U

鞠莉(東京のクイズのオープン大会…見学は自由なのね)

鞠莉(参加者は…17人……)

鞠莉(競技人口も少ないみたいだし…熱い戦いは無さそうね……)

善子「高校生だろうがこのヨハネ様には勝てないわよ!」

鞠莉(U18の大会で中学生が…?)

 キリスト教やイスラム教では地獄の最下層とも訳されるヒンノムの谷を意味する言葉で、ギリシャ語のゲエンナにゆr─\ピンポーン/

善子「『ゲヘナ』!」

善子「このヨハネの前に、敵なし!」

善子「あーっはっはっは」


「なかなかやるようだな」

「1問取っただけじゃ、まだまだよぉ?」

「中学生に負けるわけにはいかないわ」


193: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 01:08:46.48 ID:Dx/Gz9+U

善子「『マーニ』!」

「『シルクスクリーン』」

「『石川達三』」

「『ポール・ドゥメール』」

善子「くっ…やるわね!」


善子「このヨハネが…敗北なんて……」

「中学生でこのレベル…将来が楽しみだ」

「ホントぉ?今中学2年生なのぉ?」

「また来月も大会があるからぜひ参加してほしいね」


194: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 01:09:28.47 ID:Dx/Gz9+U

………

善子「何度やっても勝てないなんて…」

善子「…」

善子「…」グスッ..

善子(な、何なのよこの涙は…!)

善子(ベ、別に悔しいわけじゃ……)

善子(……)


鞠莉(あの子の涙…)

鞠莉(ふーん……)

鞠莉(クイズ…ね……♪)

鞠莉(マリーも熱くなれるのかしら、ね?)


195: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 01:09:59.99 ID:Dx/Gz9+U

………

ダイヤ「ついにやってまいりました♪」

果南「第一回!鞠莉の使いやあらへんで!チキチキ!浦の星女学院史上初、何人罰か分からない早押し大会~」

千歌「いえーいっ!」

千歌「って!今罰って言わなかった!?」

果南「うん。言ったよ」

千歌「そんなにあっさりと言わないでよ~」

鞠莉「ルールを説明するわね」

鞠莉「お手つき…つまり誤回答や無回答は即罰ゲーム♪」

曜「へ!?」

ルビィ「ピギィッ…そ、それはちょっと…」

善子「混沌としてていいじゃない♪」


196: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 01:10:32.52 ID:Dx/Gz9+U

鞠莉「罰ゲームはお題に沿った問題を即席で作って読み上げること」

梨子「それって…」

ダイヤ「ええ。そろそろクイズにも慣れてきた頃…」

ダイヤ「問題を解くだけでなく、作成する側にも回っていただくということですわ」

鞠莉「即席で問題を作れなかったら恥ずかしい罰ゲームを受けてもらうわよ♪」

千歌「えええ!?恥ずかしいって…何するの…」

鞠莉「スリーサイズとか近似値問題にするってのはどう?」

ダイヤ「嫌です!」

鞠莉「まぁダイヤのスリーサイズは知っているから良いんだけど♪」

ダイヤ「んなっ!?」//


197: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 01:11:07.78 ID:Dx/Gz9+U

曜「問題を作成かぁ…」

善子「そういえば私達が問題作ったのって多答の時くらいよね」

千歌「私が作るの~?」

鞠莉「正解すればいいじゃない」

千歌「そんなに簡単じゃないと思うんだけどなー…」

ダイヤ「問題を作成すると言うことは、答えとなる単語や人物名等について、多少なりとも知識がないとできませんから」

果南「そうそう。綺麗な問題を作れるってことはそれだけたくさん知識があるってことだからね」

ルビィ「ルビィはすごく苦手だなぁ…」


198: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 01:11:44.94 ID:Dx/Gz9+U

鞠莉「読み上げは…今回は果南ね」

果南「オッケー」

鞠莉「ルールは、通常時は正解すれば1ポイントゲットよ」

鞠莉「ただし、間違った場合は問題を即席で作成するの!」

鞠莉「もちろん出題する人が回答することは出来ないから、その分1回休みってことにもなるわね」

鞠莉「間違えた人へのお題は果南がテキトーに出していいわ」

鞠莉「あんまりジャンルを絞り過ぎると問題を作れないと思うから、ほどほどに、ね」

鞠莉「5ポイント先取で優勝よ♪」

鞠莉「優勝者には、なんと!ホテルオハラの宿泊券を差し上げまーす♪」

鞠莉「ホテルのレストランも食べ放題よ!」

7人「おおおー!」

果南「これだから金持ちは…」

果南「って、私は読み上げだからもらえないじゃん!?」

鞠莉「果南はいつもフリーパス(不法侵入)じゃない?」

果南「」


199: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 01:12:16.22 ID:Dx/Gz9+U

果南「いくよ」

果南「パラレル問題、なぜ山\ピンポーン/

善子「『マロリー』!」

果南「いや、一番最初にパラレル問題って言ったじゃん…」

善子「聞いてないわよ!」

ダイヤ「ぶっぶーですわぁ!」

鞠莉「ヨハネ、罰ゲーム♪」

果南「問題は、なぜ山に登るのか?と聞かれ"そこに山があるから"と答えたエピソードで有名なイギリスの登山家はジョージ・マロリーですが→」

果南「→その時、マロリーに質問をしたのはどこの新聞社の記者?」

善子「『ニューヨークタイムズ』よ!」

果南「ふふっ、惜しかったね」

ダイヤ「"なぜ山"と聞かれると"マロリー"と答えるのはクイズ屋の性…ふふっ、仕方ありませんわ」


200: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 01:12:52.08 ID:Dx/Gz9+U

果南「じゃあ…お題はベトナムで」

善子「ベトナムとか狭すぎない!?」

鞠莉「まあ国1つの指定だから問題は山ほど作れるじゃない♪ヨハネ、ファイト!」

善子「もうっ…」

善子「ベトナム独立同盟会が正式名称の、ベトナムのフランス植民地時代に結成された独立運動組織を答えなさい\ピンポーン/

果南「お、黄色のランプ」

花丸「『ベトミン』ずら!」

善子「ずら丸やるじゃない!正解よ!」

花丸「これは本で読んだずら~」

ルビィ「うぅ…」

千歌「ベトコンと何が違うの?」

曜「ベトコンは南ベトナム解放戦線だからフランス植民地時代とはちょっと違うかな」

梨子「社会で習ったような気がするけど…」

千歌「あはは…勉強します…」


202: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 01:13:44.62 ID:Dx/Gz9+U

ダイヤ「問題としては良いのですが…問題文の出だしをこんな感じにしてみてはいかがでしょうか」

『正式名称をベトナム独立同盟会という、フランス植民地時代のベトナムで結成された~』

善子「うーんそんなに違うかしら?」

ルビィ「ルビィはお姉ちゃんの方がいいかも…」

果南「ダイヤの方がなんとなくクイズっぽい感じがするかな。最後まで聴かないと分岐もするか微妙だし」

善子「ふーん…普段解いてるクイズでも問題を作るのって案外難しいのね…」

果南「それじゃ、第二問。ル・マン24時間レースにおいて1981年から7年連続で連勝した自動車メーカーは?」

\ピンポーン/

曜「うーん、『ポルシェ』?」

果南「正解だよ」


204: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 01:14:14.62 ID:Dx/Gz9+U

……

鞠莉「優勝はダイヤ…ね……うん…」

ダイヤ「どうして残念そうにおっしゃるのですか!」

果南「まあ…妥当な勝利って言うかさぁ……」

千歌「う~~~ダイヤさん強いなぁ」

曜「ね!私が4ポイント取ってから5連続で正解していったもんね」

梨子「私は2ポイント…だけど時事問題が取れたのは良かったかな♪」

花丸「マルは3ポイント…でも間違えた問題も多かったずら…」

善子(ダイヤ…オールラウンダーって言っても拾えるジャンルの幅がこの私と違いすぎるじゃない…!)

ルビィ(…ボタンを押すタイミングとかは分かるんだけど……体が動かないよぅ……)


205: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 01:14:56.07 ID:Dx/Gz9+U

千歌「これが果南ちゃんの言ってた"一ヶ月後"って言ってたクイズ?」

鞠莉「あっ。言うの忘れてたわ♪」

果南「全く…」

ダイヤ「明日、名古屋市で小さいオープン大会が開かれるので、そちらに参加する予定です」

梨子「オープン大会?」

ルビィ「ピギィ…」

曜「もしかしてそれって…」

善子「そうよ。クイズの大会よ」

花丸「オラ達が大会にでるの?」

千歌「明日って…明日の土曜日のこと?」

鞠莉「もちろんよ♪」

千歌「ええええ~~~~~!?」


206: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 01:15:27.15 ID:Dx/Gz9+U

……

鞠莉「昨日言ったとおりよ」

鞠莉「私達は高校以下の部に出場するのよ」

鞠莉「まずはペーパーテストで十数人に絞って、そこから予選、準決勝、決勝…」

鞠莉「1位になればトロフィーがもらえるわ♪」

千歌「トロフィーだけなの?」

果南「賞状ももらえるよ」

千歌「賞状…」

ダイヤ「記念品もいただけますわ」

千歌「記念品!?なんだろ~」

ダイヤ「今回は、金シャチ1号のプラモデルの様ですね……」

梨子「金シャチ…」

曜「1号…」

花丸「…って何のこと?」


207: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 01:16:00.38 ID:Dx/Gz9+U

善子「このあたりの中小企業や大学が作った人工衛星らしいけど…」

善子「その模型なんてもらっても全然嬉しくないわね…」

ルビィ「でもトロフィーは嬉しいよねっ」

花丸「うんうん♪」

果南「皆、頼もしいね」

ダイヤ「それだけペーパーテストには自信があると言うことでしょうか?」

鞠莉「ちかっちとマルはペーパーは通過すると思うわ」

ダイヤ「それを言えば、ヨハネさんも梨子さんも二人ともペーパーどころという話じゃありませんわ!」

果南「へー、だったら勝負する?」

ダイヤ「望むところですわ!」

鞠莉「後悔させてあげるわよ、果南♪」

果南「早速ルールを決めようか」


208: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 01:16:41.88 ID:Dx/Gz9+U

千歌「なんか…」

曜「大変なことになってきたね」

梨子「うん…」

善子「ルビィはちゃんとクイズに答えられるようになったの?」

ルビィ「ピギ…う、うん…果南さんや曜さんの前ではあんまり緊張しなくなったけど…」

花丸「オラはまだまだ全然できないけど、一緒に頑張ろうねルビィちゃん」

果南「というわけで、1ヶ月間組んだ3チームで勝負をすることにしたよ」

鞠莉「勝負って言っても直接対決出来るのは予選からよ」

ダイヤ「勝ち進むほどたくさんポイントが得られるシステムに致しました」

ダイヤ「ペーパーテスト、予選通過でそれぞれ1ポイント、準決勝通過で2ポイント」

果南「そして優勝は100万ポイントだよ」

曜「またクイズ番組みたいな点数方式なの!?」

果南「だって優勝って一番ってことだからね」

ダイヤ「それに地方のオープン大会とは言っても、北は北海道から南は和歌山県の方までこられているようですので」

ダイヤ「簡単に勝てると思わない方がよろしいのでは?」


209: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 01:17:19.36 ID:Dx/Gz9+U

千歌「へ~…北海道からも来てる人がいるんだ」

千歌「でも南は和歌山県なんだ…」

鞠莉「そうよ♪」

鞠莉「本州の最南端、『潮岬』は和歌山県にあるのよ」

鞠莉「だから、和歌山県の最南端は山口県より南ってこと♪」

千歌「へ~…」

梨子「別の言い方をすれば、山口県から東の全部の県ってこと?」

ダイヤ「ええ」

ダイヤ「四国の方が南に位置しますが、今回は四国からの出場者はいない様なのでその言い方でも問題はなさそうですわ」


210: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 01:17:51.30 ID:Dx/Gz9+U

梨子「それでも結構すごいね」

曜「うん、でも負ける気はしないよ!」

曜「それじゃ、100万ポイントゲットに向けて全速前進──

理亜「バカにしないでッ!」

曜「えっ?」

理亜「クイズは──遊びじゃない!」

理亜「100万ポイントとか軽いノリで言ってたけど、頭おかしいんじゃない?」

梨子「そんな言い方…」

ダイヤ「貴女方は一体…」

理亜「ふんっ」

聖良「すみません…」

ダイヤ「いえ…」

聖良「後ろでお話は聞かせてもらいましたが…」

聖良「簡単に優勝できるとは思わないでくださいね」

聖良「高校生クイズ出場者さん?」

果南「…」

ダイヤ「…」

鞠莉「…ワォ♪」


211: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 01:18:25.33 ID:Dx/Gz9+U

梨子「お知り合いですか?」

鞠莉「答えはノーよ。でもあれだけ言われて黙っていられるほどマリーは優しくないわよ?」

ダイヤ「高校生以下の地方オープン大会程度で敗退するわけにはいきませんわ」

果南「そうだね。今年の高校生クイズでUTXとの対戦もしなきゃいけないしさ」

善子「UTX…」

鞠莉「それに、クイズは楽しむためにあるものよ!」

千歌「果南…ちゃん…」

花丸「鞠莉さん…」

曜「なんか迫力が違うね…」

善子「ええ、3人とも『ゴゴゴ』みたいな効果音が聞こえてきそうな迫力ね…」

ルビィ「そ…その例えはよくわからないけど、目つきが変わったよね…3人とも……」

千歌(そういえば、3年生の本気ってほとんど見て無いような気がするなぁ~…)


212: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 01:19:09.14 ID:Dx/Gz9+U

鞠莉「いい?今回のペーパークイズは、マークシート式だから全て選択形式だと思うわ」

ダイヤ「センター試験の数学のようにマークの数字をそのまま答えに使用する場合もあります」

ダイヤ「前回は同数正解者が多かったようなので、今回は近似値問題がある可能性がありますわ」

果南「何回かこのオープンに出てるダイヤが言うんだったら、まあ問題なさそうだね」

千歌「四択もあるの~!?」

千歌「これは私達の勝ちかもしれないよ花丸ちゃん!」

花丸「勉強の成果をみせるときが来たずら♪」

鞠莉「さあ、楽しみましょう♪」

鞠莉「あくまで本気で、ね♪」


213: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 01:19:58.51 ID:Dx/Gz9+U

千歌(よーし、まずはペーパーテストだ!)

千歌(ホントにマークシート式なんだ…)

千歌(あ、でもこれ機械で読み取るための線がついていないから採点は手動なのかな…)

千歌(メモ帳みたいなものも使って良いって、何に使うんだろう…)

千歌(って、制限時間30分で50問もあるの~!?)

問題 : 次のうち1 mol当たりの重量が最も軽い気体は何?ただし空気は窒素 : 酸素比が4:1、原子量は水素=1, 炭素=12, 窒素=14, 酸素=18とする

1. 窒素 2. 空気 3. 酸素 4. アセチレン

千歌(いきなり化学~!?しかもセンターの問題っぽい問題文…)

千歌(これじゃ普通の勉強だよ~……)


曜(北極圏は北緯○○度○○分以北の地域のこと?)

曜(66度33分…これは簡単だよね??)

曜(近似値にはならないと思うけど…ペーパーテストっておもしろい!)


214: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 01:20:40.54 ID:Dx/Gz9+U

梨子(ラフマニノフの交響詩・死の島の元となったと言われる『死の島』の原画を描いたのは誰?)

1. アルノルト・ベックリン 2. ポール・ナッシュ 3. マックス・クリンガー 4. ベルト・モリゾ

梨子(死の島のモノクロを書いたのが3番のクリンガー…原画はベックリン…かな?)

梨子(ラフマニノフのピアノもたくさん練習したし、いっぱい聴いたなぁ…特に『音の絵』は素敵な曲がいっぱい……)


花丸(意外と歴史の問題が多いずら♪)

花丸(特にご当地問題と歴史を絡めた問題が…5問も…!)

花丸(これは落とせないずら♪)

ルビィ(ぅゅゅ…)

ルビィ(たまに意味分からない問題があるよぉ…)

善子(ふっ…この堕天使ヨハネがペーパーで敗退?)

善子(そんなことがあってはいけないわ!)

善子(…ダイヤさんに鍛えてもらったし……)

善子(また曜さんと対戦したい…!)


215: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 01:21:16.68 ID:Dx/Gz9+U

ダイヤ(ふむ…)

ダイヤ(やはりエンターテイメントな問題は少なめで、高校生クイズやNHK寄りのクイズ番組を基にした感じですわ)

ダイヤ(これなら梨子さんも問題ないでしょう!)

果南(ふーん…)

果南(さっきの二人、北海道から来たんだね…)

果南(遠路はるばる申し訳ないけど、私達が負けるわけにはいかないからさ…)

鞠莉(ラストの問題…近似値問題ってこれの事…?)

問題 : 円周率の小数点以下50桁目の数字を答えなさい

鞠莉(50桁目…ラスト=50問目の問題だからってことね?)

鞠莉(う~~ん……面白いじゃない!)

答え…0


216: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 01:22:07.76 ID:Dx/Gz9+U

千歌「ふぁ~~…だめだぁ~~~……」

曜「千歌ちゃん!?」

千歌「全然分からなかったよ…曜ちゃん…」

梨子「そんなに落ち込まないでよ…」

鞠莉「四択はある程度出来たんじゃない?」

千歌「それが……あはは……」

果南「ま、まあ…初めてだから仕方ないかな…」

ダイヤ「それではいけませんわ!最初で最後、ということもあるのですから…」

ダイヤ「ペーパーの発表は14時からですので、ゆっくりお昼御飯を取りましょう」


217: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 01:22:42.29 ID:Dx/Gz9+U

善子「ふっ…」

ルビィ「善子ちゃん…?」

善子「芸能が1問だけで助かったわ!」

花丸「そういえば少なかった気がするずら」

ルビィ「うん、今回はジャンルの偏りはないってお姉ちゃんが言ってたけど…」

ルビィ「普通のクイズ大会ってこんな感じなのかなあ」

曜「うーん…芸能って言っても昔の映画の監督の話だったし、カタい問題が多いって考えていいのかも?」

善子「ふふ…曜さんにリベンジをする時がきたようね!」

曜「あれ、善子ちゃん?やっぱり多答は負けって認めるんだ?」

善子「うっ…あれはノーカンよ!!」


218: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 01:23:25.05 ID:Dx/Gz9+U

千歌「美味しかったね~、ひまつぶし」

果南「千歌…つっこまないからね」

千歌「あはは」

千歌「でも美味しすぎてひつまぶし屋さんの割りばしもらってきちゃった♪」

千歌「ほらっ!割りばし袋にも入れてるよ!」

梨子「記念になるね」

ダイヤ「そろそろ発表のようですわ」

曜「うーん…10位以内に入れていたらいいんだけど…」

ダイヤ「自己採点の結果、まあ皆さん通過するかとは思いますが…」


219: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 01:23:56.24 ID:Dx/Gz9+U

梨子「私は…18位?!ペーパーテストが通ったってことですか…?」

ダイヤ「ええ、よくやりましたわ」←2位

鞠莉「さっすがダイヤの教えね♪」←7位

果南「皆一ヶ月頑張ったからね!」←4位

善子「このヨハネが二桁!?ありえないわ!ありえないわ!!」←11位

曜「まあペーパーの成績が予選で有利になるって事はないみたいだし…」←3位

ルビィ「ぅゅゅ…本戦こわいょぉ……」←1位

花丸「オラも通過したよ、ルビィちゃん!」←17位

果南「いやー、まさか9人全員通過するとは思わなかったよ」

ダイヤ「果南さん…」

果南「ん?どうしたのダイヤ?」

ダイヤ「…」

千歌「」

果南「」


220: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 01:24:50.10 ID:Dx/Gz9+U

果南「千歌…ごめん……」

千歌「ううん…あはは……」

千歌「やっぱり私は何も出来ない普通怪獣だったのだ…」

梨子「千歌ちゃん…」

曜「千歌ちゃん…」

アナ「あー、居た居た!」

曜「貴女は…?」

アナ「いえーい、今日のオープン大会の舞台は私の母校だからねー」

アナ「はっちゃけにやってきたわけよ!」

曜「あっ、最近はアナウンサーしてるよりもクイズ番組に毎回出てる方が多いクイズマニアのはっちゃけアナさん!?」

アナ「知っててもらえてうれしいね~」

アナ「それよりそこで萎れているのが高海さん?でいいんだよねー?」

千歌「私が高海ですが…」


221: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 01:25:54.84 ID:Dx/Gz9+U

アナ「高海さんはペーパーは下から2番目(49位)だったけど、特別枠で通過でーす!」

千歌「特別枠!?」

アナ「うん、最後の問題の円周率のやつで、高海さんだけ何通りもの計算で導こうとしてたからねー」

アナ「21人目はペーパーの通過者20人を除いた人たちのうち、その計算の数×10ポイントをプラスして順位決めしたんだけど」

アナ「高海さんはダントツ!1位通過になりまーーす!」

アナ「あくまでも特別枠なので21位ということで予選の組み分けをさせてもらいますけど」

曜「計算って?」

アナ「あの問題は正解しただけだったら1ポイントなんだけど」

アナ「計算方式1つに対して10点という隠し要素をいれててねー」

アナ「マークシートと一緒にメモ帳みたいなやつも回収させてもらったけど、それが見たかったってわけなんですよー」

アナ「みんなどーせテキトーに答えるだろうと思ってたんだけどねー」

アナ「まさかまさか、あはは~」

アナ「それじゃ、ま、そういうことで!」

梨子「へー…」

曜「千歌ちゃん…!」

千歌「ってことは、私…予選に出られるんだ!?」

アナ(…マークシートが一つずれてなかったら普通に予選通過してたってことは……)

アナ(まあいっかー)


222: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 01:26:35.75 ID:Dx/Gz9+U

アナ「いえーい、皆はっちゃけてるかーい!?」

アナ「オープン大会の予選ルールを説明しまーす!」

アナ「予選はただの早押しで~す!」

曜(早押し…!!)

アナ「21名を3組に分けて各組の上位3名で準決勝になります!」

アナ「3ポイント先取で勝ち抜けのシンプルイズザベスト!!」

アナ「早速1組目からいっちゃいましょー!」

アナ「1組目は1位4位7位…って感じでよろしく~」

アナ「2組目、3組目は別室で対戦しちゃってくださいねー」

アナ「大学の有志が読み上げてくれるので心配しないでくださいね~」


223: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 01:27:09.34 ID:Dx/Gz9+U

ルビィ「か…果南さんと鞠莉さん…」

ルビィ「ピギィ…」

果南「早く言えば3で割って1あまる順位だよね」

果南「…ってことは」

鞠莉「ふーん♪10位の道産子ちゃんも私たちと同じ組ってワケね」

鞠莉「楽しみましょう♪」

理亜「ふんっ!」

果南(もう一人の方は9位か…)

アナ「さーて第一問、キッチンペーパーやトイレットペーパーにみられる、吸s\ピンポーン/

鞠莉「『エンボス加工』」

アナ「問題は、キッチンペーパーやトイレットペーパーにみられる、吸水性や使用感などを向上させる加工を何という?」

アナ「正解はエンボス加工、お見事でーす!」

果南(ふふっ、クイズは楽しむものだってのが鞠莉の口癖だからね…)

果南(私は2位で我慢しとこうか)


224: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 01:27:46.56 ID:Dx/Gz9+U

……

善子「くっ…私がまけるなんて~!」

ダイヤ「私に勝とうだなんて…まだ早いですわ!」←予選2組1位

善子「準決勝であっといわせてやるんだから!」←予選2組2位

花丸「オ…オラが準決勝に進出してもいいずら!?」←予選2組3位

善子「当たり前じゃない!っていうか、私から歴史問題を2問も掠め取るなんて…」

善子「歴史、文学ならシングル(一桁順位)を上回っているかもしれないじゃない♪」

花丸「得意なところがたくさん出てきてくれたおかげずら」

花丸「あとはご当地問題をちゃんと勉強したんだよ♪」

善子「まあ準決勝はずら丸の出番は無いんだからね!」


225: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 01:28:28.43 ID:Dx/Gz9+U

ダイヤ「…やはりもう皆さんお揃いでしたか」

花丸「オラ達は難しい問題ばっかりでながびいちゃったずら」

善子「リリー達はどうだったの?」

梨子「…」



善子「って…なんで皆こんなに暗いのよ?」

ダイヤ「いったい…どうしたんですの?」

鞠莉「…」

果南「…」

曜「…」

ルビィ「…」

善子「まさか皆…負けたわけじゃないわよね!?」


226: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 01:28:56.69 ID:Dx/Gz9+U

ルビィ「善子ちゃん…」

千歌「私は結局ダメだったんだけど…あはは…」

梨子「えっと…私たちの予選3組は曜ちゃんと私と…北海道の人が準決勝に進出したんだけど…」

曜「私は予選で2位だったんだ」

善子「はあ!?」

善子「私に負ける前に誰に負けたのよ!?」

善子「もしかして、リリーが1位ってこと!?」

梨子「ううん…そうじゃなくって……」

曜「1位は北海道の人…」

曜「一気に3問連続で正解してた…」


227: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 01:29:24.03 ID:Dx/Gz9+U

……

聖良「『藤が丘』」

聖良「『一握の砂』」

聖良「『セントレア』」

聖良「…」

聖良「まだ体が温まっていないのでしょうか?」

聖良「準決勝はすばらしい戦いにしたいですね」

曜「…!」

梨子「…」

千歌(感じわるいな~)


228: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 01:29:53.61 ID:Dx/Gz9+U

鞠莉「こっちも同じ感じね」

果南「鞠莉が1問取った後、3問連続で正解していったよ」

果南「問題が簡単なものばっかりだったのもあるけど…」

鞠莉「果南が易問早押しで負けるのなんてUTXぐらいだと思ってたんだけど…」

果南「それは私が弱いってコト!?」

ダイヤ「まあまあ…」

ダイヤ「ところで、曜さん達と果南さん達は何問目までいきましたか?」

鞠莉「こっちは11問目で私が3ポイント目をとって終わったわ」

曜「こっちは12問目で梨子ちゃんが正解したかな?」

ダイヤ「やはりそうですか…」

ダイヤ「果南さん、私たちが出てくるまで何分待ちましたか?」

果南「うーん、30分近く経ってたかもしれないよ」


229: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 01:30:35.62 ID:Dx/Gz9+U

ダイヤ「ふふっ」

ダイヤ「やはりですか」

曜「やはりって?」

ダイヤ「予選は問題が出る程難しくなる傾向にあったようです」

ダイヤ「こちらは37問目まで突入しました」

果南「37!?」

ダイヤ「15問目からは徳川将軍の側室の問題や、北欧の郷土料理など…」

ダイヤ「2問に1問はスルーされるレベルの問題になりましたわ」

ダイヤ「私は早々に3ポイント取得したのですが…」

花丸「オラ…っていうかみんなほとんど答えられないか誤答するかだったずら…」

鞠莉「うっふふ…そういうことね♪」


230: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 01:31:02.16 ID:Dx/Gz9+U

千歌「どういうこと?」

曜「たぶん、北海道の人は予選の問題が簡単なものばっかりと思ったか…」

梨子「だんだん難しくなると考えて、早めに簡単な問題を取りに行ったってことですか?」

ダイヤ「おそらくそうでしょう」

果南「そういえば、ありえないタイミングでボタン押してたなあ」

ルビィ「うん…ベタ問じゃないのに早押し即答ってかんじだった…」

鞠莉「まあ、それも実力のうちだから仕方ないといえば仕方ないんだけど」


231: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 01:31:50.86 ID:Dx/Gz9+U

善子「ルビィはだめだったの?」

ルビィ「うん…」

鞠莉「…」

果南「…」

ダイヤ「まさか…」

ダイヤ「部活動とはいえ、早押しでは鞠莉さんや私に時々勝てていたのに…」

果南「ううん、ルビィは頑張ってたよ」

鞠莉「けど…」

 紙の上で1位になろうが、リアルのクイズじゃこんなものなの?

ルビィ「うぅ…」

果南(2問目を押し負けたルビィはあれからボタンを押すことは無かった…)

ダイヤ「…」

鞠莉「まぁ、あの子が解いた問題よりペーパーの方がよっぽど難しかったと思うけど?」

ダイヤ「鞠莉さん…」


232: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 01:32:19.59 ID:Dx/Gz9+U

ダイヤ「ルビィ」

ルビィ「お姉ちゃん…うぅぅ……」

ダイヤ「私はルビィの敵を取るとは言いません」

ダイヤ「…言いませんが、黒澤家の人間は……どのようなことが起きようとも、常に心を強く構えていなければいけません!」

ダイヤ「その心を…黒澤家の者としてふさわしい姿を…」

ダイヤ「しっかりと目に焼き付けてください」

ルビィ「お…お姉ちゃ……うぅ……」

ダイヤ「いいのですよ、貴女はまだ1年生」

ダイヤ「あと、2年もありますから…」


233: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 01:32:47.36 ID:Dx/Gz9+U

果南「……決勝の椅子が一つ減っちゃったね…」

果南「決勝にいけるのは3人だっけ?」

鞠莉「うっふふ♪っていうことは残り2つね…」

曜「3年生の本気…」

梨子「…」

曜「勝てるか分からない…」

曜「でも、勝ちたい…!」

千歌「曜ちゃん!」

梨子「うん…」

梨子(今までずっと自分から何かをやろうと思ってやったことは…ピアノくらいかな)

梨子(クイズは千歌ちゃんに誘われて始めたけど、今はとっても楽しい)

梨子(私じゃ勝てないっていうのは分かるんだけど、精一杯頑張ってみたいな)

千歌「梨子ちゃん?」

千歌「梨子ちゃんも頑張ってね!」

梨子「うん!」


234: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 01:33:18.86 ID:Dx/Gz9+U

善子「じゃあ私が言うわ!」

善子「ルビィ、アンタのカタキはこの私がとってやるんだからね!」

善子「だ、大体…この私に勝てるアンタが負けるイコール、このヨハネが負ける…ってことにされたらとっても迷惑なんだからっっ!」

花丸「善子ちゃん…」

善子「ヨハネよ!」

花丸「オラもルビィちゃんの分まで頑張るびぃ、ずら♪」

ルビィ「花丸ちゃ…善子ちゃ…」

花丸「オラのこと、見ててね…ルビィちゃん」

ルビィ「うん」

善子「ずら丸のことはみてるだけでいいけど、私の事は見るだけじゃなくビデオにでも撮ってなさい!」

善子「そして私の優勝シーンを9人で観るのよ!」

ルビィ「うん!」


235: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 01:33:46.76 ID:Dx/Gz9+U

アナ「いや~準決勝の準備に時間がかかってすみませ~ん」

アナ「皆さんには携帯式の早押し機を持って準決勝に挑んでもらいます!」

アナ「周波数を変えるのに手間取っちゃって…」

アナ「あっ、一応各自確認をお願いしますね~」

\ピンポーン/ カチッ \ピンポーン/  \ピンポーン/

果南「私は緑かな?部活と同じで助かるね」

ダイヤ「私は赤色ですわ」

曜「携帯式の早押し機もあるんだね」

梨子「うん、でも使い方はいつものと変わらないみたいで良かった」

花丸「線に繋がってないのに音が鳴る…未来ずら~」

善子「アンタが押したボタンに反応してテーブルにあるランプが光る仕組みなのよ!」


236: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 01:34:22.48 ID:Dx/Gz9+U

アナ「っていうわけで、準決勝、始めちゃいま~す!」

アナ「準決勝は名づけて『3歩進んで2歩下がる』!アナタを道連れクイズ~」


ざわ…ざわ…


アナ「いい感じにざわざわしてきましたね~」

アナ「ルール説明!準決勝も早押しクイズです!」

アナ「正解者は3歩進むことが出来ます!」

アナ「しかーし、その後2歩下がってもらいます」

善子「それじゃ1歩しか進んでないじゃない…」

アナ「そこの津島さん!いい指摘ですね~」

善子「津島!?」

善子(よ…ヨハネ……よ…)ボソッ


237: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 01:35:02.16 ID:Dx/Gz9+U

アナ「3歩進んで2歩下がる、人生ってそんなものですよね~」

アナ「今回のルールではただ単に2歩下がるってわけじゃないんです!」

アナ「2歩下がるときは誰かを道連れにして2歩下がっちゃいま~す!!」

アナ「お手つきは1回休みに加えて1歩下がってもらいます!」

ダイヤ「成程…」

鞠莉「正解したら残りの8人のうちの誰かを指定して一緒に下がるってことね」

梨子「でもそれだとゼロサムどころかマイナスが積み重なるんじゃ…」

アナ「そのとおり!」

アナ「今回のルールでは、始めの位置から7歩進んだ時点で決勝進出…」

アナ「ですが、始めの位置から7歩下がった時点でも失格!」

アナ「正解したときに誰を道連れにするか…それが重要になるこの準決勝!」


238: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 01:36:04.07 ID:Dx/Gz9+U

アナ「早速第一問!」

アナ「1945年に行われたヤルタ協定に出席した各国の首脳陣で、アメリカからは ルーズベルトが出席しましたが→

アナ「→ソ\ピンポーン/

アナ「鹿角…理亜さん!」

理亜「『スターリン』」

アナ「正解!ソ連からは誰が出席?スターリン、早かった~お見事!」

アナ「それでは理亜さん、まずは3歩お進みください!」

理亜「」トコトコトコ

アナ「そして誰かを指名して2歩下がってください!」

理亜「黒澤さんで」

ダイヤ「…」

理亜「敵を取る前に終わるんじゃない?」トコトコ

ダイヤ「…」トコトコ

ダイヤ(それはヨハネさんが言ったのですが…)


239: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 01:36:32.95 ID:Dx/Gz9+U

梨子(ある程度前に進んだら、他の人に戻されると思うな…どうすればいいんだろう……)

曜(たぶん、これって7歩進める人なんて絶対に出ないと思うんだけど……)

善子(このメンツで5問連続正解なんて夢見るくらいなら…堕天使に徹しようかしら♪)クク...

花丸(善子ちゃんがまーた何か悪いこと考えてるずら…)

果南(すでに気がついているとおもうけど)

鞠莉(この勝負はいち早く相手を失格にさせることが重要ね~♪)

ダイヤ(そして如何にして生き残るかが重要ですね…)

アナ「7歩進んだ先には…栄光のゴールが待っていますが、その道のりは決して簡単なものではありません!」

アナ「続いて第二問!」


240: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 01:39:16.02 ID:Dx/Gz9+U

アナ「日本語では愛想曲とm\ピンポーン/

アナ「早い!聖良さん!」

聖良「『セレナーデ』」

アナ「正解!日本語では愛想曲とも呼ばれる音楽のジャンルの一つといえば?といった問題。これは易しかったかー?」


241: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 01:39:44.58 ID:Dx/Gz9+U

梨子(音楽問題だけど…早すぎる…)

アナ「それでは聖良さんも3歩進んで…」

聖良「」トコトコトコ

アナ「誰かと共に2歩下がっちゃってください!

聖良「黒澤さんを指名します」

ダイヤ「…」

聖良「2年前の地方大会の決勝戦。ネットにあった動画を見ました」トコトコ

ダイヤ「そうですか」トコトコ

聖良「あの連続正解には目を見張るものがありました」

聖良「おそらく、理亜と私以外で一番の脅威は…貴女」

聖良「悪く思わないでくださいね?」



理亜、聖良 +1歩

ダイヤ -4歩


242: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 01:40:20.99 ID:Dx/Gz9+U

アナ「続いての問題!」

アナ「そういえば…先ほど、ルール説明のときにざわざわっとしましたが、この"ざわざわ"のような擬s\ピンポーン/

アナ「またしても鹿角聖良さん!」

聖良「『オノマトペ』」

アナ「大正解!」

アナ「この"ざわざわ"のような擬声語をフランス語でなんと言う?答えは『オノマトペ』、お見事!」

アナ「それでは3歩進んで…」

聖良「」トコトコトコ

アナ「誰かを道連れにして2歩下がってください!」

聖良「黒澤さんでお願いします」トコトコ

ダイヤ「ええ、喜んで」トコトコ

理亜「お姉さま、この人やる気あるの?」

理亜「ペーパーの人と同じなんじゃないの?」

ダイヤ「…」


243: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 01:40:52.62 ID:Dx/Gz9+U

ダイヤ「戯言を…」

ダイヤ「お遊びは終わりにして差し上げましょう」

鞠莉「ワァオ…♪」

ダイヤ「ルビィ、よく見ておきなさい」

ルビィ「う、うん…」

果南(今回は携帯型の早押し機だし、立っている状態だけど…)

果南(目を閉じて、大和撫子のごとく澄ました姿勢、そしてこの気迫…!)

果南(ダイヤが本気を出したね…)

梨子(ダイヤさんの本気が…)

善子(なによこれ!大会前に感じた以上の気迫じゃない!)

曜(すごい迫力…こんなダイヤさん、初めてだよ…!)


244: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 01:41:36.87 ID:Dx/Gz9+U

アナ「問題、その言葉は─

ダイヤ(名詞を答えさせる問題でしょうか、これまでの傾向では分岐はしなさそうですが…)

─"試験科目による─

ダイヤ(試験…資格?受験…? 科目…5教科、学科…)

選挙"─

ダイヤ(科目…選挙…という意味を持つ言葉は?…昔の中国の登用試験、『科挙』)

─と\ピンポーン/

果南(しばらくはダイヤのターンかな…)

曜(押すの早すぎじゃ…!?)

アナ「…あ、赤のランプは黒澤さん!」

ダイヤ「『科挙』」

アナ「正解…!"試験科目による選挙"という意味を持つとされる、中国・隋の時代から続いた官僚試験を漢字2文字でなんと言う?」

アナ「…という問題でしたが、すばらしい反応速度でした!」

ダイヤ「指名は鹿角理亜さんでお願いします」トコトコ

理亜「ふんっ…次の問題で落としてあげるわ」トコトコ

聖良 +2歩

理亜 -1歩

ダイヤ -5歩


245: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 01:42:08.40 ID:Dx/Gz9+U

アナ「問題、音楽ユニットB'zの曲にもある"Easy co\ピンポーン/

アナ「黒澤さん!」

ダイヤ「『悪銭身につかず』」

アナ「正解!お見事!音楽ユニットB'zの曲にもある"Easy come easy go"とほぼ同じ意味を持つ日本のことわざは?答えは悪銭身につかず」

アナ「悪銭のほかには、あぶく銭身につかずという言い方もあるようですね~」

アナ「それでは3歩歩いて下がる際のご指名をどうぞ!」

ダイヤ「指名は鹿角理亜さんでお願いします」トコトコ

理亜「くっ…」トコトコ


246: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 01:42:56.32 ID:Dx/Gz9+U

アナ「問題、ワーグナーが─

ダイヤ(…ワーグナーはドイツ、楽劇王の別名…)

─作曲した有名なオペラ─

ダイヤ(有名なのは…さまよえるオランダ人、タンホイザー、ローエングリン…ニーベルング、パルジファル…)

─である、"タンホイザー"の─

ダイヤ(タンホイザーの登場人物?エリーザベト、エッシェンバッハ…ヴァルトブルクの歌合戦、夕星の歌?)

正s\ピンポーン/

ダイヤ(正s…は正式名称!)

アナ「黒澤さん!」

ダイヤ「『タンホイザーとヴァルトブルクの歌合戦』」

アナ「三連続、お見事!"タンホイザー"の正式名称はタンホイザーと何?ヴァルトブルクの歌合戦。素晴らし~い!」

梨子(うぅっ…反応できなかった……)

果南(いや…もう問題の読み間違いでもいいってレベルの早さ…)

鞠莉(相変わらず、読みが早すぎるわねぇ…そして冴えてる…)

ダイヤ「指名は鹿角理亜さんでお願いします」トコトコ

ダイヤ「ふっ…次の問題で落として差し上げますわ」ニコッ

理亜「~~~!!」


聖良 +2歩

ダイヤ -3歩

理亜 -5歩


247: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 01:44:00.28 ID:Dx/Gz9+U

アナ「問題、秋の四辺形を構成するのはペガススz\ピンポーン/」

アナ「これは緑のランプ!松浦さん!」

果南「アンドロメダ座」

アナ「…」

果南「…の『アルフェラッツ』」

アナ「っ…正解!」

アナ「秋の四辺形を構成するのはペガスス座に属する3つの星以外ではアンドロメダ座の何?答えは『アルフェラッツ』お見事!」

果南(ペガスス座と何座?って問題かと思ったけど、星の名前まで指定する問題だったか…あぶなかったね…)

アナ「それでは3歩進んで…」

果南「」トコトコトコ

アナ「道連れにする方を選んで下がってください!」

果南「おさんぽ、私も混ぜてよダイヤ」トコトコ

ダイヤ「ふふっ、喜んで♪」トコトコ

理亜「私じゃないの!?」

果南「いや…?鹿角さん…だっけ?貴女のお姉さん?も言ってたけど、このルールだと一番強い人を落とすのが定石だと思うけどね」

理亜「くっ…!」


248: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 01:45:26.73 ID:Dx/Gz9+U

アナ「イ エ ロ ー ストーン国立公園といえば、アメリカにある国立公園ですが→」

アナ「→シルb\ピンポーン/

アナ「紫色のランプ、小原さんお願いします!」

鞠莉「『イギリス』ね」

アナ「正解、お見事!問題はイエローストーン国立公園といえばアメリカにある国立公園ですが…」

アナ「シルバーストンサーキットがあることで有名なシルバーストーンがあるのはどこの国?答えはイギリス、小原さん早かった~!」


249: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 01:46:00.99 ID:Dx/Gz9+U

鞠莉「うっふふ♪シルバーストーンは素敵な町なのよ」

アナ「それでは3歩進んで~…」

鞠莉「」トコトコトコ

アナ「誰かと共に2歩下がっちゃってください!」

鞠莉「かなぁん♪マリーと一緒に下がりましょう♪」トコトコ

聖良「…」

果南「いやいや、ここはダイヤじゃないかな?」トコトコ

鞠莉「私とクイズの相性が悪いのはダイヤより果南だからね♪」

鞠莉「もちろん私と果南の相性はばっちりよ!」

果南「ちょっ…//」


250: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 01:46:35.36 ID:Dx/Gz9+U

アナ「息の長い回答者でいるためには、色々なジャンルの問題に正解出来ないといけません!」

鞠莉(…?)

アナ「問題、捕獲された現地の魚の呼び名に由来する物質で、現在までに構造式が判明しており、かつ、ポリマーではない最大の天然有機化合物といえば何?」

\ピンポーン/

アナ「水色…渡辺さん!」

曜(問題文最後まで聞いちゃった…また果南ちゃんに怒られちゃうかな)

曜「『マイトトキシン』」

アナ「正解!」

アナ「マイトトキシンは海の生物の毒の中では最も強い毒と考えられているもののようです!」

アナ「ふむふむ…なんと、ふぐ毒で有名なテトロドトキシンの100倍以上も強い毒だそうです…!」

アナ「スルー濃厚かと思われた難問でしたが、よく拾ってくれました~!」

曜「えへへ、やっぱり海のことは好きだからいろいろ知っておかないとね!」

果南「むむむ…」


251: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 01:47:06.74 ID:Dx/Gz9+U

アナ「それでは3歩進んで…」

曜「」トコトコトコ

アナ「誰かと共に2歩下がってください!」

曜「うーん…やっぱり果南ちゃんかなぁ…」

果南「ふふっ」トコトコ

曜「早押しじゃなかったらいいんだけど」トコトコ

果南「グロ専の曜には早押しじゃないと勝てないからね」

曜「えー、でもさっきのは果南ちゃんも知ってたんじゃないの?」

果南「聞いたことはあったけどさぁ…シガトキシンの方が有名じゃない?」

曜「あー、そういえばそうかも!」

理亜「…」


252: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 01:47:43.12 ID:Dx/Gz9+U

アナ「問題、キリスト教の礼拝における祈りの一つである"キリエ・エレイs\ピンポーン/

アナ「おおっと、オレンジ色のランプ、国木田さん!」

花丸「『主憐れめよ』」

アナ「大正解!問題はキリスト教の礼拝における祈りの一つである"キリエ・エレイソン"を日本語ではどういう意味?というものでした」

ルビィ「花丸ちゃん!」

花丸「えへへ…これはオラが答えないとね♪」

アナ「ちなみに、西方教会の『主よ、憐れみたまえ』等の解答ももちろん正解となります」

アナ「それでは国木田さんも3歩進んで…」

花丸「」トコトコトコ

アナ「誰か一人を指定して2歩お下がりください!」

花丸(オラがあの人を指名していいのかな…)

ダイヤ「お気になさらずに…」

花丸「はいっ…!」

花丸「鹿角理亜さんを指名します」トコトコ

理亜「ふんっ…」トコトコ

ルビィ「花丸ちゃん…」

ルビィ(ありがとう…)


253: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 01:48:18.43 ID:Dx/Gz9+U

聖良 +2歩

花丸、曜、鞠莉 +1歩

果南 -3歩

ダイヤ -3歩

理亜 -7歩→失格

10問目


アナ「続いての問題!日本の都道府県で面積に対する河川の割合が最も高いのはなn\ピンポーン/

アナ「紫は小原さん!」

鞠莉「『埼玉県』♪」

果南(うーん…パラレルかと思って押すのがちょっと遅れたかな…)

アナ「お見事!河川の割合が最も高いのは埼玉県!お見事です!

鞠莉「それじゃあ果南、一緒に行きましょう♪」トコトコ

果南「厳しいね…」トコトコ


254: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 01:49:08.82 ID:Dx/Gz9+U

アナ「続いての問題、さて…今はなんm\ピンポーン/

善子「『12問目』」

アナ「早い!そして正解!今は何問目?は12問目!」

アナ「この問題は読ませていただきたかったですね~…」

善子「いやっ…えっと……その…」

アナ「とりあえず進んで戻っちゃってください!」

善子(直接対決じゃないから曜さんを指名しても意味無いし…)

善子「誰でもいいってのは無しなの?」

アナ「うーーん、あくまでも道連れを選んでもらうのでお任せは無しの方向で!」

善子(準決勝、あんまり簡単な問題は出なさそうだけど…)

善子(まあ、易問ゲッターを早めにつぶす方がいいわよねぇ)

善子「鹿角さん?で」トコトコ

聖良「」トコトコ


鞠莉 +2歩

花丸、曜、善子 +1歩

聖良、梨子 0歩

ダイヤ -3歩

果南 -5歩


255: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 01:49:50.04 ID:Dx/Gz9+U

……

千歌「13問目からダイヤさんが4連続正解で果南ちゃんがまさかの失格!そして聖良さんを一気に-6歩に!」

ルビィ「しかし聖良さんが2連続正解でお姉ちゃんが-3歩になっちゃった!」

千歌「曜ちゃんも梨子ちゃんも負けじと1問ずつ正解!ダイヤさんと聖良さんがさらに-2歩!」

千歌「善子ちゃんはダイブ気味にボタンを押すも不正解…!」

ルビィ「お姉ちゃん、-5歩でもう後がないよぅ…」

13問目 ダイヤ○→果南(失格)
14-16問目 ダイヤ○→聖良
17問目 善子×
18-19問目 聖良○→ダイヤ
20問目 善子×
21問目 曜○→ダイヤ
22問目 梨子○→聖良


256: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 01:50:25.88 ID:Dx/Gz9+U

アナ「23問目、イメージカラーである6色のレインボー\ピンポーン/

アナ「早い、桜内さん!」

梨子「えっと…『LGBT』?」

アナ「正解!イメージカラーである6色のレインボーでも有名な、性の多様性を訴える人々の四つの用語の頭文字から作られた言葉と言えば…LGBTです」

梨子「良かった…正解出来た…」

ダイヤ「ふふっ、素晴らしい反応ですわ!」

アナ「桜内さん、それでは進んでご指名をどうぞ!」

梨子「…鹿角さんで」トコトコ

聖良「負け…ですね……」トコトコ



曜、鞠莉、梨子+2歩

花丸 +1歩

善子 -1歩

ダイヤ -5歩

聖良 -7歩→失格


257: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 01:52:57.28 ID:Dx/Gz9+U

善子(これで問題をつぶさなくても良くなったわね…!)

鞠莉(ヨハネはやっぱり北海道の人が答えそうな問題をブレイクしてたわけね…♪)

果南(こういうのは知っている同士でやるとこうなるか…今回はルールに恵まれなかったかな)


258: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 01:53:26.08 ID:Dx/Gz9+U

花丸(オラはあと1問正解出来れば…)

梨子(私が連続正解出来るなんて…!でも、私は下げられていないからこの位置なんだよね…)

曜(あと1問正解して鞠莉さんを下げられれば…)

ダイヤ(ふふっ…おそらく後2問か…もしくは7問…?)

ダイヤ(私はこれまででしょうね)


259: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 01:54:02.68 ID:Dx/Gz9+U

アナ「続いての問題!アメリカの生物学者であるホイタッカーが提唱した五界説の中で\ピンポーン/

アナ「白のランプ、津島さん!」

善子「ヨハネよ!答えは『モネラ界』!」

アナ「お見事!ホイタッカーが提唱した五界説の中で原核生物の細菌類及び藍藻類を分類したのは何界?」

アナ「モネラ界に属していた細菌は現在は遺伝子学的および細胞の性質により真正細菌とアーキア(古細菌)に分類されるため、モネラ界という分類は無くなってしまったそうです!」

アナ「ちなみに分類学といえばリンネですね~」

アナ「それでは津島さん、ご氏名をどうぞ!」

善子「ダイヤ、一緒に堕天しましょう?」トコトコ

ダイヤ「お見事でしたよ、ヨハネさん…ふふっ」トコトコ

善子(あとはリリーとマリーを下げれば曜さんと…!)


曜、鞠莉、梨子+2歩

花丸 +1歩

善子 0歩

ダイヤ -7歩→失格


260: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 01:54:44.90 ID:Dx/Gz9+U

アナ「それでは…準決勝最後の問題!」

善子(最後って…それじゃあ最高でもサドンデスにしかならないじゃない…)

アナ「この準決勝のルーr\ピンポーン/

アナ「!」

アナ「紫のランプ…小原さん!どうぞ!」

ダイヤ(鞠莉さん!?)

果南(鞠莉はほぼ勝ち抜け確定なんだからそんな博打に出なくても…)

鞠莉(うっふふ♪最後の問題はおそらく『3歩進んで2歩下がる』…あの有名な歌に関する何かを聞くはずよ…)

鞠莉(答えは、タイトルの『三百六十五歩のマーチ』、歌手の『水前寺清子』あたりかしら?)

鞠莉(うーん…もしかして、あの時のセリフって……)

鞠莉「『星野哲郎』」


261: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 01:55:29.19 ID:Dx/Gz9+U

アナ「せいかい…です…!正解でーす!!」

アナ「なんと超能力か何かでしょうか!?」

鞠莉「ふふっ、マイトトキシンの時にこうおっしゃってましたよね?『息の長い回答者でいるためには』って」

鞠莉「これ、三百六十五歩のマーチの作詞した星野の言葉をなぞったものじゃないかって思ったから♪」

アナ「もう何も言う必要はなさそうですね~…お見事です!」

千歌「どういうこと?」

果南「このアナはたまに雑談っぽいところからクイズに持っていくところがあってね」

果南「最後の問題もこの準決勝のルールは3歩進んで2歩下がる、人生ってそんなものって言ってたよね?」

果南「みたいな話から、問題は3歩進んで2歩下がるで有名な三百六十五歩のマーチを作詞したのは?って問題だったんじゃない?」

果南「もちろん歌手の水前寺清子って可能性は十分あるけどね…」

千歌「へ~…」

鞠莉「それじゃあマルを指定するわ」

花丸「ずらっ!?」

鞠莉「ふふっ、ごめんなさい♪」


262: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 01:56:07.41 ID:Dx/Gz9+U

鞠莉「えっと…北海道の人?」

鞠莉「クイズはね…本気で楽しんだ者が勝ちなのよ」

ダイヤ「そうですわね…」

ダイヤ「競争するだけ、それで本当に良いのでしょうか?」

果南「皆で高めあって…たまにはフザけあったりして、それくらいでいいんじゃないの?」

果南「必死になりすぎると負けたときどうなるか、経験してみるのもいいかもね」

鞠莉「それに…ね、ダイヤ♪」

ダイヤ(鞠莉さん…!)

ダイヤ「それに、貴女方が解いた問題…予選前のペーパーテストより簡単ではありませんでしたか?」

理亜「くっ…」

鞠莉「クイズで勝ってもこんな風に人の事を馬鹿にすることだけは絶対にやってはいけないわよ?」

聖良「ふふっ、見くびっていました」

聖良「…今回は全てにおいて、私たちの負けのようですね……」


263: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 01:56:56.56 ID:Dx/Gz9+U

……

アナ「決勝戦は小原さん渡辺さんと桜内さんの3名によるクイズ…

鞠莉「うぅっ…」

アナ「どうされましたか小原さん?」

鞠莉「チョットズツウガイタイデス…オナカモフクツウデス……」

アナ「…」

ダイヤ「鞠莉……さん…?」

果南「嘘だよね?鞠莉……」

鞠莉「お昼に食べたお刺身にアニサキスが山ほど感染していた可能性があるわね……」

鞠莉「胃壁が蝕まれているようなこの感覚は1年前にも体験したもの……」

鞠莉「曜、リリー……」

鞠莉「マリーはここでギブアップ……二人の戦いを見守ることが出来ないのが残念ね…」

鞠莉「チャオ~♪」

果南(ダイヤ…)

ダイヤ(ええ…)

ダイかな((あれ、絶対嘘だよね(ですわ)……))

鞠莉「ちかっち…」

千歌「?」

鞠莉「…がんばるのよ」

千歌「…でも私は……」


264: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 01:57:32.23 ID:Dx/Gz9+U

アナ「えーーーっと、決勝戦は小原さん渡辺さんと桜内さんの3名によるクイズですが、敗者復活戦を行おうと思います!」

アナ「と言おうとしたのですが…」

アナ「小原さんがアニサキスで緊急入院することになってしまいましたので、渡辺さんと桜内さんプラス敗者復活1名の3名で決勝戦を行いまーす!」

アナ「敗者復活は準決勝はもちろん、予選敗退した皆にチャンスがあるので頑張っちゃってくださーい!」

善子「ふふっ、この私にもチャンスが回ってきたわけね!」

花丸「オラも出られるの?」

ルビィ「う、うん…」

千歌「私も大丈夫なの?」

果南「そうみたいだね」

ダイヤ「…私は遠慮しておきますわ」


265: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 01:58:08.51 ID:Dx/Gz9+U

アナ「問題、名古屋市の市章にもなっている尾張徳川家の合印を持ってきてください」

アナ「制限時間は30分!携帯電話等を使用しての検索は禁止とさせていただきまーす!」

善子「30分!?あそこに行くしか!」

ルビィ「うぅ…分かるけど持ってくるってどういうことなんだろぅ…」

千歌「今持ってきてって言ったよね?」

果南「うん…」

曜「私もそう聞こえたかな…」

ダイヤ「ええ、古くからこの名古屋市に所縁のあるものですので、お土産物屋さんや定食屋などで探せば見つかるかもしれませんよ」

千歌「それって、もしかして…これ?」

曜「それって…」

梨子「ひつまぶし屋さんの割りばし!?」


266: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 01:59:03.90 ID:Dx/Gz9+U

ダイヤ「その箸袋に描かれているのが通称『まるはち』と呼ばれるものです」

ダイヤ「尾張徳川家の合印にして名古屋市の市章にもなっているものですね」

千歌「ってことは…」


267: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 01:59:30.94 ID:Dx/Gz9+U

アナ「どうされました?紙に自分で書いたりしたものや写真は受け付けられ…」

アナ「ってそれですよ!正解の品物は!」

アナ「いやー、まさか高海さんがすでに持ってらっしゃったとは~」

アナ「ご当地問題でトリッキーな感じに出来たと思ったのですが……」

アナ「正解は正解なので、高海さん、決勝戦に進出~~~!」

千歌「え~~~~~!?」


268: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 02:00:05.88 ID:Dx/Gz9+U

アナ「というわけで…決勝戦は渡辺さん、桜内さん、そして敗者復活の高海さんの3人で行いま~す!」

善子「リリー!私の分まで頑張るのよ!!」

ルビィ「曜さん…がんばってください…!」

花丸「千歌さんもマルの分まで頑張ってね!」

ダイヤ「奇しくも2年生対決となりましたが…まさか鞠莉さんはこうなることを予測して…?」

果南「いやいや…まさか…」

アナ「決勝戦は、○×、四択、ボード、早押しの4種類のクイズ形式をそれぞれ行い…」

アナ「各形式でトップになった回数が最も多い方を優勝とします!」

ダイヤ「なるほど…各形式に苦手なものがあればそれだけで不利になると言うことですね」

アナ「早押し以外の各形式は3人同時に答えていただきまーす!」

アナ「勝利の条件も各形式で異なりますのでご注意をー!」

アナ「全ての形式で問題数の上限を設けております!」

アナ「例えば○×は30問までは用意していますが、そこまでには至らないと思いますねー…」

果南「…!」


269: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 02:00:39.92 ID:Dx/Gz9+U

アナ「それでは…準決勝を勝ち抜いた渡辺さんか桜内さん、どちらかお好きな形式をご指定ください!」

曜「梨子ちゃんは何がいい?」

梨子「うーん、ボードがいいかなぁ…曜ちゃんは?」

曜「私は○×が苦手だから逆に早めにやりたいかも?」

梨子「うん!それだったら○×にする?」

曜「いいの?」

梨子「うん、早めにプレッシャーかけておきたいし♪」

曜「苦手形式でも負けないよ!」

曜「ということで○×でお願いします!」

アナ「それでは○×形式にて出題!」

果南(曜は気がついたかな)

ダイヤ(問題数に上限があると言うことは…この決勝戦も問題が進むごとに難しくなるということ、でしょうか…)

ダイヤ(鞠莉さん、聞こえますか?)

鞠莉『ええ、バッチリ聞こえるわよ!』

鞠莉『ふふっ…未来のクイズクイーン達の御手並拝聴といこうかしら♪』


270: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 02:01:20.63 ID:Dx/Gz9+U

アナ「○×クイズー!」

アナ「みんなー、はっちゃけてるかーい?」

アナ「ルールは簡単、問題に対して○か×の答えと思う方を回答してください!」

アナ「不正解の時点で○×クイズの解答権が無くなる…つまり失格となりまーす!」

アナ「そして、○×クイズは正解者が一人以下になるまで続きます!」

アナ「例えば、20問目で二人残っていた場合、二人とも不正解だった場合は二人とも失格なので勝者は無しという扱いになります!」

アナ「なお、問題数上限の30問目を二人以上が正解した場合、正解者全員が勝利となります!」

アナ「以上でーす!」

曜「とりあえず正解し続ければいいってことかな…」

アナ「そのとおりー!」

千歌「分からなくっても50%で正解出来るんだよね!頑張らなくっちゃ!」

梨子「○×クイズは出題者との心理戦って面もあるから、苦手な人はとことん苦手みたい…」


271: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 02:01:51.64 ID:Dx/Gz9+U

アナ「○×第1問!チェスは白が先手である。○か×か?」

千歌[×]
曜[○]
梨子[○]

千歌「あれ?黒が先じゃないの?」

曜「黒が先なのはオセロかな?」

梨子「囲碁もそうだよね」

千歌「えーーー!」

千歌「私失格なのー?」

アナ「はい…残念ながら…」



アナ「○×第2問、唐の時代の詩人で、『詩仙』と称されているのは杜甫である。○か×か?」(×→李白)

アナ「○×第3問、空気中と水中では、空気中の方が速く音が伝わる。○か×か?」(×→水中の方が速い)

アナ「○×第4問、西洋料理では、中座の際にナプキンを椅子の上に置くのが正しいマナーである。○か×か?」(○→テーブルに置くのはNG)


272: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 02:04:12.41 ID:Dx/Gz9+U

……

アナ「○×第15問、製図で用いられる正投影図法の一つである第三角法。この第三角法で書かれている図面に使われる記号は次のうちどっち?」

[A] ◎□ [B] □◎ ※□は台形を表わしているということにしてください

曜(うーん…第三象限に物を置いて考えるから…)

梨子(12,3問目からはほとんどあてずっぽう…わからないよ…)

曜(垂直面に移されるのが横から見た図=台形だったはず…!)

曜[A]
梨子[A]

アナ「お二人とも正解です!」

アナ「第三角法は投影面を直行させた場合で考えると、左下に物を置いた際の投影となりますので…」

アナ「上から見た◎は水平面に映されるので左側に、横から見た台形は垂直面に映されるので90°反時計回りに回転させた右側に来ることになります!」

アナ「言葉だと分かりづらいですね~」

アナ「テレビだと説明図が出てくるんですけどね~…」


273: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 02:04:54.96 ID:Dx/Gz9+U

アナ「○×第16問、豊田市を中心に流通している地域通貨の"おむすび通貨"は"1おむすび"で100円と同等の価値がある。○か×か?」

ダイヤ「果南さん…ご存知ですか……?」

果南「いや…ご当地とは言ってもさすがに県内全部の話題を拾うのはちょっとね……」

梨子(聞いたこと無いなぁ…)

曜(おむすび通貨ってことは、アナウンサーの人が言ってた1おむすびはおにぎり1個分ってこと…?)

曜(コンビニのおにぎりは大体100円…!)

善子「ルビィ、わかる?」

ルビィ「ううん…聞いたこと無いよ……」

花丸「ルビィちゃんでも分からないんだ……」

アナ「さあ、それでは答えをどうぞ!」

曜[○]
梨子[×]


アナ「おーっと、16問目にして二人の回答がついに分かれましたー!」

アナ「正解は……」


274: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 02:05:31.26 ID:Dx/Gz9+U

アナ「×!桜内さんの正解でーす!!」

曜「うぅ…」

梨子「当たったの…!?」

アナ「"1おむすび"は、おむすび1個分のお米の価値と設定されていて、日本円にして50円の価値があるとのことなのでーす!」

アナ「商店街などで使用できるこのおむすび通貨ですが…」

アナ「一番の特徴は、こども夢の商店街という子供が運営するお店で買い物ができる唯一の地域通貨というところです!」

アナ「子供の頃から商売や流通について実際に体験ができるというところが素晴らしいと私は思いますねー」

曜(そっか…コンビニで買えるおむすびじゃなくって、お米としてのおむすびの価値だったんだ…)

曜(やっぱり○×は奥が深いなあ……)

曜「あの…ちなみに30問目はどのくらいの難しさなのですか?」

アナ「おおー、渡辺さんもグロマニアですねーー」

アナ「ついでに問題を出しちゃいましょう!」


275: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 02:07:01.09 ID:Dx/Gz9+U

アナ「泣いても笑っても○×ラストの30問目!」

アナ「1977年にノーベル医学・生理学賞を受賞したロジェ・ギルマンとアンドリュー・シャリーのうち…」

アナ「黄体形成ホルモン放出因子に"LH-RH"という名前を付けたのはロジェ・ギルマンである?○か×か?」

アナ「答えは×!アンドリュー・シャリーでした~!」


276: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 02:07:32.03 ID:Dx/Gz9+U

曜「…」

アナ「ギルマンは同じホルモンに対してLRF (luteinizing hormone-releasing factor) という名前を付けたとのことですねー」

梨子「…」

アナ「ちなみにシャリーの名付けたLH-RHはluteinizing hormone-releasing hormoneでLRFと意味は同じなのです!」

善子「…」

アナ「なお、現在はLH-RHやLRFと言う名前では呼ばれておらず…」

花丸「…」

アナ「GnRH (Gonadotropin releasing hormone) 、つまり性腺刺激ホルモン放出ホルモンと呼ばれておりまして~……」

ダイヤ「…」

アナ「ちなみにゴナドトロピンは性腺刺激ホルモンで、GnRHはそれを出すためのホルモンです」

ルビィ「…」

アナ「二人はその構造を決定した功績でノーベル賞をですね~…」

千歌「…」

アナ「…え~っと、ロジェ・ギルマンとアンドリュー・シャリーのホルモン構造決定論争も有名なのですが~……」

果南「…」

アナ「やっぱり、難しすぎますよね~…あはは…」

鞠莉『…』


277: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 02:08:01.93 ID:Dx/Gz9+U

アナ「というわけで、○×クイズは見事桜内さんの勝利となりました!」

アナ「後2形式で桜内さんが単独勝利すれば、4形式目を待たずに優勝となりまーす!」

アナ「続いての形式はどうされますか?」

梨子「えっ、私!?」

アナ「はい!先ほどは渡辺さんが選んだということで桜内さんにも選ぶ権利がございまーす!」

梨子「うーん…曜ちゃんに早押しで勝てなさそうだし…」

梨子「ボードで勝てれば…!」

アナ「よーし、それじゃあボード形式でいっちゃいましょー!」

アナ「ボード形式はボードに回答を書いていただきます!」

アナ「人名や○○の漢字と指定された場合は正しい漢字が必須となります!」

アナ「たとえば、はしご高や渡辺の邊と邉の使い分けなども正しくお願いしまーす」

千歌「ええ~~!」


278: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 02:08:32.63 ID:Dx/Gz9+U

花丸「千歌さんは書き取りがすごく苦手だったずら…」

善子「そうなの?…って私も別に得意じゃないけど」

花丸「四択の場合は数字やアルファベットだから間違えたりはしないけど…」

花丸「ボードだと普通の漢字もよく間違えてたずら…」

ルビィ「ルビィも書き取りは得意じゃないよぉ…」

ダイヤ「ルビィ、また習い事を始めるつもりは有りますか?」

ルビィ「ピギィ!?も、もうやりたくないよ…」

果南「あっはは、まあ習字よりは漢字検定とかのほうがいいんじゃない?」

鞠莉『私も小難しい漢字は苦手なのよねぇ…一緒に検定やりましょう?』

果南「私は遠慮しとくよ…」


279: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 02:09:04.28 ID:Dx/Gz9+U

アナ「さて…ボード形式は10問しかありません」

アナ「さらに間違えても失格にはなりません!」

アナ「ただし…間違えたり無回答の場合はマイナス1ポイントとなります!」

アナ「正解が複数ある場合もありますのでご注意を~」

アナ「その場合、正解が1つでもあれば減点は有りませんが…」

アナ「複数回答したものが間違えていたら、間違えた分のマイナスは増える仕組みでーす!」

曜(これって…)

梨子(善子ちゃんの一問多答の時と似たルールかな…)

千歌(1つでも正解すれば残りの答えがわからなくても減点されないのはいいね~)


280: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 02:09:33.06 ID:Dx/Gz9+U

アナ「さてボード第一問、敬語の『うけたまわる』を漢字で書いてください」

千歌[承る]
曜[承る、受け賜わる]
梨子[承る、受け賜わる、享け賜わる]

千歌「えー!?何でそんなにあるのー?」

曜「あー、天から享けるっていうのも有りなんだね…」

梨子「ふふっ♪ダイヤさんのちょうk…教えのおかげかな♪」

果南「ねえダイヤ」

ダイヤ「何でしょう」

果南「…何でもない」

鞠莉『リリーは地獄を見てきたのね~…』


281: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 02:10:03.54 ID:Dx/Gz9+U

アナ「3人ともすべてせいかーい!」

アナ「ですが、高海さんは1ポイント、渡辺さんは2ポイント、桜内さんは3ポイントと点数に差が出ました!」

アナ「続いて第2問!」

アナ「夜空に輝く88星座のうち、半濁音ではじまる星座をお答えください!」

千歌(ええ~~~!?)

千歌(半濁音ってパとかピとか?)

千歌(そ、そういえば!果南ちゃんが答えた問題でペガスス座って問題が出たような~……)

梨子(うーんペルセウスとペガススかな?パ、ピ、プ、ポではじまる星座って…ないよね?)

梨子(コンパス座は違うし…)

曜(これ間違えたら果南ちゃんに何て言われるかな…あはは……)

千歌[ペガスス]
曜[ポンプ、ペガスス、ペルセウス]
梨子[ペガスス、ペルセウス]


282: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 02:11:03.28 ID:Dx/Gz9+U

アナ「答えは、ペガスス、ペルセウス、ポンプ座の3つ!渡辺さんパーフェクト~~!」

アナ「ポンプ座は水をくみ上げる、いわゆる普通のポンプではなく真空ポンプがモチーフとなったもののようです!」

アナ「近代(18世紀あたり)に作られた星座の特徴でもある、明るい星が無い星座です!」

アナ「なお、日本からはほとんど見ることが出来ない南天の星座です!」

果南「よし!」

ダイヤ「さすがに88星座は全て分かるようですね!」

善子「88星座が分かってもクイズでもよくある濁点ではじまる都道府県とか、パッと言われてもすぐに思いつかないじゃない?」

ルビィ「うん…こういう問題が早押しで出ちゃうと一瞬戸惑っちゃうよね…」

花丸「鞠莉さんはこんな問題も想定して引き出しを増やしてって言ってたのかなぁ…」

鞠莉『イェース!はじまり問題は星座や都道府県を一つ一つ思い出すより…』

ダイヤ「ええ、そのお題となった文字から始まるものを思い出した方が早いと思いますわ」

アナ「高海さんが2ポイント、渡辺さんと桜内さんが5ポイント!からの第三問!」


283: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 02:11:37.21 ID:Dx/Gz9+U

……

千歌 11ポイント
梨子 23ポイント
曜 22ポイント

アナ「第8問!ちょっと変わった問題で、『髭』、『髯』、『鬚』とヒゲには3種類の漢字がありますが、これらを表わす部位をそれぞれ答えてください!」

アナ「1つの漢字につき、1ポイント差し上げまーす!」

千歌(えーーー!?)

千歌(ひげはひげじゃないのー!?)

梨子(部位って…その…口とか顎とか?)

曜(髯は象形文字…たしか頬のヒゲのこと…)

曜(後は…)

千歌[髭…口のひげ]
曜[髭…顎、髯…頬、鬚…口]
梨子[髭…口のひげ、髯…頬のひげ、鬚…顎のひげ]


284: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 02:12:10.11 ID:Dx/Gz9+U

アナ「答えは…桜内さんの正解!」

アナ「鬚の須という漢字はあごひげの老人を描いた象形文字だそうです!」

アナ「髯の冉は頬のひげを表わした象形文字!ということで桜内さんがリード!」

千歌 12ポイント
梨子 26ポイント
曜 21ポイント

曜(5ポイント差…)

曜(このまま私が答えられなかったらもう…)

梨子(後2問、このまま無回答でも勝てるかもしれないけど…)

 『クイズは全力で楽しむものよ!』

梨子(そんなの面白くないよね、鞠莉さん♪)

千歌(私はやっぱりだめなのかな~~)

曜(千歌ちゃん…)


285: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 02:13:12.85 ID:Dx/Gz9+U

アナ「第9問!かつて北アメリカに存在したアメリカ連合国の州のうち、1861年2月にアメリカ連合国が結成された時に所属していた州をすべて答えてください!」

千歌(これじゃあもう多答問題だよ~)

梨子(えぇっと…南部にある州だと思うんだけど…)

曜(ここで巻き返す!)

千歌[ふろりだ、ジョージア、サウスカロライナ、サウスダコタ]
曜[サウスカロライナ州、ミシシッピ州、フロリダ州、アラバマ州、ジョージア州、ルイジアナ州]
梨子[フロリダ、ジョージア、ルイジアナ、テキサス、アリゾナ、ニューメキシコ]

アナ「これは驚き!渡辺さんパーフェクトォ!」

曜「やった!」

梨子「ただ単に南ってだけじゃなくって、南東の方なんだ…」

千歌「わかんないけどサウスダコタは違うの?」

果南「サウスダコタは名前に南ってついてるけどメキシコよりはカナダに近いところにあるんだよ」

千歌「うーん…」

千歌 14ポイント
梨子 26ポイント
曜 27ポイント


286: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 02:13:57.51 ID:Dx/Gz9+U

曜(これで次問題を取れれば!)

梨子(うぅっ…ここでとれないと…)

千歌(最後の問題は100万ポイントでーす!…って言ってくれないかなぁ~)

アナ「第10問!スノッリの『エッダ』第1部『ギュルヴィたぶらかし』でガングレリと名乗ったギュルヴィの前に現れた3人の男の名前をお答えください!」

千歌「」

梨子「」

曜「」

善子「!!!」

善子(ハール、ヤヴンハール、スリジ!このヨハネの超萌え問じゃない!!)

花丸「善子ちゃん…」

ルビィ「目がきらきらしてるよぅ…」


287: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 02:14:26.85 ID:Dx/Gz9+U

アナ「正解はハール、ヤヴンハール、スリジの3人です」

アナ「この3人の男の名前ですが、ギュルヴィたぶらかしでは主神オーディンの別の名前との記述がございます!」

善子「ふっ…ラグナロクも近いわね…」

花丸「何言ってるずら…」


288: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 02:14:57.07 ID:Dx/Gz9+U

アナ「桜内さんと渡辺さんが共に1勝を手にして第3回戦!」

アナ「お次は高海さんが形式を選べますが…」

千歌「う~…もしかして次の形式で勝てなかったら私は4回戦に参加できないの~?」

アナ「いいえ!決勝戦は優勝が確定するまでは全員参加していただきます!」

千歌「でもそれって…」

千歌(ただの数合わせじゃん…)

曜(千歌ちゃん…)

千歌「だったら四択にする!」

千歌(鞠莉さんと一緒にやった形式だから…もしかしたら知ってる問題が出るかも…!)


289: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 02:15:30.23 ID:Dx/Gz9+U

アナ「四択クイズ!こちらも○×と同様に3人同時に回答していただき、不正解の方は解答権が無くなりまーす!」

アナ「四択は全部で20問!」

アナ「では早速第1問!スキージャンプ競技のレコード記録の事をバッケンレコードと呼びますが、このバッケンとは次のうちどの国の言葉?」
1. ドイツ 2. スウェーデン 3. ギリシャ 4. ノルウェー

千歌[4]
曜[4]
梨子[4]

アナ「皆さん正解!ジャンプ競技を行う場所の事をノルウェーでは『バッケン』と呼ぶことに由来するそうですね~」

アナ「さらに、着地の際に決める『テレマーク姿勢』のテレマークもノルウェーの地名だそうですね~」

千歌「よかったぁぁ~~テレマークの方は知らなかったよ~~」

梨子「私なんてバッケンの事も知らなかったんだけど、ダイヤさんに教えてもらったんだ」

曜「お~、一か月の成果が出てきたわけだね!私も負けないよ、ヨーソロー!」


290: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 02:15:58.24 ID:Dx/Gz9+U

アナ「四択問題第7問!バヌアツの首都は次のうちどこでしょう?」
1. スバ 2. フナフティ 3. ポートビラ 4. ヌクアロファ

千歌[3]
曜[3]
梨子[4]

アナ「正解は3番のポートビラ!近年ではサイクロンの被害による痛ましい風景がニュースとして流れました…」

アナ「バヌアツ共和国はシェパード諸島に位置する国で、レジャーなどの観光業が盛んでございまーす!」

梨子「うーん…一応世界の国の首都とかは勉強したんだけどね…」

曜「やっぱりあまり聞かないところだと間違えちゃうよね…」

梨子「鞠莉さんは行ったことあるのかな?」

千歌「うん、火山に登った写真を見せてもらったりしたよ!」

梨子「やっぱり…」


291: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 02:16:26.96 ID:Dx/Gz9+U

アナ「四択問題!Bluetoothのロゴ( >B の様な形のもの)の元となった文字は次のうち、どれ?」
1. ロンゴロンゴ 2. ルーン文字 3. 線文字B 4. カタカナ」

千歌[2]
曜[2]

アナ「正解!Bluetoothはノルウェーとデンマークの交流のきっかけとなったデンマークの王様に由来するそうです」

アナ「その王様のイニシャルであるHとBを組み合わせたのが、今皆様が目にしているBluetoothのロゴとなったものでございます!」

千歌「曜ちゃん知ってた?」

曜「うん、無線イヤホンで音楽聴いてるときに出てくるマークってなんだろって思って調べたことがあるよ」

千歌「へー…」

千歌「やっぱり気になった時にすぐ調べることって大事なんだね!」

曜(千歌ちゃんに聞かれた時のために色々調べてたなんて言えないであります!)


292: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 02:16:59.94 ID:Dx/Gz9+U

……

アナ「四択問題第9問目!仏教用語ではないものは次のうちどれ?
1. 金輪際 2. 律儀 3. 言語道断 4. 助長

千歌(用語問題!)

曜(曜語問題、なんちゃって♪)

千歌(…鞠莉さんの四択は大体こんな感じの問題が多かったなぁ~)

曜(うーん…)

千歌(鞠莉さんの問題でアレは確か古文が由来だったから…)

千歌「よしっ!」

曜(千歌ちゃんはこの問題分かるんだ…)

千歌[4]
曜[2]

アナ「正解は…」

アナ「4番、助長!高海さん、お見事です!」


293: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 02:17:37.83 ID:Dx/Gz9+U

アナ「ちなみに金輪際は、各世界を表わす三輪のうちの金輪と水輪の接する部分、つまり際を意味しているようで…」

アナ「金輪の最も底までというところから元々は『底の底まで』として使われていたようです」

アナ「近代からは、『金輪際クイズしない』のように否定形と組み合わせで『絶対~ない』などの意味でつかわれていますね~」

アナ「…というわけで四択は高海さんの勝利!おめでとうございまーす!」


曜「千歌ちゃんおめでとう!」

千歌「曜ちゃんに勝てるなんて夢にも思わなかったよ~!」

梨子「おめでとう♪」

千歌「二人ともありがとう!やったぁ~~」

果南「曜があんな問題間違えるかなぁ…」

ダイヤ「ええ、あの手の問題はむしろ好物かと思ったのですが…」

鞠莉『ふーん…曜が語源問題をミステイク……?』

善子「へー…曜さんにも弱点があったのね!」

花丸「オラはちゃんとわかったよ!」

ルビィ「さすが花丸ちゃんだね♪」


294: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 02:18:18.18 ID:Dx/Gz9+U

アナ「それでは5分休憩ののち、泣いても笑っても次で勝敗が決まる!早押しクイズを再開します!」

果南「曜…ちょtt

千歌「よーちゃん!一緒にトイレいこー♪」

曜「あっはは♪うんっ!」

果南「ちょっと千歌!」

ダイヤ「ふふっ、高海さんに任せた方が良いのではないでしょうか」

果南「…そうだね」

鞠莉『ちょっと席をはずすわね』

ダイヤ「鞠莉さん…」

善子「まさか3人とも1勝でラストに行くとも思わなかったわ」

花丸「でも千歌さんはやっぱり四択は強くなってたよ」

ルビィ「うん、不正解選択肢をいくつか消せてる感じだったし…」


295: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 02:19:27.04 ID:Dx/Gz9+U

千歌「次、ほんとの決勝戦だね」

曜「うん!まさか千歌ちゃんと梨子ちゃんと決勝戦で戦うとは思ってなかったから楽しみだよ!」

曜「しかも3人で1勝ずつなんt

千歌「よーちゃん…」


296: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 02:19:57.84 ID:Dx/Gz9+U

曜「どうしたの?」

千歌「なんで?どうしてさっきわざと間違えたの?」

曜「…さっきって、仏教用語の問題?あれは私は2つにまで絞れたんだけど分からなk

千歌「そんなの、嘘…」

千歌「だって!私の知ってる曜ちゃんはあんな問題全部分かるもん!」

千歌「私が分からなかったらこれはこうなんだよ!…って全部教えてくれるもん!」

千歌「手加減されてまで勝ちたいなんて…」

千歌「思ったこと無いよ…」

千歌「私は全力でやってるんだよ?」

曜「…」


297: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 02:20:38.97 ID:Dx/Gz9+U

曜「…うん」

曜「私が間違ってた」

千歌「…うん」

曜「だから、目を覚ましてやるって感じで…」

曜「私の事……」

千歌「曜…ちゃん……」

千歌「よーちゃんの、アホーーーーー!」

曜「ち…千歌ちゃん!?」

千歌「一度言ってみたかったんだ!」

千歌「だって、曜ちゃん昔から物知りで…」

千歌「私が曜ちゃんに教えられることなんて無かったから…」

千歌「あほー!なんて一生言えないから…」

曜「…」

千歌「…でも」

千歌「ごめん」

曜「…」


298: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 02:21:09.87 ID:Dx/Gz9+U

曜「ふふっ…」

曜「あははっ!」

曜「私が知らなくって千歌ちゃんだけが知ってること、あるじゃん!」

千歌「曜…ちゃん…」

 「あの時の千歌ちゃん、目が輝いてたもんね」

 「たぶん、千歌ちゃんが一番知ってるんじゃないかな」

 「新しいことを知った時の喜び!」

曜「千歌ちゃんが新しいことを知った時のあの顔…私大好きだよ」

千歌「だっ…大好きって……」

曜「」

千歌「…///」


299: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 02:21:49.07 ID:Dx/Gz9+U

ようちか「「あはは♪」」

千歌「たぶん…ううん、絶対曜ちゃんには勝てないと思うけど…」

千歌「がんばります!」

果南「ほら」

ダイヤ「ですわね」

ヴ-.. ヴ-...

千歌「でんわ…?」

鞠莉『ハローちかっち♪」

千歌「鞠莉さん!?体調は大丈夫なんですか!?」

鞠莉『体調?ワッツ?何のこと…』

鞠莉『あっ、うっ…まだ痛むけれど、ちかっちが決勝戦に行ったっていうのに黙っていられるわけないじゃない』

千歌「鞠莉さん…!」

鞠莉『勝つのよ!』

千歌「はいっ!」

鞠莉『1か月の特訓の成果をみせてやりなさい♪』


300: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 02:22:21.68 ID:Dx/Gz9+U

アナ「早押しは3問正解で勝ち、不正解は即失格となります!!」

アナ「つまり3○1×…」

アナ「泣いても笑ってもこの早押しで勝者が決まります!」

アナ「第1問!東 京都の区の数は全部で 23区ですが、ky\ピンポーン/

アナ「水色!渡辺さん!」

曜「『11区』」

アナ「正解!東京都の区の数は23区ですが、京都の区は?全部で11区です!」

梨子「大阪に分岐するかと思ってたけど…」

千歌「東京都って言うとき、若干京都っぽく聞こえた気がするけど…」

曜「うん!あとは"きょ"ではじまる政令指定都市って京都くらいだよね?」

千歌「なるほどー…」


301: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 02:22:50.21 ID:Dx/Gz9+U

善子「早押しだったらもう曜さんで決まりなんじゃない?」

花丸「うーん…でもボタンを押す権利は皆にあるよ、善子ちゃん」

善子「それはそうだけど…今回は1×、つまり不正解で即失格なのよ?」

善子「1回休みだとしても3○だからほぼ致命的だし…」

ルビィ「うん…問題を聞けば聞くほど知識がある人が有利だけど…」

ルビィ「知らない問題が連続で来ることも稀に良くあるから…」

ルビィ「運も実力のうち、ですわってお姉ちゃんが言ってたよ」

善子「運…?ふっ、悪運なら誰にも負けないわ!」

花丸「善子ちゃん…」


302: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 02:23:27.46 ID:Dx/Gz9+U

アナ「そういえば、小原さんは大丈夫なのでしょうか?」

ダイヤ「えっ…ええー……」

花丸「しばらく安静にしてたら良くなるみたいです」

ダイヤ(花丸さん…!恐ろしい子……!)

アナ「それは良かったです…!」

アナ「ところで小原さんが─\ピンポーン/

曜(千歌ちゃん!?)

梨子(間違えたら失格なのに…!?)

千歌「『重言』…?」

アナ「ふふっ、お見事!正解です!」


303: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 02:24:03.32 ID:Dx/Gz9+U

アナ「問題は、ところで、先ほど小原さんがおっしゃっていた『頭痛が痛い』等の様な表現の事を何と表わすでしょう?といった問題」

アナ「問題の中にも重言があるという、ユーモアあふれる問題だったのですが…」

アナ「小原さんに引き続き、高海さんにまで問題がばれていたなんて…」

アナ「アナウンサー失格です……」

千歌「えぇーっ!?」

曜「すごい…」

曜「すごいよ千歌ちゃん!」

千歌「えへへ♪」

梨子「うん!テレビの回答者みたいだったよ!」

千歌「ほんとー!?ありがとう♪」


304: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 02:24:40.05 ID:Dx/Gz9+U

アナ「むむんむむ……」

アナ「これからはちょっと問題の難易度をあげていきたいと思います!」

アナ「第3問!物事最後まですることが出来ないことと、いたたまれない気持ちに共通する言葉は『やりきれない』ですが→

アナ「→アイヌ語で魚の住m\ピンポーン/

アナ「ピンクのランプは桜内さん!」

曜(まさかそっちに分岐するなんて…!)

梨子「『ヤリキレナイ川』」

アナ「正解!」

果南(こんなギャグみたいな分岐は…)

善子(…この手の良く分からないパラレルはダイヤの十八番よね…)

ダイヤ(どうしたのです二人とも?私をじろじろと見て…)


305: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 02:25:19.60 ID:Dx/Gz9+U

アナ「3名が1ポイントで並んだ第4問…」

アナ「ロケットやミサイルなどを発射する際、発射台上で直接点火するのではなく空気圧により発射台から射出した後に点火する方式を\ピンポーン/

アナ「水色!渡辺さん!」

曜「『コールドローンチ方式』」

アナ「正解!ロケットの発射で空気などの圧力で浮上させた後に、燃料に点火することで発射台の劣化が起き辛くなったりするなどの利点があります!」

アナ「よくご存知でした!」


306: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 02:26:08.52 ID:Dx/Gz9+U

アナ「渡辺さんリーチで第5問」

アナ「パスタ料理で漁師風という意味があるのは ペスカトーレですが→

アナ「→木こり風という意味があるのは?」

\ピンポーン/

アナ「さ、桜内さん!」

梨子「『ボスカイオーラ』」

アナ「正解だぁー!」

アナ「漁師風ペスカトーレは漁師が売れ残った魚介類をトマトで煮込んだものが始まりとされるそうです」

アナ「そしてボスカイオーラはペスカトーレに倣って山で採れるきのこを使った料理およびパスタのことだそうです!」

曜「知らなかった!すごい、すごいよ梨子ちゃん!」

梨子「うん私も知らなくって色々なパスタを調べていてたまたま見つけたのを覚えていたの…」

千歌「今度作ってほしいな~」

梨子「私が作るの…?」


307: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 02:26:47.81 ID:Dx/Gz9+U

アナ「それでは第6問!」

アナ「別名オウギバショウとも呼ばれるマダガスカルに自生している木で、同国の国章にも図案化されているものは?」

千歌「!!」

\ピンポーン/

アナ「!みかん色のランプ、高海さん!」

千歌「『タビビトノキ』!」

アナ「素晴らしい!正解です!」

曜「たびびとの木…国旗なら分かるんだけど国章までは頭が回らなかったなぁ…」

梨子「うん…マダガスカルの国旗って3色のシンプルな感じだったなあって思ったし…」

曜「千歌ちゃん」

千歌「は、はい…」

曜「あとで教えてほしいであります!」

千歌「よ、曜ちゃん!」

梨子「曜ちゃんだけずるい!わ、私にも教えて!」

千歌「うん!」


308: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 02:27:32.69 ID:Dx/Gz9+U

アナ「さて…3人のうちだれかが間違えなければこれが最後の問題…」

アナ「それでは…」

アナ「問題!」


ダイヤ「まさかここまでもつれるとは…」

果南「ふふ、3人ともそれだけ頑張ってきたんだよ」

鞠莉『ええ、誰が勝っても負けても…』

ルビィ「すごいなぁ…ルビィもいつか…」

善子「いつかじゃなくてすぐよ!次こそこのヨハネが優勝するんだから!」

花丸「オラもただじゃ負けないずら♪」


アナ「日本の都道府県にある自治体で、人口が一番少ないのは青ヶ島村ですが→

アナ「→日本一人口密度の低い… カチッ \ピンポーン/ カチッ カチッ

アナ「点いたランプは──


309: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 02:28:21.17 ID:Dx/Gz9+U

……

ダイヤ「…立候補、ゼロ!」

ダイヤ「待てども待てどもゼロ!ゼロ!ゼロ!」

ダイヤ「何なんですの!これは!!」

果南「いやー、仕方ないんじゃない?」

鞠莉「そうねぇ…ダイヤの後任の生徒会長なんて誰もやりたがらないわよ?」

ダイヤ「どうしてですの!」

果南「どうしてって、ねえ?」

鞠莉「ねぇ?」

果南(ザ・A型のダイヤの後釜なんて…)

鞠莉(グロ問以上にスルーするわよねぇ…)


310: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 02:28:50.26 ID:Dx/Gz9+U

ダイヤ「仕方ありませんわね!」

ダイヤ「渡辺さん!」

曜「どうしたの?ダイヤさん」

ダイヤ「おめでとうございます!貴女は新学期からの生徒会長ですわ!」

曜「えぇーー!?」

曜「私でありますか!?」

ダイヤ「ええ、これからの浦の星を引っ張っていくのは貴女以外にありえませんわ!」

曜「どうして…」

ダイヤ「それはもちろんクイズ大会で圧勝したからに決まっていますわ!」


311: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 02:29:35.68 ID:Dx/Gz9+U

ダイヤ「『第3回鞠莉の使いやあらへんで!チキチキ!何人罰か分からない早押し大会~』で3年組を押しのけての優勝!」

善子「だったら曜さんはクイズ研究部の時期部長でいいんじゃない?」

ダイヤ「…それもそうですわね」

ダイヤ「次期部長の事についても失念していましたわ」

ダイヤ「でしたら梨子さんが副会長ということに…」

梨子「私ですか!?」

ルビィ「お姉ちゃんは高校生クイズと…あのクイズが終わるまでは部活動は続けるんだよね?」

ダイヤ「ええ。鞠莉さんも果南さんも同じですわ」

花丸「高校生クイズは同じ学校から何チームが出てもいいけど地区大会を突破できるのは1チーム…」

梨子「浦の星のクイズ研究部は9人だからチーム決めも重要になりそう…」

果南「まあチーム決めはオールラウンダーを軸にして決めるのがいいんじゃないかな?」

鞠莉「チーム決めもクイズにしましょうよ♪」


312: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 02:30:11.81 ID:Dx/Gz9+U

\ガラッ/

千歌「…すみませ~ん、遅れました!」

ダイヤ「遅いですわよ?」

ダイヤ「次期生徒会長さん?」

千歌「へ?」

ダイヤ「」ウインク

鞠莉「新学期からの生徒会長が部活動に遅刻なんていい度胸ね♪」

果南「そうだよ千歌、生徒会長なんだからたるんでちゃだめだよ」

善子「クイズ研究部の予算は多めにするのよ!」

花丸「そんなズルしちゃだめずら…」

ルビィ「でも遠征や合宿もやってみたいよね!」

梨子「副会長の私が少しは補佐してあげるからね」

曜「私はクイズ研究部の部長に就任したであります!」

千歌「えーっと…?」


313: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 02:31:02.63 ID:Dx/Gz9+U

……

千歌「さーて、勉強勉強っと」

曜「千歌ちゃんが…」

梨子「勉強…!?」

千歌「もちろん!今日はアフリカの国々について勉強しなくっちゃ!」

曜「あはは♪そうこなくっちゃ!」

梨子「もう、ふたりとも!そろそろ…」

千歌「うん…そろそろ高校生クイズの予選…」

曜「絶対に負けないよ!」

梨子「えっ、そうじゃなくって学校のテストが…」

千歌「がーん…」

千歌「すっかり忘れてたよ~~たすけて~~」


314: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 02:31:46.19 ID:Dx/Gz9+U

千歌(クイズを通して色んな事を知ることができた)

千歌(豆知識みたいなものからどうでもいい知識…)

千歌(これから、どんな新しい世界が待ってるんだろう!)

千歌「よーーしっ!まずは私から問題をだすよ!」

梨子「テストは!?」

曜「まあまあ♪」


おしまい


319: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 02:37:16.96 ID:loHSmCP+

どうすればこんなクイズできるようになるんだろ…


322: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 03:01:48.43 ID:sgRkJ2FI

久しぶりの力作乙


325: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 05:33:37.28 ID:Q0XgGXri

調べながら読んでたら朝になってしまった
面白かったので次も期待してます


328: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 07:11:35.35 ID:tCbfdVDu

こんな大作久しぶりだな
こんなに分量あるのにまだ読みたいと思えるぐらい面白かった


329: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 08:05:57.16 ID:BEMrFydJ

これクイズ研の人は大体答えられんの?


331: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 09:36:19.04 ID:dFvhRsRq

面白かった
乙やで


332: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 10:31:34.71 ID:BFIJ7Hoh

凄いよかった
これ書きためるのに何日かかったんだろ


333: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 10:55:55.74 ID:tKyjz4Qc

クイズ難しい問題多いですねw
面白かったです
乙!


334: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 11:06:52.82 ID:2LomTBuL

3時間超の大量投下おっつおっつ
クイズはよくわからないけど部活物のノリがめっちゃ面白かった


335: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 12:31:36.64 ID:lymOJQbR

これはすごいSSだな
一気に読んでしまった


336: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/04(日) 14:24:15.23 ID:fqeo/uwP

よかった
もっとみんなに読んでもらいたいSS


337: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/05(月) 03:03:38.19 ID:SwDI3XmH

やばい月曜なのに読んでたらこんな時間になってしまった


339: 名無しで叶える物語@\(^o^)/ 2017/06/05(月) 07:07:00.04 ID:zPNGj+lG

野球に近いものを感じた
素晴らしい名作

続きが読みたいと思ってしまうことはいけないことだろうか...?


引用元: ・http://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1496499022/

このエントリーをはてなブックマークに追加
オススメ記事

この記事へのコメント

  1. 名無しのラブライバー:2017/06/09(金) 03:54:08

    読み終えるのに一時間もかかったのだが…


  2. 名無しのラブライバー:2017/06/09(金) 15:57:20

    バヌアツはかわいそうだと思いました


  3. 名無しのラブライバー:2017/06/10(土) 09:01:51

    ラブライブはスクールアイドルだからおもしろいんだと再確認した


プロフィール

ラブライブ!通信管理人

ラブライブ!の速報や面白い話を毎日まとめています!
更新情報はこちらでツイートしているので、是非フォローしてください(^ω^)

最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
サイト内検索
オススメ
週間人気記事ランキング
逆アクセスランキング
アクセスカウンタ
相互リンク
アンテナサイト